ラブライブ!るーきーず!!   作:山本富士

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音ノ木坂学院麻雀同好会部室で出会った高海千歌と長月瑠衣はかつて「μ's」が活動していたアイドル部部室へと向かうのでした。

共にμ'sに憧れた2人は果たして伝説の部室で何を感じ何を話すのか…


第8話 長月瑠衣の気持ち

 

 

〈霜月霞の家…〉

 

ーーーーーーーー

 

届けて

切なさには♪

名前をつけようか“Snow halation”♪

想いが重なるまで

待てずに

悔しいけど好きって純情♪

微熱の中 ためらってもダメだね

飛び込む勇気に賛成 まもなくStart!! ♪♪♪

 

ーーーーーーーー

 

 

霞 「…これが…μ’s…音乃木坂に昔いたスクールアイドル…か…」

 

PC画面を見ながら呟く霞。

 

霞 「…スノー…ハレーション…

 

…………いい曲だな。」

 

 

『ヴヴッ ヴヴッ』

 

 

「着信中 長月瑠衣」

 

 

霞 「あ…ほんとに電話来た…

 

……『ピッ』

 

 

…もしもし?」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

数時間前

 

〈音ノ木坂学院アイドル部部室…〉

 

 

千歌 「わぁ〜……こ、ここが音ノ木坂学院アイドル部の部室か〜…ここで『μ’s』が活動してたんだ…!…それに雪穂さん達の『duet's』やことりさんの従姉妹ヒヨコさんの『Eden』が!」

 

感慨深げにアイドル部室内を見回す千歌。

 

瑠衣 「フフ…さすが千歌さん!やっぱりまずはそこに感動しますよね!私と…茉央ちゃんも…初めてここに来たときはメチャクチャ感動したであります! ケイレイ 」

 

 

千歌 「スッ…」

 

テーブルの上に手を添えて目を閉じる千歌。

 

千歌 「……ここで…穂乃果さんや…ことりさんや…海未さん、真姫さん、凛さん、花陽さん、にこさん、希さん、絵里さん…そして雪穂さん、亜理沙さんが…スクールアイドル…やってたんだ!」

 

瑠衣 「…千歌さん…千歌さんも一緒にやってたんですもんね!

 

…そのメンバーと『A-μ’s』で!」

 

ニッコリ笑って言う瑠衣。

 

千歌 「…うん!『A-μ’s』か…懐かしいな…それに…楽しかったな…凄く! ニコ 」

 

瑠衣 「瑠衣…見てましたよ!観客席から…お姉ちゃんと…」

 

笑顔で言う瑠衣。

 

千歌 「うん…唯ちゃんと…見ててくれたんだよね?」

 

 

瑠衣 「千歌さん…知って…るの?お姉ちゃんのこと…」

 

瑠衣の記憶では姉からAqoursのだれかと会った事があるとは聞いたことがなかった。

 

 

千歌 「…直接会ったことはないけど…遠くから穂乃果さんやμ’sの皆んなと話してるとこは見てたんだ…その時まだ小学生だった瑠衣ちゃんも見たんだよ!」

 

パチっとウィンクする千歌。

 

瑠衣 「そっか…だから最初久しぶりって…」

 

千歌 「うん!…でも瑠衣ちゃんはμ’sとは今まで何度か会ったりしてるんでしょ?」

 

瑠衣 「はい!…μ’sの皆さんお姉ちゃんに会いに来てくれてたから…とくに穂乃果さんは!」

 

ニコニコしながら話す瑠衣。

 

千歌 「そっか!…追っ掛けだったんだもんね!唯ちゃん、穂乃果さんの!」

 

瑠衣 「はい!穂乃果さん…何度も…お姉ちゃんに会いにアメリカにも福島にも来てくれて…ことりさんともよく一緒に…だから…瑠衣…穂乃果さんが…μ’sが大好きで…絶対μ’sみたいなスクールアイドルになって…輝きたいんです!

