Aqoursとμ'sが奇跡のライブを行った第12回ラブライブ、別名「ラブライブ!サンシャイン!!」。
(この物語の過去の話し「行き当たりバッタリイフライブ!」設定)
それから5年後の2024年・4月。
長月瑠衣と高海千歌は音ノ木坂学院・麻雀同好会部室で出会う事となった。
…しかし千歌を初めて見る様子の瑠衣に対して千歌が瑠衣に言った言葉は意外にも?
〈スペイン…〉
スペインの首都バルセロナのサグラダファミリアが見える広場に人だかりが出来ている。
そこにはアコースティックギターを弾きながら日本語で歌う女性シンガーがいた。
…ジャンジャン ジャカジャ ジャン♪
それぞれのす〜きなことを♪
頑張れるなら♪
新しい場所がゴールだね〜♪
それぞれのす〜きなことを♪
信じていれば〜♪
トキメキを抱いて〜♪
進めるだろう〜♪
怖がるくせは捨てちゃえ♪
とびきりの笑顔で〜♪
飛んで 飛んで 高く〜♪
僕らは今の中で〜♪
輝きを待ってた〜♪
ジャンジャンジャカジャ
ジャンジャンジャカジャ
ジャンジャンジャカジャ ジャン〜…♪
『パチパチパチパチパチパチ!』
「グラシアス!グラシアス!」
笑顔で観客にお礼を言う女性シンガー。
『パシャ!パシャ! 』
女性シンガー「イェーイ!」
スマホで撮影する人達に向かってノリノリでピースする女性シンガー。
その時観客の一人が何かを尋ねる。
女性シンガー 「…え?名前?
…Soy HONOKA KOUSAKA!
(高坂穂乃果です!)」
『パシャ!パシャ!』
穂乃果 「…じゃあ次は…
Aqoursの歌でも歌っちゃおうかな!」
Aqoursの曲のコードを押さえて鳴らし始める穂乃果。
穂乃果 「…そういえばリリィが今日から千歌ちゃんが音ノ木坂の先生になるって言ってたっけ。
…てことは千歌ちゃんが瑠衣ちゃんの先生になるかもしれないんだ…フフ…
楽しみだな!」
瑠衣の姉から貰った帽子のつばを持ち上げながらスペインの青空に向かって穂乃果は笑顔で呟いた。
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〜同じ日の日本・音ノ木坂学院〜
〈麻雀同好会部室…〉
千歌 「久しぶりだね!瑠衣ちゃん!…って話した事ないからわからないか…」
苦笑しながら言う千歌。
部室内の音ノ木坂学院生達は突然見知らぬスーツ姿の女性が現れて戸惑っている。
瑠衣 「?…な、なんで瑠衣の事知って…それにグループ名が『Sirius(シリウス)』って…先生…なんですか? アセ 」
色々自分の事を知っている見知らぬ女性を不思議そうに見て尋ねる瑠衣。
ツバメ 「…グループ名『Sirius』って言うんですか!?素敵な名前ですね!」
現在の音ノ木坂のスクールアイドルの名前を知って喜ぶツバメ。
瑠衣 「あ、ありがとうツバメちゃん!」
笑顔で応える瑠衣。
皐月 「先…生なの?知ってる?やっちゃん…アセ 」
弥生 「いや…見た事ないけど…」
見たことのないスーツ姿の女性を不審な目で見る三年生の二人。
千歌 「そりゃそうだよ!今朝浦の星女学院から音ノ木坂学院に転勤になったばっかりなんだから! ニガワライ 」
自分が音ノ木坂に来たばかりの教師であることを説明する千歌。
瑠衣 「浦の…星?って…スクールアイドルの『Aqours』がいた…学校…だよね?」
顎に手を当てて言う瑠衣。
ツバメ 「…る、瑠衣さん! アセ もしかして…その人…その人が『Aqours』のリーダーだった人なんじゃ… 」
千歌の顔を見ながら恐る恐る言うツバメ。
瑠衣 「え?…『Aqours』のリーダーと言ったら…ラブライブ史上唯一、2回連続優勝というμ’sですら出来なかった快挙を成し遂げたあの伝説のスクールアイドル『高海千歌』さんでしょ?」
皐月 「あ!私もその話し知ってる♪」
弥生 「『Aqours』…確かにスクールアイドルと言えば『μ’s』か『Aqours』…だよね?あんまりわからないけど…」
苦笑いしながら言う弥生。
霞 「へ〜…そんな凄い人がどうしてこんな寂れた麻雀同好会の部室に…ボソ 」
