レイ「エピローグを抜いての最後の話!アシスタントのレイだよっ!」
ジャンヌ「アシスタントのジャンヌです。いよいよここまで来ましたね」
本当はもう少し早く終わりそうかなって思っていたんですけどね……2話連続投稿でも短くならなかったよ……(´・ω・`)さて、EPISODE81、公開です。
レイ「元君達大ピンチだよ!!でもきっと逆転できるって信じてる!」
ジャンヌ「既に満身創痍ですが、それを乗り切ってこそ物語の主人公と言うべき存在です。頑張ってもらいたいです」
さぁ、最後の激闘を制し、明日への希望は繋がるのか?それでは本編をどうぞ!(`・ω・´)
「うぐっ!?っ~!?」
体に痛みが走る。実際に戦っているハジメが受けたダメージが、サポートであるジャンヌの身にも返ってくる。軍人ではないジャンヌにはフィードバックダメージでも大きい一撃となる。
今すぐ泣きたかった。しかしジャンヌは涙を必死にこらえた。ハジメに余計な心配を掛けさせたくない。機体のコントロールの方に意識を向けて紛らわす。ジャンヌへのダメージに気づいたハジメが攻撃を受けながら呼びかける。
『ジャンヌっ、大丈夫か?』
「大……丈夫っ!だから、早くあいつを……皇帝を!」
『…………分かった。もう少しだけ耐えてくれ』
ジャンヌの自棄にも似た請願を了承するハジメ。機体のあらゆる箇所が既にビームウィップの熱で溶解しつつある。急所を逸らしつつ反撃の時をジッと待つ。
その時は遂に来た。皇帝のビームウィップをシールドで弾いた直後、イグナイターのスラスターが噴かされる。皇帝がその進撃を防ぐべく杖を細かく操作してビームウィップで突きを放つ。
『甘いっ!!』
直刀へと変化したビームの塊がガンダムの左のシールドを貫く。ビームマシンキャノンも貫通されていたが間一髪でシールドをパージし、内側へのダメージは防がれる。シールドを身代わりにマキナ・エリミネイターを長槍へと変形させて、ハジメが仕掛けた。
『行けっ!』
『ぐっ!?この程度ォ!!でぇい!!』
突き出された槍の一撃を、皇帝はギリギリ回避する。左の腕がなくなった箇所で空振りさせると錫杖のビームを解除する。貫かれていたシールドが落下していく。そして杖からビームの斧を形成させて追い払うように振り上げた。瞬時にガンダムが身を引くが、マキナ・エリミネイターが接触し、宙を舞う。
完全に逆転された。弾かれて安定しない機体に皇帝が追い打ちを行う。
『これで、終わりだ!!』
『ハジメっ!!』
杖の先にビームサーベルが展開される。その刃は真っ直ぐとイグナイターの胸部動力、DNジェネレーターを狙ってきている。貫かれれば死が訪れる。その恐怖にジャンヌは思わず叫んだ。
(ここまで、なの?)
