焔千景は日常を謳歌する   作:春囃子風

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初投稿です。

生暖かい目で見ていただければ幸いです。


再会

 

 『……乃木さん……私は……あなたのことが嫌いよ……』

 

 この言葉だけは彼女に伝えなきゃ

 

 『でも……嫌いなのと同じくらい……あなたに、憧れて……』

 

 こんな私を最後まで仲間と言ってくれた彼女に

 

 『あなたのことが、好きだったわ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前世の私である『郡千景』の意識が途切れていき次第に現在の私である『焔千景(ほむらちかげ)』の意識が覚醒していく。

 

 「…………夢?」

 

 なんで今更『郡千景』の記憶なんてものを夢見たのだろう?私が『焔千景』になって『郡千景』の記憶を取り戻してもう6年になるのに。しかも最期の記憶だなんて。『郡千景』の記憶を夢で見るなら高嶋さんとイチャイチャしている記憶とか、伊予島さんと乙女ゲー談議している記憶とかもっと楽しい記憶を夢に見るべきよ。誰が好き好んで自身の最期を二度も見たいと思うのか。私の性格が少しひねくれているからって見る夢までもひねくれなくても良いと思う。

 

 「…………サイアクだわ」

 

 朝っぱらから最悪な気分が溢れてくる。今日は厄日かもしれない。それにあの時のことをこうして冷静に第三者のように思い返してみるとあのセリフだけならば………こ、告白のようではないかしら?

 

 「……………………」

 

 イヤイヤイヤイヤナイナイナイナイ、あの私が、『郡千景』が『乃木若葉』を好きだったなどと。なんてったってあの『乃木若葉』よ。女子と言うより武士みたいな、強いて言うなら女士で、唐変木で鈍感でポンコツで空気が全くと言って良いほど読めない人よ、彼女。そりゃあ彼女のあの圧倒的な強さや純粋と言っても良いあの真っ直ぐな心根には敬意や憧れを抱いていたけども、……そう!これは尊敬とか敬愛とかの類よ!断じて、断じて!恋愛的な恋恋慕などではないわ!だいたい、私には高嶋さんがいるし、あの人には上里さんがいるじゃない!そうよ!それで惚れた腫れたなんて不毛じゃない!だから私はあの人のことをこれっぽっちも好きではないの!良い!?わかった!?

 ………………………………………なんで私は自分自身に対してこんなにも訳の解らない言い訳を熱弁しているのかしら?あの夢のせいで自分が思っている以上に動揺しているのか、はたまたまだ寝惚けているのか、どっちにしろ朝からどっと疲れたわ、精神的に。

 

 (………………ハァ、起きよう)

 

 そう思い私はお布団の隣に置いていた眼鏡をかけて目覚まし時計を確認する。時間は朝の9時半を廻っていた。

 

 「…!ヤバい!!」

 

 私は急いでお布団を畳み寝間着を脱いで白いワンピースを着てその上に赤のジップパーカーを羽織る。それから化粧鏡の前に行き長い髪を首の後ろ辺りで1つに束ねて髪ゴムで止める。その後その上から大切な人と交換した赤いリボンを結ぶ。身嗜みを軽く整えて出来るだけ速くそれでいて物音を立てずに自室を出る。

 

 (この時間ならもうお店に降りてるかしら?)

 

 「これはこれは、おそようございます。千景さん」

 

 「ッ!」

 

 音を立てないようにそっと自室の扉を閉めていた時に後ろから声をかけられた。私はゆっくりしたと言うよりは錆び付いたような動作で声を発した人物の方を振り向く。そこには短い黒髪の女性が両腕を腰に当て笑顔で立っていた。

 

 「…………………お、おそよう、ございます。お母さん」

 

 そう、この女性は今世の私の実母で名前は焔雪菜(ゆきな)。今年で35歳なのだが見た目は20代前半にしか見えず、顔が似ている私と一緒に歩くと姉か歳の近い親戚によく間違えられる。そして、お母さんはいつもは優しいのだが、怒るとものすごく怖い。ちなみに、いつもは普通に喋るのに怒る前は必ず敬語になる。まぁ、なにが言いたいかと言うと………

 

 「ところで千景さん」

 

 「は、はい!」

 

 「ずいぶん遅いお目覚めですね?」

 

 「…………それは、え、え~と~……」

 

 「ん~?」

 

 お母さん、笑顔が怖いです。笑窪が出るほどニッコリ笑っているのに口元以外微動だにしていません。まるで笑顔の能面を被っているようです。笑顔って人にここまで恐怖を与えられるものだったんですね。私、初めて知りました。…………………マズイ、恐怖で地の文がおかしくなってきた。こうなったら………

 

 「………ご」

 

