【ボロス編】ONE PUNCH MAN〜ハゲ抜き転生者マシマシで〜【開始】   作:Nyarlan

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第十話 - 海からの脅威

 燦々(さんさん)と降り注ぐ真夏の日光が、穏やかな水面にギラリと照り返す。打ち寄せては消える波を追いかけ、渚では小さな子どもたちが絶え間なく楽しげな声を響かせている。

 夏真っ盛りの今の時期、S市が誇る観光名所である大型ビーチは大人から子供まで多くの客が押し寄せ、大いに賑わいを見せた。

 

――そんな平和な場所に、招かれざる客が忍び寄っていた。

 

『クククッ……!』

 

 その魔の手が真っ先に狙いを定めたのは、ビニール風船のベッドに寝そべり浅瀬の水面を漂う一人の若い女性であった。

 

 パアン、という派手な破裂音とともに彼女が乗っていた風船ベッドが浮力を失い、悲鳴を上げて水面に落ちる。

すぐ側で遊んでいた友人の女性が驚いて駆け寄ると。

 

「大丈夫、ミカ? どうし――っ!?」

 

 魔の手は彼女を心配し駆け寄る友人にまで襲いかかった。

 女性は悲鳴を上げながらしゃがみ込み、水の中に体を沈めた。

 

 ――そして。

 

『ウニッシャアアアアアアアアアッ!!!!』

 

 ザバン、と派手な水音を立て海の中から影が空中へと飛び出した。人型の影は空中で棘の生えた球体へと変形して激しく回転しながらビーチへ落下、そのまま浜辺を縦横無尽に転がり始める。

 

『ハーッハッハッ――――ッ!』

 

 刺々しい球体は高らかに笑いながら人々の間を縫うように走り、その度に悲痛な悲鳴が上がる。

 瞬く間にビーチを阿鼻叫喚の巷と化したそれは、人波の引いた浜辺のど真ん中でようやく停止すると形を変え始めた。

 

 花が咲くように開いた棘を持つ黒い球体の内部からは、濃いオレンジ色をした筋骨隆々の四肢がぬるりと飛び出してきた。

 

 トゲトゲの鎧を着込んだような人型の怪物は太い首をゴキゴキと鳴らし、スキンヘッドに真夏の太陽を照り返しながら低く唸る。

 

『我ァが名は、ァ怪人ン……ウ・ニィィィドゥル男ォ……』

 

 棘の鎧はまるで生きているかのように、その棘の一つ一つがウネウネと根本から動いていた。

 

(たぁから)クジに当たり毎日大ァい好きなウニ丼を食っていたらァ、こォんなステキな色男になっちゃってたってェ訳よ』

 

 オレンジ色の肌をテラテラと光らせた怪物は、怯える観衆へ向かって人差し指を立てる。

 

『俺様の目的はただ一ォつ……貴様らのォ――』

 

 鎧から生えた無数の棘、その先には――。

 

『――身ィにつけた水着ィ、それだけだァ!』

 

 ――男物女物を問わず無数の水着が絡みついていた。

 

「「「変態だぁぁぁぁぁああ!!!??」」」

 

怪人ウ・ニードル男 災害レベル:虎

 

 悲鳴を上げる人々を前に、怪人(へんたい)は高らかに笑う。

 

『ハーッハッハァ! 安心したまえ人間諸君。俺様は怪人ではあるがァ、紳士だ。肉体に傷の一つも付けないと約束しよォではないか』

 

 両手を艶かしく動かしながら、そう宣言する怪人(へんたい)。事実として水着を奪われた者は傷一つ負っておらず、とんでもない絶技をとんでもなく下らないことに使われたのがよくわかる。

 

『さぁ……怖がることはない。安心して、俺様に水着を差し出せェ!』

 

 跳躍し、空中で棘刺の球体となったウ・ニードル男は激しく回転しながら観衆へと突撃する。

 人々は悲鳴を上げて逃げ惑うが、怪人の速度は尋常ではない。

 

 あわや90年代アニメのお色気シーンのようにされかねない状況へ、待ったをかける者がいた。

 

ふぁ()()()ふぁ(さぁ)()ッ!

