超常の終わり   作:おろちりょう

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やばい
なんか軽い気持ちで十連回したらピックアップ初日の一回目で








項羽出たんだけど


第10話 VS脳無

死柄木「あぁ、やっぱりお前だったか、秀夜。」

 

死義「ええ、久しぶりですね弔。」

 

死義と死柄木は互いに向き合った。

 

死柄木「随分と変わったな。」

 

死義「そりゃあ何年も会わなかったら変わりますよ。」

 

死柄木「そんなもんか?」

 

死義「そんなもんです。」

 

とてもヴィランと高校生の会話とは思えないほど何気ない会話をしていた。

 

死義「それよりも、その《しゅうや》って字、なんて書きますか?」

 

死柄木「は?」

 

死義「私の名前の漢字です。今の私は《秀夜》ではなく《終夜》。死んだ正義に終わる夜と書いて《死義終夜》です。」

 

死柄木「…随分と中二くさい名前だな。」

 

死義「大丈夫です。自覚はあります。」

 

そんな話をしているとオールマイトが口を開いた。

 

オールマイト「し、死義少年、ここは危険だ、逃げなさい。」

 

死義「現在進行形でピンチな人に言われても説得力無いですよ?」

 

オールマイト「…」

 

黙るオールマイト。

 

死柄木「ここで話すのもあれだし場所を変えるか、黒霧。」

 

黒霧「はい。」

 

死柄木「俺とこいつを移動させろ。あとついでに赤い方も連れていく。オールマイトはお前と黒い方に任せる。」

 

黒霧「分かりました。」

ブォン

 

すると再び視界が真っ黒に染まる。

 

 

山岳ゾーン

 

八百万、耳郎、上鳴は苦戦はしたもののなんとかヴィランを倒すことが出来た。

 

八百万「さて、早く出口に向かいましょう。」

 

耳郎「ええ、そうね。早く助けを呼びに行かないと。」

 

上鳴「ああ、こんなとこもうごめんだ。」

 

そう言って三人は出口に向かい始めた。

 

上鳴「…!お、おい!あれ!!」

 

上鳴は崖の下で何かを見つけた。

 

耳郎「何よ?いそいでるんだかr…!」

 

そこには死義とヴィランと思わしき者が立っていた。

 

八百万「不味いですわ!急いで助けに行かないと!」

 

 

ブォン

 

視界が戻るとまた別の場所にいた。

どうやら山岳ゾーンの近くに飛ばされたらしい。

 

死義(…近くに何人か居ますね。これはあまり大暴れはできそうにないですね。)

 

死柄木「さてと…で?お前がここにいるのもお前の計画の一つなのか?」

 

死義「ええ、ここにいた方が色々と都合がいいんですよ。でないと好き好んでこんなところにはいません。」

 

死柄木「ああ、だろうな。だが、こっちだってヴィランだ。そっちの都合が何だろうと敵対するんだったら戦わざるを得ない。」

 

死義「ええ、わかってますよ。」

 

赤脳無と死義が互いに向かい合う。

 

赤脳無「…」

 

死義「…」

ドンッ!

 

先に動いたのは死義だった。

死義は一気に近づき赤脳無の腹に蹴りをかました。

 

ズドン!

 

が、

 

死義「!」

 

赤脳無「カカカァ。」

 

死義の足を赤脳無が掴んでいた。

 

ぐっ

 

死義はそのまま赤脳無の顔に左手でパンチをかまそうとしたが、

 

がしっ

 

死義「!」

 

死柄木がその拳を掴む。

 

死柄木「この脳無はあっちの黒い脳無を作るときにできた不良品だ。スピードも遅いし再生もしない。」

ぐっ、ボロボロ

 

死義「…」

 

死柄木が掴んだ死義の拳がボロボロと崩壊していく。

死柄木の個性『崩壊』だ。五指で触れたものを崩壊することができる。

 

死柄木「だがな。」

パッ

 

赤脳無「カァアアアア!!」

 

ゴシャッ!!