弥生 「何処が寂れた部室よ! アセ 」
千歌 「アハハ…申し遅れましたが〜…
私は…」
向日葵 「見てくださいデス…」
スッとなにやら画像を瑠衣に見せる向日葵。
瑠衣 「え?…てかスマホの画面デカイね アセ 」
向日葵 「タブレットデス…」
瑠衣 「ジ〜…これ…は…あ!可愛い!高海千歌さん!凄いキラキラして…る……
……あ…れ?……」
タブレットの画面と目の前の女性を見比べる瑠衣。
千歌 「……キラキラ…もうしてない?」
笑顔で尋ねる千歌。
瑠衣 「お、おんなじ…顔?え?…
……高海……千歌…さ…ん?(汗)」
千歌 「うん!」
ニッコリ笑顔で答える千歌。
千歌「改めまして…本日から音ノ木坂学院国語教師…そしてスクールアイドル『Sirius』が所属するアイドル部顧問に就任しました…元・浦の星女学院スクールアイドル『Aqours』の…
高海千歌です!ヨロシクね! ケイレイ 」
ツバメ 「す、凄い!本物だ! アセ 」
瑠衣 「…してる…キラキラ…
…輝いてる!!」
キラキラした目で千歌を見る瑠衣とツバメ。
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〈隣の科学部部室…〉
『ガラガラガラ…』
茉央 「失礼しました〜」
朝、校門でツバメと向日葵を盗撮しようとした二年生の師走茉央が科学部部室から出て来る。
科学部なのだろうか?
茉央 「……何よ!クラスの子に聞いたら科学部の見学に行ったっていうから来てみたら…いないじゃない!
…『卯月ツバメ』…私が神と崇めるスクールアイドルμ’sとAqours…そのμ’sの南ことりちゃんの従姉妹だなんて!しかもAqoursとラブライブで競った『Eden』のリーダー『卯月ヒヨコ』さんの妹…色々話しも聞きたいし…何より…仲良くなってなんとかことりちゃんのサインを貰ってきてほしい!
……全く一体何処に…」
〈隣の麻雀同好会部室…〉
瑠衣 「ツ、ツバメちゃん!」
ツバメ 「る、瑠衣さん!」
お互いの手を取り合う二人。
瑠衣・ツバメ 『ほ、本物のAqoursの高海千歌さんだ!!』
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茉央 「………え?今ツバメちゃんって…それに瑠衣って…Aqours?高海…千歌?……何なの一体?…麻雀同好会部室?な、何でこんなとこから気になるキーワードが次から次へと…」
麻雀同好会部室前の廊下で足を止めて聞き耳を立てる茉央。
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瑠衣 「ほ、本当に…音乃木坂の先生になったんですか!?あの『Aqours』の高海千歌さんが!?そ、それにアイドル部の…顧問って…」
ツバメ 「す、凄い…!」
興奮する瑠衣とツバメ。
向日葵 「こ、これは…スクールアイドルが大好きな人達…通称『ラブライバー』にとっては絶叫的な大事件デス!」
皐月 「…凄いねやっちゃん! アセ 」
弥生 「….こ、この人が…『Aqours』の…」
霞 「…ヘェ〜…(Aqours…あの人が水の人なんだ…)」
千歌 「…フフ。ほんとに音ノ木坂の先生になったんだよ!ちなみに明日から瑠衣ちゃんと…そこにいる霜月霞ちゃんの2年E組の担任でもあるから…ヨロシクね!」
瑠衣と霞にウィンクする千歌。
瑠衣 「ほんとですか!?」
霞 「!……ヨロシク…です。(名前…知ってるし…)」
千歌とは目を合わせず挨拶する霞。
千歌 「…そういえば…絵里さんは元気?瑠衣ちゃんダンス習ってるんでしょ?」
ニコニコしながら瑠衣に尋ねる千歌。
瑠衣 「え?…そ、それも知ってるんですか? アセ 」
ツバメ 「絵里さんって…μ’sの!?す、凄い!」
嬉しそうに驚くツバメ。
『バタンッ!!』
全員 『ビクッ!』
再び突然豪快に開くドアに驚く一同。
茉央 「……………」
瑠衣 「…あ!」
弥生 「あ!もしかして…麻雀部入部希望者!?」
突然現れた見知らぬ生徒を期待の目で見る弥生。
皐月 「だから同好会でしょ?やっちゃん!