 

 突如として現れた小さな人影が、黄と茶色の斑模様をした大きな布を両手いっぱいに広げて激しい回転を単身受け止めたのだ。

 

『な、なにィ――ッ!?』

 

 ギャリギャリと金属が削れるような激しい音と火花を散らしながら、ウ・ニードル男は驚愕の声を上げる。

 

 凄まじい勢いに両足分の軌跡を砂浜に残しながらも、その小柄な人物は突撃を受け止め切った。

 回転をやめた怪人はとっさにバックステップで距離を取る。

 

『ば、馬ァ鹿な、ウ・ニードル男スピンアタァックを受けきった、だとォ……? し、信じられん……ッ!』

 

 その人物は強烈な攻撃を受けきりボロボロになった布を下ろし、もっちゃもっちゃと口を動かしながらズビシと怪人を指差す。

 

()()()ひょ(じょ)()()()()! ふぁ()()()()ぁ……モグモグ

 

 口の端に黄色い食べかすをいっぱいに付けながら口を開くその人物に、ウ・ニードル男は急に毒気を抜かれたような気分となる。

 

『待ァて、喋るか食うかどっちかにしろォ、行ォ儀の悪いッ……!』

「…………モグモグモグ

 

『いや食う方を選ぶんかァいッ!!』

 

 民衆と怪人の感想が一致した貴重な瞬間である。

 

 そうしている内にも、その人物――キリン柄ビキニ姿のジラは、口の中身をごくりと飲み込み、再びウ・ニードル男に指先をズビシと突きつける。

 

「皆さん、もー大丈夫です! わたしがきましたっ! ビーチの平和を乱す者は、このわたしが許しませんっ!」

 

 耳を立て、尻尾をゆらゆらさせながら師匠譲りの決め台詞を交えてそう宣言した。

 

「ジラちゃんだー!」「チャージングジラフが来てくれたぞ!」「馬鹿野郎、チャーミングジラフだ二度と間違えるな」「水着エチチッ!」「ジラちゃんがんばえーっ!」「変態をやっつけてー!」

 

 先程までの気の抜けるやり取りを見なかったことにしたかのように、A級ヒーローの登場へ民衆が沸き立つ。

 

『……フン、Aェ級ヒィロォねェ? 武器のマフラァは、既にボロボロなようだがァ?』

「大丈ぉ夫! わたしの武器はこれだけじゃあありませんから!」

 

 そう言ってビシッと構えを取り、ぐぐっと拳を握る彼女の姿を見たウ・ニードル男は笑い飛ばす。

 

『ハッハッ! 貴様ァ、この棘が見えんのかァ? 徒手空拳相手なら俺様は最強ォ! 身に触れることすら叶わずズタズタよォ!』

「やってみなくちゃわかりませんよ!」

 

 そう言いながら突っ込んでくるジラを鼻で笑い、ウ・ニードル男は背中を丸める。すると、体の背面に生えた無数の棘が蠢き、長く長く伸びてジラへ向けて殺到する。

 

必殺(ひっさァつ)! サウザン゙ン゙ニードゥ゙ゥ゙ゥ゙ヴ!』

 

 自身を串刺しにせんと迫る無数の棘を、ジラは冷静に見つめ。

 

「やああああああああッ!!!」

 

 ――直撃の軌道を取るものを的確に選び、振るった両手で弾き逸した。

 

『ぬぁにィッ!?』

 

 軌道を逸らされた棘は深々と砂浜に突き刺さり、ウ・ニードル男の迅速な動きを阻害する。その間にもジラは目にも止まらぬ動きで棘を掻い潜って見せ――そして。

 

「ひっさぁつ! ジラちゃんッ――アッパァ――ッ!!」

 

『ぬぐゥッ!?』

 

 相手の懐へ潜り込むと、屈強なウ・ニードル男の身体が浮き上がる程の強力なアッパーカットを放ち。

 

追撃(から)のぉ……ジラちゃんアタァック!!!

 

足場の砂浜がめくれ上がる程に強烈な踏み込みから放たれる鉄山靠がウ・ニードル男に炸裂した。

 

ヴニィィィィィィッ!!!?!?

