炎って単語入れたいと思うけどやはり思いつかないんだよね
えー、なのはとアリサが喧嘩しました
原因はなのはにあるしそうなったのもなのはのせいなのだが
それはそうと私も喧嘩した
なのは同様にとはちょっと違うが
あの本のことをずっと考えていたらなのはと同じようになった
正直言ってしまうと別に構わない
ジュエルシードの事が最優先だが
あの本は何かあるのは確実
先日襲撃されたのも裏付けの要因だ
そしてまた────時は動く
────────────────
「『来た』」
ジュエルシードが発動する感覚
今回は雷が落ちたりしてるしフェイトが無理やり暴走させたのだろうか
とりあえず適当な位置を変えつつバレないよう動きながら見ていることにする
ジュエルシード自体はすぐに封印されたものの
なのはがフェイトに話しかけているように見えた
そしてすぐに交戦状態に入った
なのははフェイトと
ユーノはアルフと
それぞれ陸と空で戦闘をしていた
ユーノは体格差からか防ぐことしか出来ていない
なのはの方は話し合いを優先したいのか避けたり防いだりしていて攻撃はしなかったが繰り返しているうちに話し合いは無理と察したのかシューターで攻撃し始めた
ユーノとかなのはから助けてって念話で言われてるけど今回はよほどのことがない限り助けるつもりは無い
もう私いなくてもいいんじゃないかなってくらいには戦えるようになっている気がするから
デバイスを槍のように変形させているフェイトと砲撃形態にしているなのは
ジュエルシードまだ回収してないってことを忘れてなきゃいいんだけどなぁ
なんて呑気に考えているうちに事件は起きた
戦闘により二人のデバイスがジュエルシードの近くでぶつかりあった瞬間の事だ
ジュエルシードの封印が解けた
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あーこれは大変だー
これは余程のことですわー
「不味いなこれは…」
『とっとと封印しにいきなよ見てたんだから』
そうは言っても近くにいたんじゃどうしようも…
あ、2人が吹っ飛ばされた
なんかフェイトが斧を消して近づいていってるし
ちょっと待て!
すぐに私は美遊から美雨に切り替えてフェイトに念話を送る
『フェイトちょっと待ってストップ!』
『っ!?美雨!?どこにいるの!?』
いきなりだからか、あんな状況だからか驚き足が止まる
『私が封印する!だから少し離れて!』
『でも…』
『大丈夫、近くにいるから』
『わ、わかった…』
これでいいかな
「行くよベル!」
『おーけー、補助は任せて!』
距離があるので杖をつかい魔法の詠唱を開始する
「『クラウソラス!』」
使用するのは直射の魔法
生成した魔力弾をジュエルシード目掛けて杖を振り下ろし発射する
「ってー!」
射出された魔力弾は寸分の狂いもなくジュエルシードに直撃し、封印した
────
「多分だけど何か面倒ごとが増えそうだね」
『二人のデバイスが破損したのを確認したよ。ジュエルシードが発動したら美雨が1人でやらないといけないね』
フェイトがジュエルシードを持ってったの話だ
『もしも第3勢力が現れたらどうする?』
「別に、いつも通りバレないようにするだけだよ。」
そうだ…いつも通りにしていればいい…
邪魔してくるなら…
《全て始末すればいい》
「っ!?」
『どうかした?』
「いや…」
何だったんだ…今の感じ…
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そろそろ不味いなぁ
一向に集まっている気がしないジュエルシード
八神はやてが持っているあの本
記憶喪失に加えて記憶の手がかり一切無し
抱えている問題は多くないがモノがモノだしやばすぎる
個人でどうこうできる範囲じゃない
どこかで発散しないとストレスで倒れるぞほんとに…
いや、倒れる前に爆発して大暴れするかも
こうゆう時の嫌な予感ってだいたい当たるからいけない
さてと…これからどうするかな………
次回、「発覚」
とうとうある秘密がいい感じにバレます!
って予定!
それではまた次回お会いしましょう!