もしも、バンドリ!(元の)世界に戻ったら少年はどうするのか   作:高坂睦月

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前回のあらすじ
皇帝の強大なトラップを喰らったアレン達。全員倒し、喜んだ皇帝は蘭の力を吸収しようとする。しかし、それを止めたのはトラップを喰らい、死んだと思われたアレンであった。


第四十一話 託した者、託される者

善「馬鹿な......貴様は私の魔法で消し去ったはずでは。」

 

 

ア「俺の剣術は魔法も断ち切ることができる。だけど、あんたの魔法はかなり強力で断ち切るのには時間がかかってしまった。」

 

 

善「くっ......!」

 

 

ア「悪の皇帝の方がまだそんなクソみたいな油断はしない。その点においてはアイツよりは強くないな。」

 

 

善「黙れ.....!」

 

 

ア「あくまでもアイツの一部だが、実力はアイツよりは下のようだな!」

 

 

善「黙れ!」

 

 

アレンに皇帝は攻撃しようとするも、動けない。

 

 

善「な....何だその力は。」

 

 

アレンの周りには赤いオーラがアレンに纏っていた。

 

 

ア「この力は....ミンウ、スコット、ヨーゼフ、リチャード、フリオニール、カイン。.....そして仲間達からもらった力だ。アンタには味方なんぞいないからわかりはしない。いや、わかれない!!」

 

 

アレンは断言した。

 

 

善「.....小僧如きが。」

 

 

アレンは木刀を構えた。

 

 

ア「.....この刀、少し変わっていてな普通は木刀が物を斬るなんて事はできやしない。しかし、俺の剣術ならアンタを斬る事は出来る。....俺が何を言いたいかわかるな?」

 

 

善「.......。」

 

 

ア「アンタを倒す事が出来る。だから、アンタは俺が討つ。悪いが、ここで眠ってもらう。」

 

 

と言い、ぼろぼろの体でアレンは言う。

 

 

善「その体で何が出来ると言うのだ?その傷だらけの体で。」

 

 

ア「こんな傷だらけでも、アンタを倒す事は出来る。大切な仲間と共に。」

 

 

ミ「.......そうだ。」

 

 

アレンの後ろにはミンウやスコット。

 

 

ヨ「我々には想いを託した者達がいる!」

 

 

ヨーゼフやリチャードがいた。

 

 

ミ「我々の死は意味のない死ではない.....!命を次に繋ぎ.....未来を託す為なのだ!それを貴様はわかるまい。」

 

 

善「ふっ.....小賢しい奴らよ。」

 

 

ア「小賢しくて結構だ。」

 

 

ス「何とでも言うがいいさ。」

 

 

ヨ「若いのに未来を託せたのなら、悔いなどない。後はお前を倒し、全てを終わらせる!」

 

 

ア「行くぞォォォ!!!」

 

 

アレン達は最後の攻撃に入る。

 

 

善「来るがいい!下賤の者め!」

 

 

アレンはリチャードの槍を高く高く投げる。

 

 

リ(カイン.......お前なら必ず竜騎士を継ぐだろう.....頼んだぞ!)

 

 

リチャードは己自身の子に竜騎士の想いを託した。その想いと共に高く飛ぶ。

 

 

リ「天に果てろ!......竜の爪牙に....全てを懸ける!!」

 

 

とてつもなく高い場所からリチャードが槍と共に降ってくる。

 

 

ス(ゴードン.....ヒルダを、カシュオーンを任せたぞ!)

 

 

スコットは弟に全てを任せた。国を、大切な王女を。

 

 

ス「おおおおおおおお!!!」

 

 

スコットは剣戟で皇帝に攻撃しながら魔法を剣の一撃の後に放つ。

 

 

ヨ(ネリー.....ワシが居なくても、幸せに暮らすんだぞ!)

 

 

ヨーゼフは大切な娘の身を案じる。

 

 

ヨ「我が格闘の極致......見せてやろう!」

 

 

ヨーゼフはとてつもない速さで皇帝に拳の乱舞を繰り出す。

 

 

ミ(フリオニール......ヒルダ王女を、皆を.....頼んだぞ。お前なら、託せる。)

 

 

ミンウはフリオニールに新たな光を、未来を託す。

 

 

ミ「食らうがいい.....!.....アルテマ!!」

 

 

ミンウはかつて己自身が身を呈して封印を解除した究極魔法を放つ。

アレンはその前に魔法が避けられると思い、木刀を高く投げる。

 

 

善「バカめ!そんな事をして意味などないぞ!」

 

 

ア「それはどうかな!?」

 

 

皇帝の注意を見事に惹きつけたアレン。聖属性の爆破が皇帝にダメージを与える。

 

 

4人「行け!アレン!」

 

 

4人はアレンに力を託した。

 

 

ミンウはアレンを皇帝のすぐそばまで転送した。

 

 

ア「......アンタが俺に勝てない理由を教えてやる。」

 

 

善「!!」

 

 

アレンが投げた木刀は皇帝の目の前に降ってきて、刺さり、それをアレンが取る。

 

 

ア「......お前は俺の大切な仲間を傷つけ、あろう事か魂まで閉じ込めた。.....お前は俺を怒らせた。ただ、それだけだ。......喰らえ!」

 

 

この状態はかつてアレンが皇帝を倒した時と全く同じ状態であった。

 

 

善「神坂アレン........貴様に....貴様なんぞにィィィィィィ!!!」

 

 

ア「聖なる刃よ......不浄を照らせ!ホーリーラッシュ!」

 

 

アレンは目にも留まらぬ剣戟で皇帝を攻撃する。かつてアレンが、あの場所でDISSIDIAFAINALFANTASYの世界で皇帝を倒したように。

 

 

ア「これで.......終わりだぁぁ!!!」

 

 

アレンは皇帝の心臓に木刀を突き刺す。

 

 

そして白い光がアラボトを包む。

 

 

第四十二話に続く。

 

 




さて、いかがでしたか第四十話!次回もお楽しみに!
お気に入り登録、感想、評価待ってます!
それではまた次回!
さよーならー!!!
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