Inferior Stratos   作:rain time

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 追加説明あり
 ある程度は読み飛ばして構いません


第19話までの主要登場人物紹介と機体説明

主要登場人物紹介

 

・シャルロット・デュノア

見た目 覚醒前は原作と同じ

    覚醒後はツリ目に

 

 フランスの代表候補生。

 幼少期はフランスの片田舎で母のクラリスと二人で生活をしていた。だが13歳の時に母が死去したのち、デュノア社に引き取られる。その時に父親がデュノア社社長のアルベール・デュノアだと知る。

 デュノア社ではISの適性検査から非公式のテストパイロットとなる。その後IS学園に男性IS操縦者のデータを取るように命令され、男装して入学。しかし、遠藤兄弟に即バレる。

 デュノア社に突入した時にアルベールから事情を聞き、真相を知る。その後抵抗するロマーヌに頭を撃たれ重体となるが、それがトリガーとなって覚醒。男勝りな性格が前に出るようになる。ロマーヌを倒した後、アルベールと和解。

 雪広とはアルベールから接触するなと釘を打たれていたため警戒するが、彼のことを知り、良い印象を持つ。特にシャルロット自身を救ってくれるように陰ながらも一番動いてくれたことに心をときめかせる。

 一夏とはそれほど警戒していなかったが、正体がばれた後は頼れる印象を持つ。鈴といい関係なことをうらやましく思っている

 

 

・アルベール・デュノア

見た目 「鋼の錬金術師」のヴァン・ホーエンハイム

 

 シャルロット・デュノアの実の父。

 大学卒業後、デュノア社の一般社員として働き、その中でクラリスと付き合う。ある程度したら社長になるはずだったが、先代の社長が急死したため、若くして社長になった。そのため一度会社は傾いてしまい、資金援助をしてもらう代わりにロマーヌと婚約。その時にクラリスとは別れることに。クラリスが身ごもっていることを知ったときは社長を辞める気でいたが逆に説得され、もしものときは娘を救ってほしいと言われる。

 クラリスが亡くなった後、シャルロットを引き取るが再度会社が傾き、娘を助けようと何とかしようとした結果、データを盗むという名目で娘をIS学園に入れさせることにした。実際はこの方法は悪手だったが、束の協力によって事なきを得る。本人曰く「奇跡が重なったから良かったものの、人生で最大の失敗」とのこと。

 束のISに関する論文に対し、好印象を持っていたが協力することはできなかった。が、この思いが束に対して好印象を持たせたため、周り回ってシャルロットを助ける要因となった。

 シャルロットとは真実を話した後も罪悪感から距離を取ろうとしてしまったが、シャルロットの思いを知り、完全に和解。大事な娘。

 ロマーヌとは政略結婚で、しかもロマーヌが傲慢だったため愛情は無かった。薄々彼女が会社の経営危機の原因ではないかと思っていた。ロマーヌが警察に捕まった後すぐに離婚をし、縁を切った。

 雪広とは『雪広がイギリスのIS産業を潰した』という噂(結果的にホント)から最も警戒していた。実際にデュノア社に乗り込んできたときは死を悟ったが、味方となり助けてくれたため感謝しつつも、噂に振り回されたことを申し訳なく思っている。

 

 

・クラリス

見た目 「鋼の錬金術師」のトリシャ・エルリック

 

 シャルロットの実の母。

 思いやりはあるが男勝りで、自身の思ったことをすぐには曲げようとしない性格。デュノア社で働いているときにアルベールと知り合い、恋仲になる。だがアルベールが若くして社長となり、会社の事情を知ってクラリス自ら別れを決断。その時にシャルロットを身ごもっていることを知った上での行動だった。その後シャルロットを一人で育てるも、病死する。

 

 

・ロマーヌ

 

 デュノア社の元社長夫人でシャルロットの元義理の母。自己中心的で傲慢。時代の流れで女尊男卑の思考になる。デュノア社の横領をしていた張本人。会社を潰してさっさと別の会社に寄生するつもりでいたが、雪広の暴露により悪事がばれる。その後女性権利団体からもらったISでひと暴れするが、覚醒したシャルロットに敗北。右手を欠損し、顔も無残にされる。

 

 

 

機体説明

 

・ラファール・リヴァイブ・カスタムⅡ

 シャルロットの専用機であり、フランスの第二世代IS。基本装備をすべて外し拡張領域が倍になっている。そのため装備格納数は20と現段階で最多。また、シャルロットの持つ「ラピッド・スイッチ」に対応できるようにバススロットに高速処理を施している。第二世代とはいえ、そのスペックは第三世代に匹敵する。楯殺し(シールド・ピアース)も存在。

 

 

 形態変化条件

 最大SEの10%を()()()()()ことで発動可能。ただし、SEが15%を下回っている場合は発動不可。

 形態変化時は自身でダメージを与えた場所から体、機体共に黒く染まり、足元からその黒が消えていく。

 雪広たちと同じく形態変化時はダメージを受けず、逆に形態変化中に触れるとSEが削られる

 

 形態変化後の特徴

・カラーリングがオレンジから濁ったようなダークオレンジになる

・新たな武器「大鎌」が使用可能となる

・一人称が「俺」になり、残虐性が増す

・パワーが大きく上昇、他の機能も上昇するが、燃費が悪くなる

・目のハイライトが消える

 

 

 形態変化後の単一能力

 「malédiction(マレディクション)

 人型のエネルギー体を作る単一能力。「オート」と「マニュエル」の二種類ある。どちらも1体ごとにSEを消費する。「オート」はそのエネルギー体が自動で行動するためシャルロット自身の負担も少ないが、シャルロット以外は攻撃対象となってしまうためチーム戦は不向き。「マニュエル」はシャルロットが自由に動かせられるため制御しやすく、盾としてシャルロットを守らせることも可能。ただし制御しなければならないため、シャルロットの負担が大きく、SE消費量も「オート」より多いのが欠点。

 現段階では「オート」では2体、「マニュエル」では1体が限界

 ロマーヌ戦では「マニュエル」で操作をしていた

 

 

 

・ラファール・リヴァイブ・Ω

 ロマーヌが使っていた女性権利団体のIS。元はデュノア社の機体だったが、ロマーヌが勝手に私物化した上に無断改装を施す。ラファール・リヴァイブの原型は同じだが赤黒のカラーリングをしている。

 第三世代兵器として「強力な重力(ピュイサン・グラヴィテ)」を装備している。これは対象のISに対して重力を増幅させるだけでなく、逆向きにも力が働くように変換される。複数に発動させると効果は弱まるが、重ね掛けは二回まで可能。また、対象が離れすぎると効果が無くなる。

 

 

 

 

 

 その他

 

・女性権利団体

 元は日本が男女平等ではなかった時に女性の地位向上のために設立した団体。だが、男女平等となったときから過激なフェミニストが目立つようになり、ISが世に浸透してからは女尊男卑の思考を持つようになり、しかも世界に広まってしまう。

 ISの生みの親の篠ノ之束、初代ブリュンヒルデの織斑千冬を神として、織斑一春は神の血が流れるアダムとして崇拝されている。それ以外の男はゴミと見なしている。本人たちはそのことを知らない

 犯罪行為も女性なら何しても良いという過激な思考を持つ人間で上層部は構成されており、国の重役もこの団体に属する人がいるため、不祥事をもみ消している。亡国機業とのつながりがあるのではないかと予想されている。

 


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