 

……お姉ちゃんの分まで…」

 

 

千歌 「…そっか…

 

…やっぱり引き受けてよかったな!」

 

 

瑠衣 「え?」

 

 

千歌 「ううん!…なれるよ絶対!μ’sみたいに…」

 

瑠衣 「え!?ほ、ほんとですか!?」

 

千歌 「うん!…だって…伝説のスクールアイドルμ’sと一緒に『A-μ’s』をやったAqoursの高海千歌が今日からSiriusを指導するんだから!」

 

 

瑠衣 「Aqoursだった千歌さんが…Siriusを…」

 

嬉しそうな顔になる瑠衣。

 

 

千歌 「…あ…ちょっともう部屋暗いね アセ …えっと…電気は…あった!」

 

 

『カチッ』

 

アイドル部部室の電気を点ける千歌。

 

 

瑠衣 「…あ…」

 

千歌 「ん?」

 

 

瑠衣 「…そっか…てことは…

 

…瑠衣…もう…もう…グス…」

 

 

千歌 「あれ?る、瑠衣ちゃん? アセ 」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

瑠衣、一年の時…

 

 

 

瑠衣 「お願いしま〜す!スクールアイドル『Sirius』で〜す!一緒に『μ’s』や『Aqours』みたいな輝きを目指しませんか〜?」

 

校門から校舎の正面口へと続く並木通りで元気よくアイドル部勧誘のチラシを配る1年生の瑠衣。

 

 

生徒A 「…フフ…またやってるよ?あの子 ニヤ 」

 

生徒B 「…ほんとだ…こんな中途半端な時期に新しい部活なんて入る子がいる訳…フフ 」

 

二人の生徒が瑠衣から離れた場所を歩きながら何やら話している。

 

 

瑠衣 「一緒にラブライブ…目指しませんか〜! ニコニコ 」

 

 

生徒A 「しかも…スクールアイドルって…何のために音ノ木坂にいるのかしら?」

 

生徒B 「昔有名だったんでしょ?…それにしてもあれで良く難関進学校の音ノ木坂に入学出来たわね アセ 」

 

生徒A 「ほんとよね…クス 」

 

生徒B 「ね…クスクス 」

 

 

瑠衣 「…お願い…しま〜…す……ニコ…」

 

 

生徒A・B 「ヒソヒソヒソ…スタスタスタ....」

 

瑠衣から距離を取って通り過ぎて行く二人の生徒。

 

 

瑠衣 「アイドル…部…で…す…」

 

中々ビラを受け取って貰えない上、心なしかみんな瑠衣の事を避けて歩いてるように感じ声も小さくなる瑠衣。

 

 

『ヒューーー』

 

 

瑠衣 「あ!」

 

 

『バサバサバサバサ』

 

 

瑠衣 「た、大変!拾わなきゃ!アセ

 

 

 

 

…………………

 

…………………

 

…これで最後…かな?」

 

 

?「はい!どうぞ!」

 

ビラを慌てて拾い集める瑠衣の背後から誰かが声を掛ける。

 

瑠衣 「ありがとうございます!…あ!り、理事長…さん…(こ、ことりさんのお母さん…やっぱりキレイだな…)」

 

 

理事長 「…中々集まらない?部員は…」

 

微笑みながら瑠衣に尋ねる理事長。

 

 

瑠衣 「……はい…みんなもう違う部活やってるし…やってない子は…勉強で忙しいみたいだし…」

 

理事長 「そうよね……5年前まではね…アイドル部に入りたい子が多すぎるくらいだったんだけど……変わってしまったわ…音ノ木坂は…」

 

寂しそうな顔で言う理事長。

 

瑠衣 「…でも…音ノ木坂でスクールアイドルをやることが瑠衣…私の夢だったから…その為に頑張って勉強もしたし…だから…私は絶対諦めたりしません!

