もんむす・くえすと!の世界に降り立った1人のヒーローアバターの話   作:ジョーカー:ゼノ

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コロシアムの強敵

 試合を前に、僕達はコロシアムの控え室に居た。アリスは観客席で僕達を見守っている……のかは分からない。多分、弁当を食べるのに夢中である事が予測できる。

「一応、魔物達の間では正式な試合が行われてんだよな……」

 ヴィクトリーも弁当を食べながら言う……っておいおい、試合前なのに腹に物入れて大丈夫なのか。

「あぁ、ちょっと見てみたいなぁ……」

 闘技場がざわめく度、僕はうずうずしてしまうが……

「選手の方は、他の選手の試合を観戦できない規則です。事前に対策を立てるのは、フェアでは無いという事ですので。」

「はい、分かりました。」

 衛兵の説明に、僕は頷く。

 敵は初見で、どんな戦い方をしてくるかは分からない。ただし僕達の対戦相手も、僕がどんな戦い方をするのか分からないのだ。この条件は、有利にもなれば不利にもなる。

 落ち着かない気分ながら、僕達は控え室で大人しく待っているのだった。

「……人間の戦士はもう俺達だけなんだな……」

 ヴィクトリーは弁当を完食し、水を飲みながら呟いた。

「あぁ……グランドノア女王の期待が、僕達だけにのしかかってきているんだ……頑張らないとな!」

 そして……いよいよ僕達の番が回ってきたらしい。

「それではルカさん、ヴィクトリーさん、闘技場にどうぞ。ご健闘をお祈りしていますよ。」

「……はい!」

「よし、行くか!」

 意気揚々と、僕達は闘場に向かったのだった。どんな相手が現れても、決して負けてなるものか!

 