 

 まるで交通事故のような凄まじい音を立てながら吹き飛び、勢い良く地面へと叩き付けられたウ・ニードル男は、そのまま数度痙攣して動かなくなった。

 

「しぃぃぃぃぃ………ッ!」

 

 衝撃で飛び散った無数の水着が降り注ぐ中でジラは深く息を吐き、固唾を呑んで見守る観衆へ振り返って静かに握り締めた右の拳を天に突き上げて勝利宣言とする。

 

「「「ワアアアアアアアーーッ!!!」」」

 

 湧き上がる観衆からの喝采を浴びるジラの表情は、絵に描いたような見事なドヤ顔であった。

 

 そしてフフンと鼻高々に胸を張った瞬間――ぷちん、という間抜けな音とともに――ハラリ、と何かが落ちる。

 

「「「………!!?!?」」」

 

 目を閉じドヤ顔を晒したままのジラは気付かなかった。

 

「「「うおおおおおおおおおおおっ!!!!」」」

 

 歓声の一部の性質がガラッと変わった事に………我に返った一人の女性ファンが血相を変えて叫ぶまで。

 

「ジ、ジラちゃんっ!! 胸! 胸! 水着――っ!!!」

 

「…………ほあっ!?

 

 

※※※

 

――O市湾岸部。

 

『愚かな人間どもよ! 皆殺しにされたくなければ聞くがよい!』

 

 ガシャン。不運にも逃げ遅れた車の一つを踏み付けにしながら、巨大な異形がしわがれた声を張り上げた。

 

『我らは海人族。母なる海に住まう、この星の真なる支配者である!』

 

海人族使節団 災害レベル:狼

 

 タコやクジラなどの海棲生物にも似た頭部を持つ異形の集団は、逃げ惑う人々を威嚇しながら演説を行う。

 

『大人しく地上を明け渡せ。さすれば我々も貴様らを滅ぼしたりはせず、食肉用の家畜として――げぺっ!?

 

 突然、クジラのような頭部をもつ巨大な人型が悲鳴を上げて倒れ込む。その前方には、いつの間にか一人の男が立っていた。

 

「まさかおれがアタリとはなァ……ふぅむ、爆散させるつもりでやったが、見た目はともかく内部構造はかなり違うな。下半身麻痺ってところか」

 

 特徴的な鉄仮面を被った男は、起き上がろうともがく怪物を観察しながら呑気な様子で呟いた。

 

『な、何だ貴様は!? くっ、何をしたァ!!』

 

 倒れた一体を除く残り三体の海人族が殺気を帯びた様子で睨みつけると、男――ジャギはそれを鼻で笑って拳を構えた。

 

「“北斗鍼灸拳”及び“南斗整体拳”の開祖、A級ヒーロー『鉄仮面』ただいま参上ってな。よう海産物ども、残念ながらてめェらの侵略は終わりだ。まとめて刺し身にしてやらァ」

 

『ヒーローだと? 面妖な技を使うようだが、所詮は人間!』

 

 殺到する海人族を前に、ジャギは深く腰を落とす。

 

コォォォォォ………シィッ!

 

 深く息を吸い鋭く吐き出しながら軽く背後へ跳躍した、次の瞬間。

 

『……ぬっ!?』

 

 ジャギの姿は海人族たちの背後へ出現していた。

 

「――南斗邪狼撃」

 

 彼がそうつぶやいた瞬間、いつの間にか深海族たちの胸部に開いた穴から大量の血が噴出する。どうと倒れる彼らを背に、ジャギは握っていた3つの心臓を放り捨てる。

 

『ば、馬鹿な、一瞬で……ぐぬっ!』

 

 足がぴくりとも動かずにもがいていた最後の一体の額へジャギが手刀を突き付ける。

 

「さァ、あとはてめェだけだな。てめェらの親玉が本部隊を率いて攻めてくるのはいつだ? 痛い死に方をしたくなきゃ答えな」

 

 彼がそう問うと、海人族は肩を震わせて笑う。

 

『……くくく、我等を倒した程度で調子に乗るな人間が。我らの仇は必ず深海王さまが取ってくださる! 深海王さま、万歳!』

 

「なにっ!? ま、待――ぬおおおおっ!?

