チート転生したらしいが熊本弁しか喋れない   作:祥和

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やみのま!

GX6話です。


第32話 銃剣再び

新しい敵(俺は認めたくないんだけど)が出てきたので、ロンドンに行ってた翼さんとマリアが帰ってくるらしい。

そういや翼さん…ホテルの部屋もすげえ汚かったし、荷物まとめるの大丈夫だろうか?

なんか壁に刀とか刺さってたんだけど、一体何が起きたらあぁなるんだろう?

まぁ…有能マネージャーとオカンがいるから大丈夫か…

 

そんで空港まで迎えに行ってるんだが…

 

「あ、翼さーん、マリアさーん」

 

「話は後、私達にはやるべき事がある筈よッ!!」

 

このオカン、どうしたの?

何か変な物でも食べた?

 

「あ、タピオカミルクティーが売ってるデスよ」

 

「なんか流行ってるらしいな、カロリーがアレだからアタシは飲んだ事ねぇんだけど」

 

相変わらずマイペースだなぁ…

なんかタピるつもりらしい。

 

「奏、タピオカとは一体何だ?」

 

「カロリーの暴力だよ。アレでラーメン一杯分くらいあるらしいぞ」

 

「何故そんな物が流行に?」

 

ほんと、なんでだろうね?

ていうか、そろそろドヤ顔キメポーズ維持してるマリアに誰かツッコミ入れてあげたら?

 

「切ちゃん、タピオカチャレンジっていうのがあるらしいよ」

 

「タピオカチャレンジ?なんデスか?」

 

タピオカチャレンジ…まさか一番成功確率が薄そうな子から出てくるとはな…

察してるのは…クリスちゃん、響ちゃん、未来ちゃんと後奏さんか。

依然マリアは放置プレイ継続中。

 

「こうやってタピオカミルクティーが胸の上に載れば成功なんだって」

 

「わわッ、危ないデスよッ!!?」

 

そう言って切歌ちゃんのおっぱいにタピオカを載せる調ちゃん。

まぁ、年齢にそぐわない立派なのが付いてるからねッ!!

 

「響と蘭子もやってみたら?私は出来そうもないし、やめとくけど…クリスもほら」

 

「冷てぇッ!!?いきなり載せんじゃねぇよッ!!」

 

あぁ…クリスちゃんのおっぱいで見事に固定されるタピオカ…

控えめに言っても素晴らしい…

良いものを見せてもらった…

お返しと言ってはなんだが、俺もやってみるか。

 

「我にとって造作もない事よ」

 

うん、普通に載った。

ん?なんかカシャカシャ聞こえるんだけど…

調ちゃんと未来ちゃんに色んな角度からめっちゃ撮られてた…

調ちゃん、さてはこの為に話題出したな?

まぁ、悲しい事に撮られ馴れてるせいで別に何も感じなくなってきてるんだよなぁ…

 

「チャレンジか…挑戦と聞いて臆しては防人の名折れ、か…」

 

「おい、翼?」

 

「もっとも『難しい事』は!」

 

「翼?」

 

「いいか、奏!もっとも『難しい事』は!!」

 

「『自分を乗り越える事』だッ!!」

 

「私はこれから自分自身の『胸が控えめ』という風潮を乗り越えるッ!!」

 

「おい、馬鹿ッ!!やめ…」

 

意気込んでタピオカを胸に載せようとした翼さん…

載せようとしたタピオカは無情にも…駄目だ、これ以上は語るのもつらい。

 

「なんで出来ると思ったんだよ…」

 

奏さんのその一言で翼さんの目からハイライトさんが完全にご臨終になった。

 

「ちょっと、あなた達いい加減にしなさいッ!!」

 

あ、マリア忘れてた。

 

***

 

「戻ったか、翼、マリア君。む…どうした?」

 

「いえ、何でも無いわ」

 

「任務に私情は持ち込みません」

 

何故姪がここまで心が折れた顔をしているのだろうか?