 「ご?」

 

 「ごめんなさい!夜遅くまでゲームしてました~!」

 

 先手必勝!こういう時はまず謝罪!謝っておかないとお説教が軽く1時間は超えてしまうわ。それにこのパターンで怒られるのは今回が7回目だ。前回なんてプレイしている最中に見つかってセーブする前に電源ケーブルを抜かれてそのまま2時間のお説教コースに突入した。その時にお母さんとは『そんなにゲームしたいなら夜中ではなく朝早く起きて朝食が出来るまでにしなさい』と約束したのだが、今回は辞め時が解らず夢中になっていたのが原因である。

 

 「…………ハァ~。まあ、今回は前回みたいに次の日学校じゃなくて春休み中だから見逃してあげるけど、千景あなた五日後には中学生になるのだから少しは自制心を持ちなさいよね?」

 

 「…?……はい…………?」

 

 あら?前回の約束を破ってしまったからお説教コースは免れないと思っていたのだけれど、どうしたのかしら?

 

 「ん?説教されないのがそんなに不思議?」

 

 「え!……あ、うん……」

 

 どうやら顔に出ていたらしい。まあ、お母さん自身他人の機微に敏感だからと言うのもあるだろうが。

 

 「と言うか説教されるような悪いことだって自覚があるならやるんじゃないの!!」

 

 「しまった~!!藪蛇だった~!?」

 

 思いっきりおでこにチョップをくらった。

 

 「まったく。今朝、徹隆(てつたか)が『夜遅くまでゲームするのも多分今日までだから見逃してあげてくれ』って言っていたのよ」

 

 「…………兄さんが?」

 

 チョップが当たったおでこをさすりながら私はお母さんの話を聞く。今世の私には1つ上の兄がいる。名前は焔徹隆。私が五日後に通い始める宮沢中学に籍を置いている。自分で文芸部を立ち上げ新人教師を勝手に顧問にしたりとかなりぶっ飛んだことをしまくる人ではあるのだけれど、私のことをよく気にかけてくれてお母さんに怒られていると助け船を出してくれる。

 どうやら今回は私が夜遅くまでゲームをしていたことを知っていたらしく先にお母さんにあまり怒らないように言っていてくれていたらしい。しかし、何故兄さんは今日までだと言ったのだろう?そりゃあ反省しているから今後はやってしまわないように気を付けるけども………。

 

 「千景~、早く顔洗って歯磨いてきて、朝食食べちゃいなさい。片付かないんだから」

 

 「あ、うん」

 

 兄さんの発言に違和感を感じ考え込んでいたらお母さんに注意された。いけないいけない、折角お咎め無しになったのに他のことで説教されたんじゃ兄さんが助け船を出してくれた意味が無くなっちゃう。私は急いで洗面所に向かう。

 

 「あ、それと、バツとして洗い物と全部の部屋に掃除機かけといて」

 

 「…………はい」

 

 どうやらお説教は無いけれどもお咎めはあるらしい。

 

 洗面所からリビングに行くと眼鏡をかけた少し怖そうな男性が新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた。

 

 「お父さん、おはよう」

 

 「おはよう、千景。また遅くまでゲームしてたんだって?」

 

 「うん、つい夢中になっちゃって………」

 

 「ほう、そんなに面白かったのか?なら後で時間が出来たら俺もやってみるか」

 

 「あのゲームならお父さんも気に入ると思うよ」

 

 この人が私の今のお父さんで焔栄光(ひでみつ)。厳つい顔立ちで初対面の人には怖がられているけども、厳しい人であってただ怖い人ではない。でも、私には少し甘くてよく一緒にゲームしたりしている。

 

 「栄光さん、またそうやって千景を甘やかして!」

 

 ご飯とお味噌汁を運んできてくれたお母さんが、私が夜遅くまでゲームをやっていたことに対して怒らず自分もそのゲームをやってみようと口に出したお父さんに軽く口を尖らせる。

 

 「まあまあ、今は春休み中だから良いじゃないか。中学の勉強だって徹隆に教えてもらって予習している訳だし。それに、男親にとって娘との交友は大切なのさ」

 

 「だからって………」

 

 「ただ、それで成績落ちた時は俺も怒るからな。解ったか、千景?」

 

 「は、はい!」

 

 うん。絶対成績落とさないようにしよう。お父さんの雷はとても怖いから。

 

 「……ハァ~。解ったわ」

 

 どうやらお母さんも納得したらしい。

 

 私たちの家は2階部分が自宅で1階部分は両親が個人経営しているレストランになっている。お父さんがコーヒーを飲み終えてリビングを出て1階に降りて行く。その後、お母さんも1階に降りようとして私に言ってきた。

 