諦めが脳裏をよぎる。どうあっても何らかの被害が及ぶ状況。ガンダムでも避けるのが無理なのではと思ってしまう。しかし、ジャンヌは信じた。ハジメなら、出来る。護ると言ってくれたパートナーをジャンヌは信じて、機体の出力を安定させた。
(お願い、ハジメ……っ)
祈りを込める。その祈りは、届いた。
『ジャンヌ、目を閉じてっ!!』
『終わりだっ!!……ちぃ!』
ハジメの声が飛ぶ。直後機体に衝撃が走る。同時にフィードバックダメージが体に襲い掛かる。左胸近くと背中へのダメージ。痛みに堪えつつ損傷箇所を確認する。破壊されたのは左胸部の一部と左ウイング。皇帝機の突き出された一撃をその位置にずらして回避したのであった。
機体へのダメージは避けられなかったが、それでも危機を回避した。そして、それが一気に戦局を決することとなる。
『終わるのは、あんただ!』
死刑宣告とも取れる言葉を発するハジメ。その手にはビームサーベルが握られていた。一瞬の出来事だった。腕部から取り出したビームサーベルの柄は既に皇帝機の胸部に突きつけられていたのだ。その事実に皇帝も気付いた。
『しまっ……』
だが、皇帝が動く前にハジメも行動していた。ガンダムのシステムが、最後の一撃となるその技の名を告げた。
『Ready set GO! DNF、「アッシュ・ヴァルスラッシュ」!!』
今までのガンダムのDNFの名で聞いたことのなかった名前だ。しかしジャンヌの記憶の片隅にその名前があった。それは彼女の父が使っていた、必殺の一撃の名前だった。創世記の古い文献から得てDNAへと生まれ変わらせた技。ジャンヌは幼い時に父からその名を聞かされたのである。
その時、父は言った。
『この技は大昔の英雄が使っていた技なんだ』
『おおむかしの、えいゆう?』
『そう、その名はガンダム。この世界を誕生させ、ドラグディアにもいたとされる最強のMSなんだよ』
『へー、パパすごーい!』
幼き日々が蘇る。果たしてハジメはこの事を知っていたのだろうか。だが感慨にふける間もなく、ジャンヌの意識は目の前の皇帝機に再び向けられる。
ビームサーベルより発振された蒼き光刃が、皇帝機を貫く。胸部を貫き、バックパックを弾き飛ばすほどの威力だ。貫かれた皇帝の苦痛の声が響く。
『ぐ、ぐぉぁ!?』
機体が苦痛に震えるかのように振動する。だが皇帝もまだ諦めておらず、錫杖の先を鎌の形に変化させてガンダムの背中を狙おうとする。警報が危機を知らせる。
「ハジメ、後ろっ!」
『分かってる!』
声に応えて一度剣ごと機体を引かせるハジメ。その勢いのままぐるっと回り、剣を振るった。光剣は皇帝の手に握られていた錫杖を持ち手ごと両断した。象徴を二度にわたって死に至らしめた元凶を今一度破壊する。
『これで、終われよ!!』
そしてDNF状態の光剣で皇帝の機体を切り刻んでいく。繰り出される斬撃が、たちまち皇帝機を解体していった。トドメに再びジェネレーターを首の根元から差し入れて貫通させた。無惨なるダルマ状態になった機体。皇帝の苦悶に満ちた声が途切れ途切れになって流れる。
『……馬鹿な……こんな平和ボケしたようなやつに……我の、野望が……私の、望みが……』
『望み、か。望むのは自由だ。だけど、仲間の事を捨て駒に使うようなやつの望みなんて、たかが知れてる。それを平和ボケっていうなら、俺はその平和に惚気たやつでいたい。そのために俺は、お前の野望を全て
『……あああああぁぁぁぁあああぁぁぁあぁ!!!!』
背を向けた直後、皇帝機は爆発を起こす。DNジェネレーターにも引火して、空をDNが埋め尽くす。
「やった……やりましたよ、ハジメっ!!」
皇帝を討った。作戦目標の達成に思わず喜びの声が漏れる。だがまだ終わりではなかった。ハジメが進撃を続けるマギア・マキナスにガンダムの視線を向けて告げる。
『いいえ、お嬢様。まだです。まだ、あれが残っている』
「っ……そうですね」
満身創痍状態の機体。しかし止めなければいけない。次なる目標に目を向けた。
◆
皇帝は止めた。しかしまだ止めなければいけないものがある。砲撃を受けようが侵攻を止めないマギア・マキナスを見つめる。皇帝による強制操作は皇帝が死んでも止まらない。撮るべき行動は2つ。制御プログラムを書き換えるか、動力を破壊するか。