死義「!?ぐっ、があ!!」

 

死柄木が手を放した瞬間、赤脳無が死義を殴りつける。とっさに空いてる右腕でガードしたが吹き飛ばされた。

 

死柄木「仮にもオールマイトを殺すために作られたんだ。腕の力だけは黒い方の倍近くある。」

 

死義「!?くっ!」

 

見ると死義の右腕はぐちゃぐちゃに潰れていた。

 

死義(…まともに食らったら死にますね。)

バサッ

 

死義は一度上空に避難し、腕が回復するのを待った。

 

死柄木「ああ、それともう一つ。」

 

死義「?…!?」

 

死義の後ろには、

 

赤脳無「カカァ。」

 

何故か足が螺旋状に変形している赤脳無がいた。

ここは空中なのに。

 

死柄木「こいつには『バネ』っていう個性があるんだよ。」

 

ガシッ

赤脳無「カカカカカァアアアアアアア!!」

ズドン!!!

 

ゴリ メキ バキバキバキ ブチブチブチ

死義「っつ、がああああああああああ!!」

 

赤脳無は死義の左腕を掴んで、今度は腕を螺旋状に変形させて思いっきり腹を殴りつけた。

肋骨は折れて内臓は破裂し、腕は掴まれたままだったため引き千切れた。

そして、

ドカアアアアン!!

そのまま壁に叩き付けられた。

 

赤脳無「カカァカカア。」ポイッ

ベシャア

 

赤脳無は着地すると無造作に死義の腕を投げ捨てた。

 

死柄木「どうした?そんなものじゃないだろう?」

 

死義「ごぽ、げほっ。ひゅー、ひゅー。」

 

死義は口から血を吐き出した。内臓が潰れているためまともにしゃべることが出来ない。

 

死柄木「…脳無。」

 

赤脳無「カ!カァア!」

 

赤脳無はとどめを刺すために死義に向かって走り出した。

そして拳をバネ状にして、

 

赤脳無「カカァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

 

死義の頭を叩き潰した。

 

赤脳無「カッカァカ?」

 

はずだった。

 

死柄木「…へぇ。」

 

赤脳無の拳は死義の顔からずれて、後ろの壁にめり込んでいた。

 

死柄木(なるほどな。脳無の姿勢を崩す事によって攻撃の当たる場所を意図的に変えたのか、

 

自分の腕を使って!!)

 

そう。赤脳無の足にはさっき切断された死義の左腕が巻き付いていた。

死義の手足は切断されていてもある程度は遠隔操作できるのだ。

 

死義(今だ!)

ズバ!

赤脳無「グガァ!!」

死義は素早く懐からナイフを取り出し、バネ状になって細くなっている赤脳無の右腕を切り落とした。

そしてそのまま、

ブシャア!!

態勢を崩したのを狙って左肩を削ぎ落とした。

 

死柄木(不味い!肩を落とされたら腕が使えない!!)「脳無!!引け!!」

 

死義「させませんよ!」

ズバ!!

 

死義は赤脳無の首を切った。だが赤脳無は首が太いし筋肉があるため大きいきれこみしかできなかった。

そこで死義は、

 

がしっ! ギチギチギチ

赤脳無「カ!カカカガギャガァ…」

 

赤脳無の首に巻き付き直接首を引き千切ろうとした。

ギチギチ ブチ ブシャア

段々ときれこみが大きくなり血もどんどん吹き出る。

だが赤脳無も負けない。

 

赤脳無「ガ!…グガァ!!」

ドカアアン!!

 

死義「がああ!!」

バキバキバキ

 

赤脳無は自分の体ごと死義を壁に叩き付けた。死義から更に骨が折れる音がする。

だがそれでも離さない

ドガン!ドガン!ドガン!

赤脳無は更に何度も打ち付けるが、

 

死義「ぎ、がああああ!」

 

それでもなお離さない。

そして、

 

死義「ぐ、おおおおおおおああああああああああああああああああああ!!!!」

ブチブチブチブチブチブチ!!!