アセ」
茉央 「……………いる…
ほんとに……いる!」
瑠衣 「ま、茉央ちゃん! アセ …久しぶ…
茉央 「イヤャーーー!!!!!
か、神が!!Aqoursが!!高海千歌がイルゥゥゥ!!音ノ木坂か浦の星に入ればもしかしたらμ’sかAqoursのだれかに会えるんじゃないかって期待してたけど…まさかの音ノ木坂でAqoursのリーダーに遭遇!!
…し、しかも国語教師!?2-E組の担任!?ア、アイドル部顧問!?……ア、アタマどーかなりそーーー!!!」
千歌の事を見て絶叫するアイドルオタクの茉央。
その茉央の異常なリアクションを見てポカーンとする一同。
向日葵 「…こ、これがいわゆる『ラブライバー』の反応デス!」
眼鏡のフチを持ちながら解説する向日葵。
弥生・皐月・霞
『な、なるほど…(汗)』
千歌 「あ、あなたは確か…2年D組の〜…
『師走茉央』…ちゃんだよね?」
苦笑いしながら言う千歌。
茉央 「イヤァーーーー!!!!!
た、高海千歌が私のクラスと名前を知ってるゥゥゥ!!!(泣)」
瑠衣 「ま、茉央ちゃん落ち着いて! アセ 」
茉央 「……それからアンタ!!長月瑠衣!!」
突然コロッと態度が変わり瑠衣のことを見据える茉央。
瑠衣 「え?は、はい! アセ 」
茉央 「アンタが昔言ってたμ’sのエリーチカこと絢瀬絵里さんがアンタのダンスの先生って話し…本当だったの!?」
瑠衣の肩を掴んで問い詰める茉央。
瑠衣 「え?だ、だから瑠衣は本当だって何度も…」
茉央 「もっと早く言いなさいよ!!本当だってわかってれば…サイン貰って来て貰えたのに〜!! 」
瑠衣 「だ、だから…ほ、本当だって…い、言ってたってば〜! アセアセ 」
茉央に肩を揺さぶられながら答える瑠衣。
茉央 「…それからそこの『卯月ツバメ』ちゃん!!」
瑠衣の肩を掴んだまま今度はツバメを睨む忙しい師走茉央。
ツバメ 「え? アセ な、なんでツバメのこと知って…」
茉央 「あなたスクールアイドル『Eden』のリーダー『卯月ヒヨコさん』の妹で…『μ’s』の『南ことりさん』の従姉妹なんですって!?」
ツバメ 「そ、そんなことまで!? アセ 」
茉央のことが少し怖くなるツバメ。
千歌 「え!?…こ、ことりさんの…従姉妹?」
初耳情報に驚く千歌。
茉央 「……今度……
ことりさんのサイン貰って来てください!」
ツバメに手を合わせて頼む茉央。
ツバメ 「…い、いいですけど アセ 」
茉央 「え!?ほ、ほんと!?」
心の底から嬉しそうな顔をする茉央。
皐月 「あら!可愛いだけじゃなくてツバメちゃん良い子なのね♡ ナデナデ 」
ツバメの頭をはんなり笑顔でナデナデする皐月。
ツバメ 「…エヘヘ テレ 」
恥ずかし嬉しそうに笑うツバメ。
『ゴソゴソ…』
…今度はカバンをなにやらゴソゴソし始める忙しない茉央。取り出した物をサッと後ろに隠しモジモジしながら千歌を見る。
茉央 「…それから… モジモジ…
サインください!高海千歌さん!!」
千歌に頭を下げて色紙とサインペンを差し出す茉央。
千歌 「……う、うん…いいよ!(じゅ、準備いいな…)」
突然現れた騒がしい茉央に若干引きつつ笑顔でサインに応じる千歌。
霞 「(…これが…ラブライバー…)」
スクールアイドルに全く興味のない霞は終始珍獣でも見るように茉央をジト目で眺めていた…
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キャラクター紹介
スクールアイドル「Sirius」No3
卯月ツバメ
霜月霞の中で珍獣にカテゴライズされた師走茉央。
霞が作った歌を2人並んで歌い踊る瞬間まで後2ヶ月…
次回、「目指せ!ラブライブ!」