マギア・マキナスの周囲は激しい射撃戦が展開されていた。マギア・マキナスの対空砲火でドラグディアの機体は近づけずにいた。突破できるとすればガンダムだけかもしれない。すると、そのタイミングで撤退していたアレク達が合流を果たした。
『ハジメ、ジャンヌ、無事か!』
『アレク隊長!ローレインさんも』
激突には間に合わなかったが、援軍に来てくれたことは感謝しなければいけない。文句を垂れ流しながらも合流した面々に指示を要請する。
「遅いですよ、隊長。既に皇帝は撃墜しました。機体の回収をお願いします。お嬢様、皇帝機の撃墜地点とアルス達のいる地点を送ってあげてください」
『は、はいっ』
『俺が行こう。ティット、シレン、来い』
元の声に上ずってしまうも素早くアレク達にそれぞれの居場所のデータを送信するジャンヌ。データを受け取ったB班隊長のエルドがティット、シレンのコンビを連れて落下地点へと向かう。アレクは元からの指摘に謝罪しつつも、送り込んだ助っ人について訊く。
『すまない。しかし、皇帝をやったのか……アルスは間に合ったか?』
「えぇ、彼がいなければ危なかったです。彼らの救助を」
『分かった。……それで、お前はどうする』
どうするのかと問われると元は視線を侵攻するマギア・マキナスに向けて答える。
「あれを止めます」
『あれって、マギア・マキナスかよ!?』
『流石にアレを今のお前が止めるのは無茶だろ!』
『そうです。皇帝を撃破しただけでももう十分のはずだ。ジャンヌ・ファーフニルもいるというのに……これ以上の無茶は……』
動揺が応援に来たローレインやカルマ達に走る。既に機体は左腕と左ウイングが喪失。残る右腕や脚部も損害が多数出ており、まともに戦闘できる状況ではないだろう。
しかし、誰かがやらなければいけないことだ。それに皇帝の所業を止めるとジャンヌに誓った。ジャンヌも元と共に行くことをローレイン達に告げる。
『すみません。でも私が元と約束しましたから。希望を消し去ろうとする皇帝の行いを許せないって』
『ジャンヌ・ファーフニル……』
『だけど武装が……』
武器もないのにと言おうとするカルマ。しかしアレクがカルマの言葉を遮り、口を開く。
『ハジメ、こいつを持っていけ』
『隊長さん!?』
アレクは自機が臨時で装備していたライフルを差し出す。これには突撃反対派のローレインも驚く。元は突き出されたライフルを掴んで詳細を聞く。
「アレク隊長、これは……」
『ドラグーナ・コマンド用のライフルだ。対した戦力にもならないかもしれないが、射撃武装があるだけでも十分だろう』
そう言うアレク。つまりそれは元があれと立ち向かうことを許可するということだった。行くことを決めたとはいえ、その行動に躊躇いを感じて元は聞き返す。
「いいんですか?」
『いいも悪いも、お前らが決めたことなんだろう?なら今の俺がどうこういうことじゃない。だが1つだけ言っておく。俺の彼女やその妹さん、お前のクラスメイト達を泣かせるような結末だけは見せるな。いいな?』
「!……はい!」
アレクなりの気前のいい激励に元ははっきりと応答する。ライフルを受け取ると機体のシステムが展開する。自動的にプログラムが自立起動していく。そしてそれは起こった。
破損した左ウイングが「再生」する。そう、ウイングがもとに戻ったのである。周囲からDNが集中し、再びウイングだけを作り上げたのであった。急な再生にカルマやフォウルが驚きの声を上げた。
『さ、再生したっ!?』
『な、何で!?』
どうやってかという疑問は元やジャンヌも答えは見つからなかった。しかしこれもまたガンダムの機能なのだろう。更にライフルが一度DNに分解されると、今度はブレードガン・Xへと再構成される。アレクもその挙動を見て驚く。
『これは……お前がやったのか、ハジメ?』
「……いや、俺も分からないです。スタート」
すぐにスタートを呼び出す。するとそのOSは自信満々に肯定した。
『あぁ。機体に残っていた変換していない武装と今のビームライフルを、シュバルトゼロガンダム・イグナイターの武装へと変換した。これでまだまともに動けるだろう?』
再構成という言葉にため息が出る。相変わらずガンダムはとんでもない機能を持っている。しかしそれも今はありがたい。推進機能を回復させたイグナイターのウイングを立たせて、コールする。
