もんむす・くえすと!の世界に降り立った1人のヒーローアバターの話 作:ジョーカー:ゼノ
四天王との連戦、二度も食らってくれた天軍の剣、決死の猛攻、エデンの救援、そして……ルクトリーのゴッドカドラプルかめはめ波。それらによって、今度こそイリアスを追い詰めた。
「何故です……?なぜ神である私が、ここまで追い詰められるのです……!?この私が地上の者三人と、無能な三番目如きに……!!」
わなわな震えるイリアスに、ルカが剣を向けた。
「イリアス、お前に敗因があるとしたら……目の前にいる相手がたった四人だと思い込んだ事だ!」
そうして、彼女に向かって叫んだ。
「僕は、今まで出会ってきたみんな……そして、お前に蹂躙された人々……みんなの思いを剣に乗せ、僕は戦っているんだ!」
「そうだ!」
ヴィクトリーが便乗し、ルカの横に立つ。
「俺達は今まで誰かを助け、そして誰かに助けられながらここまで戦ってきたんだ!だから、ここで俺達が負けるわけにはいかねぇんだ!!」
「イリアス、貴様の敗因はただ一つ!」
アリスも、イリアスに向かって叫んだ。
「こんな恥ずかしい台詞を平気で口にする熱血ドアホ共と……正面切ってまともに戦ってしまったことだ!」
「同感ですね……!」
エデンがアリスの横に並び、笑った。
「特にこっちのサイヤ人は、イリアス様からも三番目の無能と言われた私を、戦士として認めてしまうほどの愚か者なのです……!私でなければ、貴女とて、とうてい適うはずがありません!」
エデンは今、ようやくミカエラやルシフィナの気持ちがわかった所だった。意地や誇りによって生まれた自意識は忠義を超え、本当に成すべき事を見出してくれる。その結果が、今自分がとっている行動なのだろう。
「認めません……断じて認めません!!私は神なのですよ……それが、こんな……!!」
イリアスも、とうとう余力を振り絞ってきた。その強大な威圧感は、世界全体を揺るがすほどだ。
「ぐっ……なんてパワーだ……!!」
「すげぇ気だ……まだ、こんな気を隠してたんか……!!」
アリスはルカに駆け寄り、背後につく。
「ルカ、奥義を放て!カドラプル・ギガで決着をつけるのだ!」
「それは無理だよ……!あんな隙の大きい技じゃ、絶対に途中で潰される……!!」
「じゃあ、俺とエデン様とアリスで時間稼ぎを──」
「いいえ。」
エデンも、ヴィクトリーの肩を叩いて止めた。
「そんな技一つでは、今のイリアス様を消す事は不可能です……ああなったとはいえ、サイヤ人の力も兼ねていますから。あの力さえ無ければ、ルカの奥義で行けたのでしょうけど……」
「な、なんだと……!?」
「じゃあ、どうすれば……!」
アリスに言われたエデンは、暫く考え──そして、ルカに向いた。
「……ルカは、カドラプル・ギガの準備を。そして──」
続けて、真剣な目でヴィクトリーの方を見る。
「あなたは、元気玉とやらの準備をしなさい。」
「げ……元気玉……!?」
元気玉……周辺にあるもののエネルギーをちょっとずつ集め、集合させ、放つ技だが……
「い、いやいやエデン様!そりゃ無茶だ!今のイリアス相手に、この星の気をちょっとずつ集めた所で……」
確かに凄まじい気にはなるだろうけど、下手をすればカドラプル・ギガより時間がかかる上に、確実性がない。そんな技を使った所で──
「あなた達は、この世界の思いをその剣に……そして、この拳に乗せて戦っているのでしょう?」
エデンは、ルカとヴィクトリーの肩を叩いて笑った。
「ならば、この世界の全てに、後もう一踏ん張りして貰いましょう。少しずつではなく、ギリギリまで元気を集めさせて貰うのです。私も時間稼ぎには協力しますので……」
「エデン様……」
「エデン……まさか、お前からそんな作戦が出てくるなんて……」