 

ニコッと笑って言う瑠衣。

 

理事長 「そっか……応援してます!」

 

瑠衣 「は、はい!頑張るであります! ケイレイ 」

 

 

 

放課後…

 

 

部室棟の廊下をトボトボと歩く瑠衣。

 

瑠衣 「ハァ〜……やっぱり…瑠衣1人でラブライブ目指すしかないの…かな…でも…」

 

『ガチャ…』

 

ドアを開けて薄暗い部室の中に入る瑠衣。

 

瑠衣 「…この部室も…昔はお隣も使えたみたいだけど…瑠衣1人じゃここだけでも…広すぎるや…」

 

力なく笑って何も乗っていない会議用テーブルに鞄を降ろす瑠衣。

かつてこのテーブルには所狭しとアイドル部部員の鞄や荷物が置かれていた…

 

 

『ワイワイガヤガヤ』

 

 

瑠衣 「あ…お隣…そっか補修の時間か…」

 

瑠衣が電気を点けようと手を伸ばした時ふいに隣の部屋から話し声が聞こえてくる。

 

 

ーーーーーーーー

 

生徒C 「ねぇねぇこの隣の部屋って…空いてるんじゃないの?」

 

生徒D 「…確かに…いつも誰もいないよね?」

 

生徒E 「でもたまに電気ついてるっぽいよ?」

 

生徒C 「え〜?こわ〜い!幽霊いるんじゃないの? アセ 」

 

生徒D 「てゆーか空いてるんなら使わせて欲しいよね!この補修教室元々部室だったらしいから狭いんだよね〜 」

 

『ガチャガチャ!』

 

補習教室とアイドル部部室間のドアを開けようとする生徒D。

 

生徒E 「…駄目だ…鍵かかってる…」

 

生徒C 「…あとで先生来たら使っちゃダメか聞いてみようか…あ!でも…幽霊… ビク…」

 

 

生徒D 「……ワ!!

 

生徒C 「ヒ、ヒィー!!…ちょっやめてよ〜!(泣)」

 

生徒E 「アハハ!ビビりすぎなんですけど!」

 

生徒D 「アハハハ!」

 

生徒 C 「全くもう! アセ 」

 

 

生徒C・D・E

『アハハハハ!……』

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

瑠衣 「……電気……点けれないや…」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

瑠衣 「…グス…瑠衣…もう…もう…1人ぼっちじゃないんだ!

この部室も…もう1人で使わなくていいんですよね!? グス」

 

部室の電気を点けた千歌を見て目に大粒の涙を浮かべて言う瑠衣。

 

 

千歌 「瑠衣ちゃん……うん!そうだよ!これからは私が毎日来るし…それに…」

 

 

『ガバッ!』

 

千歌に走り寄って抱き付く瑠衣。

 

 

千歌 「る、瑠衣ちゃん….」

 

優しく微笑んで瑠衣の肩を抱く千歌。

 

 

瑠衣 「ウ…ウ……

ヴワーン!!

…瑠衣…瑠衣…寂しかったんだよ〜!!

不安だったんだよ〜!!

グジュ…茉央ちゃんが辞めちゃってから…ずっと1人で…何度勧誘しても…冷たい反応しかなくって…グジュ…結局ラブライブに参加すら出来なくて…グジュ…」

 

声を震わせながら言う瑠衣。

 

 

千歌 「そう…だったんだ…」

 

 

瑠衣 「瑠衣…オリジナルの曲とか作れないし…グジュ…このまま…ずっと瑠衣1人なのかなって…グジュ…このまま…お姉ちゃんとの約束…果たせないままなのかなって…思って…グジュ…凄い怖かったの…グジュ…」

 

 

千歌 「…約束って?」

 

 

