主要登場人物紹介
・凰鈴音(ファン・リンイン)
見た目 原作と同じ
一人称 あたし
中国の代表候補生。
父は日本人、母は中国人のハーフで小5の時、日本に来る。転校当初は慣れない日本語と名前のせいでいじめられそうになるが、一夏に助けられる。その後、一夏と弾と仲良くなり、特に一夏には恋心を抱いていた。一夏が誘拐され、行方不明になったときは一番悲しみ、どこかで一夏は生きていると思いながらも、一夏の分まで生きようと決意。
中2の時に母方の両親の介護が必要となったために中国に帰国。両親は離婚しておらず、仲も良い。その後ISの才能があることが分かり、わずか1年で代表候補生になる。本来なら4月にはIS学園に入学する予定だったが、書類不備で入学が遅れる。
サバサバしていて物事をはっきり言うほうだが、相手のことにも気を使うことができる。そのため下手に敵を作るようなことはしない。クラス代表も変わってもらうつもりはなかったが、2組のクラス総意のもと、クラス代表になる。クラスとの仲も良い。
体型についてだが原作と同じく恵まれた体格ではない。しかし、本人はそのことをそれほど気にしておらず、ステータスだ、と主張するほど。だが、あまりにも体型をいじられるとへこむ。
一夏とは再会できた喜びもあり、再会したその日に告白している。返答はもらえていないが、鈴自身も一夏が自身のことを好きなことは分かっており、告白の答えを待っている。でも早く答えてほしいとも思っている。
雪広とは当初「誰だコイツ、一夏に付きまとって」という第一印象だったが、一夏の恩人という事もあり、申し訳ない気持ちを持つも友達になる。なんとなくヤバいやつだとも思っている。
簪とは代表候補生同士という事もあり、仲間でライバル。
一夏を迫害していた織斑家には絶対的な嫌悪を抱いており、真っ向から反発する。また、その狂信者に対しても嫌っている。他にも、女尊男卑の人間やふんぞりかえっている人間も嫌う。
・更識簪
見た目 覚醒前は原作と同じ
覚醒後は儚げ感が無くなる
一人称 私、簪ちゃん
日本の代表候補生。
先代の更識楯無の次女。小さい頃は姉以上に活発な子だったが、姉の才能や周りの反応からだんだんと内気になり、さらに姉との仲もこじれてしまう。当初は姉に追いつくという目標しか持たなかったため、周りが見えなくなってしまう。
倉敷研究所から専用機をもらう予定だったが、織斑一春により簪の専用機研究は永久凍結になった。開発途中のISを引き取り自身で組み立てようとしたが、雪広たちに心を開き4組総出で専用機を組み立てる。この時に姉との仲は修復された。
クラス対抗戦では3組の挑発で窮地に立つも、形態変化のトリガーとなり覚醒。さらに昔の活発な性格が表に出るようになる。本人曰く、ちょいウザで明るい感じ。(形態変化時に一人称が「簪ちゃんとなる」)
雪広は当初周りから期待されていないことで哀れみを感じていたが、クラス代表決定戦でその考えが吹き飛ぶ。その後、友達となり特に専用機開発に携わってくれたこともあり好意を持つ。そして、クラス対抗戦の無人ISで自身が守れなかった人たちを雪広が守ったことで、昔描いていた理想のヒーローと重なり、恋に落ちる。返事待ち。
一夏とは雪広以上に自身の環境と似ていることから親しみを感じていて、その後友達になる。だが、鈴との関係をむず痒く思っており、さっさとくっつけば、と内心思っている。
鈴とは仲間でライバル。そして一夏との恋愛を応援している。
一春に対しては専用機の凍結要因であり、性格も最悪なため、鈴以上に嫌っている。それを擁護する織斑千冬や篠ノ之箒に対しても嫌っている。
何気に形態変化を発動できた初の女性でもある。
・更識楯無
見た目 原作と同じ
一人称 私
現生徒会会長。現ロシア代表。
簪の姉。才能がありすぎて中学3年の時に楯無の名を引き継ぐ。だが、そのことと口下手なことにより簪との仲がこじれる。
ムードメーカーで自由奔放。仕事をため込む癖があり、そのたびに従者の布仏虚に締めあげられる。
簪とは仲がこじれたが、和解。ストーキングすることはなくなった。だが、簪には甘くなってしまい、時にそこを簪自身に突かれてしまうことも。
遠藤兄弟とは護衛のために接触するが、雪広に対し危機感を持つ。簪との仲を結果的に取り持ったことや敵意はないことは分かったが、雪広に対しては依然警戒を続けている。
織斑千冬は以前から横暴な行為が目立ってはいたが、今年は特にそれが目立つため、問題行動を起こさないよう見張っている。問題行動が発覚次第、理事長に連絡している。
織斑一春は簪の専用機凍結や性格から毛嫌いしているが、更生できないかとも考えている。篠ノ之箒に対しても同じ。
・五反田弾
