超常の終わり   作:おろちりょう

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たまにはふざけよう


第15話 ヒーロー名

雄英体育祭から数日後。

いつも通り死義は登校していた。

途中体育祭の影響で話し掛けられたりした。

クラスに到着すると相澤が入ってきた。

どうやら傷は治ったらしく包帯はとれていた。

 

相澤「今日のヒーロー情報学は少し特殊だぞ。」

 

皆が何だ何だと耳を傾ける。

 

相澤「ヒーローネームの考案だ。」

 

一同「「「胸膨らむやつ来たあああああああ!!」」」

 

相澤が口を開いた瞬間皆が一斉に叫んだ。

確かにヒーローを目指す者なら楽しみにしていたことの一つだろう。死義は興味無いが。

なんでも体育祭のを見たプロが見込みのある生徒を指名するらしい。そしてその指名されたヒーロー事務所の一つに職場体験に行くらしい。無くても行くらしいが。

 

相澤「で、これがその指名の結果だ。」

 

黒板にズラーっと名前と指名数が書かれる。

 

轟 4123

爆豪 3556

常闇 360

飯田 301

上鳴 272

八百万 108

切島 68

麗日 20

瀬呂 14

死義 11

 

実際には少ないのだが、死義個人としては多い方だと思った。

やはり少し暴れすぎたと反省する死義だった。

 

切島「うおおおお!ほとんど爆豪と轟じゃねぇか!」

 

芦戸「一位と二位逆転してんじゃん。」

 

上鳴「表彰台で拘束される奴とかビビるもんな。」

 

爆豪「ビビってんじゃねぇよプロが!!」

 

喜ぶ者、落ち込む者、様々な反応を見せる。

 

相澤「話を戻すが職場体験ではヒーローの仕事を体験する。その為ヒーロー名を決めることにした。」

 

クラスのテンションが再び高くなる。

死義はその中一人考えていた。まったくそうゆうの考えてなかったと。

他の皆はやはりそうゆうのにはあこがれるため、いくらか考えたりするが、死義は一切考えなかった。

 

相澤「まぁ仮ではあるが適当なのは「付けたら地獄を見ちゃうわよ!」

 

相澤の話に割り込んで別の教師が入ってくる。ミッドナイトだ。また例のごとく危ない恰好をしている。

今回のヒーロー情報学の副担当として来たらしい。

 

ミッドナイト「昔付けたヒーロー名が世に渡ってそのままその名前になる人が多いからね!!」

 

相澤「そうゆうことだ。その辺はミッドナイトさんに見てもらう。俺にはそうゆうの分からん。」

 

そう言って寝袋の中に入っていく。どうやら寝る気らしい。

毎回思うがよくそんなのでクビにならないものだ。

 

相澤「将来自分がどうなるのか、そういったことを考えて付けろよ。『名は体を表す』ってとこだな。例えばオールマイトとか。」

 

かっこいいことを言ってる風だが寝袋の中にいるため全くかっこよくない。

そして皆にホワイトボードが渡され皆様々なヒーロー名を考えていくのだった。

 

15分後

 

ミッドナイト「みんな大体書けたわね。じゃあ一人ずつ前に出て発表しなさい!」

 

なんと発表形式だった。

皆もいざ人前で紹介しようと思うと緊張する。

 

そして一人ずつ発表を始めた。

 

青山「いくよ、輝きヒーロー『Can't stop twinkiling(訳 キラキラが止められないよ☆)』。」

 

名前というより文だ。

ミッドナイトに指摘され、省略した『Can't』になった。

 

芦戸「次アタシ!『エイリアンクィーン』!」

 

すまん見たことない。

その後『Pinky(ピンキー)』に改名された。

デデドン!(心肺停止)

 

蛙吹「小学校の時から決めてたの。『FROPPY(フロッピー)』。」

 

まともだ。

おかげで空気が変わった。

 

尾白「武闘ヒーロー『テイルマン』。」

 

シンプルイズザベスト。

 

上鳴「スタンガンヒーロー『チャージズマ』!」

 

よくもあんなキチガイレコードを!

 

切島「剛健ヒーロー『烈怒頼雄斗(レッドライオット)』!」

 

読み仮名無いと100%読めないと思う。

 

甲田「…」すっ(ふれあいヒーロー『アニマ』)

 

覚えやすそう。

 

砂藤「甘味ヒーロー『シュガーマン』。」

 

名が体を表してない。

 

障子「触手ヒーロー『テンタコル』。」

 

テンタクルとタコをかけている。うまい。

 

耳郎「ヒアヒーロー『イヤホン=ジャック』。」

 

そのまんまなのにかっこいい。

 

瀬呂「テーピンヒーロー『セロファン』。」

 

ほんと分かりやすい。

 

常闇「漆黒ヒーロー『ツクヨミ』。」

 

2068年から来てそう。

 

葉隠「ステルスヒーロー『インビジブルガール』!」

 

シンプルイズザベスト(二回目)。

 

峰田「モギタテヒーロー『GRAPEJUICE(グレープジュース)』!」

 

もはや飲み物。

 

八百万「万物ヒーロー『クリエティ』。」

 

シンプルイズ(ry

 

爆豪「『爆殺王』。」

 

小 学 生 か 。

ミッドナイトに止められた。当たり前だ。

前から思っていたのだか彼は本当にヒーローになりたいのだろうか?