 「じゃあ、私たちはお店に降りるから、千景さっき言ったことやっといてね」

 

 「うん、解ったわ。………ところで、兄さんは?」

 

 そんなお母さんに、了解の意を発しながら今日1度も会っていない兄さんのことを聞く。

 

 「徹隆なら学校よ。部長会議だって」

 

 「ふ~ん」

 

 春休み中だと言うのに会議が有るとは大変だな~と思いながらお味噌汁を飲む。あ、大根とお揚げのお味噌汁だ。私、これ結構好きなのよね。

 

 「あ、そうだ。今日から月城(つきしろ)さん所の友奈ちゃんが一緒に住むから、後であんたの部屋に布団一式運び入れるからね」

 

 「うん。…………………はい?」

 

 ちょっと待ってお母さん、どういう事?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「Je suis revenu(私は帰ってきた!)!」

 

 私は約4年ぶりに北岡市(きたおかし)に帰ってきていた。しかも、今日から親友であるチカちゃんの家に御厄介になる。つまり、チカちゃんと一緒に暮らせるということで否応無しに私のテンションは爆上がりしている。そんな訳で4年間暮らしていた国の言葉で叫んでしまった為に周りにいた人たちにちょっと不審な目を向けられてしまった。

 

 「…………pardon!(ごめんなさい)

 

 うん……………凄く恥ずかしい~!テンションが上がっているのは解るけど、なんで私は叫んでしまったんだろう。しかもフランス語で!そりゃあ、驚くよ。急に叫んだら。しかもどっからどう見ても日本人顔なのに流暢にフランス語喋ってたら。私だって奇異な目で見ちゃうよ。

 ……………あ~早くこの場から離れたい。でも、ここが待ち合わせ場所だし、ここから離れてしまったら迎えに来てくれる人に失礼だろうし、それにこれからお世話になる人たちな訳だし、それで雰囲気が悪くなったらヤダし……………ハァ~、早く来てくれないかな~。

 

 「……………なんでカリスマガードしてんの?」

 

 「Quoi(え?)?」

 

 恥ずかしさから頭を抱えてうずくまっていたら上の方から声をかけられた。顔を上げてみると私と同い年か少し年上くらいの黒い短髪で眼鏡をかけた男の子が私のことを見下ろしていた。…………あれ?この人って

 

 「…………Excusez-moi êtes-vous(もしかして)mon grand frére(お兄ちゃん?)』?」

 

 「……je ne parle pas français(フランス語は俺の管轄外だ)

 

 「イヤ!普通に喋ってるよね!?しかもかなり綺麗な発音で!!」

 

 「C'est le Japon.(ここは日本だ。) En japonais, S'il vous plaît(日本語を要求する)

 

 「ブーメランって知ってる?」

 

 「Je ne sais pas ce que cela signifie(まるで意味がわからんぞ!)!」

 

 「それはこっちの台詞だからね!?」

 

 ハァ~、疲れた。久しぶりに日本語で叫んだからか余計に疲れた。そして、今までの会話で確信出来た。この人はお兄ちゃんだ。4年前と見た目は少し変わっているけど中身は全然変わってない。無駄にクオリティと技術が高いボケにちょいちょい挿む遊戯王ネタ、間違いなく()()()のお兄ちゃんだ。

 

 「さて、それじゃあ、そろそろ行くとしますか」

 

 そう言って私をからかい終わったお兄ちゃんは私の荷物を持って歩き始めた。

 

 「あ、いいよお兄ちゃん。自分の荷物くらい自分で持つよ」

 

 「いいから、こういう時は男に花を持たせてくれよ。それにいまだにお前みたいな可愛い子に兄と慕って貰えるのが嬉しいしさ、甘えとけ甘えとけ」

 

 「………………あ~あ、4年前からそうだけど、お兄ちゃんってズルいよね」

 

 「そうか?」

 

 「そうだよ。可愛いとかの褒め言葉をさらっと言うし、荷物運ぶ理由はかっこ付けたいからとかさ。…………ねぇ?今までに何人の女性を泣かせてきたの?」

 

 「おいおい、人聞きの悪いこと言うなよ。だいたい、俺は告白どころかラブレターすら貰ったことが無いんだぞ?」

 

 「え?そうなの?」

 

 「ああ」

 

 「………………………………遊戯王ネタで逃げようとしてない?」

 

 「してねーよ。てか、伝説なきゃネタとして成立しねーだろ、それ」

 

 「…………………ま、そういうことにしておいてあげよっか。でもあれだよね。お兄ちゃんの周りの女性は見る目が無いね~。もし私だったら直ぐにでも告白してたよ」

 

 「………これは、あれかな?暗に俺に恋愛感情抱いてるって言ってる?」

 

