音ノ木坂学院2年E組、11月11日生まれ、さそり座のB型「カスミン」こと霜月霞の為に結成されたファンクラブ「KASUMI」の幹部会に集まった10人の霜月霞ファン。
ファンクラブ副会長の如月野乃花から会長はカリスマファンクラブメーカーとして名高い「カンナミ」だと告げられ驚くメンバー。
しかし現れた「カンナミ」の姿を見て幹部一同はさらに驚くのであった…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
秋葉ファミレス・第一回
ファンクラブ「KASUMI」幹部会…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
野乃花 「カ、カンナミさんが…今年の音ノ木坂学院一年生の首席…神無月ルミ…さん?(…小学生時代からずっと…保健室登校っていう…あの…)」
驚愕した顔でカンナミこと神無月ルミを見るPSK
(パーフェクト/生徒会長/如月野乃花)。
『ザワザワ』
『え…カンナミさん…凄い…か、可愛い♡』
『ザワザワ』
『こんなちっちゃいゴスロリの子が…伝説のファンクラブメーカー…?(汗)』
野乃花 「と、とにかく アセ 今日急遽わざわざ皆さんに集まって貰ったのは…神無月…いえ…『カンナミ』会長から皆さんにお話ししたいことがあるみたいだから…
お、お願いします!会長!」
ファンクラブ会長「カンナミ」に話を振る野乃花。
カンナミ 「…ペコリ」
真っ赤な顔で微笑んでお辞儀をするゴスロリ少女カンナミ。
全員 『(…可愛い♡ キュン )』
カンナミ 「ゴホン..え〜…皆さんに今日集まって貰ったのは…『KASUMI』は他のファンクラブとは少し趣旨が違うということを…お伝えするのと…お知らせしたいことが…その…ありまして… アセ 」
可愛らしい小声でたどたどしく喋り始めるカンナミ。
青梅明子 「…あ、あの!カ、カンナミ会長!初めまして! アセ 私会員No3番青梅と言います! 」
緊張気味に挨拶する青梅。
カンナミ 「はい!多摩川学園の…青梅…明子さん…」
青梅明子 「そ、そうです!…その…私…カンナミ会長が運営するいくつかのスクールアイドルのファンクラブに登録してるんですが…UTX高校の『アルテミス』や浦の星女学院の『オリオン』を始め…」
『ザワザワ』
『わ、私も入ってる!』
『ザワザワ』
『わ、私も!』
嬉しそうに顔を見合わせる幹部一同。
カンナミ 「あ…ありがと…ございます…ペコリ 」
顔を赤くして律儀にお辞儀をするカンナミ。
青梅明子 「は、はい♡…それで…どのファンクラブも会員No11番までが幹部の称号を与えられてるわけですけど…幹部会って今までLINEでしか行われてませんよね?…どうして『KASUMI』はわざわざこんな風に集まったんですか? アセ 」
野乃花 「青梅さん?会長はそれをこれから説明しようとしてるんじゃない?」
微笑んで言う野乃花。
カンナミ 「…はい…そうです… テレ
皆さんも気付いてると思うけど…音ノ木坂学院2年、霜月霞さんこと『カスミン』は…人気スクールアイドルでもアイドルでもない…です… アセ 」
全員 『ま、まぁ…確かに…』
カンナミ 「でも…ルミ…じゃなくて アセ 私…霜月さん…『カスミン』を初めて観た時…感じたんです!」
全員 『え?…な、何を? アセ 』
ずっと小声で喋っていたカンナミの声が急に大きく(普通)になり驚く幹部一同。
カンナミ 「…この人は…
『絶対スーパーアイドルになる!』…って…
(//∇//) キラキラ 」
全員 『…確かに!(泣)』
カンナミ 「それに…青梅…さん?」
青梅 「は、はい アセ 」
カンナミ 「ルミ…私…が…運営するファンクラブで…実際に集まって幹部会をやったことが前に一度だけ…ありました…」
再び小声になって話すカンナミ。
青梅 「え?」
カンナミ 「…UTX高校…ラブライブ前大会で優勝したスクールアイドル…
