転生から校内ドラッグストア
俺は転生者だ。
今、コイツ頭イってるなと思った奴は出てこい。俺がボコボコにしてやる。
俺は生前このような性格ではなかった。普通の男子高校生だった。転生の時に会った神に
・紅 月光の容姿
・紅 月光の才能
・
・ていうか紅 月光にしてあげる!
みたいな感じに話が進み気がついたら性格までこうなってしまった。
あまり損なことはしてはいない。『いつ天』の月光は人間だからあまり強者ではなかったが人間という種族では逸脱しているだろう。
しかし俺の転生した所は『ましろ色シンフォニー』
どこで凶剣を使えというのか。元はエロゲーの分際でバトルなどあるはずがないだろう。つまり俺の身体能力も宝の持ち腐れというやつだろう。この世界では俺はどこの部活にも所属していない。やっているとすれば生徒会長。俺は一年生ながら生徒会長となった。
だが、天才の俺でもさすがに一人で出来ないこともある。そこで天才の俺はあることを思いついた。
「そうだ、奴隷を作ろう」
俺は生徒のリストをすべて読み上げた。そこで俺は二人の男女に目をつけた。
椋梨 隼太
碧水 泉
一人はこの世界では生徒会長となっているはずだった男だ。
もう一人がこの世界にはいないはずの女。
だが天才である俺にとってはどうでもいい。才能に溢れカリスマもあり組織としての判断もできる。俺は早速校長を顎で使い二人を呼び出した。
「あの~何で俺呼ばれたんすかね?」
「あ!それあたしも気になる~」
目の前にいる二人は何がどうなっているのか分からないという顔をしている。
いや、正確の言うと椋梨は緊張というか不安な顔をして碧水は何か楽しみという期待の顔をしている。
俺はそんな二人に笑顔を向け
「お前らは今日から俺の奴隷だ」
と言ってやった。
そこからは呆然とする二人に副会長と書記という仕事を与えた。
二人がなんとか生徒会の仕事に慣れ始めた頃、頭が禿げ始めた校長が生徒会室にやってきた。
「紅君」
「なんだ禿げ」
「さ、最近気にしてることを……」
「さっさと要件を言え」
「あ、ああ。実は来週に各務台署から生活安全課の補導員を招いて薬物の危険性を諭すというのもするんだ」
「……」
「あぁ~、俺それ聞いたことあるっす。毎年の恒例行事なんですよね」
「あたしも聞いたことあるな~」
二人は恐らく先輩などから聞いたのであろう。だが俺はそんな奴らの会話を無視して考え込む。
「というわけだから、来週紅君には司会進行役を頼むからよろしくね」
そう言いながら禿げ校長は去っていった。
「ふむ」
「面倒臭い仕事っすね、会長」
隼太が笑いながら俺に話かけてくるがどうでもいい。
「おい隼太、その電話を俺によこせ」
「んぁ、これっすか?どっかにかけんの?」
「いいからよこせ」
「相変わらず傍若無人な方で」
隼太は苦笑しながら子機を俺に渡した。そして俺は電話をかける。
「私立各務台学園生徒会長紅月光だ。生活安全課に回せ。」
隼太と泉がビックリした顔で俺を見る。
「あ、あの~月光ぽん?何するつもり?」
「俺をぽん付けで呼ぶな。雑魚は大人しく黙っていろ。……あぁ、生活安全課か?来週の薬物危険の話は無しになった。なぜ?バカか、うちの学校には高校生にもなってクスリをやるようなボンクラはいない。もしいたとしても、そんな社会のゴミは見つけ次第俺が殺すから安心しろ。だから二度とうちの学校に干渉するな、この
そう言い切って電話を切った。
目の前では二人が唖然とした顔でこちらを見ている。
「何を見ている。さっさと仕事をしろ。」
そう言うと二人して大きなため息を吐いた。