確かにいい作戦だと思い、決行しようとした、その時だった。
「ならば、私も協力しましょう。」
不意に、天界に声が響いた。この声は……
「み、ミカエラさん!」
「ええ……私は今、ある道具を使ってあなた達に話しかけています……」
「……そうか、あの水晶だな!?」
確か、あの通信水晶……何かの黒幕が使ってそうな感じの、世界に声を届ける事も可能という代物。それで、全世界に二人の声を届け、元気を貰うという作戦か。
「当たりです……エデン、まさかあなたがルカ達の味方をしているなんて、思ってもみませんでしたよ。もしかしたら、ヴィクトリーに惚れましたか?」
「ミカエラ、下らない話は後でしましょう。それより今は……」
「そうですね……さぁ、話して下さい。」
ミカエラの準備が終わり、遂に世界中に声を届けられる状態になった。これで、準備万端だろう。
「よーし、やるぞルカ!」
「おう!」
ヴィクトリーは上半身の道着を破り捨て、青いアンダーシャツ姿になってから、飛び上がって両腕を掲げた。ルカも剣を掲げ、精霊の力を集中させる……
「はぁああああーーーっ!!!」
イリアスの方も、反撃の体勢が整ったようだ。
「く……」
「食い止めて見せます……!!」
無茶も承知。無茶でもしなければ、四人纏めてあの世行きだ。
「……ルカを悲しませないで下さいね……仮にも、私の甥なので。」
「貴様こそ、足を引っ張るなよ……行くぞ!!」
エデンとアリス──天使長と魔王の二人は、互いに「変な共闘だな」などと思いつつ、気を解放してイリアスに突撃した。
「みんなーーーっ!!俺に元気を分けてくれーーーっ!!」
「僕達に、力を貸してくれーーーっ!!」
ヴィクトリーとルカは技の準備をしながら、世界に声を響かせた……
世界各地……
「聞きましたか!?」
「ああ……ルカの声だ!」
「それに、あの武道家も……!」
魔物も人間も空に手を掲げ、元気を飛ばした。
イリアスベルクで、ハピネス村で、エンリカで、ナタリアポートで、サン・イリアで、サバサで、魔女狩りの村で……
グランドノアで、ヤマタイ村で、プランセクト村で、サキュバスの村で、ゴルドポートで……
そして……魔王城で。
地上で勇者が活躍してきた全ての場所から元気が飛び、天界に集合して行った……
「来たっ!!いきなりでけぇぞ!!」
ヴィクトリーは巨大な元気玉を掲げながら、そう言った。
「ヴィクトリー、撃てるんなら撃て!僕はまだ時間がかかりそうだ!」
「いや、こんなんじゃイリアスはまだ消せねぇ!!もっと元気を集めねぇと……!」
「く……!」
ルカには既に風と土の力が混ざっているようだ。
「がはっ……!!」
「くっ!!」
アリスとエデンがぶっ飛ぶが、踏ん張ってイリアスに猛攻した。迫り来る触手と魔力の雨に苦戦しながら、なんとか彼女を押しとどめているようだ。
「負けて……たまるかぁあーっ!!」
「イリアス様……お許しを……!!」
「くっ……!!」
ヴィクトリーの元気玉も、ルカのカドラプル・ギガも完成しつつある。しかし、まだ足りない。イリアスを倒すには、まだまだ足りない。
「ならば……纏めて、消えなさい……!!アルティメットメサイア!!」
イリアスは、聖なる波動を撃ち放った。巨大なエネルギー波が辺りのものを消し飛ばしながら、彼らに迫り来る。
「波ーーーっ!!!」
エデンとアリスが一緒にかめはめ波を放ち、それと相殺した。
「言った筈だぞ、イリアス……!余がいる限り、ルカには手は出させん!」
「イリアス様、ヴィクトリーは私の獲物ですよ……勝手に手を出すのは、例えイリアス様でも許しはしません……!!」
「おのれ、魔王アリスフィーズ……!!おのれ、堕天使エデン……!!その体、千切れ飛ぶまで叩きのめします……!!」