『アルテミス』のセンター…
『月虹陽愛(ひめ)』
…さんのソロファンクラブ…『RUNA HIME』を発足した時に…」
青梅 「そ、そうなんですか!? アセ …確か…
『RUNA HIME』は月虹陽愛さんがまだ…『アルテミス』に入る前に結成されたんです…よね?」
野乃花 「(私も…『RUNA HIME』の会員だけど…ヒメちゃんも可愛いわよね♡)」
カンナミ 「ルミ…私が初めてサーカスで『ヒメちゃん』を観た時の話しなんですが…(おじいちゃまとおばあちゃまと一緒に…)」
大好きな祖父と祖父母の顔を思い浮かべて笑顔になるカンナミ。
青梅 「あ…そっか…『ヒメちゃん』とメンバーの『天川亜蘭』さん…確かUTX高校に特待生として編入するまで…サーカスに…」
色々詳しいアイドルマニア青梅明子。
カンナミ 「…はい。…ブランコ乗りのヒメちゃんを初めて観た時…『絶対スーパーアイドルになる!』…って思って…その日にファンクラブ「LUNA HIME」を…作ったんです…(//∇//) エヘ 」
『ザワザワ』
『さ、さすがカンナミさん!見る目があるわ!』
『ザワザワ』
『…てゆーかカンナミさん…いくつ?(汗)』
『ザワザワ』
『…じゃ、じゃあ我等が「カスミン」もスクールアイドル…やるってこと!? ワクワク 』
青梅 「…あ、あの…『カスミン』が特別だって言うのは…何となくわかったんですけど…お知らせしたいことって言うのは? アセ 」
カンナミ 「…今皆さんが…言ってましたけど…カスミン…もうスクールアイドルに…なりました…」
全員 『……え!?』
目を丸くする幹部一同。
カンナミ 「…音ノ木坂学院スクールアイドル…『Sirius』に…昨日入ったみたいです…」
『ザワザワ』
『カ、カスミンがスクールアイドルに!? アセ 』
『ザワザワ』
『音ノ木坂って…まだスクールアイドルあったの? アセ 』
『ザワザワ』
『シ、シリ…ウス?知らないんだけど…』
青砥綾香 「『Sirius』って…あの…いつも勧誘してる?」
柴又香織 「うん…確か2年の…長…月?って子が1人でやってる…」
顎に手をやり思い出す柴又。
野乃花 「……2年E組…長月瑠衣さんよ…」
微笑を浮かべて言う野乃花。
青砥・柴又 『それだ!』
野乃花 「…神無月…『カンナミ』さん?
…その話し…本当です…か? アセ 」
カンナミ 「…はい…あと…1年生の…μ’sの南ことりちゃんの従姉妹…『卯月ツバメ』さんも…メンバーです…」
全員 『え〜!!?』
『ザワザワ』
『μ’sのことりちゃんの…い、いとこ!?』
カンナミ 「さらに…浦の星女学院の伝説のスクールアイドル…Aqoursの元リーダー、高海千歌さんが…『Sirius 』を指導する顧問になりました…」
たたみかけるかのように衝撃情報を伝えていくカンナミ。
全員 『…うっそ…』
驚き過ぎて小声になる一同。
柴又香織 「せ、生徒会長知ってましたか? アセ 」
野乃花 「…モ、モチロンじゃない! ホホエミ
プルプルプルプルプルプルプルプル 」
柴又・青砥 『(…ど、動揺しとる!PSK!)』
カンナミ 「…それなので…ファンクラブ『KASUMI』とは別に…
『Sirius』のファンクラブも発足するので…
入りたい人は…います…か…? テレ 」
全員 『…入ります!!!』
声を揃えて手を上げる10人の霜月霞ファン。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜帰り道…〜
柴又香織 「…それにしても…驚きの連発の幹部会だったわ… アセ 」
青砥綾香 「そ、そうね…まさかカスミンが…スクールアイドルに…それにあの『Aqours』の元リーダー高海千歌が…音ノ木坂にいるなんて…(汗)」
柴又 「…それと『カンナミ』さんがあんな可愛らしい女の子だったのもビックリしたけど…なんか…見たことあるような気も…」
顎に手をやり思い出そうとする柴又。