「ねぇねぇ、ここからが見所なのよ。」

「旅の人達も参加して、なんとタッグマッチ方式で戦うんですって!」

「それマジ?楽しみだわぁ〜!」

 観客達の声が入り交じる中、ヴィクトリーとルカは闘技場に出た。すると、熱狂的な歓声がどっと押し寄せてきた。

 客席から見るのとは、全く違う感じだ。

「あははっ!可愛い男の子とかっこいい男の子っ!」

「いいわぁ……あの子達、どんな風に犯されるのかしら……?」

 観客の女性達は、にやにやと笑ってるのが分かる。この僕達に、どういう役割を望んでいるかは明白だ。

「おい、来たみたいだぜ……」

「あぁ……」

 相手の選手も入場してきた。

 首を抱えた女剣士と、三つ首の犬娘……僕達と戦うチームは、デュラハンとケルベロス娘の二体だ。

「へっ……やっぱり女王陛下お墨付きの二体か……」

 ヴィクトリーが、真剣な顔でそう言う。

「あら……ずいぶんと可愛い選手じゃない。」

「ふっ……敗北後のショーも、盛り上がりそうだな……」

 彼女達はニヤニヤ笑いながら、僕達を舐めるように見る。しかし、それに対し、ギリッと歯を食いしばってみせた。

「ぼ、僕は負けないっ!」

 こんな舞台で戦うのは初めてだ……

「キンチョーすんなよ、ルカ。やりゃ出来るんだから。」

「あぁ……!」

 二人は構え、眼前の二体を見据えた。

「あら、勝てる気でいるのかしら……?観衆の前で、辱めてあげるわ……」

 デュラハンは、剣を抜く。

「私達に勝てる気でいるのか……?」

「ふふふっ……犯し甲斐のある坊やだ……」

「客達の前で、惨めな姿を晒すがいい……」

 ケルベロス娘の三つ首が、それぞれ言葉を放つ。どうやら、三つの首は独立した意志を持っているらしい。

「デカブツめ、戦い方が透けて見えるぜ……」

 ヴィクトリーは、そんなケルベロス娘を早速挑発した。

「なんだと……!?」

「どうやら、私に真っ先に犯されたいのはお前のようだな……」

「おいデュラハン!こいつは私が貰っていいだろ!?」

 デュラハンの方を向き、ケルベロス娘は言った。

「えぇ、いいわよ……その代わり、この可愛い剣士は私のものよ……」

「ぜ、絶対負けないぞ……!」

 双方とも構え、臨戦態勢に入った。

 そして、試合が始まった。

「ウォオオーッ!!」

 ケルベロス娘がヴィクトリーに迫り、腕を振りかぶってくる。

「!!『お手』かっ!?」

 その腕を、思いっきり叩きつけた。直撃し、勢いよくぶっ飛ばされた。

「ヴィクトリーっ!!」

「仲間を心配している暇があるのかしら……?」

 ヴィクトリーに目をやっていた隙に、デュラハンが切りかかってきた。

「ぐっ!」

 僕はとっさに防御し、デュラハンと応戦した。

「ぐっ!このっ!」

 キィン、キィンと剣がぶつかり合い、火花を散らす。

「そこっ!」

 そして思いっきり切り上げ、ルカをぶっ飛ばした。

「ぐぁあっ!」

「く、くそ〜!幸先の悪ぃスタートになっちまったな……」

 渾身の一撃をくらい吹っ飛んだヴィクトリーと、巧妙な一撃をくらい吹っ飛んだルカが並ぶ。

 だが、戦士達はここからが本番と言わんばかりに立ち上がった。

「はぁっ!」

「界王拳っ!」

 ルカはシルフの力を、ヴィクトリーは界王拳を使い、気の最大開放を行った。

「お……?」

「ふふふ……」

「なるほど、状況に合わせて力を制御するタイプか……」

「面白いな……」

 先に動いたのは、ヴィクトリーだった。つかつかと、ケルベロス娘の前に歩み寄ったのだ。

「こいよ。」

「あぁ。」

 ケルベロス娘はまた渾身の一撃をヴィクトリーに放った。しかし、彼はそれをひらりとかわした。

「やるようだな……!」

「だが……!」

 左右の首がそう呟くと、彼女は両腕でヴィクトリーにパンチを連打した。

「言っただろ、戦い方が透けて見えるって……」

 彼はそう言い、腕を組みながらそれをひょいひょい避け続けた。

「ぐっ……!」

「……」

 一方ルカはシルフの風の力を使い、暴風の如く攻め込んでいた。

「そこっ!」

「遅い。」

「きゃっ!」

 デュラハンが一撃を放つが、その隙に背中から斬撃を食らわせる。よし、一気に決着が着く……と思っていたその時だった。

「分離っ!」

「!?」

 デュラハンの首がぽーんと跳ね上がり、首と体が分かれた。体は、ルカに応戦し続けている。

「な、何だお前……!?」

「うふふ……」

 デュラハンの頭の髪が伸び、ルカを拘束してきた。

「は、離せっ!」

「ルカっ!」

 ヴィクトリーは、思わずルカの方を向いてしまった。

「もらいっ!」

「邪魔だっ!」

 ヴィクトリーは振り下ろされたケルベロス娘の腕を掴み、その体をデュラハンの体に投げつけた。

「うわぁああっ!?」

「ぐふっ……!?」

「えいっ!!」

 ルカはデュラハンの頭に頭突きをして、脱出する。

「んぎゃっ!」

 彼女が怯んだのを確認し、下がった。そのちょうど横に、ヴィクトリーが居る。

「あ、ありがとう!」

「チーム戦では当たり前だ……」

 一方で、ケルベロス娘とデュラハンが起き上がった。

「ぐぐ……!」

「こ、この私を投げるとは……!」

「あの少年、凄い馬鹿力だ……!」

「やるわね……!」

 双方は構え直し、今度は四人でぶつかりあった。

「でゃだだだだ!!」

「はぁああああ!!」

「ぉおおおおお!!」

「はぁあああ……!!」

 疾風のように飛び交う、人と魔物の剣と拳。ズドドドド……という戦闘音と共に、四人の高まる気でコロシアムは揺れていた。

「おらぁっ!!」

「てやぁっ!!」

 ルカの一撃でケルベロス娘が吹っ飛び、ヴィクトリーの一撃でデュラハンの体が吹っ飛んだ。