ますます猛り狂うイリアス。いかに二人とて、そう何度も攻撃は受けきれないだろう……
「……」
ルカは水の力を剣に宿す。流石の彼も、ルクトリーのように大胆に精霊の力を重ね合わせるのは困難な様子だった。
「ぐ……ぐぐ……もっとだ!!もっと俺に元気を分けてくれーーーっ!!」
ヴィクトリーの声に応じて、元気もちょっとずつ飛んできた。しかし、雀の涙ほどにしかならない。
「はぁああっ!!消えろーーーっ!!!」
イリアスは、そのまま強大な爆発魔法──ビックバンを引き起こした。宇宙創成の爆発波が壁のように迫り、全てを消し飛ばさんと迫ってくる。
「くっ!」
「ぐぐっ!!」
しかしアリスはルカを、エデンはヴィクトリーをかばった。
「っ……どうしたイリアス!?この程度では、余は倒せんぞ……!」
「どうやら、ルクトリーとのバトルでパワーを使いすぎたようですね……私でも耐えれましたよ。」
「おのれ、どこまでもしぶとい死に損ない……!!」
これ以上は、二人も耐えられそうに無さそうだ。しかし、こちらの準備もここで終わりだ……
「はぁあああっ!!」
イリアスは腕を掲げ、ルカ達にホーリーフレアを放とうとする。
「……お許しください、イリアス様。」
エデンがイリアスの前に出て、その全身から眩い閃光を放つ技──太陽拳を放った。
「がっ……!!?ぐぅううっ!?」
閃光を直視した事により、目がやられる。イリアスは目を押さえ、悶絶した。
「よ、よし……こっちは準備完了だ!」
遂に、ルカの剣に四精霊の力が宿ったらしい。これで彼の準備は終わったのだが……
「くそ……こっちはまだだぞ……!」
ヴィクトリーの元気玉は、一向に大きくなる気配がなかった。このままでは、今まで集めた元気玉なのに、徒労に終わってしまう可能性がある。それだけは、絶対に避けたいが……
「み、みんな……!!」
地上のみんなは、既に限界のようだった。
「ヴィクトリー、何とかそれで頼んだのだ!我から送れる元気はもう無いのだ!」
「すまぬ、異国の拳士……!こちらも天使との戦いで消耗しているのだ。これ以上は無理だ!」
「こっちもアンデッドやユーとレイで全力を出してるのじゃ!それで我慢せい!」
「不覚……サバサの王たる物が、この程度で膝を曲げてしまうとは……!」
世界各地から送られる、限界のサイン。これ以上の元気は、もう期待出来そうにない。
「このままじゃ持たんぞ……」
「そ、そんな……!」
心配する、アリスとルカ。ここまできて、全て無駄に終わってしまうのだろうか……そんな考えが過った、その時だった。
「……」
エデンがヴィクトリーの横につき、コホンと咳をついた。
「天使達よ!武器を捨て、両腕を上げなさい!」
「!?」
エデンはその声を、世界中に届け、全ての生き残っている天使に伝えた。
「え、エデン様……!?それって、どういう……!?」
各地の天使達の声が、聞こえる。当然、戸惑いの声だ。人も魔物も弱っているのだから、今がチャンスの筈なのに……
「言葉通りの意味です!武器を捨てて、両腕を上げなさい!これは天使長命令です!」
ドスの効いた声で、天使達にそう命令した。そこには確かに天使長──熾天使エデンとしての威厳が、これ以上となく溢れていた。
「え、エデン……様……」
ヴィクトリーは意外そうな顔でエデンを見る。彼女は少し申し訳無さそうな顔をして、彼に視線を送った。
「強制命令のような真似事は好きじゃありませんが……仕方ありません。こうでもしなければ、イリアス様を倒す事は不可能なので……」
世界中の天使が、あわあわしながらも、エデンの指示に従う事になった。なんと言っても、彼女が熾天使としての威厳をここまで出したのは、部下の天使達も初めて、または久しぶりだったものだから。
「あ、あわわ……」
「し、従うしか……ないのですか……!?」
