超常の終わり   作:おろちりょう

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早くもタイトルが思いつかねえ…


第7話 帰宅

オールマイト「今回のMVPは障子少年だ!」

 

戻ってくるとオールマイトが今回の総評を説明し始めた。

 

オールマイト「障子少年は素早く状況を判断して行動に移してる。尾白少年と葉隠少女は作戦は良かったが残念だったね。轟少年はビル全体を凍らせたのは良かったが最後に油断していたね。」

 

轟「はい、反省してます。」

 

オールマイト「うん!次から気をつけたまえ!そして死義少年!相手を油断させての不意打ちや戦闘は実に素晴らしかった!障子少年が来なかったら君がMVPだっただろう。」

 

死義「恐れ入ります。」

 

誉められても別に嬉しくないが、一応礼を言っておく。

 

オールマイト「だが!氷から脱け出すためとはいえ、自分を傷つける行動は褒められることではないな!」

 

この男のことだから言うと思った。

 

死義「大丈夫ですよ。自己再生であれくらい直ぐに治せます。」

 

オールマイト「そうゆう問題ではないのだよ。あのような行動はヒーローとして相応しくない。あれでは人々からの印象が悪くなってしまう。」

 

死義「いや、ヒーローの仕事は正義を守る事でしょう?あの行動は正義を守るためには仕方のない行為です。ヒーローのイメージを犠牲にして正義を執行したのですからそれでいいでしょう?いつからヒーローは人々に良い印象を与える職業になったのですか?」

 

オールマイト「あー…う、うん。そうだね。」

 

生徒にド正論を言われるNo1ヒーローがそこにいた。

 

オールマイト「だ、だがこれは訓練だ!そういった行為は極力やらないように!」

 

死義「ハイハイ。」

 

オールマイト「で、では次のチームだ!次は…」

 

その後他のチームの訓練も終わり、戦闘訓練は終了した。

 

放課後

 

切島「なあ死義!」

 

死義「?なんでしょう?」

 

放課後になり、帰宅しようとしたら切島が話しかけてきた。

 

切島「これからみんなで反省会しようと思うんだ。死義も一緒にどうだ?」

 

教師に言われてではなく自ら進んで反省会をするとは、なんて真面目なやつなんだ。

 

死義「申し訳ありません。私はこれから用事がありますので。」

 

そう、これからスーパーで卵のタイムセールがあるのだ。

 

切島「そっか、じゃあ仕方がないな!また暇なときにしようぜ!」

 

死義「ええ、それでは失礼します。」

 

そして帰ろうとしたら、

 

緑谷「かっちゃん!」

 

死義「おや、あれは…」

 

校門近くに緑谷と爆豪がいた。

 

緑谷「この個性、人からもらったものなんだ!」

 

死義「⁉」

 

死義は物陰から二人の話を聞くことにした。

さらにしばらく聞いているとオールマイトも来て緑谷と話をし始めた。

話を聞いたところやはり緑谷はワンフォーオールの継承者らしい。

 

死義(やはりそうでしたか。これは思いがけない収穫がありましたね。まあ収穫と言うほどのことではないんですけどね。…あ、そうだ。)

 

せっかくだからこれを有効活用しよう。そう思うと死義はオールマイトにちかずいていった。

 

緑谷「それじゃあオールマイト。」

 

オールマイト「ああ、また明日。」

 

そう言って緑谷は帰って行った。

 

オールマイト「…ふう。」

ボシュウウン

 

オールマイトは通常の姿に戻った。

そこに、

 

死義「オールマイト先生。」

 

オールマイト「うおおおお!?」

 

死義が後ろから話しかけてきた。

 

オールマイト「ビックリしたー…じゃなくて!!わ、私はオールマイトではないぞ!私は八木というもので…」

 

死義「はぐらかしても無駄ですよ。聞いてましたから。」

 

オールマイト「!?くっ!」

 

オールマイトは誤魔化そうとしたが無駄に終わった。

 

オールマイト「…因みに何時から聞いていた?」

 

死義「緑谷さんの個性がもらいものだというところからですかね。」

 

オールマイト「最初からじゃないか!」

 

オールマイトはやってしまったという顔をする。

 

オールマイト「死義少年!どうかこのことは秘密にしていてくれ!」

 

土下座する勢いで死義にたのむ。

 

死義「どうしましょうかねぇ~。ただでというわけにはねぇ~。」

 

オールマイト「…何が言いたい。」

 

オールマイトは死義を睨む。

 

死義「そんな怖い顔しないで下さいましたよー。ただ少しお願いがありまして。」

 

オールマイト「お願い?何だ?」

 

死義「なあに、簡単なことですよ。」

 

オールマイト「…」ごくり

 

オールマイトが息をのむ。そして死義は言った。

 

死義「体育祭の選手宣誓、別の人に変更して下さい。」

 

オールマイト「…へ?」

 

想像以上にくだらない要求をされて、思わずすっとんきょうな声をあげる。

 

オールマイト「う、うーん。どうだろう?私個人で決められることではないし…。」

 

死義「分かりました。ではネットに拡散してきます。」

 

オールマイト「待て待て待て!分かった!根津校長に相談してみるから!」

 

死義「ははは。冗談ですよ。」

 

冗談に聞こえねえよ。オールマイトはそう思った。

実際に死義はきいてくれなかったら拡散してやろうと思っていた。

 

死義「ではよろしくお願いしますね。結果が得られるまでこのことは黙ってますので。」

 

オールマイト「あ、ああ。分かった。」

 

そう言って死義は帰って行った。

 

オールマイト(はあ、教師というのも楽じゃないな。)

 

改めて大変な仕事だと感じたオールマイトだった。

その後、根津校長と相談してなんとか選手宣誓を代わってもらった。

 

 

 

 

 

 

そういえば卵は?

 

死義「あ」

 

その日から一週間、死義の献立に卵料理が出ることは無かった。




ご愛読ありがとうございます。
はい。単純に選手宣誓考えるのめんどくさかっただけです。
それだけです、はい。特に言うこともありません、はい。
それでは。





試験?知らない子ですねぇ。(白目)
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