瑠衣 「瑠衣…約束したんです…グジュ…絶対μ’sみたくなってラブライブに出るって!…グジュ…お姉ちゃんがやりたかった…お姉ちゃんが大好きなお星様の名前…『シリウス』っていう名前のスクールアイドルを…瑠衣が…グジュ…代わりにやるって…グジュ…お姉ちゃんの分まで…やるって…グジュ」

 

 

千歌 「そっか…『Sirius』って…唯ちゃんが付けた名前だったんだね…」

 

瑠衣 「…コクン」

 

千歌 「…とっても素敵な名前だね!」

 

瑠衣 「…コクン」

 

千歌 「…お姉ちゃんのこと…大好きなんだね…」

 

瑠衣 「……コクン …グス…グス…」

 

 

千歌 「よしよし!泣くな泣くな!」

 

瑠衣の頭を撫でる千歌。

 

千歌 「ナデナデ…(フフ…瑠衣ちゃん…泣き虫な感じは曜ちゃんみたいだな♡)」

 

少しの間千歌の腕の中で泣き続ける瑠衣。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

瑠衣 「…グス…ごめんなさい…グス…千歌さんの服…濡れちゃったであります……グス…」

 

服の袖で顔を拭きながら言う瑠衣。

 

千歌 「いいよそれくらい!…はい!使って!」

 

ハンカチを瑠衣に差し出す千歌。

 

瑠衣 「あ…ありがとうデス…ゴシ…」

 

千歌 「…それにね…出来るよ?今からだって全然…瑠衣ちゃ…『Sirius』も『μ’s』みたいなスクールアイドルになって…

ラブライブに出れるよ!!

 

笑顔で親指を立てて言う千歌。

 

 

瑠衣 「…でも瑠衣…歌…作れないし…お裁縫も苦手で…」

 

千歌 「フフ…なに言ってるの!…瑠衣ちゃんはあのμ’sの絵里さんにダンス習ってるんでしょ?」

 

瑠衣 「…そう…ですけど アセ …エリーチカ先生多忙だから月に一回とかだし…それに…いくらダンスが出来たって…それだけじゃラブライブには…」

 

言いながら何も出来ない自分が情けなくなる瑠衣。

 

 

千歌 「私もだよ!」

 

 

瑠衣 「え?」

 

 

千歌 「私も何も出来なくて…やったのは作詞をなんとかかんとかやったくらいだし…」

 

苦笑いしながら言う千歌。

 

瑠衣 「そ、そうなんですか!?」

 

千歌 「うん!…私達も最初はオリジナルの歌なんて作れなくて…たまたまピアノが弾けた転校生の梨子ちゃんに頼み込んで作曲して貰って衣装は器用な曜ちゃんが作ってくれて…」

 

その話を聞いて再び沈んだ顔になる瑠衣。

 

瑠衣 「そっ…か…じゃあやっぱりまだ瑠衣には曲も…衣装も作れないや…」

 

 

千歌 「瑠衣ちゃん!」

 

 

瑠衣 「え?」

 

 

千歌 「瑠衣ちゃんは…1人でラブライブに出たいの?」

 

 

瑠衣 「…それは…瑠衣だって……

 

瑠衣だって『μ’s』や『Aqours』みたく沢山仲間が欲しいです!

 

切実な想いで言う瑠衣。

 

 

千歌 「でしょ?駄目だよ?1人でやろうとしちゃ!

 

……それにいるでしょ?もう瑠衣ちゃんには仲間が!

 

ね!ツバメちゃん! ウィンク

 

 

 

瑠衣 「え?」

 

 

『ガチャ』

 

部室のドアを開けて1年生のツバメが入って来る。

 

ツバメ 「は、はい!瑠衣…さんは…1人ぼっちなんかじゃ…ないですよ!」

 

 

瑠衣 「ツ、ツバメちゃん!