「え、えいっ!」
そうして彼女らは、武器を捨てて両腕を掲げる。するとその天使達からも元気が飛び──元気玉が更に大きくなり、これ以上となく巨大に膨れ上がった。
「で、出来た……!!出来たぞーっ!!」
「こっちもだーっ!!」
そう言うルカの方を見ると、隣にアリスが並び立っており、二人でエンジェルハイロウを持っていた。その刃には四精霊の力だけではなく、聖なる力と闇の力も宿っているようだった。
「は……ははっ!おめぇ、カドラプル・ギガに天使の力とアリスの力を込めたのか!」
「お前こそ、天使達から元気を集めたみたいだな……!!」
「ああ、エデン様が協力してくれたお陰だ!」
「こっちもアリスが協力してくれたんだ!」
そう話し合いながら笑顔を交わし、そしてイリアスの方を見た。
「わ、私は神なのですよ……!!そんな技で、神が打ち倒されるはずがありません……!!」
世界を憎悪で震わせながら、その巨体が迫る。しかし、戦士達はもう迷わなかった。
ルカとアリスは、剣を構える。ヴィクトリーとエデンは、元気玉を掲げる。そうしてから迫り来る、巨悪を見据えた。
「行くぞ、ルカ……!正真正銘、これが最後の一撃だ!!」
「……ああ、僕達で幕を引こう!この長かった旅に……」
「イリアスーっ!!これはこの星のみんなの思いだっ!!そして、おめぇにめちゃくちゃにされたこの世界の叫びだーっ!!」
「ミカエラやルシフィナに次ぐ造反をお許し下さい……私は、あの二人の想いをここに受け継ぎ、そしてあなたを超える!!」
思い思いの言葉を叫びながら、戦士達は気を全開放した。
次の瞬間、これまで出会った人達……そして魔物達……強敵達の姿が見えた。
そうしてルカとヴィクトリーは、一緒に胸の内で思うのだった──「強敵達よ、ありがとう」と──
「くたばっちまえーーーっ!!!!」
「はぁあああーっ!!!」
ヴィクトリーとエデンは、元気玉を投げた。
「これが、僕の!アリスの!そして、みんなの……」
「カドラプル・ギガーーーッッ!!!」
ルカとアリスもカドラプル・ギガを放った。
二つの技のエネルギーが一つとなり、触れたもの全てを飲み込みながらイリアスに迫った。
「うぐぅうううううっ!!!?」
彼女は何とかそれを受け止め、押し留める。そうして、押し返そうと全力を込めた。
「なんだと!?まだそんな事をする気力があるのか!?」
「ならば、僕達も全力を出し尽くすだけだ!!」
ルカとアリスは笑い、そして気をこれ以上となく解放し、剣を突き出した。それでエネルギーは増大し、イリアスは押される。
「うぐっぐぐぐぐ……こ、こんな……こんな、こんな、ものッ……!!」
「はぁああああーーーっ!!!」
ここでヴィクトリーが超サイヤ人ブルーとなり、思いっきりイリアスを押した。
「ッッッ!!!?」
彼は穏やかな表情になり、自らの放ったエネルギーを押し返さんと必死になってる彼女を見た。
「イリアス……おめぇはすげぇよ。よく頑張った……たった一人で……何度も何度も、嫌になるほど変身しやがってよ。その度に俺達は、苦戦を強いられた。四天王のみんなの猛攻から再生した時は、どうなる事かと思っちまったよ。だけど、今回は俺の勝ちだ。今度はもっといい奴に生まれ変われよ!一対一で勝負してぇ……待ってるからな!俺も、もっともっと腕を上げて……」
「……」
エデンはヴィクトリーの腕に手を添え、頷いた。彼も頷き……イリアスを見た。
「またな!」
彼は優しい声で、そう言い──
「はぁああああーーーッッ!!!」
渾身の力を込め、元気玉を押した。
「!!!!」
元気玉とカドラプル・ギガが融合したエネルギーが一気に増大し、イリアスを飲み込んだ。彼女はエネルギーに融け、細胞ひとつ残らず消し飛んだ。そしてエネルギーはこれまでにない大爆発を巻き起こし、辺りは光に包まれた……