 

赤脳無「カギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ついに赤脳無の首を引き千切った。

 

赤脳無「」

ズウウウン

 

首なしとなった赤脳無の巨体が倒れた。どうやら死んだらしい。

 

死義「はあ!はあ!はあ!ごほっ!ぐ、げほっごぇ…」

バシャバシャバシャ

 

満身創痍。

体中の骨は砕け散り、腕は片腕だけとなり、内臓は破裂して今もなお血を吐き出しているが、

それでも死義は勝った。

 

死柄木「はあ、化け物かよ。」

 

死義「げほっはあ、はあ、ぞれは貴方も゙よく知っでいる事でしょう。」

 

死柄木「まあな。」

 

ガシャアアアアアン!!

 

二人「「!!」」

 

何かが壊れる音のする方を見てみるともう片方の脳無が屋根を突き破って飛ばされて行くのが見えた。

 

死柄木「オールマイトか。まあこれくらいで倒せるとは思ってなかったけど、はあ、やっぱり駄目だったか。」

 

ブォン

黒霧「死柄木。」

 

すると黒霧が現れた。

 

黒霧「すみません。負けてしまいました。」

 

死柄木「わかってる。これくらいで勝てるなら先生が殺してるさ。こっちだって負けたしな。」

 

随分とあっさりしていた。どうやら勝てるとは元々思ってなかったらしい。

 

死柄木「さてと、じゃあもうとっとと帰るか。結果的には負けたが目的は達成できたし。」

 

死義「も゙、目的?ごほっごほっ!」

 

死柄木「ああ、俺達ヴィラン連合の名を世間に広める。それが俺たちの本当の目的だ。つまり、ここに来た時点で目的は達成できたってことだ。」

 

死義「な゙るほど。」

 

死柄木「よし、じゃあ改めて帰るぞ。黒霧、脳無の回収頼んだ。」

 

黒霧「分かりました。」

 

そう言うと黒霧は赤脳無の死体をワープゲートで包んだ。同時に死柄木の前にもワープゲートを開いた。

 

死柄木「じゃあな終夜。また敵として戦うことになると思うが。」

 

死義「ええ、ま゙た会いまじょゔ

 

 

                                 

 

        

 

                                  兄さん。」

 

その後、八百万達がやってきて共に出口に向かった。

こうしてヴィラン連合によるUSJ襲撃事件は幕を閉じた。

 

 

 

とあるバー

 

ブォン

真っ暗で誰一人として客がいないバーに死柄木達は現れた。

いや、正確には帰ってきたと言うべきだろう。ここはヴィラン連合のアジトなのだ。

 

?『お帰り弔。どうだったデビュー戦は?』

 

突然パソコンの画面から謎の声が聞こえる。

 

死柄木「ああ、負けたよ。全然弱くなってなかった。脳無も片方回収できなかったし。」

 

博士『何?せっかく私と先生の最高傑作だというのに。』

 

『博士』と呼ばれる男の声もパソコンから聞こえる。

 

?『…それにしては随分と嬉しそうじゃないか。何かあったのかい?』

 

死柄木「ああ、聞いてくれよ『先生』、もう片方の脳無を倒したの、なんとあの終夜なんだぜ。」

 

?『!!…くく、ははははははははははははははははははは!!!!』

 

すると先生と呼ばれた男が突然笑い出した。

 

先生?『ははははは!!そうかそうか!ついに動き出したのか終夜!ははははは!!』

 

死柄木「…先生の方が嬉しそうじゃないか。」

 

先生?『当然だろう?自分の自慢の生徒ともうすぐ再開出来ると思ったら誰だって嬉しいさ。ははは、いやぁ楽しみだなぁ。早く君の成長を見せてくれ、終夜。』

 

最凶最悪のヴィラン『オールフォーワン』はさぞかし嬉しそうに笑った。




ご愛読ありがとうございます。
やっと終わったUSJ編。
戦闘シーンを書くのがすごいムズイ。
改めて小説家ってすげぇと思いました。
ではまた遅くなると思いますが次回。





遅くなってごめんね♥(全く謝る気のない人間の屑)
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