超常の終わり   作:おろちりょう

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第5話 初授業

死義終夜の朝は早い。

まず朝5時に起きると顔を洗い動きやすい格好に着替える。

そして2kgの重りを手足に一つずつ着けて腕立て伏せ、腹筋、スクワットを一通りする。

そして外に出て五時半まで走る。

走り終えると再び腕立て伏せ、腹筋、スクワットを45分になるまで続ける。

45分になると風呂に入りシャワーを浴びる。

そして6時から朝食と弁当を作る。

30分で作り終え朝食を始める。

同時にテレビをつけてニュースを見る。

 

ピッ

TV「○○小学校で飼育されてるウサギが殺されているが見つかりました。」

 

死義「最近こんな悪質な心もとない事件が多いですねぇ。」

 

きっと死んだ魚の目をしたウジ虫のようなクズどもが増えてるのだろう。

 

そして朝食を済ませると着替え、歯を磨き、自転車に乗って学校に向かう。

 

あの個性把握テストの次の日。

ついに高校初の授業が始まった。

まず午後中は通常授業がある。

ヒーローがわざわざ授業してくれるのだから、それだけでもこの学校に入る価値はあるのかもしれない。

死義からしたらどうでもいいのだが。

 

マイク「オラオラ!テンション上げて行こうぜぇ!!」

 

英語の授業はプレゼント・マイクだった。うるさい。

でも教え方は無駄に上手かった。

 

そして午後の授業。

ついにヒーロー基礎学だ。

ヒーロー志望の生徒ならヒーロー基礎学が楽しみだろうが、死義はそこまで楽しみではない。

目立つからだ。

死義は出来る限り目立たずに高校生活を送りたいのだ。

まあ入試一位の時点でその夢は途絶えているのだが。

 

昼食を終えて教室で待機していると。

 

オールマイト「わーたーしーがー普通にドアから来たー!!」

 

平和の象徴オールマイトがやって来た。

 

「オールマイト!…本当に教師やってるんだ!…。」

「銀時代『シルバーエイジ』のコスチュームだ!!」

「画風が違い過ぎて鳥肌が…。」

 

全員が騒ぎ始める。

当然だ。No1ヒーローが授業をしてくるのだから。

死義からしたらたかがランキングトップの公務員に過ぎないのだが。

 

オールマイト「早速だが今日はこれ、戦闘訓練!」

 

いきなりすぎる。普通まずは救助訓練等の安全なものからだろう。

 

オールマイト「それに伴ってこれ。個性や要望に沿って作られた戦闘服『コスチューム』!」

 

一同「「「おお!!」」」

 

流石はヒーロー科、金がかかっている。

 

オールマイト「では着替えてグラウンドβに集まりたまえ!」

 

グラウンドβ

 

全員コスチュームに着替えて集まった。

死義のコスチュームはシンプルなタキシードで、ザ・吸血伯爵という感じだった。

しかし見た目に反して高性能で、防弾、防水、防火、防刃はもちろん。更に上着の内ポケットには大量のナイフが隠されている。

これでかの有名な時を止める吸血鬼の真似が出来る。Wryyyyyyyyyyy!!

 

?「よっ入試一位!」

 

死義「?」

 

?「ああ、紹介が遅れたな。俺は切島鋭児郎だ!よろしくな!」

 

上半身がほぼ裸のコスチュームの男が話しかけて来た。

 

死義「いえいえこちらこそ。私の名は死義終夜です。よろしくお願いします。」

 

切島「ああ!それにしても、お前のコスチュームシンプルでカッコいいな。」

 

死義「そうでしょうか?そちらこそ、なかなかカッコいいですよ。」

 

切島「本当か!?く~分かってくれるやつがいて嬉しいぜ!」

 

防御力は皆無だと思うが。

 

そんなこんなで全員集まった。

 

オールマイト「さあ始めようか有精卵ども!戦闘訓練のお時間だ!」

 

飯田「先生!ここは入試の時の試験会場ですがまた市街地演習をするのでしょうか?」

 

ロボットみたいなコスチュームの飯田が真っ先に口を開いた。

そんな重そうなコスチュームにする必要あるのだろうか?

そんな装備で大丈夫か?

問題しかない。

 

オールマイト「いや、もう二歩先に進む。屋内での対人訓練だ!」

 

だから早いわ。もし個性の威力調整を間違えて死者を出したらどうする。

先ずは個性の扱い方を勉強させるべきだろう。

 

オールマイト「君たちにはヒーロー側とヴィラン側に二人一組になって戦ってもらう。」

 

ん?二人一組?

