もしも、バンドリ!(元の)世界に戻ったら少年はどうするのか 作:高坂睦月
パンデモニウムから謎の城に飛ばされたアレン。探索を続ける内に、最上階へと到着した。フリオニールも皇帝の元に辿り着き、最後の戦いを始めようとしていた。アレンが辿り着いた場所にいたのは、なんともう一人の皇帝だった。
ア「ば......馬鹿な。」
謎の城にて最上階に着いたアレンは、その先の玉座に座っている男に驚きを隠せなかった。
皇「よく来たな.....少年。」
ア「な、何故アンタがここにいる!?」
皇「決まっている。私がこの城の主だからだ。」
ア「なっ....!」
皇「改めて、よくここまで来れたな。聖なる戦士。」
ア「......皇帝なのか?」
皇「いかにも。だが、君達の知る彼ではない。」
ア(確かにそうだ......。以前戦ったアイツとは全くと言っていいほど違う気配を感じる。)
皇「彼の非礼は私から詫びよう....。.....私は一度私の世界でフリオニールに倒された。そして分れたのだ。」
ア「分れただと......?」
皇「そうだ.....分かれたのだよ。善き私と悪き私に。」
ア「!.....善き私だと?」
皇「そう、悪き私は、地獄に落ちその力を手に入れ、パンデモニウムの主になった。」
ア「やはりここはパンデモニウムではないんだな。」
皇「その通りだ。パンデモニウムと似ているが、天界の宮殿アラボトという。」
ア「......。」
皇「善き私はこのアラボトの主になった。そして此処へ私が用意していた装置により、此処に現れたアレン。君に謝りたいのだよ....。」
ア「何のためにだ.....。」
皇「もちろん、許しをこうためだ。悪き私がした行いは善き私が許しをこわねばならぬ...。」
ア「.....許しをこうだと?あれだけの事をしておいて許すだと.....?ふざけているのか貴様....!」
アレンは激怒した。
皇「許さない。と言いたそうだね。だが、それが人間の限界なのだよ。人は罪を犯すものだ。その罪に力に報復すること.....。それは罪でないと言うのか?」
ア「......。」
皇「許してくれれば、君をこの天界に留まらせ、永遠の命をあげよう。そして、永遠に生きるのだ.....。この楽園でね.....。今こそ、悪き私の非礼をわびよう。そして、君たちは、許すのだ.......。」
ア「....永遠にか。此処で.....。」
アレンは一人呟いていると。
蘭「何言っているんですか!アレン先輩!」
ア「!?」
突然、皇帝の後ろから蘭、モカや巴、ひまり、そして丸山彩、大和麻弥、白鷺千聖がいた。
千「フリオニールさん達はまだ戦っているわ!」
その頃フリオニール達は悪しき皇帝と戦っていた。
フ「喰らえ.....!」
フリオニールがアルテマを放つ。
カ「かぁっ!!」
カインが皇帝に向かって槍で攻撃する。
皇帝はいんせきを放ち、フリオニール達を迎撃していた。
蘭「私達はコイツに倒されました。死んではいない。ただ、コイツを倒さない限り私達も復活しない。アレン先輩.....お願いします。これは、私達、いや、全世界からの依頼です。」
ア「.......。」
蘭「アレン先輩なら、出来ると信じています。」
そう言うと、みんなは消えていった。
ア「........。」
皇「どうした?永遠の命が欲しくないのか?」
するとアレンは答えた。
ア「いらない。というか、まず死んでないのにもらうのがいやだね。」
皇「何?」
ア「俺はみんなからもらった依頼を解決しなくちゃあいけない。それは、アンタを倒すこと。依頼屋はどんな依頼にも答える、必ずだ。そして俺は今、アンタにイライラしている。」
皇「何故かな?」
ア「まず、許しをこうなら、普通は上から目線じゃないし、何より此処は天国でも何でもないじゃないか。アラボトの1階のワープ装置の先を見た。小さい町があった。良いのか人を小さい町に人々を閉じ込めて。しかも町に2つワープ装置があったが、1つはここ。もう1つは魔物だらけの巣窟。悪い奴、たまたま迷い混んだやつは全員そこから出られない。もはや、天国というより、天獄の方か相応しいんじゃないか?そんな所に人を閉じ込める.....挙げ句の果てにはアイツを許して欲しい?生意気にも程があるな。所詮、善いやつでも、人が人だからな。皇帝は皇帝に変わりない。やっぱクズだ。そんな奴を生かしては置けない....此処で仕留める。.....安心しろ。これからやることは全てアンタに対する八つ当たりだ。」
皇「断るか.....良かろう、永遠の眠りに着くといい!!」
ア「お前が眠りにつけ、クズ野郎。」
こうして、本当の最終決戦、語られる事なき戦いが始まった。
第三十八話に続く。
さて、いかがでしたか第三十七話!次回から善き皇帝とアレンが戦います!お楽しみに!!
お気に入り登録、感想、評価待ってます!
それではまた次回!
さよーならー!!!