やはり、先のロンドンでの襲撃で胸の歌が破壊されたのが大きいのだろう。

弦十郎はそう納得し、話を次に進める事にした。

 

「そうか…それで、蘭子君は?」

 

「なんでもこれから雑誌の撮影があるみたいで奏さんに引き摺られていきました」

 

「まったく…奏の仕事熱心にも困ったもんだな…もう少し蘭子君にも休養が必要だろうに」

 

神崎蘭子の表の仕事に関しては、翼に対する緒川と同じでほぼ全てマネージャーである奏に一任している。

あまり子どもをハードワークに追い込むのも考え物なので、奏に少し注意した方がいいかもしれんな、と弦十郎は心のメモに書き留めておく。

ただでさえ、神崎蘭子は現状で人類最後の砦と呼ぶに相応しい人物なのだから。

 

「まぁ、居ないのなら仕方がないが…紹介しよう、今回の事件の情報提供者のエルフナイン君だ」

 

弦十郎から紹介された人物は…

 

「えぇッ!!?キャロルちゃんッ!!?」

 

「おいッ!!オッサンッ!!ソイツは敵…」

 

「待って下さい!ボクはキャロルじゃありません!皆さん、キャロルを知ってるんですね?」

 

エルフナインと呼ばれた少女?は即座にキャロル自身である事を否定する。

だが、それにしたって似ている。

いや、()()()()()()

本人だと自己紹介されれば、簡単に信じてしまう程だ。

 

「それなら似ていて当然です。ボクはキャロルに造られたホムンクルスの一つ、廃棄躯体11号エルフナインです」

 

「未来、ナインなのに11号なの?」

 

「うーん、詳しく覚えてないけどドイツ語じゃないかなぁ?」

 

「って造られたデスかッ!!?」

 

今、目の前に表の科学では未だに為し得ていない人造人間がいる。

その事に驚きを隠せない面々。

だが、未来だけは蘭子が生み出していたアレに近しい存在か、と妙に納得していた。

今でもたまに買収したりしている。

 

「はい、あの…憧れのブリュンヒルデさんに会えるのは残念ながらお預けみたいですが、ボクはキャロルの計画を止めるためにここに来ました」

 

エルフナインの言葉を聞いて、コイツもか、と辟易した顔をするクリス。

無理もない。

今まで、ライバルは響と未来しか居なかった筈なのに、調の登場で最近では同居という唯一無二のアドバンテージまで失ってしまっている。

さすがに、奥手が過ぎる彼女でも焦りを憶え始めていた。

これ以上増える前に自分だけを見て貰わなければならない。

クリスは決意を新たにした。

 

「それで皆さんのシンフォギアに改修を…あの…皆さん聞いていますか?」

 

どうやらクリス以外もそれぞれで思う所があったようだ。

もはや話を聞くどころではない防人の剣。

最近、周囲からのネタキャラ扱いに悩むオカン。

だいたいクリスと同じ考えのイケメンとヤンデレ。

自分が先輩ペットだと1人ドヤ顔のドM。

真面目に話を聞く常識人。

 

「…いつもの事だ。気にせず続けてくれ…」

 

弦十郎は大きなため息を吐いた。

 

***

 

「なん…だ、コイツは…あり得んだろう」

 

ガリィからの情報を元に、14番…風鳴弦十郎の情報を調べたが、信じられん情報ばかり出てくるんだが…

 

「シンフォギアも纏わずに生身で完全聖遺物を圧倒だと…」

 

まずいな…さすがのオレもコイツに懐に入られたら対処できる気がせんぞ…

 

「これは訓練映像ですが、ただの拳圧でアメノハバキリのアームドギアを粉々にしてますね…ふふ、天然ソードブレイカー…」

 

「ただ、出撃回数も少なく地味な戦闘が多いな」

 

「ただのパンチなのに、普通に刃物に勝ってるし威力がおかしいゾ」

 

コイツが本気を出したら際どい格好で歌いながら襲ってくるのか…

 

「マスター、これキツくないですか?ガリィちゃん、誉れってのは理解してるんですけど、このオッサンの呪いにやられるのはちょっと嫌かなぁって」

 

そんなのオレだって嫌だ。

わかってる、わかってるが…

 

「今さら計画は止められん。エルフナインも予定通り出奔しているのだ」

 

クソッ、このオッサンだけが完全に計画外だ。

何か対処法を考えないといかんな。

シンフォギアを纏わない状態で十分過ぎる脅威とか意味がわからん存在に何をどうすればいいのかさっぱりだが、このままでは確実に計画に支障が出る。

 

「もういっそのこと派手に5人でブリュンヒルデちゃん親衛隊を結成するというのは?」

 

「いいなッ!!それッ!!…じゃないッ!!」

 

「あらあらマスター、お可愛いこと」

 

「もう条件反射だゾ」

 

コイツら、もしかしてオレで遊んでないか?