 

飯田「先生!このクラスは合計で21人です!二人一組では一人余ってしまいます!」

 

有能飯田、私の思っていた事を真っ先に言ってくれる。

 

オールマイト「ああ、2対3では片方が不利になってしまうだろう。しかし!そんな不利な状況だったとしても、それを乗り越えていくのがヒーローだ!二人組のチームには悪いが2対3で戦ってもらう。」

 

は?ヒーローならこれくらい我慢しろってか?

バッカじゃなかろうか?

まだヒーローじゃなくて学生だろうが。授業なんだから平等に扱えよ。

 

飯田「なるほど、考えあってのことだったのですか。申し訳ありません!」

 

いや納得するな。

 

その後爆豪と一緒のチームは嫌だなあと思いながらくじを引いて各チームに別れた。

最初の試合では飯田と緑谷が出ていた。

爆豪がまたバカなことをして緑谷を殺そうとしてたり、緑谷が個性を使って腕を大怪我していたりした。

それんしても、緑谷のあの威力、

 

死義(やはりあれは、『ワンフォーオール』でしょうか?)

 

そんなこんなしていたら試合が終了した。

結果はヒーロー側の勝利だが総評では飯田が一番良い成績だった。当たり前だ。爆豪なんて論外だ。

 

そして試合は進みついに死義の番になった。

死義のチームは、

 

ヒーロー側  ヴィラン側

轟焦凍  VS 死義終夜

障子目蔵   尾白猿夫

       葉隠透

この通りだった。

爆豪と一緒ではなかったから嬉しかったが、まさかの相手は推薦入学者だった。

神は私に嫌がらせをしないと気が済まないのだろうか?存在Xめえええええ!!

 

そして訓練場所に集まった。

訓練内容は、

1ヴィラン側は核を持っていて、ヒーロー側がそれに触れるとヒーロー側の勝利。

2捕縛テープを相手に巻くとその相手は行動不能になる。

3片方のチームが全員行動不能になったら残ったチームの勝利。

4制限時間までにヒーロー側が勝利条件を達成してなかったらヴィラン側の勝利。

大きく分けてこの4つだった。

 

集まると尻尾のある男が口を開いた。

 

尾白「先ずは全員自己紹介しようぜ。俺は尾白猿夫、個性は見ての通り尻尾だ。地味だがかなり力がある。あと空手をやってるから対人ではそれなりに自信がある。」

 

葉隠「私は葉隠透。個性は見ての通り透明だよ。」

 

なるほど、近接格闘とステルス。この二人のコンビはこの訓練ではかなり強力かもしれない。

 

死義「私の名は死義終夜。個性は吸血鬼。身体能力が高く、羽を生やして飛ぶ事が出来ます。あと大抵の傷なら自己再生出来ます。他にも少しありますが、今回の訓練では使えるのはこれくらいでしょう。」

 

葉隠「ナニソレ!?めっちゃ強いじゃん!」

 

尾白「これじゃあ主席も頷けるな。」

 

うん、知ってた。こんな反応すると思った。

 

尾白「さて、作戦だけどどうする?」

 

死義「私の考えとしては先ず二人が入り口近くの物陰に隠れます。そして敵が近くに来た瞬間尾白さんが飛び出して捕縛テープを巻きます。ですがおそらくそう簡単には行きませんので、尾白さんが敵と戦ってる隙に葉隠さんが後ろからこっそり捕縛テープを巻く。という作戦があるのですが、どうでしょう?」

 

尾白「死義はどうするんだ?」

 

死義「私はお二人が負けた場合の為にここで待機します。」

 

尾白「うん、それで良いと思う。賛成だ。」

 

迷い無く私の作戦に賛成した。

 

葉隠「うん!私も賛成!私、ちょっと本気出すわ!」

 

葉隠も賛成するとコスチュームを脱ぎ始めた。(既にほぼ裸だが。)

 

尾白「うん、正しいとは思うけど、女としては間違ってると思う。」

 

死義「そうゆう個性ですから仕方ないでしょう。」

 

どうやら透明になるのはあくまでも自分だけで、服などは透明にはならないらしい。

 

葉隠「あ…み、見ちゃ駄目だよ。」

 

見ようみも見えねえよ。

 

こうして戦闘訓練が始まった。




ご愛読ありがとうございます。
時間かかったくせに、
無駄に長いくせに、
話がほとんどすすんでいねええええええ!?
本当すみません。こんなペースですがちゃんと書いているので。
次はもっと長くなる気がする。
今のうちに謝っときます。ごめんなさい。
それではいつになるかわかんないけど次回また会いましょう。バイバイ。






試験期間中に何やってるんだ俺…。
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