 

……いつからいたの? アセ 」

 

 

ツバメ 「…ちょっと…前から…」

 

 

瑠衣 「…見てた?」

 

 

ツバメ 「…ちょ、ちょっとだけ〜…」

 

親指と人差し指を少し離し苦笑いしながら言うツバメ。

 

 

瑠衣 「ム〜…カオマッカ…(ゆ、油断した…)」

 

茹でダコのような顔色になる瑠衣。

実は瑠衣は人前であまり泣いた事がなかった。

 

瑠衣 「…で、でも!友達の…ひま…ちゃん…って子と科学部に行ったんじゃ…」

 

 

ツバメ 「はい!友達の…『葉月向日葵』ちゃんと見学には行きましたけど…ツバメは付き添いだったから…ひまちゃんが…『アイドル部気になるなら行って来て!』…って言ってくれたんです!」

 

笑顔で言うツバメ。

 

瑠衣 「そうなんだ!……でも…ひとりぼっちじゃないって言うのは…どういう〜イミ…」

 

先程言ったツバメの言葉の意味を尋ねようとする瑠衣。

するとツバメは微笑んで言った。

 

ツバメ 「ツバメが…『Sirius』に入るってことです!…入っても良ければ…ですけど…」

 

 

千歌 「フフフ…良かったね!瑠衣ちゃん!」

 

 

瑠衣 「………」

 

下を向いて何も言わない瑠衣。

 

 

千歌・ツバメ 「あ、あれ? アセ 」

 

反応しない瑠衣に戸惑う二人。

 

 

ツバメ 「や、やっぱりダメ…」

 

 

瑠衣 「ほんと?」

 

 

ツバメ 「え?」

 

 

瑠衣 「ほんとに…『Sirius』に入ってくれる…の?」

 

顔を上げた瑠衣の目からポロポロと涙がこぼれ落ちている。

 

ツバメ 「はい!モチロンです!…てか瑠衣さんまた泣いてる…」

 

困った笑顔で言うツバメ。

 

瑠衣 「だって!…グス…瑠衣ずっと1人だったのに…グス…一気に顧問の先生の千歌さんと…ツバメちゃんが…去年の1学期に茉央ちゃんが来なくなっちゃって以来…グス…だれも見向きもしてくれなかった『Sirius』に…!…ツバメちゃんが…入ってくれたんだよ!?

だから瑠衣…もう…もう…嬉しくって!…ボロボロ…」

 

千歌に借りたハンカチで顔を押さえてまた泣き出してしまう瑠衣。

 

 

ツバメ 「瑠衣さん…グス…」

 

千歌 「瑠衣ちゃん…ウル…」

 

思わず貰い泣きする二人。

 

 

ーーーーーーーー

 

〈部室の外…〉

 

茉央 「…私だって…そりゃ…スクールアイドル続けたかったわよ!…でも…」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

千歌 「?あれ?…今なんか声…しなかった?」

 

『ガラッ』

 

部室の窓を開ける千歌。

 

 

茉央 「やばっ! アセ 」

 

 

『サッ』

 

 

千歌 「ん〜?誰もいない?」

 

 

『ニャ、ニャ〜ゴ!』

 

 

千歌 「なんだ〜…猫か!」

 

 

茉央 『ゴロニャ〜ゴ!(危なかった…)』

 

 

ーーーーーーーー

 

 

千歌 「……ところでツバメちゃん?」

 

 

ツバメ 「は、はい!」

 

 

千歌 「ツバメちゃん…ことりさんの従姉妹…なんだよね?世界的デザイナーの『南ことり』さんの! ウィンク 」

 

ツバメ 「…はい!そうですよ! ニコ 」

 

 

千歌 「もしかして〜…ツバメちゃんも衣装とか…作れちゃう?」

 

ツバメ 「……衣装……って言えるかわからないけど実は……ことりちゃんに…たまに教わったりして…ます…テレ 」

 

瑠衣 「ほ、ほんとに!?ツバメちゃん!あ、あの超有名デザイナーの…元μ’sの衣装担当の…ことりさんから!?」

 

赤い目と鼻声で聞く瑠衣。

 

ツバメ 「ま、まぁ会えない時は…Skypeとか…」

 

瑠衣 「え!?ツバメちゃんも!?瑠衣もたまにエリーチカ先生にSkypeで教わるよ!」

 

ツバメ 「る、瑠衣さんだって凄いです!アセ あのμ’sの絵里さんに直接ダンスを教わってるなんて…」

 

千歌 「フフ…ほらね?瑠衣ちゃん!

