『でミイはどうだ?』アインズはミイの成長を確かめたくコキュートスに訊ねる。
『オ答エシマス、アインズ様』
『ミイ様ハ、リザードン達ヲ相手ニ腕ヲ上ゲラレテオリマス』
コキュートスの報告に人間なら目尻が下がりニャニャが止まらない位に顔が崩壊していたであろうアインズは
『そうか、しかしまだまだコキュートスには敵わぬであろう?』
武人建御雷(ぶじんたけみかづち)によって想像されたコキュートスはナザリックでその剣技に於いて実力は一番である。
『イエ、ミイ様ハマダ伸ビルト思ワレマス』
『人間ト竜人ノ間ニ生マレシ故ニ高ミハ望マレマス』
アインズはその言葉に納得する、確かにナザリックではそのスキルによって技、強さのバランスは決まってしまうが人は鍛錬や武技など
によって強くなる。ミイはゲーム内で設定して生まれた訳では無い
紛れも無くセバスとツアレの子供である。
『では、スキルや魔法を使わない剣闘ならばコキュートスに匹敵するというのか?』
『ハイ、モシクハ同等カト』
アインズを崇拝し絶対主君に嘘や偽りを言う事などあり得ない、
アインズは考え込みそして
『見てみたいものだな、どれ程のモノなのか』
『そうだな、剣技大会を開くか参加を募るのも良いな』
アインズは一人で納得し
アルベドとデミウルゴスを呼ぶ
ナザリック会議室にアルベド、デミウルゴス、コキュートス、マーレ
アウラ、シャルティアが集まる。
『成る程流石はアインズ様でいらっしゃる』とデミウルゴスが納得すると続けてアルベドも
『全くですわ、いつもながらアインズ様のお慈悲には頭が下がりますわね』と答える。
(へ?な、何??何の事?俺って何か褒められる様な事言った?)
無論、コキュートス、マーレ、アウラ、シャルティアも頭の上に
何個も?マークを点灯させている。
それを見たデミウルゴスは
『解らないのですか?アインズ様のお考えが』とアインズを見ながらデミウルゴスがメガネをかけ直す。
『そうか、二人にはバレてしまったか、二人には私の考えが
筒抜けだな』
(あーいつものアレか、デミウルゴスに振って話しをしてもらうパターンね)
『ウム、デミウルゴスでは皆に解る様に話しを頼む』
デミウルゴスはこのパターンがよっぽど嬉しいのかシッポを上下に動かしながら
『良いですか、アインズ様がただミイ様の実力が見たいから暇潰しに
大会を開くと思ったのですか?』と解らないコマッタちゃん組を見渡す
(へ?その通りで、ただの暇潰しなんです)アインズの心の声が語る。
『アインズ様はこの大会を通してナザリックの連帯感と外から連れて来たリザードンマンを含めだ者達へ、いずれはアインズ様の片腕となるミイ様をお披露目する目的も、兼ねておられるのだよ』
『そうね、それとその者達へアインズ様は、絶対の主君である事をより一層知らしめる為でもあるのよ』とアルベドの言葉にデミウルゴスが頷く。
(えー、そんな広大な野望と思惑があったんですか?)
アインズの、心の声が驚きを隠せない。
『成ル程、流石ハアインズ様』とコキュートスが
『アインズ様の、慈悲深さが伝わりんす。』とシャルティア、
『頑張って闘技場を掃除しまきゃ』とアウラが言うと
『僕もお手伝いするよオネーちゃん』とマーレが続ける。
アインズはまたアインズ様スゲーポイントが上がるのがが心に刺さるのを感じた。
次回はいよいよ大会が開かれます。
下書きは出来ていますのでなるべく早く投稿したいなーと思ってます。
参加者は次回のお楽しみです。