もしも、バンドリ!(元の)世界に戻ったら少年はどうするのか 作:高坂睦月
新たな仲間ノエルを加え、アレン達はつぐみを救いにパンデモニウム城に向かうのであった!
ノ「アレがパンデモニウムか!」
ア「ああ、トラップに気をつけろよ!」
ノ「了解!」
アレン達はパンデモニウムに突撃した。
部「陛下、賊が現れました!」
皇「神坂アレンがやってきたか....。者ども、かかれ!」
部「御意!」
こうして、約1000万人いるの皇帝軍はアレン達に向かって突撃した。
ノ「なんて大群なんだ!」
ア「勝てない相手じゃないさ。行くぞ!」
ノ「お、おいアレン!」
エ「もう無理だ。アレンを止められる奴はいない。アイツは一度決めた事は必ず遂行する。その証拠に、見ろ。」
ノ「見ろって言われても....。」
ノエルはアレンを見ると、ありえない光景を目の当たりにした。
アレンは突撃しながら、矢を銃弾を全て木刀弾き、あろうことか弾いた矢や銃弾を相手の眉間に全て当てていた。後ろからの銃弾もまるで後ろに目があるかのように難なく弾く。
ノ「な、なんて奴なんだ!」
エ「さて、私達も負けてはいられないぞ!行こうノエル!」
ノ「ああ!」
エドガーとノエルはアレンを追いかけた。
シ「アレン君、これからどうするのかね?粗方300万は削ったが。」
ア「残りは無視する。むしろこれただの囮だろ。なんてわかりやすいんだ。」
シ「なら、私が戦おう。アレン君はつぐみさんを助けたまえ。」
ア「なんだ、お前も闘うのか。」
シ「ふん、私を舐めるなよ。一応君とタメを張れる程強いからね。」
ア「なるほど、それじゃ当てにしてるぜ。」
シ「任されよ!」
アレンは3人の味方に任せて、パンデモニウムに向かう。
敵「アイツを城に行かしてはならぬぞ、撃てー!」
するとアレンはパンデモニウムの城壁を走り出した。
敵「な、なんだと!!」
ア「甘いな馬鹿が。」
アレンは砲弾をいなし、更に走り出す。
敵「砲弾をもいなすだと!?」
悠「当たり前だ!アンタらは神坂アレンを舐めすぎだ!アイツは全ての攻撃をいなす!」
ア「魔法とかはいなせないがな。ノエル、城壁がガラ空きだ。」
ノ「了解、城壁を破るぞ!」
ア「了解だ!」
ノ「喰らえ!」
ノエルはアレンに向かって爆弾を投げ。
ア「シュート!」
その爆弾を蹴る。
爆弾は見事城壁を破り、道が拓けた。
ノ「アレン、敵はガンナーばかりだ。どうする?」
ア「そうだノエル、弾に当たらぬ方法を教えてやろうか?」
ノ「どうやるんだ?」
エ「簡単さ。」
そう言うと、アレンとエドガーは敵に向かって走り出した。
エ「走れ!銃弾より速く、走れ!背中に迫る死神より速く、そうすれば!」
アレン達は敵のガンナーを蹴散らし。
エ「こうして道は開ける。」
エドガーは笑ってみせた。
ノ「なんてめちゃくちゃなんだ....。」
悠「それが俺たちだからなw」
ノ「違いないな。」
そう言うと、アレン達はパンデモニウム城に入っていった。
ア「待ってろよ.....つぐみ、みんな!」
第三十二話に続く。
さて、いかがでしたか第三十一話!次回からパンデモニウムの城内を攻略する話になります。お楽しみに!
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それではまた次回!
さよーならー!!!