言葉使いはともかくとして、戦闘訓練での私情丸出しの行動、体育祭での発言、あれではヒーローではなくヴィランだ。

いや、こんなヒーロー名を見る限りヴィランというよりもただ暴れたいだけの餓鬼だ。

おそらくただヴィランと戦い力を見せつけたいからヒーローになりたいのだろう。

馬鹿馬鹿しい。ヒーローなら倒すべき敵よりも守るべき人を見るべきだろう。

 

麗日「『ウラビティ』。」

 

麗日とグラビティをかけてるのだろう。

うまいとは思うが結婚した場合を考えるのだろうか?

 

轟「『ショート』。」

 

名前だ。

これはこれでかっこいいと思う。

 

飯田「…」すっ(『天哉』)

 

彼も名前だ。

妙に落ち込んでいる気がする。何かあったのだろうか?

 

緑谷「『デク』。」

 

あだ名だ。

覚えやすいし良いと思う。

本人には他の考えがあるようだが。

 

なんだかんだで最後に死義の番だ。

 

上鳴「最後だしかっこいいので決めろよー。」

 

切島「いや、死義ならそうゆうの心配いらないだろ。」

 

死義は前に出て発表した。

 

死義「吸血鬼ヒーロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『吸血男』。」

 

一同「「「ブー!!」」」

 

皆が一斉に吹き出した。

当然だ。真面目で優秀な死義がこんな馬鹿みたいなヒーロー名にするのだから。ギャップがありすぎる。

あの轟でさえ目を見開いている。

 

麗日「デ、デクくん。あれ、無自覚なのかな?」

 

緑谷「い、いや、あの死義くんに限ってそれは…」

 

死義「?」

 

一同(((無自覚だー!)))

 

不思議そうに首をかしげる死義。

優秀でなんでもできる死義だが一つだけ欠点がある。

ネーミングセンスがゴミなのだ!

 

ミッドナイト「え、えーっと、英語とか入れたら良いんじゃない?」

 

ミッドナイトも無自覚な相手には注意しずらかった。

それでもこんな糞ネームにさせるわけにはいかないためいかないため、なんとか変えさせようとする。

 

死義「そうですねぇ…」

 

少し考えてホワイトボードに書く。

 

死義「吸血鬼ヒーロー『吸血マン』。」

 

一同(((違うそうじゃない。)))

 

男がマンになっただけだ。

 

轟「死義。」

 

そこに救世主が現れる。

轟だ。

 

轟「別に吸血鬼にしなくても良いんじゃないか?吸血鬼以外にも特徴あるだろ?例えばコウモリとか。」

 

流石は優等生だ。

クラスの皆もよくやったと轟を称える。

 

死義「コウモリですか…」

 

再びホワイトボードに書く。

 

死義「コウモリヒーロー『バットマn「「「それ以上はいけない!!」」」

 

救世主轟敗れる。

著作権的にアウトだ。

 

蛙吸「死義ちゃん。」

 

そこへ再び救世主が現れる。

蛙吸だ。

 

蛙吸「もっとかっこいいものをモデルにしてみたらどうかしら?ヴァンパイアとかドラキュラとか。」

 

死義「ヴァンパイアにドラキュラですか…」

 

更に考え書く。

 

死義「吸血鬼ヒーロー『ドラパイア』。」

 

一同(((なんかなぁ…)))

 

違う、何かが違う。

何かがおかしい。

結局変えさせられた。

 

死義「あとは…『バンドラ』。」

 

一同(((あと一歩!!)))

 

あと少し、あと少しなんだ。

なのに何かが足りない。

 

ミッドナイト「…!」

 

するとミッドナイトが何かを思いついたのか死義のホワイトボードになにか書き始めた。

 

ミッドナイト「良いじゃない良いじゃない!これよこれ、これがいいわ!というかこれにしなさい!拒否権は無いわ!」

 

死義「えぇ…」

 

良い名になったのかミッドナイトは強引にその名にさせる。

死義は困惑しながらその名前を見せた。

 

死義「吸血鬼ヒーロー『パンドラ』。」

 

一同「「「わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」

 

瞬間クラス中が歓喜の渦に飲み込まれた。

 

死義終夜

吸血鬼ヒーロー『パンドラ』

 

死義「えぇ…」




何事も万能だったら面白くないと思った結果がこれだよ
たまにはこういうギャグ回も悪くないよね







多分次回もっとふざけます
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