超常の終わり   作:おろちりょう

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テストオワタ(二つの意味で)


第9話 ヴィラン襲来

切島「ヴィランンンン!?ヒーローの学校に攻めてくるとか馬鹿だろ!?」

 

死義「先生、侵入者センサーは?」

 

13号「もちろんありますが…」

 

相澤「鳴らねぇってことはそうゆう個性のやつがいるな。」

 

やっぱりか。それにしても、

 

死義(やはり先日のは弔でしたか。)

 

死義はモヤから現れたヴィランのうち一人を見ていた。

 

 

 

死柄木「なんだよ、せっかく来たってゆうのにオールマイトいないじゃないか、子供を殺せばくるのかな?」

 

雄英高校に現れたヴィラン連合頭領『死柄木弔』はつぶやいた。

 

死柄木「まあいいや。黒霧、子供と他のヒーローはたのんだぞ。」

 

黒霧「分かりました。」

 

死柄木は黒いモヤの正体で、ヴィランたちを連れてきた張本人である『黒霧』に言った。

 

死柄木「…あ?」

 

死柄木は生徒の中にある人物を見つけた。

 

死柄木(あいつ、まさか…)

 

 

 

相澤「13号!生徒を避難させろ!学校に連絡試せ!電波系のヴィランが妨害してる可能性がある。上鳴!お前も個性で連絡試せ!」

 

上鳴「ッス!」

 

流石はプロヒーロー、行動が速い。

そうこうしていると、

 

緑谷「先生危険だ!たった一人で戦うなんて!」

 

相澤は一人でヴィランに向かっていった。

 

相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん。行け!」

 

13号「皆さん!こっちに!」

 

13号がそう言うと全員出口に向かったが、

 

黒霧「させませんよ」

ブォン

 

一同「「「!?」」」

 

目の前に全身モヤ人間が現れた。おそらくこいつがヴィラン達を連れてきたんだろう。

 

黒霧「はじめなして、我々は『ヴィラン連合』。この度は平和の象徴に息絶えていただきたいと思いまして。」

 

こいつらはヴィラン連合というらしい。

黒いモヤのやつがご丁寧に説明していると切島と爆豪が攻撃を仕掛けた。

 

切島「その前に俺たちにやられることを考えなかったか!?」

 

13号「ダメだ!どきなさい二人とも!」

 

スカッ

黒霧「危ない危ない。」

 

やつの個性のせいか攻撃は当たらなかった。

馬鹿が、せっかく13号が個性を使おうとしていたのに。だがよくやった。

シャッ

 

グサッ

黒霧「ぐあっ!?」

 

ナイフを投げると当たったようだ。やはり、さっきの言葉からして本体があると思ったが正解だった。

 

黒霧「くっ!生徒と言えどヒーローの卵、油断大敵ですね。」

 

やはりダメージは少ないか。

 

黒霧「私の目的は、

   散らして、

   嬲り、

   殺す。」

 

目の前が真っ暗になった。どうやらモヤに包まれたらしい。

 

 

視界が戻ると周りに炎が広がっていた。どうやらUSJの火災ゾーンに飛ばされたらしい。

 

「お!来た来た!」

「一人だけかよ。つまんね。」

「悪いな餓鬼。死ね。」

 

すると大量のヴィランが現れた。

どうやら相性のいいヴィランをあらかじめ配置していたらしい。

 

死義(それにしても、周りには誰もいない。相手は殺意を持ったヴィラン。こっちはか弱い生徒(どこが?)。つまり…

 

正当防衛でもし殺してしまってもお咎め無しですよね。」

 

 

 

 

五分後

尾白「はぁ、はぁ。こっちから音がしたな。」

尾白は火災ゾーンに飛ばされたが、たまたま自分と相性のいい個性のヴィランばかりだったため無傷ではなかったが全員なんとか倒すことができた。今はクラスメートと合流するため音のした方に向かっていた。

 

尾白「はぁ、はぁ、確かこっちから…!?」

 

目の前には大量のヴィランと思われる者たちが血まみれになって倒れていた。

 

尾白「い、いったい何が「た、助けてくれー!!」な!?」

 

声の方を向くと傷だらけのヴィランらしき者と、

 

ヴィラン「ひ、人殺し…」

 

死義「やれやれ、先に殺そうとしてきたのはそっちでしょう。」

 

返り血で真っ赤になった死義がいた。

 

尾白「し、死義!」

 

死義「おや、尾白さん。無事でしたか。」

 

尾白「あ、ああなんとか。それよりも、これ全部お前がやったのか?」

 

死義「ええ。」

 

尾白「!?…な、何も殺さなくたって…」

 

死義「別に殺してはいませんよ。」

 

尾白「そ、そうなのか?」

 

尾白は少し安心した。

 

死義「ええ、ただ少し手加減をミスりましたからね、下手したら死んでるかもしれませんけどね。」

 

尾白「な!?」

 

死義「大丈夫ですよ。こっちは生徒、あっちは殺意をもったヴィラン。正当防衛は成立します。」

 

尾白「…」

 

ちがう、そうではないのだ。人を殺したかもしれないのに平然としているのが問題なのだ。

尾白は死義が恐ろしくなった。

 

死義「さてと。」

 

ヴィラン「ひい!?」

 