…ダンスは絵里さんに教わってる瑠衣ちゃんがいて…衣装はことりさんに教わってるツバメちゃんがいるなんて…

『Sirius』…絶対ラブライブに出れるよ! ウィンク 」

 

 

瑠衣 「……でも……曲……は?」

 

 

千歌 「…あ(汗)……こ、こうなったら梨子ちゃんか真姫さんに頼んで…! アセ 」

 

 

瑠衣 「そ、それはそれで凄いですけど…」

 

 

ツバメ 「あの〜…作曲なんですけど…」

 

 

瑠衣・千歌 「出来るの!?ツバメちゃん!?」

 

 

ツバメ 「い、いえ…ツバメじゃなくて…実は…ひまちゃんが……弾けます…ピアノ…」

 

 

瑠衣・千歌 「え!?か、科学部なのに!?(汗)」

 

 

ツバメ 「…はい!…凄い上手ですよ!」

 

ニッコリ笑って言うツバメ。

 

 

千歌 「瑠衣ちゃん!」

 

瑠衣 「はい!千歌さん!」

 

千歌 「行くよ!科学部に! ウィンク 」

 

瑠衣 「了解であります! ケイレイ 」

 

ツバメ 「え?…もしかして… アセ 」

 

 

……………………

 

……………………

 

……………………

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

その日の夜…

 

 

『ピッ』

 

 

霞 「…はいモシモシ。」

 

 

瑠衣 「こんばんわ〜!カスミン♪」

 

 

霞 「…全く…あんた電話でもテンション高いね…」

 

 

瑠衣 「カスミンは電話でもテンション低いね♡」

 

 

霞 「……それで?わざわざ夜中に電話で勧誘の続き?」

 

 

瑠衣 「…そうだけど…違うよ?」

 

 

霞 「え?…意味分かんないんだけど…

 

 

『カ〜ス〜ミ〜ン!!』

 

 

…え? アセ ……ま、まさか…」

 

 

『ガラッ』

 

部屋の窓を開ける霞。

 

 

瑠衣 「あ!そこがカスミンのお部屋なんだ!」

 

 

 

霞 「…あ、あんたはストーカーか!! アセ …てかなんで家の場所を…!」

 

 

 

瑠衣 「ウフ、教えて貰ったんだよ! ニコニコ 」

 

 

 

霞 「だ、だれに!?……って…まぁ…あの顧問か…」

 

 

瑠衣 「カスミン!…ちょっと…お話し…しよ?」

 

笑顔で言う瑠衣。

 

 

霞 「……まぁ……いいけど……」

 

 

外に行くためにブツブツ言いながらパーカーを羽織る霞。

 

 

霞 「…全く!こんな時間に…!

 

家にまで来るなんて……

 

 

…………変な奴…だな…クス…」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

キャラクター紹介

 

スクールアイドル「Sirius」No4

葉月向日葵

 

【挿絵表示】

 

 

スクールアイドル「Sirius」No5

如月野乃花

 

【挿絵表示】

 

 

 




かつてずっと一人で活動していた矢澤先輩と同じく長月瑠衣も一人で頑張り続けました。
穂乃果達が入部した時のにこの涙と瑠衣の涙は通づるものがあるのかもしれないですね。

高海千歌が顧問に、卯月ツバメがメンバーになった「Sirius」。
果たして葉月向日葵に作曲を頼む事は出来るのか?
そして瑠衣は霞を口説けるのか?

次回、「Siriusの一番星」
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