ガリィとか何も言わずに大爆笑してるし。

マスターとしての威厳を損なうような振る舞いはしていない筈なのだが…解せんな。

 

「とにかく、そろそろエルフナインのイグナイト改修が完了する頃合いだ。アルカノイズを放ってレイラインを開放しろ。ブリュンヒルデちゃんが出てきたら無理せず撤退だ。オレ以外では相手にならん」

 

「了解ッ!!」

 

うむ、ガリィのせいでマスター弄りが増えてはいるが、まだオレの言う事を聞いてはくれるな。

これで命令無視とかし出したら本格的に考えねばならんがな…

 

「マスター、オッサンが出てきたらどうします?」

 

「…イグナイトを使用したら本懐を果たせ」

 

「……了解。はぁ…しゃあねぇなぁ」

 

心底嫌そうな顔をして、ガリィは出撃していった。

まぁ、アレはアレで責任感の強い奴だ。

性根は腐っているが。

 

***

 

やっと撮影から解放されたと思ったら、またノイズもどきが出たらしい。

オーバーワーク過ぎない?

だが、キャロルちゃんと話をするチャンスでもある。

絶対に根は悪い子じゃない筈なのだ。

じゃないと、別れ際にあんなに悲しそうな顔する訳がない。

 

ノイズもどきのせいで人に被害が出る危険性がある?

明確に敵対してる以上、戦うしかない?

 

それがどうしたッ!!?

 

確かにそれは正しい事なんだろう。

でも、正しいというだけで、あの子の話すら聞かないで戦うなんて、俺は嫌だ。

人に被害?そんな物は絶対に俺が出させない。

 

…そう思ってた時期が俺にもありました…

 

4箇所同時攻撃とか聞いてねぇよ…

残り3箇所のうち、1箇所は謎の眼鏡掛けてどっかからLiNKERくすねてきた調ちゃんと切歌ちゃん達が対応してるが、あまり時間は掛けられない。

ノイズもどき対策されてないシンフォギアでは油断したら翼さんの二の舞らしい。

完全に対応できるのは今時点では俺だけだ。

 

「塵に消え行けッ!!」

 

ーLaevateinnー

 

広範囲技で瞬殺しながら、4箇所回るしかないな。

モタモタしてると、マジで人に被害が出かねん。

 

***

 

つ…疲れた…

けど、何とか人の被害はゼロだそうだ。

施設優先で壊されてたみたいで、さすがにそっちの被害は大きいらしい。

こっちは何とかなったし、切歌ちゃん達と合流しようと思ったら…

 

「はじまるゾッ!!バラバラ解体ショーッ!!」

 

「調ェェェッ!!誰かァッ!!」

 

ボス戦中ですごいヤバい状態だった。

2人とも裸なのは、今気にしてる場合じゃない。

落ち着け、いつもやってる。

いつも通りやれば絶対に間に合…

 

「誰か、だなんて水くせぇ事言ってくれんなよ」

 

♪BAYONET CHARGE

 

「つるぎ…」

 

「あぁ…振り抜けば風が鳴る剣だ」

 

………完全に出るタイミング無くした。

いつも、みんな俺に対してこんな気持ちだったんだな…

 

俺としてはあんまり危険な事して欲しくないんだけど…

真面目な2人はやっぱカッコいいなぁ…




キャロルちゃん、本作では痛い子ですが、XVではシェム・ハ393に勝ちかけたり、マジで最強クラスデスね…
てか神獣鏡ヤバすぎません?最弱設定は一体何処に…

待望のクリスちゃんアマルガムとか、ビッキーがどさくさ紛れにクリスちゃんのおっぱい触ってるように見えたり、ダイダロスエンドと月の距離とか他にも色々と感想あるんですが、キャロルちゃんとラストのおっぱいの付いたイケメンビッキーがインパクト強すぎました。
やっぱりこのハイスピード展開はシンフォギアだなぁ、と思います。
たぶん、1話見逃したら何が起きてるかわからん(笑)

XV全面通して切ちゃんが可愛い過ぎデス。
12話ラストのエクスドライブのロングヘアー切ちゃんも凄くいいデスね。
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