「ちょっと大人しくしてなさい。」

「うわ……!?」

 デュラハンの頭だけ、ヴィクトリーの背後に高速移動してくる。そして、その髪を彼の右腕に絡めてきた。そのまま、しゅるしゅると足や左腕にも伸びてくる。

「は、離せよオラァッ!!」

「意地でも離さないわ!」

 髪を避けながらもがいていると、ケルベロス娘とデュラハンの体が襲いかかってきた。

「させないっ!」

 ルカはシルフの力をキャンセル、ノームの力を開放して二人の攻撃を受け止めた。

「ナイスアシスト!ルカっ!」

「ふふっ……!」

 そのままケルベロス娘の懐に潜り、魔剣・首刈りを放った。土の力を込めたソレは、彼女の巨体をぶっ飛ばした。

「ぐぇ……!!」

 彼女は場外近くまで吹っ飛ばされるも、腕で床にブレーキを掛け、踏ん張った。

「……ちくしょう!意地でも離さねぇ気か!!」

 ヴィクトリーは右腕をぶんぶん振りながら、デュラハンの猛攻に対応していた。

「当たり前よ。絶対に離さないわ……」

「じゃあ離すな!」

「え……!?」

 ヴィクトリーは急にデュラハンの頭の髪の毛を手繰り寄せ、そのまま彼女の頭をブンブン振り回した。

「おらぁあああっ!!」

 そのまま彼女の頭をフレイルにして、体の方のその腹に、強烈な一撃を叩き込んだ。

「ぉぐぉほぅっ!?」

 デュラハンの頭は今まで出した事の無いような声を上げ、体の方は腹を押さえて悶絶している。

「もういっちょ!!」

 そして、今度はデュラハンの頭を床に叩きつけた。その時に、拘束も解けた。

「埋まってろ!!」

「〜っ!!」

 そしてデュラハンの頭を踏みつけ、地面に埋め込んだ。

「よーし……ケルベロスだな!」

 ヴィクトリーは、ルカと応戦しているケルベロス娘の背中にいきなり抱きついた。

「何のつもりだ!少年っ!」

「ルカっ!来いっ!」

「ああ!」

 ルカもヴィクトリーの横につき、ケルベロス娘の背中に抱きつく。

「あ〜らよっと!」

「えーいっ!」

 そして二人でケルベロス娘を持ち上げて、バックドロップをかました。

「ぐぁあっ!」

「ぐおぉっ!」

「ぎゃあんっ!」

 三つ首の脳天が同時に床に叩きつけられた。多分、ダメージも3倍だ。

「いえーい!」

「よぉしっ!」

 二人は、ハイタッチを交わす。

 もう二体は起き上がりながら自分達の不利を噛み締めた。

「ま、まずいぞ……!」

「わ、私達がこんな少年如きに遅れをとるというのか……!?」

「く、くそ……!」

「ちっ……!やるわね……!」

 もう二体も構え直す。

「よぉし……ここは一気に決めようぜ……」

「そうだな……!」

 僕達も構え直し、二体を見据えた。おそらく、これが最終ラウンド。気は抜けない!

「行くぞ!!」

「おう!!」

 二人は真正面から突っ込み、ルカはデュラハンと、ヴィクトリーはケルベロス娘と対峙した。

「舐めないで……!!」

「はあぁっ!!」

 ギィンッと刃がぶつかり合う。だが、圧倒的なパワーでどんどんとデュラハンは押されていった。

「やぁっ!せいっ!たぁっ!」

 ルカは、デュラハンに容赦なく連続で剣技を叩き込む。彼女はそれを、何とか防御していた。

「ぐぐ……!!そこだっ!!」

 ルカの一瞬の隙につけこみ、デュラハンの突きの一閃が彼の腹に放たれた。

「……っ……」

 だが、それは脇腹をかすり、不発になった。そして、ルカは剣に力を込めた……

 同時期、ヴィクトリーはケルベロス娘の懐に潜り込んだ。

「超龍撃拳……!!」

 ドスッと凄まじく重い一撃がケルベロス娘の脇腹に叩き込まれる。

「がはぁっ……!!」

「うぶっ……!!」

「ぐぁあっ……!!」

「オラオラオラぁっ!!」

 そのケルベロス娘の顔面を一発ずつ殴った後、中央の顔を殴り飛ばし、そこに気合砲でダメ押しした。

「うぐぐぐ……!!」

「こ、この私が……!!」

 ケルベロス娘は立ち上がり、ヴィクトリーを見た。彼はというと、彼女に二本指を向けていた。

「この私が……!!」

「負けてたまるかぁああああ!!!」

 次の瞬間、ルカとヴィクトリーの気が爆発した。

「死剣・乱れ星!!!」

「超龍閃撃!!!」

 デュラハンには速く重い剣技の乱撃、ケルベロス娘には一撃必殺の閃撃が放たれた。二人の大技が二体に炸裂し、二体は場外までぶっ飛んだ。

「きゃああああっ!!?」

「ぐああああっ!!!」

「ごふぅうううっ!!?」

「馬鹿なぁああああ!!!」

 二体は同じ方向にぶっ飛び、重なって倒れた。

「まさか、人間の戦士がここまでやるなんて……!!」

「こ、降参だ……私達の完敗だな……」

 二体は深手を負い、戦意を失ったようだ。

「降参……って事は……!」

「僕達の勝ちだ!」

 観客席から、黄色い歓声が上がる。それを受けて、二人は勝利のハイタッチを交わす。

「人間の中に、こんな強い戦士が居たなんてね……私達も、修行しなくちゃね。」

「ふむ……決勝にキュバが控えている以上、優勝は諦めていたが……まさか、こんな所で人間に負けるとは思わなかったぞ……」

「キュバ……」

「そいつ、そんなにつえぇんか?」

 確か、今朝チラッと聞いた名前だ。ケルベロス娘ほどの強者が、戦う前から負けを覚悟する相手らしい。キュバというのは、いったいどんな妖魔なのだろうか。

「いかにお前らでも、キュバには歯が立つまい。私も以前に対戦したが、まるでレベルが違ったのだ。」

「……そんなにつえぇのか……俺、わくわくすっぞ……」

「……」

 勝利の喜びも、何だか薄れてしまう。いったい、どれほどの強者が決勝戦に控えているのだろうか……

 

