それでも彼女は焔と共に   作:ゲストU

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温泉回をぶっ飛ばしましたがいても大して変わらないのでやりました


再会と対人戦闘

なのはが怪我をした

あの時砲撃してきてたしあの後金髪の子と戦闘にでもなったのだろう

こっそり結晶を使ってバレない程度に回復させた

 

本人はユーノをさがしてたと言ってたけど真実を知っている私にはつうじないのだ

 

あの場に残っていたら確実に魔導師だとバレていたのでさっさと帰ってよかったと思いつつあの時の金髪娘について考えた

 

無骨な黒の斧を軽々振り回しあの一撃もあっさりかわしていたので相当対人戦に慣れていると見た。今度戦おう

 

 

ボケっと歩き回ってるうちにいつもならこないだろう場所にいつの間にか来ていた

 

ジュエルシードの反応はなかったが暴走前のジュエルシードを1つ見つけた

 

言ってしまうとあのふたりに悪いがジュエルシードは暴走して被害が出ないのなら正直誰が持っていても構わない

無論自分が持っていても

 

 

指先で摘んでそのままでいるとやはりというか彼女が来た

 

「その宝石を渡してください」

 

「んー、嫌だと言ったら?」

 

「力ずくでも貰っていきます」

 

今はセットアップしていないので一般人だと思ってるだろう

あちらも斧を持ってたりバリアジャケットをつけてはいない

 

「じゃあさ、私と戦ってよ」

 

「! 魔導師なんですか…?」

 

「正確にはちょっと違うけどそんなものだよ」

 

魔導師だとわかった瞬間警戒を強めたがむしろ好都合

 

「あなた名前は?」

 

「……」

 

無視かこいつ

「じゃあ私が勝ったらお名前聞かせてもらおうかなー」

 

「私が勝ったらそれは貰っていきます」

 

「正直暴走しなければ誰が持ってようと構わないんだよねーこれ」

 

「だったらそれを渡してください」

 

「今回は私が戦いたいから渡さなーい」

 

「なにを…!」

 

 

待機状態のイグニスをチラつかせて戦闘開始寸前まで警戒を引き伸ばす

すると相手もデバイスの待機状態らしき金色の台に乗った宝石を取り出した

 

「「セットアップ」」

 

発したのは同時だった

 

 

 

そして双方バリアジャケットを展開していく

 

第一印象はなんて格好してるんだって感じかな

スク水みたいなのにマント更に太ももまであるソックス

スピードタイプかこの子

いくら何でも装甲薄すぎないかな?

 

対する私は変身魔法を使わずに騎士甲冑を展開していく

インナーに短パンに丈長のジャケット

 

ブレストプレート、両腕に手甲、両足にすね当て、指貫グローブ

髪色はプラチナブロンドに変化し瞳も赤く変わる

 

銃を使用できるようになってからベルトの左右にホルスターが追加された

なぜ左右にかというと二丁拳銃だからだ

もう一つの銃はリボルバーではなくカートリッジシステムも搭載されていないものだが片方でロードすれば連動して魔力が上がるため連射数が上がる

 

 

「見た目が変わった…変身魔法?」

 

「ちょっと違うんだけどそんな感じかな」

 

いつも通り剣を構える

 

「いくよ」

 

「いきますっ!」

 

 

 

小手調べのつもりか戦斧を振るいこちらに攻撃を仕掛けてくる

それを受け流しカウンターに一閃

 

「フォトンランサー」

 

金色の魔力の槍が迫る

 

「炎壁」

 

最近ではこんな一言で発動できるようになった魔法はかなり威力が高い

 

炎の壁で槍を焼くが目の前が炎なので前は確認出来なくなってしまう

 

「炎斬」

 

 

炎を剣に纏わせ威力を上げ振り抜けば炎の刃となり飛んでいく

すると彼女は鎌のような状態に変化した戦斧を振りかぶるが

身体強化を全開でかけ両手の剣で受け止める

 

「強いね」

 

「そっちこそっ!」

 

鎌を弾き後ろに下がる

 

「炎砲!」

 

「撃ち抜け、轟雷」

 

『thunder smasher』

 

 

互いの砲撃がぶつかり爆発を起こす

 

 

 

「貰った!」

 

 

「鎖」

 

 

鎌が振り抜かれようとしたときバインドで相手を拘束し

半歩下がり持ち手のポールを掴む

 

「なっ!?」

 

「これで私の勝ちだよ」

 

「っ!」

 

「炎鎖!、爆!」

 

 

バインドの上からバインドをかけそのバインドを爆破する

 

密着している為こちらにも多少はダメージがある

が、装甲が薄い彼女は間違いなく耐えられないだろう

 

今回銃は使ってもないしカートリッジも無し

 

剣と魔法、と言うかほぼ魔法しか使ってない

 

 

 

威力が強すぎたのか彼女のバリアジャケットはボロボロでになってしまっていたので自分のジャケットを被せる

気絶していたので木陰に横たわらせる

 

起きるまで何をしておけばいいかわからないが膝枕して撫でておこうと思う

 

────

 

 

『にしても、対人慣れしていたな』

 

きっといい先生がいたんだよ

 

『そうかもね…』

 

早く起きないかなこの子…

 

『いつまでもこんな所に寝かせておけないからね』

 

あと…足がしびれてきました…

 

『頑張れ』

 

それにしてもこの傷、普通じゃこんなの付かないよね

 

『傷跡から見るに鞭のようなものでつけられた感じかな』

 

鞭?