一夏の旧友。幼少期の一夏と仲が良く、数少ない味方の一人。鈴とも仲が良い。
一夏を虐めていた織斑一春とはできるだけ関わらないようにしていた。
IS学園に対してはいい印象を持っていないため、原作のようにIS学園に行きたいと思うことはない。
蘭に対しては大事な妹と思っており、妹の為なら体を張れる。また、五反田家のヒエラルキーも原作とは異なり、低くない。
・五反田蘭
弾の妹。幼少期の一夏の数少ない味方の一人。よく一夏とも遊んでいた。
織斑一春に一度口説かれたことがあるが、本性を知っていることもあり、角が立たないように避けた。その後接触しないように私立マリアンヌ女学園に入学する。
弾に対してはあたりが強くなく、仲はかなり良い。本人に言ってないが自慢の兄だと思っている。
一夏に対しては友人もしくは先輩と思っており、恋愛感情はない。
鈴に対しては前述から恋敵ではないため、仲の良い先輩後輩の関係。また、一夏との関係が発展するのを望んでいるし、何なら手助けしようとも考えている。
・遠藤一夏
男性IS操縦者で主人公の一人。
鈴に告白されるが踏み切れていない。でも鈴のことは異性として好き。
・遠藤雪広
男性IS操縦者で主人公の一人。
仲間に対しては甘いが、敵とみなした相手には容赦しない。たとえ相手が謝罪や反省しても拒絶する。
恋愛に対しては何かしらの問題を抱えている。
機体説明
・甲龍
鈴の専用機であり、中国の第三世代IS。近接格闘が得意であり、エネルギー効率が良い。だが、装備格納数は4つと少なめ。初期装備として大型の青龍刀「双天牙月」があり、双剣やブーメランとして使用している。
また、第三世代兵器として「
・打鉄弐式
簪の専用機であり、日本の第三世代IS。本来は倉持技研が開発を進めていたが、男性IS操縦者の専用機開発に技術者をすべて投入するという上層部の方針から永久凍結され、簪が引き取る。その後4組のクラスメイト+αの協力のもと完成。
装備格納数は7つと一般的。専用装備として
形態変化条件
ISを展開してから最低5分の稼働かつ、本人の気分がある程度高まっているとき発動可能。一度ISを解除した場合、再度展開してから5分経たないと発動できない。そのため、無人ISが乱入直後は形態変化ができなかった。
形態変化時は機体が少し発光して、形が鋭くなる。だが、気分を高めるためにあえてスモークで演出することもできる。その分SEは消費する。
雪広たちと同じく形態変化時はダメージを受けない
形態変化後の特徴
・機体は銀色のカラーリングとなり形が鋭くなる
・一人称が「簪ちゃん」になる
・防御力、攻撃力が上昇、他の機能や速度も上昇するが、その幅は形態変化時の気分で変わる。ノっているほど上昇幅が大きい。また、むらっ気になるため、想定外のことに対してパ二くりやすくなってしまう。
・目に星が浮かぶようになる(参考:とある魔術の禁書目録の「食蜂操祈」)
形態変化後の単一能力
「光極(こうぎょく)」
自身のSEをエネルギー化する単一能力。武器にまとわせることでその武器の耐久力を上げたり、形状を変化させたり、斬撃波として飛ばしたりすることができる。斬撃波もある程度なら操作することが可能。他の応用も利くようで、現在模索中。
今はまだ慣れていないからか扱うのに意識を向ける必要があり、複雑な操作ほど動きが制限されてしまう。意識せずに使いこなすことが簪の今後の課題ともいえる。
・ゴーレムⅠ(無人IS)
クラス対抗戦で乱入してきたIS。所属は不明だが、亡国機業ではないかと言われている。
元は束が遊びで製作した無人機。だが試運転中に強奪されてしまい、改造を経て乱入してきた。腕が異様に大きく、特大なビームを右手から出すことができる。遠距離武装が効かないほど装甲が厚い。
その他
・形態変化
雪広、一夏、簪だけが発動できる。初めて発動するには
『幼少期の辛い過去』
『ISのシンクロ率』
『戦闘中で強い負の感情を持つ』
ことが必要ではないかと予想されている。実際、束・楯無ともに試してはいるが、未だに発動できていないためこの説が有力と思われている。
初めて形態変化した時はコア内部に精神が入るらしいが詳細は不明。2回目以降はそれぞれ違う条件で形態変化できるようになる。
簪の場合、形態変化した後も性格が変化している。
・亡国機業
正体不明の組織。噂では各地で戦争を止めたりしているらしいが、他国のISを奪うなどの犯罪行為もしている。雪広のハッキング技術でも情報が出ていない。
「第5話までの世界観と・・・」にて、雪広達の形態変化後の眼の表記がなかったので修正
二人とも眼が赤くなります(参考:艦これ 戦艦ル級elite)
次回から2巻 新たなヒロインが登場か?