 一応、これ以外にもチームバトルはあったのだが、特に強い戦士には出会わなかった。どうやらあの二体、女王お墨付きのモンスターだけあって、相当に強かったらしい。

 そんなこんなで、決勝戦は直ぐに迫った。

 ヴィクトリーはジュースを飲みながら、僕は瞑想しながら控え室で心を落ち着けていると……不意にドアがノックされた。

「入るぞ……」

 入ってきたのは、アリスだった。

「おっす。何とか決勝まで上がったぞ。」

「アリス……?」

 いったい何をしに、控え室まで来たのだろうか。まさかこいつに限って、激励しに来たというわけでもあるまい。

「なかなかいい戦いぶりだったぞ。貴様らも腕を上げたな。」

「あぁ……」

 アリスらしくない言葉に、僕達は目を丸くする。いったい、何を企んでいるんだ……?

「次は決勝戦だが……率直に言う、棄権しろ。」

「……はぁ!?」

「何だって!?」

 僕達は思わず、あんぐりと口を開けてしまった。いきなり現れて、いったい何を言い出すのか。

「キュバって奴を見たのか……」

「つまり、僕達に勝ち目はないと……?」

「余は、ずっと貴様らの戦いを見てきたから分かるのだ。次の相手は、今の貴様ではとうてい歯の立つ相手ではない。ゆえに、わざわざ棄権するように忠告に来てやったのだ。」

「……」

 アリスがここまで言う以上、実際に勝ち目のない相手なのだろう。かと言って、大人しく棄権するべきなのか……?

「……悪ぃけどアリス、俺はサイヤ人……戦闘民族サイヤ人なんだ。」

「む……?」

 ヴィクトリーが、アリスの前に進み出た。

「そーゆー事を聞くと、余計に戦いたくなってくるんだよ……そのキュバって奴とよ……」

 ヴィクトリーは、棄権する気は無いようだ。

「僕も棄権はしないよ。」

 決勝戦まで来た以上、そんな事はしたくない。どれだけ強い相手だとしても、逃げる事など出来ないのだ……

「……そうか。まぁ、貴様らはそう言うと思っていたが。」

 アリスは深々と溜め息を吐く。最初から、半ば説得は諦めていた様子だ。

「安心してくれよ、アリス。勝てそうになかったら、降参するし……」

 あくまでこれは、コロシアムの試合。誰かを守る戦いや、勇者としての戦いは違う。言わば、戦士としての心身が試される、僕達自身の戦いなのだ。

「やれやれ……まぁ、健闘を祈る。せいぜい、壊されないようにしろよ。」

 再びアリスは溜め息を吐き、去っていった。

 あのアリスがここまで言う相手……いったいキュバとは、どんな奴なのだろうか。

 すると、ドアのノックがもう一回された。

「へいどうぞ。」

 何故か、ヴィクトリーが返事をする。顔を見せたのは、お忍びモードのグランドノア女王だった。

「今回の決勝戦、最悪の相手と当たりましたね……」

「えぇ、既に及んでいます。」

「キュバって奴だろ?どんな奴なんだ?」

「……コロシアム無敗の王者です。」

 グランドノア女王の説明は、それから始まった。

「恐ろしく腕の立つ妖魔……凄まじい実力を誇り、出場すれは毎回のように圧勝。最近はコロシアムに姿を見せなかったので、女王杯にも不参加だと思っていたのですが……今回ばかりは、あなた達でも無理でしょうね……」

 ヴィクトリーは握力を込め、持っていたコップにヒビを入れた。

「さっき、俺達のツレの蛇の妖魔にも同じ事言われた……話はそんだけか?」

 グランドノア女王はシリアスな顔持ちで言った。

「そのキュバなんですが……自分一人であなた達二人と戦いたいというリクエストをしてきたのですよ。」

「……っ!?」

 僕達二人を一人で……!?

「聞いたかルカ?どうやら、俺達二人を相手にしてぇみてぇだぞ……受けて立つか……?」

「……当たり前だ!」

「よぉし、乗った!」

 ヴィクトリーはコップを置き、道着の帯を締めて気合を入れ直した。

「それではルカさん、ヴィクトリーさん、決勝戦が始まります!闘技場の方へどうぞ!」

「はい……!」

「よしきた!」

 二人は立ち上がった。

「……どうかキュバを倒し、優勝を掴んで下さい。一生に一度のみで構いません。人間が大会で優勝する光景が見たいのです。」

「えぇ!任せてください!」

「よし、行くか!」

 燃え立つような闘志と、体を強ばらせる緊張。そして、未知の強者を前にする不安……

 色々な感情を胸に抱え、いよいよ僕達は決勝戦へと臨んだのだった……

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