……悠久の時、私は孤独だった。
闇とは決して相容れず、そして闇以外に私と話せる者はいなかった……
私の命を分け与え、自分の分身を造っても、それは分身そのもの。自分と話しているのと違いは無かった。
地を這う動物……いつかはこの者が私と同じ姿で、私と対等に話せる日を願った……そう、最初はそれだけの願いから始まった……
それから、何億年が経っただろうか。
地上の人々は、私を神と慕った。私は彼等の前で、彼等の求めるがままに神として振舞った。すっかり私は孤独を忘れ、そして神である事を由とした。いつしか……神であるため、私は人を必要としていた。
なぜ、私は人を求めたのだろう。単に話をしたかったのか、自分を神たらしめるためか……悠久の時の中で、もはや私には分からなくなった。
私は、神でなければならない。神でなければ、この私は何者なのか……
「人が神を忘れ、神を必要としないならば……私は、いったい何者なのでしょう。忘れられた神など、何のために存在しているのでしょう。このような世界……神を必要としない世界……そんなもの、この私には……」
「……」
「……イリアス……」
ヴィクトリーが哀しそうな顔で、視線を伏せる。ルカが顔を上げて、口を開いた。
「……以前に、アリスと話をした気がするよ。僕は勇者という立場に縛られ……そして、アリスは魔王という立場に縛られていたって……」
「……誰にでも、立場ってものがあるんだ。おめぇだって、例外じゃなかった……」
「私は、自分の存在意義を『神』という立場に求めた……それが、全ての誤りだったと言うのですか……」
ルカとヴィクトリーは少し考え……
「……神でありたいなら、無理にでも僕達を導くよりも……ただ見守ってくれれば、それで良かったのに……」
「……俺も、それが一番いいと思った。寂しいかも知れねぇけど……けれど、見守ってさえくれれば、それが一番だったんだ。」
「……」
イリアスは頷き……二人を見た。
「二人共、あなた達の掌をご覧なさい。」
「……うん、分かってる。こうなる事は、決戦の前から分かってた。」
「はは……学習しねぇな、俺も……」
ルカの手は既に聖素の凝縮体と化して、ヴィクトリーの手は崩れていた。このまんまだとルカは聖素に侵食され、ヴィクトリーはまた塵になって消えるだろう。
あれだけの力を使った代償なのだ、これも仕方が無い。全て、覚悟していた……
「私の存在は、このまま消えますが……まだ、ほんの少しの力は残っているようです。最後に残されたこの力で……あなた達を、助けましょう。」
「僕達を……助けてくれるのか……?」
「ぶっ殺した相手を助けるなんてな……」
「最後に一つぐらい、神らしい事をしていきましょう……世界を救った勇者を祝福するのは、神として当然の務めです。」
「イリアス……」
二人の体に、柔らかな光がまとわりつき……そして、二人の体は元通りになった。
「では行きなさい、真の勇者ルカ……戦いは終わりました、あなたを待つ人々の元に帰るのです……」
「……」
「そして、真の勇者ヴィクトリー……私も、待っていますよ……輪廻の果てで、またあなたと戦えることを……」
「……イリアスっ!」
ヴィクトリーはイリアスに駆け寄ろうとしたが……暗い闇が視線を塞ぎ……眠りの世界に落ちてしまった……
流血表現
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もっとする
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このままでいい
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しなくていい