青砥 「わ、私も思った!…生徒会長は…どうですか? チラ 」
後ろを振り返る青砥と柴又。
しかし…
青砥 「…あれ?…いない?さっきまでいたのに… アセ 」
ーーーーーーーー
野乃花 「…『カンナミ』会長!」
カンナミ 「…!」
そそくさとフリフリキャリーケースを引いて歩くカンナミを後ろから呼び止める野乃花。
野乃花 「…いえ…音ノ木坂学院1年A組…
『神無月ルミ』さん? ニコ 」
ルミ 「…つけて来たん…ですか?」
野乃花の顔は見ずに頬を染めて尋ねるルミ。
野乃花 「…まぁ…そうね。」
ルミ「…何の用…ですか? テレ 」
野乃花 「…別に用って程でもないんだけれど…とにかく今日の幹部会…皆んなも言ってたけど…驚きの連続だったわ アセ 」
ルミ「…そうですか…
…今日は…みんなを集めてくれて…ありがとでした…如月…さん…」
たどたどしくお礼を言うルミ。
野乃花 「フフ…どういたしまして!『カンナミ会長』!…ちゃんとお礼言えるのね ニコ 」
ルミ 「…如月さんには…ファンクラブ『Sirius』の副会長も…出来れば…お願いしたいです…」
野乃花 「もちろんいいわよ!」
笑顔で答える野乃花。
ルミ 「ありがと…です…」
俯向きつつ若干嬉しそうな表情になるルミ。
野乃花 「…ねぇ…神無月…ルミちゃん?
…一つ聞いてもいい?」
ルミ 「…はい…」
野乃花 「…あなた…あんなにしっかりみんなの前で喋れたり…あんなに多くの組織を運営したり…おまけに成績も学年トップなのに…
どうして保健室登校…なの?」
少しの間黙るルミ。
野乃花 「ま、まぁ話したくなければ…」
ルミ 「………ルミ…あんまり…誰かと話したり…仲良くするの…苦手…だから… アセ 」
野乃花 「え?…でも…知らない…しかも年上の人相手にあんなに喋ってたじゃない。」
微笑んで言う野乃花。
ルミ 「あれは…だ、大好きなアイドルの人達のため…だから…その…頑張れると…いうか…
(//~//) 」
野乃花 「…そっか…健気なのねルミちゃん♡」
ルミ 「え? アセ 」
野乃花 「ただ…残念だわ。せっかく同じアイドル好きな子と知り合えたのに…学校ではあまり会えないのね。」
寂しそうに笑って言う野乃花。
そんな野乃花を少し不思議に思うルミ。
ルミ 「せ、生徒会長とは…その…学年違うから…元々…そんなに…会わない アセ 」
野乃花 「…まぁそうよね フフ 」
瑠美 「ルミ…あんまり遅くなると…おじいちゃまとおばあちゃまが…心配するから…
…じゃあ… 」
『ガラガラガラガラッ』
急に足早に立ち去るカンナミこと神無月ルミ。
野乃花 「あ! アセ …行っちゃった…
…おじいちゃまとおばあちゃま?…お父様とお母様じゃなくて?」
『ガラガラガラガラッ』
野乃花 「…あ…なんかちょっと戻って…?」
ルミ 「……ペコリ」
両手を前にして野乃花にお辞儀をするルミ。
『クルッ…ガラガラガラガラッ』
野乃花 「ウフ…ルミちゃん…可愛いわ〜♡
……それはそうと…
カスミンがスクールアイドルを始めるなんて アセ
それもあの…今にも無くなりそうだったスクールアイドル…長月瑠衣さん1人だった『Sirius』に…
……ウチの学校のスクールアイドル…
『Sirius』に……
ん?
………ということは……
『Sirius』に入れば…
……………………………
…いつもカスミンと一緒にいられるってことじゃない!!!? アセアセアセ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクター紹介
スクールアイドル「Sirius」No8
師走茉央
スクールアイドル「Sirius」No9
神無月ルミ
かくしてスクールアイドル「Sirius」に入る事のメリットに気付いたPSKこと如月野乃花。果たしてスルーし続けた長月瑠衣に頭を下げる事が出来るのか?
そして次の話では元Aqoursのあの人がイタリアから帰国します!
次回、「王者・UTX学園」