 

 目の前で急速に膨張するぶよぶよの体に、ジャギの反応が一瞬遅れた――次の瞬間、パアンと言う派手な音とともに膨大な臓物と血が降り注ぐ。

 あわてて距離を取ろうと後ろに跳躍したジャギだったが、派手にひっかぶってしまった。

 

「お、おげぇぇええぇ……」

 

 その壮絶な生臭さに彼は吐き気を催し、臓物濡れとなったトレードマークの仮面を脱ぎ捨て少し前腹に納めた昼食をその場でぶちまける羽目となった。とんだ災難である。

 

 

 

「私が来たっ……って、どうしたんだジャギ君!?」

 

 十数分後、現場へ到着したオールマイトは、道の端でしゃがみこむジャギの姿を見つけて慌てて駆け寄る。

 海人族の死体は道の端にまとめられており、地面に散らばる臓物の欠片とおびただしい血とともに悪臭を放っていた。

 

「……おお、オールマイトか。海人族との戦闘からしばらく経つが、深海王の野郎は来てねェぜ」

 

 彼の接近に気づいたジャギが顔を上げる。その表情に覇気はなく……それどころか青褪めている様子。

 

「そのようだね、どうやら『海人族初登場と深海王襲撃は別日派』が正解だったらしい。……というかどしたの、ズブ濡れじゃないか」

「ああ……クジラ型の海人族が自爆しやがってな、えげつない生臭さの臓物が雨のように――ウッ」

 

 思い出したようにえづく彼の背を慌ててオールマイトがさすりに行くと、水で洗っても落ちない臭いがむっと漂ってきて目を剥いた。

 

「OH……コイツは強烈な臭いだ! うーん、ジャギ君は無理せず一旦戻ろう、ヒーローとしても生臭いまま出歩くのは良くないしね。しばらくO市の警戒にはメタモン君に出てもらうから、臭いが落ちるまでは警備がてら研究所で休んでてくれ」

 

「……スマン、そうさせてもらうわ。正直臭すぎて頭が痛くなってきた」

 

 そう言ってフラつきながら立ち上がるジャギを慌てて支えつつ、迎えの車と彼の代理を呼ぶためにオールマイトは通信端末を取り出した。

 

「――ふむ、クジラメガンテを食らってジャギは一時リタイアと。じゃ、マルゴリとメタモンを迎えに出すからちょっと待機で」

 

 ピッ、と端末が音を立てて通話を終了すると、所長室の椅子に座るブライトシスターズの片割れ(あね)はぐっと伸びをする――と。

 

(……おや? メタモンを呼びに行った妹端末がすっ転んだな)

 

 

「あいたた……」

 

 妹ブライトは転んだときに強打した額を擦りながら、足元に引っかかった何かを確認する。

 それはドアを開けてすぐの位置に張られた、足を引っ掛けるタイプの簡素なワイヤートラップであった。

 

「まったく……この施設の管理者であり、実質的な家主たる私に対してひどい仕打ちをしてくれたものだ。ねぇ、メタモンくん?」

 

 そう言って視線を戻した彼女の前には、テーブルの上に座る二匹の子猫の姿があった。

 一匹は騒がしい闖入者に目もくれずに毛づくろいを続ける図太さを持ったふわふわの白猫であり、もう一匹は無様に這いつくばる妹ブライトをじとっと見下ろす、ありふれた白鯖柄のイエネコ。

 白鯖柄の子猫はグっとテーブル上で伸びをすると、ぴょいと床へと飛び降り――ビタンという音とともに着地したときには薄紫色の不定形への姿を変えていた。

 

「お楽しみ中だったかな?」

「まさか、彼はまだ幼いので今はまだ絆を育んている所ですよ」

 

 不定形は波打ちながら膨張し、今となっては見慣れたA級ヒーローのバネヒゲへと姿を変える。

 彼が開きっぱなしだったノートパソコンを閉じると、ふわふわの白猫がすかさずその上に乗ってくるりと丸まってしまった。

 

「ところで、ヒトの部屋の鍵を勝手に開けてノックもなしに入ってくるのはいかに家主とはいえ失礼では?」

 

 カイゼル髭を指先で弄びながらバネヒゲ姿のメタモンがジト目で抗議するも、妹ブライトは柳に風といった様子で笑みを浮かべる。

 

「ふふ、留守中に部屋を掃除してエッチな本を机に重ねたりしないだけありがたいと思ってほしいね」

「それは恐ろしい、前世ではそれが原因で家族会議が開かれました……さて、要件は何ですかな?」

 

「おっと、忘れるところだった。今マルゴリに車を用意させてるからそれに乗ってO市へ向かって欲しいんだ、ちょっと今ジャギがダウンしていてね」

 