 「ううん、違うよ。だって私もう好きな人いるし」

 

 「……ゑ?」

 

 「お兄ちゃんも知っている人だよ~」

 

 「…………………あ~、なるほど」

 

 「お兄ちゃんのことも好きだけど恋愛感情とかじゃなくて憧れかな」

 

 「憧れ?」

 

 「うん。私は世界で1番お兄ちゃんを尊敬してるんだよね。こんな人になりたいっていう1番の理想像。この4年でさらに格好良くなったからね!」

 

 「………………この4年で可愛いから美人に成長、そして万遍の笑みでの褒め殺し……………さて、何人の男が心奪われたか……………」

 

 「?」

 

 お兄ちゃんが急に止まってなんだかブツブツ言っているけども距離が出来たために何て言ったのか良く聞き取れなかった。あれ?なんかお兄ちゃんの顔が赤いような?どうしたんだろう?

 

 「大丈夫、お兄ちゃん?顔赤いけど、風邪?」

 

 「………………はっはっはっ、この天然っぷりは最早兵器だな。無闇矢鱈に異性のおでこに手をあてんじゃないの」

 

 そう言ってお兄ちゃんは優しく、体温を測るためにおでこにあてていた私の手を掴んで放り出す。

 …………………まだ顔赤いけど大丈夫かな?たまにお兄ちゃん無茶するし

 

 「大丈夫だ、問題無い。それよりサッサと行こうぜ、千景も待ってるだろうし」

 

 「うん!」

 

 そうだ、4年ぶりにチカちゃんに会えるんだ。楽しみだな~。

 私たちはまた歩き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お母さんから事情を聞いて私は今か今かとソワソワしていた。

 

 なんでもユウちゃんが珍しくワガママをご両親に言って日本の中学校に通わせて貰えるようになったらしい。それで女子中学生に一人暮らしをさせるのはいろいろと危険があるからと、昔から家族絡みで友好があった私たちの家で中学の3年間を過ごすことになったのだ。そして今会議帰りに兄さんが迎えに行っているとのこと。なんでもっと早く言ってくれなかったのかお母さんに訪ねたら

 

 「言ってない方がサプライズになるでしょ♪」

 

 と言うことだった。どうやら兄さんも今朝聞いたらしい。なるほど、兄さんが『夜遅くまでゲームするのは今日まで』と言っていたのはこういうことか。確かにユウちゃんがいたらゲームよりユウちゃんを私は取る。

 

 「ただいま~」

 

 あ、兄さんが帰ってきた。私は急いで玄関まで向かう。そこには兄さんと世界で1番可愛いと思える少女が立っていた。私は約4年ぶりにユウちゃんの姿を視界に入れる。肩より少し長い赤い髪を首の後ろあたりで私のリボンと色違いの黒いリボンで一つにまとめている。

 

 「ユウちゃん!」

 

 4年ぶりに会った世界で1番愛おしい人に私は抱きついた。

 

 「チカちゃん!」

 

 そんな私をユウちゃんも強く抱き返してくる。

 

 「「久しぶり。綺麗になってびっくりした」」

 

 私たちは全く同じ台詞を全く同じタイミングで言い合い笑い合う。

 

 「友奈」

 

 そんな私たちを見ていた兄さんが急にユウちゃんを呼んだので何事かと思い2人して兄さんを見る。

 何故か解らないけど兄さんが何を言いたいのかが解ったので私はユウちゃんと一旦離れて兄さんの隣に立ち、ユウちゃんの方に向き直る。

 

「「お帰り」」

 

…………ただいま!

 

 私はこれから楽しい時間が増えそうだと思いながらみんなと笑い合った。

 




簡単キャラ紹介
・焔千景
 郡千景の生まれ変わり。
 夜遅くに隠れてゲームしていたためか眼鏡愛用
 ユウちゃんLOVE

・月城友奈
 4年間フランスで生活
 フランス語で話せばお兄ちゃんが慌てると思ってた
 チカちゃんが世界で1番

・焔雪菜
 焔千景の母
 見た目は若い
 怒る前は必ず敬語

・焔栄光
 焔千景の父
 顔が怖い
 娘との交友はお父さんにとって1番大事

・焔徹隆
 焔千景の兄で月城友奈の兄的存在
 実はフランス語はあの4文しか知らない
 眼鏡はシルバーカラー

主要物紹介
・色違いのリボン
 チェック柄の色違いリボン
 千景は赤で友奈は黒
 4年前別れる時にお互いでプレゼントしたもの

・お味噌汁
 大根とお揚げのお味噌汁
 千景のちょっとした好物
 朝食を作ったのは実は徹隆


第2話は一週間以内に配信予定
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