死義は改めてヴィランの方を向いた。

 

ヴィラン「た、頼む!殺さないでくれ!な、何でも話すから!」

 

死義「では今回のことについて知ってることを全て話してください。」

 

ヴィラン「あ、ああ、実は…」

 

ヴィランの話によるとこいつらはただのチンピラで、誘われたからノリで来たらしい。

 

死義「なるほど、どうりで皆弱いわけです。それで?平和の象徴を殺しに来たというのであれば何か作戦があるのでしょう?」

 

ヴィラン「し、知らねえよ!お、俺達はオールマイトを殺せるとしか聞いてなくて…」

 

死義「そうですか。もういいですよ。」

 

ドゴッ

ヴィラン「ぐわ!?」

 

尾白「な!?」

 

死義はヴィランの腹に蹴りを食らわせた。

 

尾白「な、なにしてんだよ!!」

 

死義「気絶させただけですよ。逃げられては面倒ですからね。」

 

死義は何事も無かったかのように言った。

 

死義「さて、もうここに用はありませんしとっとと出口に向かいますか。」

バサァ

 

尾白「…」

 

羽を生やして飛んでいく死義を尾白は無言で見ていた。

 

 

広場

 

オールマイト「くっ!そういう感じか!!」

 

入口近くの広場では飯田の知らせを聞いて現れたオールマイトと『脳無』と呼ばれるヴィランが戦っていた。

いくら攻撃しても個性のせいで衝撃を吸収してしまうため、地面に突き立てて拘束しようとしたが、黒霧がワープゲートを使い脳無をオールマイトの下から出現させ、指を脇腹に突き立てた。

 

黒霧「脳無の役目は圧倒的な速さで貴方を拘束すること。そして私の役目はワープゲートを使い引き千切ること。」

 

死柄木「黒霧、よくやった。」

 

そう言うと死柄木はオールマイトに近づいていった。

 

死柄木「オールマイト、俺は怒ってるんだ。」

 

オールマイト「な、何?(というかそこはやめてくれ!弱いんだ!)」

 

オールマイトは苦痛に顔を歪ませながら死柄木の方を見た。

 

死柄木「同じ個性を使っただけなのにヒーローじゃないという理由だけで犯罪者扱いなんておかしいだろ?」

 

オールマイト「…」

 

死柄木「そればかりか命をかえりみず人を助けたにもかかわらず許可がないという理由だけで悪人扱いするのに金や名誉のためだけに戦っている者には称賛が与えられるなんておかしいだろ?」

 

オールマイト「…」

 

思わずオールマイトも黙る。

 

死柄木「だから俺たちは戦うんだ。この間違った世界を崩壊させるために。」

 

オールマイト「…そんなこと言って、ほんとは自分が暴れたいだけだろ?」

 

死柄木「………は?」

 

ゾワァ

オールマイト「!?」

 

その瞬間、死柄木から常人じゃ気絶するほどの禍々しい殺気が放たれる。顔はほとんど見えないが分かる、

 

キレている。

 

死柄木「自分が暴れたいだけだと?

 

      ふざけんなよお前!!!!!!お前に何が分かる!!!!!!」

 

ガッ!

オールマイト「ぐあ!?」

 

オールマイトの脇腹に蹴りを入れる。

 

死柄木「ヒーローがやったことなのに無実で罪を被された者の気持ちが!!」

ガッ!

死柄木「助かっていたはずなのにヒーローがヴィラン討伐を優先したせいで子供が死んでしまった親の気持ちが!!」

ガッ!

死柄木「努力して努力して努力し続けたのに無個性だからという理由でヒーローになれなくて絶望のあまり自殺しようとしたのにそのヒーローに無理やり止められて死ねなかった者の気持ちが!!」

ガッ!

死柄木「ヒーローの権限を利用して無理やり犯された者の気持ちが!!」

ガッ!!

死柄木「愛する人がヒーローの娘だからという理由だけで恨みを持ったヴィランに殺された者の気持ちが!!」

ガッ!!

死柄木「お前に分かるのかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

 

ドガッ!!

オールマイト「うっがああ!!」

 

あまりの激痛に呻き声を漏らすオールマイト。

だがそれ以上に怒りに身を任せ叫ぶ死柄木。

 

死柄木「はぁ、もういいよお前、死ね。」

 

死柄木がそう言うと黒霧のワープゲートから腕が異様に巨大な赤色の脳無が現れる。

 

赤脳無「カカ、カカカカカカカカカカ。」

 

死柄木「脳無…殺せ。」

 

赤脳無「カカカカカカカカカカカカカカカカカァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

赤脳無の腕がオールマイトの顔を潰そうとした時、

 

ドゴッ!!

赤脳無「カギャア!?」

 

一同「「「!?」」」

 

何者かが上空から赤脳無を蹴り飛ばした。

 

死義「やれやれ、危なかったですねぇオールマイト。」

 

オールマイト「死義少年!?」

 

蹴った犯人である死義は上空からゆっくりと着地する。

 

死柄木「あぁ、やっぱりお前だったか、

 

 

                             秀夜《しゅうや》。」




ご愛読ありがとうございます。
はい、やっとUSJ編です。
死柄木の性格を少し変えています。
そしてオリジナル脳無出しました。
そして何かと出番の多い尾白君。
次回もお楽しみに!






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