プロローグ1~昔話~
昔、病気で生死を彷徨っている少女が居ました
そして、幻想郷という所に少女は居ました
生死を彷徨っている間、少女は皆に愛され、少女はずっとここにいたいと思っていました。
でも、そんな少女を運命は残酷に見捨ててしまうのです。
ある日、魔法の森へ出かけた少女はうずくまっている少女を見つけました。
「ねぇ、どうしたの?」
「…」
少女は喋りません、突然沈黙が始まりました。
その数十秒の沈黙が少女にはとても長く感じました。
ですがその沈黙を破ったのは喋らなかった少女からでした。
「…ここに捨てられたの。」
「なんで?」
「…知らない。」
「…一緒に行かない?」
「…なんで?知らない子といけないし第一どこに…」
「この先に用があるんだ。ついでに一緒に行こうよ。」
「…その前に名前、私はないからさ。先に言ってよ」
「私?私はねー、【 】!よろしくね!」
「…うん」
「あと名前ないって言ってたよね?んじゃー【 】ね!貴方、年齢は?」
「…12くらい。」
「じゃあお姉ちゃんだね!行こう?お姉ちゃん!」
「あ…うん」
少女は姉になった少女を連れて魔法の森を歩いた。
用事と、姉ができたことを報告するために。
妹は喜んで姉と色々なことを話した
姉も妹と喜んで話していた。
姉妹は話しているうちに目的地まで着いた
「ほら、ここ!」
「…ここは?」
「魔理沙さんの家だよ!ちょっと用事があるの!」
「…そっか。」
「入ろう?」
「…うん」
そっと、霧雨魔法店の扉をノックし、開けた
「お?いらっしゃーい【 】。あと、そいつは?」
声をかけてきたのは金髪ロングヘアで右横髪を三つ編みにして編み込み、白いリボンで結わえ、白黒の魔女帽子を付けた金髪金眼の少女だった
「この子はねー、私のお姉ちゃん!森の入口で居たからお姉ちゃんにしたの!」
「…よろしく」
「そうかそうか、それで、用事は何だ?それだけではないだろ?」
「…そろそろ居すぎたみたいでさ意識戻さないと植物状態として火葬されるかもしれないんだって」
「…それで、戻ると。姉はどうするんだ?」
「魔理沙の魔法でどうにかならないの?」
「…いや、霊夢か紫に頼めよ」
「あ、そっか」
「えー…」
「よーし、紫ー!ちょっといいー!?」
呼び声と同時にリボンで結ばれた袋のようなところからたくさんの目のある空間…つまりスキマから出てきたのは如何にも賢者、というような風情の女性であった。
だがその風情とは裏腹に眠そうにしている。
「…何の用かしら」
「お姉ちゃんができたんだ!連れて行っていい?」
「…別にいいけど、外に出る前にちょっと待ちなさい。約束よ。」
「なーに?」
「この幻想郷にいたこと、幻想郷で彼女を姉にしたこと…すべて忘れることになるわ。昔から血のつながっていなくても仲のいい、大人しい姉と活発な妹。そうなるわ。それでも、平気?」
「…みんなの事を忘れるのは悲しいけど、うん、いいよ!」
「…そう、じゃあスキマを通って帰りなさい。」
紫がそういうとスキマは横長ではなく縦長となり少女たちが入れるサイズになった
「わかった、じゃあね!」
「…さようなら。」
二人は次々に入り込み、二人とも入った後スキマは閉ざされた。
「…そこにいるんだろ?霊夢。」
魔理沙が窓を見つめると扉が開けられ、黒髪でノースリーブ巫女装束、赤いリボンを付けた少女が入る
「…あの子、帰ったのね。」
「あぁ…そうだな。彼女たちは忘れるが。私たちは待っていよう。」
「…そうね。」
「あとな、あの、【 】の姉に衣装を渡したんだ。私の衣装に似た奴だけどな」
「…サイズ調整魔法は?」
「バッチリかけてある!」
「…そう。」
「さて、私は神社へ行くよ…霊夢も一緒に帰ろうぜ?」
「そうね、そうしましょ」
こうして霧雨魔法店から二人は帰った…
消えた彼女達はいつ戻ってくるか…戻ってきたらどうするか…
二人はこの事をひそかに考えながら、神社へ行くのでした。
いや…いかがだったでしょうか
はっきりいって物足りないというより
途中で物語切れにくくなった…
いや…がんばりました。うん・