もしも、バンドリ!(元の)世界に戻ったら少年はどうするのか 作:高坂睦月
善皇帝との戦闘で苦戦していたアレン。そこにフリオニールの世界でフリオニール達とかつて共に仲間として闘い、戦死したミンウ、スコット、ヨーゼフ、リチャードが現れた。アレンと4人は力を合わせて皇帝を倒そうとする。しかし、肝心のトドメをさす方法が見当たらない。しかし、アレンが閃き!?
ア「なぁ、4人共。」
ミ「どうしたのだ?」
アレンは4人を呼んだ。
ア「あのさ......もしかしたら皇帝にトドメ刺せるかも。」
ス「!?」
ヨ「何だと!?」
リ「して、どんな方法なのだ?」
ア「おそらくアイツは次元を超えた影響で新たな技を手に入れた。しかし、ある奴が言っていたんだ。“時空や次元を越えようとも、必ず最期はいつの時代も変わらない”って。」
ミ「....つまり?」
ア「俺が皇帝と初めて戦って倒した技なら、アイツにトドメを刺せる。というか、おそらくこれしかないと思う。」
ヨ「だが、その為にはかなり時間はかかるぞ?」
ア「問題はそこなんだ。どうやってアイツから隙を作ればいいか、悩みどころだ。」
リ「それなら、問題あるまいよ。」
リチャードが言った。
ア「何故だ?」
リ「我々のチームワークを舐めてもらっては困る。まぁ、即席だかな。安心しろ。それなりにはできる。(苦笑)」
ア「ホントかよ......。」
ミ「だが、それが勝つ為の術ならやるしかあるまい。」
ヨ「頼りにしているぞ!」
アレンは再びクリムゾンブリッツ:ゼノを構えた。更に。
ア「二刀流も悪くはないな。」
木刀を構える。左手は普通に木刀を構え、右手でクリムゾンブリッツ:ゼノを逆手持ちするという変わった二刀流だった。
ス「変わってるな....その持ち方。」
とスコットが呟くほどである。
ア「悪いな、これが俺の二刀流の持ち方なんだ。」
アレンは変わっているのかこの持ち方がスタンダードなのだ。というか、物心ついた頃からこの持ち方であった。
善「たかが二刀流で何が出来る?」
ア「アンタの攻撃がほとんど斬れる。前以上にな。」
アレンはニヤリと笑い答えた。
善「面白い.....かかってくるといい。」
ア「言われなくても!」
アレンは一人で突貫する。皇帝がメランコリアの檻を放つ前に皇帝に一撃入れようとするが、皇帝は更にそれを読み、フレアを放つ。それを今度はアレンが読んでいた。アレンはフレアを斬り裂き、皇帝に蹴りを入れる。
善「なかなかやる......!」
ア「速くアンタを倒して、皆の元に帰らないといけないからな。」
善「.....なら、これはどうかな?」
皇帝が杖を振ると、アレンやミンウ達の周りからありえない数のトラップ魔法が張り巡らされていた。
ア「....しまった!」
ミ「いつの間に.....!」
皇帝は更にメランコリアの檻、リテンペンスの棘、フィアートルネードを同時に発動させた。
ア「.....何!?」
アレンは予測外の事に対応が遅れてしまった。
ア「逃げろーーーーー!!!!!」
しかし、間に合う訳も無く、アレン達は皇帝のトラップを喰らってしまった。
皇帝に囚われていた蘭はその瞬間を目撃していた。
蘭「アレン先輩ーーー!!!」
皇帝は笑っていた。
善「ついに......ついにあの男を倒した。倒したのだ!あの忌々しい小僧が居るから私の支配の邪魔などするからこうなるのだよ。」
蘭は怒り狂いそうだった。大切な人の事を馬鹿にする皇帝の事と助けれない自分に、ただただイライラしていた。
善「さて.....次は貴様らだ。」
蘭は体をビクッとさせた。
善「何.....安心しろ。私の力の一部になるだけだ。」
皇帝は蘭に向かって手を差し伸べようとしていた。
善「......神坂アレンは助けには来ないぞ?先程私が殺したのだからな。」
皇帝は不敵な笑みを浮かべた。
蘭(お願い先輩.......)
蘭の頭の中にはアレンや皆との記憶が遡ってきた。走馬灯とやらなのだろう。
善「......私の力になるが良い!!」
蘭「.......嫌!誰か!」
蘭が叫んだ、その時である。
?「フレアストーム!!」
誰かがそう叫ぶと、皇帝の真下から炎の竜巻が発生した。
善「何!?」
皇帝は間一髪で躱した。
善「何者だ!!」
男は答えた。
?「何者......決まってんだろ。そこに居る赤メッシュ野郎の先輩であり、剣士であり、そして.....。」
爆風から人影が現れる。
ア「そいつらのヒーローであり、依頼屋だ。」
男、いや神坂アレンがそこにいた。
第四十一話に続く。
さて、いかがでしたか第四十話!!皇帝戦もいよいよ佳境に迫りつつあります。是非刮目してみてください!
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それではまた次回!
さよーならー!!!