 

 

ん?魔力反応だ。近づいてくる

 

 

 

 

────────

 

「フェイト!」

 

魔力の反応が近づいて来たので何かと思えばオレンジ色の髪したお姉さんでした

見た目年齢は変身魔法使った時と同じくらいかな

 

「お前!フェイトに何をした!」

 

「戦って、勝った。それだけ」

 

「嘘言ってんじゃないよ!フェイトがあんたみたいなのに負けるわけないだろう!」

 

「事実だよ見知らぬ誰かさん。あとこの子フェイトっていう名前なのか」

 

 

意味は運命ってことか、いい名前だ。変身魔法を使ってる時の偽名の美遊よりよっぽどいい

 

「ん…」

 

「あ、おきた?」

 

フェイトは私の顔をボケっと数秒見たあと自分がどんな状態なのか察したのか顔を真っ赤にしてはね起きた

 

「えっとあの、その…」

 

「起きたね。体は大丈夫?」

 

「え?あぁ、うん非殺傷設定だったから特に怪我はしてないよ。治療もしてくれたみたいだし」

 

「じゃあ約束果たしてもらおうかな~♪」

 

「え?約束?あっ」

 

「思い出した?じゃああなたのお名前教えてね」

 

「フェイト…フェイト・テスタロッサ」

 

「フェイト・テスタロッサかぁ…私は美雨だよ。月村美雨」

 

「ミウ…」

 

これで自己紹介は終わったかな

 

「所であのお姉さんはどなた?」

 

「ん?あぁ、アタシかい?アタシはアルフ。フェイトの使い魔さ」

 

おーっと聞き覚えのない単語が出てきたぞーけど後でいいや

 

「じゃあ約束通りジュエルシードはフェイトにあげよー」

 

「本当にいいの?」

 

「つい最近戦った白い魔導師の子いるでしょ?覚えてる?」

 

「あ…うん、一応」

 

「私あの子と友達なんだ」

 

「!」

 

「あの子は魔法の事は自分以外にはわからないと思ってるし解決できるのは自分しかいないからって必死になってこれを集めてる」

 

「うん」

 

「でも私は魔法を知らないってことになってるし被害が出ないならジュエルシードは誰が持っていようと構わないんだ」

 

「そうなの?」

 

「だから、これはあなたにあげる。あと…」

 

「?」

 

「私と友達になってよ」

 

「え…」

 

 

ちょっと待って何その何言ってるのって顔

 

「私で…いいの?」

 

「むしろ魔導師の友達とかいないから是非友達になって」

 

「よくわからないんだけど…友達ってどうやってなるの?」

 

は?なにいってるのこの子

友達になるのなんて簡単だよえーっと…

 

 

「美雨?」

 

あれ?私の友達ってなのはとアリサとすずかくらいしかいないことに気づいてしまった…

 

「よし、ここは高町式でいこう」

 

「た、たかまちしき?」

 

「そ、お互いに名前を呼ぶの 最初はそれだけ」

 

最初は名前呼び、これが高町式お友達的な

 

「美雨」

 

「フェイト」

 

「これで私達友達だ」

 

「良かったねぇフェイト」

 

「うん!」

 

 

嬉しそうだねフェイト

とても可愛いね

 

 

「じゃあ、今度ジュエルシード関連で会う時はまた敵だからね」

 

「あっ…うん、そうだよね」

 

とても悲しそうな顔をしてるねフェイトちゃん

ずっと敵って訳じゃないのに

 

「ジュエルシードが関係ない時にあったらその時はお友達だから安心してよフェイト」

 

「あっ、そっか」

 

「ジュエルシードが関係ない時にも敵だったら疲れちゃうしね」

 

「うん、そうだね」

 

「じゃ、またね」

 

「うん、またね」

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

 

 

 

うん、これなのはになんて言えばいいんだろうか

 

 

『魔導師についてしらないってことになってるんだから言わなくていいんじゃない?』

 

あーそっかそうだったね

 

『今度定期検診だし余りやりすぎない方がいい。今日はもう休んだら?』

 

そうする、さすがに疲れたし

 

 

 

 

 

 

 

 

『初の対人戦…お疲れ様』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アルフが拾ってるはずのそれを拾いました
後半喋ってばっかだなぁ地の文が無い
次回はあのキャラを出したいから
オリジナル話かな
それではまた次回お会いしましょう

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