小野宮結月の勘違いを何とか直させたのだが『君には才能があると思う!一緒に演劇をしよう!』と勧誘に変わった。
そしてさらにやっかいなメイドに捕まりカオスな時間を過ごしてしまった。
「まったく……この学園には人の話を聞こうとする奴はいないのか?」
俺は結姫の生徒会室へと入り
今の時刻は7時50分を指している。あの宗教のようにしつこい勧誘と俺に構ってくるメイドが無ければ、もっと早く来れたはずなのだが。
ちらりと窓を見るとちらほらとだが生徒達が校門を潜っている。
特に早く来る必要はないのだがこればかりは性分としか言えない。まぁ、凶剣を見られてわざわざ注目されたくないのも理由だが。
俺は淹れたての紅茶を飲みながら久しぶりにのんびりとした時間を過ごそうとしていた。
だが、
「おっはよーーーー!書記である泉ちゃんが来たぜ!さあさあ、女の子と男の子が一緒の空間にいるという甘い青春な時間を過ごそうよ!」
「馬鹿が!貴様のせいで台無しだ!部屋から消えろ!」
「あっらー?ご機嫌斜めだね、月光ポン!」
コイツは逆に何故朝からこんなにもテンションが高いのだ。勘違い女にアホメイドに続いてキチガイ女だと?俺になんの恨みがある。
「貴様は見た目は不良もどきの癖に8時とかに登校するんじゃない。大人しくギリギリにでも登校しろ」
「何故そんな話に!?そこは遅刻でもしてろって言うべきなのでは!?」
「俺の安息を破壊したことだ。それと遅刻は許さん。遅刻すれば罰を与える」
「………ちなみにどんな?」
「統合に参加させなかった奴のように俺の特別課題を「あ、明日からはギリギリで登校します!」……それでいい」
前に特別課題を渡した男子生徒……たしか上条とかいうウニ頭だったか。プリントを渡した時に『不幸だーーー!』と叫びだしたので問答無用で蹴り飛ばした。
「彼、可哀想だったね。あのプリントの厚さタウンページくらいあったかも」
「捏造するな。そんな渡す訳ないだろう」
「いや、確かにタウンページは言い過ぎかもしれないけどそれを例にしてしまうほどの量だったよ!その上やりきった彼に『そこのシュレッターにかけておけ』だって!?月光ポンの鬼!あたしは彼の涙が溜まった目と一枚ずつシュレッターにかけた彼の姿が忘れられないよ!」
「うるさいぞ。それに俺もまさか2週間でやりきるとは思ってなかった。それに何百枚も見れる訳ないだろ。俺は暇じゃない。それとポンはやめろ」
「ひっどーい!」
そのような馬鹿みたいな会話をしながら朝のH・Rの時間まで泉と話をしていた。
課題を受けていたのはまさかの上条さんでしたー(笑
まぁ、出てくるのはこれっきりだと思います。