 悪ノリを続ける彼女に痺れを切らしたメタモンがため息まじりに促すと、妹ブライトはようやく本題を切り出した。その内容にメタモンは少し意外そうな表情をする。

 

「その口ぶりだと深海王はまだのようですが、野生の世紀末救世主でも現れましたか? 彼がそう簡単にやられるとは思えませんが」

 

「いんや、海人族の雑魚さ。倒したはいいが自爆して臓物塗れにされたんだと。それであまりの臭いに『ばわ!』ってね」

 

 薄笑いをうかべながらそういった妹ブライトに、メタモンは髭をいじりながらしたり顔をする。

 

「ふむ、どうやら我々『別日派』が正解だったようですな、約束の寿々苑の焼肉楽しみにしていますよ。それで、ジャギさんの代わりに私が警戒に出ればいいのですね?」

 

 そんな言葉に「あちゃー、覚えていたか」と妹ブライト。

 

「端末総出で『別日派』を破産させる予定だったんだけど、残念だ。まあそういう事さ、姿はジャギから借りるといい」

 

 何人いるかも定かでないブライトクローンズ「全員」を出撃させる気でいたという彼女に軽く戦慄しながらも、メタモンは深くため息をつきつつも了承の意を示す。

 

「また恐ろしい事を……。それでは準備しますから――いつまでもそんな所に這いつくばってねェで、とっとと出ていきやがれェ」

 

 バネヒゲの紳士然とした姿が揺らめき、いかにも粗暴なジャギの姿へ変じたメタモンはそれに準じた口調でシッシと猫でも追い払うように手を振る。

 

「やれやれ、私はここの所長だというのに誰も彼も扱いが雑なんじゃないかな。それじゃあ、もうマルゴリが正面入口まで車を回してるから、支度が済んだら直接行ってくれたまえ」

 

 のそのそと立ち上がり退室していく彼女を見送り、ジャギの姿のメタモンは深くため息をついた。

 そして子猫の乗るノートパソコンへちらりと視線をやると、出発の準備に取り掛かるのであった。




・怪人ウ・ニードル男 災害レベル:虎
宝くじに当たったお金で好物のウニを食べまくった結果変異したという、カニランテ様と同系統の怪人。
見た目は黒いトゲトゲアーマーを装備した人型音速○を想像してもらえばだいたい合ってると思う。
棘はかなり自由自在に動き、伸縮もする。そして鎧となっている殻を閉じて球体になった状態で転がりながら人体に傷をつけずに水着だけ剥ぎ取るという無駄に精密で高度な動きが可能。
男物女物関係なく水着が大好きなド変態。

・ジラちゃん
海の家でアホほど焼きモロコシを買っては貪る。芯ごと貪る。
そんな感じで待機してたら怪人が現れたので食べながら急行した。
突撃して無闇に手足やマフラーを振り乱すだけの脳筋ジラちゃんは卒業して、今はしっかりと戦う術を磨いている。
頭フレンズになってしまっているのでポロリそのものはあまり気にしてないが、最高にカッコよく決めたと思ってた所にアレなのでそこはかなり凹んだ模様。

・A級ヒーロー鉄仮面こときれいなジャギ様の転生者
北斗鍼灸拳、及び南斗整体拳の開祖である武闘派。
天破活殺モドキも地味に改良を重ねてちゃんと秘孔を突けるようになったものの、怪人相手だといまいち効かないようだ。
今回は南斗邪狼撃で瞬時に心臓を抜き取って海人族を倒したものの、生き残りのクジラメガンテでリタイアした。
……え、南斗整体拳の整体要素? さあ……?

・ブライト博士の転生者
合鍵を使って身内の自室へ侵入するのは割とよくあること。
女性型端末を使ってれば何してもいいと思っているフシがある。
実際見た目がいいせいで多少イタズラされてもなんだかんだ許してしまうのが悔しいと男性転生者達が思ってるとかいないとか。

・メタモンの転生者
前世でケモナー本を親に見られて家族会議開かれたマン。
人間フォルムは主にバネヒゲを使っており、転生者が外で本物のバネヒゲに出会うとうっかり馴れ馴れしく接してしまいそうになる。
今いい感じに絆を育んでる相手は真っ白ふわふわな子猫♂
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