超常の終わり   作:おろちりょう

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妹がこの小説を読んで「このオリ主の髪ロングやだ。短くして。」とほざいてきました。
自分はこのままでいいと思うんですけどどう思いますか?




まあ聞いたところで今更変えないんですけどね。(外道)


第3話 入学

入試からしばらく経った。ある日アパートのポストを開けると雄英から封筒が届いていた。

ビリビリ ゴトン

 

死義「ん?」

 

封筒を開けると、てっきり手紙が入っていると思ったが、紙切れ一枚入ってなく、代わりに謎の円盤が入っていた。

 

死義「これはまた金がかかってますねぇ。合格通知ぐらい紙で良いのに。」

 

すぐにこれが何か理解した死義は、円盤を机の上に置いた。

 

?『私が投影された!!』

 

死義「おや、オールマイト。」

 

すると円盤からNo1ヒーロー『オールマイト』が立体映像で投影された。

 

オールマイト『何故私が映し出されているか疑問だろう?なんと私は今年から雄英高校に勤めることになったんだ!!』

 

死義「平和の象徴がヒーロー活動もせずに何やってるんですか。やはり後継者をさがすため?それとももう渡したのでしょうか?どちらにせよ本当ならば弱っているのは確実でしょうね。」

 

さりげなく聞かれたらやばいことを口走りながら、死義は話を聞いた。

 

オールマイト『さて!君の合否だが、ヴィランポイント48。さらに君は気づいていたかもしれないがレスキューポイントという隠しポイントがある。レスキューポイント60。合計108P!見事!主席で合格だ!おめでとう!死義少年!』

 

死義「やはり隠しポイントがありましたか…って、え?主席?」

 

円盤にはランキングが書かれていて一番上に死義終夜という名前が書かれていた。

 

オールマイト『来いよ!ここが君のヒーローアカデミアだ!!』

 

死義「まずいですね、思ったより張り切りすぎました。体育祭の開会宣言したくなかったのに。」

 

オールマイトの言葉を無視して、体育祭で何て言えばいいかを考えていた。

 

それから特に何事もなく中学を卒業し、

 

四月

 

今日は雄英高の入学式。私も今日から高校生だ。ピカピカの一年生だ。

ピカピカの一年生ということは卒業するときは汚れているのだろう。人間というのはたった数年で汚れてしまうものなのか。そんなくだらないことを考えながら学校へ向かった。

 

死義のクラスは1-Aだった。

地図を見ながら1-Aのクラスを探した。

 

しばらく探して死義は大きな扉の前で止まった。

 

死義「ここですか。それにしてもおおきいですねぇ。」

 

バリアフリーというやつだろう。今の時代だったらこのくらいの大きさの高校生がいてもおかしくはない。

そう言うと死義は扉を開けた。

 

死義「おはようございまーす。」

ガラガラ

 

?「むっ!」

タッタッタッタ

 

挨拶をしながら入ると、すでに何人か席に座っていた。

そして入試の時の真面目ガネ君が死義に向かって来た。

 

?「おはよう!俺は聡明中出身、飯田天哉だ!よろしく!」

 

真面目ガネ君の名前は飯田天哉というらしい。見た目通り、とても真面目だった。

 

死義「ええ、こちらこそよろしくお願いします。飯田さん。」

 

飯田「うむ!席は出席番号順になっている。表を見て座りたまえ!」

 

死義「わかりました。わざわざありがとうございます。」

 

飯田「いや!ヒーロー志望として当然のことをしたまでだ!礼はいらない!」

 

真面目だなぁ。

そんなことを思いながら適当に言葉を返して席に座った。

 

始まるまでまだ時間があったから、死義はラノベを読んで時間をつぶした。

ちなみに今読んでいる本は『ありふれた職業で世界最強』という本である。

小説家になろうに投稿されている小説で、アニメ化を楽しみにしていたのに延期になったため、かなり凹んだ記憶がある。死義のお気に入りの一品で、何度も読み返している。(露骨な宣伝)

 

しばらく読んでいると、飯田が誰かと揉めていた。

 

飯田「君!机に足をかけるな!机の製作者様や先輩方に申し訳ないと思わないのか!」

 

?「思わねーよ!てめぇ何処中だよ端役が!!」

 

飯田「なっ!お、俺は聡明中出身、飯田天哉だ。」

 

?「ハッ!聡明とかクソエリートじゃねぇか!ブッ殺しがいがありそうだぜ!」

 

飯田「ブッ殺!?君本当にヒーロー志望かい!?」

 

どうやら揉めている相手は入試の時の暴言男だったらしい。

 

死義(やれやれ、彼も入学したのですか。これはうるさくなりそうです。)

 

めんどくさいですねぇ。

そう小さく呟いて再び本を読みはじめた。ユエかわゆす。

 

そうこうしていると、とても不潔そうな男が入って来た。

どうやら気づかない内に時間になっていたらしい。

 

?「はい、皆んなが静かになるまで8秒かかりました。このクラスは合理性に欠けるね。」

 

死義(よく居るウザい先生ですか…それにしても、イレイザーヘッドですか、また面倒くさそうなのが担任になりましたねぇ。)

 

中学にもこんなウザい先生いたなぁ。

そんなことを思いながら死義はその男を分析した。

 

?「担任の相澤消太だ。よろしくね。」

えぇ!?担任!?

 

生徒から驚愕の声が上がる。

そりゃあそうだろう。いきなり入って来た怪しい男が、まさかの担任なのだから。

 

相澤「早速だけど、これ着てグラウンドに出て。」

 

相澤が出したのは体操服と思われる物だった。

 

やれやれ、高校生デビューは静かな始まり方では無さそうです。

死義終夜は静かに暮らしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。
ありふれた作者も大好きで何度も読み返しています!
皆さんも是非読んでみてください!(露骨な宣伝2回目)

次はついに個性把握テスト編!
ほかの作品で飽きる程見てるからって飛ばさないで!(珍しい展開があるとは言ってない。)
それではまた次の話でお会いしましょう!チャオ!




早くアニメが見たいんじゃあ…

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