それでも彼女は焔と共に   作:ゲストU

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判明

もうすぐ全てが終わる

 

なのはとフェイトが全力勝負をしているのだが決着がつきそうだ

 

 

「つ~かま~えたっ♪」

 

「何を捕まえたの?ベル君」

 

「エイミィさん実はですねこの勝負終わったらジュエルシードかっさらわれますよ」

 

「え?」

 

そうこう行しているうちに決着が着いた

 

「まさか体も出来てないのに収束砲撃ぶっ放すとはとんでもないなあの子。これで魔法に触れてひと月経ってないなんて…」

 

その直後 あの時と同じ落雷

 

「しっぽ掴んだ!」

「おっそ(ボソッ)」

 

 

そして部隊が時の庭園に乗り込んだ

 

 

『プレシア・テスタロッサ… 管理局法違反及び管理局艦船への攻撃の容疑であなたを逮捕します』

『武装を解除してこちらへ…!』

 

『なんだこれは…!』

 

「あれは生態ポッドだな」

 

「知ってるの…?」

 

「同じものに入ってたことがあるからね」

 

研究所であれと同じものに入れられた経験はあるし同じものを見た事があったためすぐにわかった

 

「それよりもなんだいあれは…!フェイトとまるで同じじゃないか!!」

 

 

「あーあ、やられちゃった」

 

局員は彼女の逆鱗に触れたのか呆気なくやられた

 

『たった9個のジュエルシードでは…… アルハザードにたどり着けるかどうか分からないけど…』

『でも もういいわ…… 終わりにする』

 

『この子を亡くしてからの暗鬱な時間も………』

『この子の身代わりの人形を娘扱いするのも』

 

『聞いていて…? あなたの事よフェイト…』

 

 

「あんたが事故の後やっていたことは使い魔を超える人造生命の作り方、死者蘇生の技術の研究」

「記憶転写型特殊クローン技術通称プロシェクトフェイト」

 

『あなたは…?』

 

「ボクはベル ベルカの融合機さ」

 

『よく調べたわね』

 

「管理局で調べてきたことをそんな簡単に…」

 

「いやーなんでそんなことしてるか気になって調べたけどさぁ」

 

横でフェイトがめっちゃ絶望してるけどほんとに関係ないし終わりだけは少しでもいいものにするつもりだけど

 

 

 

「理由を知って思ったね」

 

『何を思ったのかしら?』

 

「くだらねぇ」

 

『なんですって…!』

 

「もう一度言おうか? くだらねぇっつったんだよ」

 

『私のやってきたことがくだらないと…そう言いたいのかしら!』

 

「あぁそうだよ!くだらねぇ!実にくだらねぇ!」

「アリシアとやらは残念だと思うがアンタには少ないだろうが思い出があるだろう!幸せだった記憶があるんだろう!この世にはなぁ、親の愛を受ける前に両親殺されて物心ついた時から研究実験の繰り返しだったやつだっているんだよ!そんなやつの不幸とあんたの不幸を一緒にしてんじゃねぇ!」

 

「ベルさん…」

 

ああ、いった。言ってしまった。もう止まれない

 

「あんたのことぶん殴ってやるから覚悟しろよ」

 

『…やれるものならやって見なさい。私達は旅立つの…永遠の都アルハザードへ!』

 

『フェイト…あなたは私の娘なんかじゃない……ただの失敗作』

『あなたはもう要らないわ、どこへなりとも消えなさい』

『いいこと教えてあげるわフェイト あなたを作り出してからずっと私はあなたが大嫌いだったのよ』

 

「ボク先行くからなクロノ」

 

「はぁ!?何言ってるんだ君は!」

 

「言ったろ、あいつぶん殴ってくる」

 

どうせ突撃してくるんだからいいだろう

 

「今庭園内に多数の魔力反応がある一人で行くのは得策じゃない」

 

「知るか」

 

 

「僕らもすぐに行くことになるだろう。それまでくたばるなよ」

 

「そっちこそいった時には終わってたなんてやってくれるなよ?」




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