「まったく……。シュバルトゼロガンダム・イグナイター、マギア・マキナスの侵攻を阻止する!」
ウイングから高純度DNが放出され、シュバルトゼロガンダム・イグナイターが飛翔する。仲間に見送られ、最後の戦場へと向かう。
マギア・マキナスへ接近するイグナイターに対し、対空砲火が襲ってくる。先程戦闘した時と同様の激しさでガンダムを近づけさせまいとしていた。あの時とは違いこちらも満身創痍で一歩誤れば撃墜されかねない。
「ふっ、はっ!」
慎重に、かつ迅速に回避していくイグナイターはDNFで貫いた穴へと飛び込む。何とか無事艦内に入ることは出来た。しかし問題はここからだった。動力炉を止めに行くか、あるいはコントロールを奪取しに行くか。そして動力炉がどこにあるのかという問題だった。
皇帝に協力していたアルスも動力炉がどこにあるかは知らない。一番なのは大元の艦首へ向かい、そこで艦内見取り図をダウンロードすることだ。しかし艦首にはまだ多くの皇帝派がいる可能性がある。生身であれ、MSであれダウンロードする間に狙われれば厄介だ。アレクが司令部に頼んで応援が来るとは言っていたが、どれほどでたどり着けるか怪しい。
取るべき判断に迷う元。するとオープン回線から何者かが話しかけてくる。
『ガンダム!動力炉ならそのまま左へ行くッぺ!』
「?この声……」
声の感じに聞き覚えがあった。しかし思い出す前に声の主は簡単に自己紹介する。
『お前さんに熱烈すぎて暴走したファンだっぺ。けど今はもうどうでもいい。動力炉までのルートをナビゲートすんべ。中にはまだ生きてる迎撃プログラムもあっからな』
『ハジメ……どうします?』
訛りの混じった口調にジャンヌが対応に困る。誰なのか分からないというのも理由だろう。しかし元はそれが誰なのか分かった。そしてこれまでの敵のMSを誰が開発したのかも、納得した。
おそらくその人物もこの中にいるのだろう。だからこそナビゲートが出来る。元はそれとなく正体にさわりを入れる。
「いいのか。一度斬ったような相手に」
『フン。今も傷口は痛むさ。だからこそ皇帝達の機体を作った。けど、それを全部お前さんは超えて来た。怒りを通り越して脱帽しただよ。艦首には皇帝派がまだいる。さぁ、どうするっぺ?』
元の言葉に自嘲気味に返すその人物。完全に相手が分かった。それでもなお信じるのは難しかったが、彼が置かされている状況を察すると、元はその賭けに乗った。
「……分かった。アンタを信じる」
『ハジメ!?』
『ははっ、信じるだなんて、わての昔じゃ聞くことのなかった言葉じゃて。なるべく迎撃システムの少ないルートを教える。大半は壊れとるが気ぃ付けい』
「了解」
ジャンヌの反対に等しい呼びかけを振り切って、声の主に従う。声の主も呆れを返すも元に進行ルートを伝えていく。イグナイターはその人物の声を頼りに、動力炉を目指した。
曲がって直進、エレベーターのルートで降下、迎撃システムを突破しながらガンダムは動力炉を目指す。ジャンヌも疑いを持っていたが正確なルート提示に何も言わなかった。そして何度目かの迎撃しシステム突破後、潜り抜けたドアの先で広い大きな部屋へと到着した。
『動力炉だっぺ!』
『じゃあ、あれを壊せば……!』
遂に到達した動力炉部屋に、希望が見えてくる。すかさずブレードガン・Xを構えて発砲する。が、ジェネレーターから発生した粒子の壁に妨害を受ける。
「DNウォールか!」
『そんだけじゃない、迎撃システムがある!』
ナビゲーターの声に合わせるかのように迎撃システムに発砲される。ビームにより最後のブレードガン・Xが貫かれ爆散する。更に迎撃システムの弾丸が襲い掛かるが、間一髪死角となる裏に隠れて危機を脱する。
しかしブレードガンを失って武装はわずか。応援を待つにしてもこの状況を伝えなければならない。それ以上にそれまでの間にマギア・マキナスが自爆を行うかもしれない。決断しなければならない。
『ブレードガンが……』
『迎撃システムをやっても、フィールドをどう突破する気じゃ……』
元は考える。どうにかしてあの迎撃システムを同時に撃墜して、あのフィールドを超えた上で一撃を叩き込む必要があった。それをこなせる武装が、今この機体にあるのか。考えを巡らせる。
そこで1つの戦いが脳裏に呼び起こされた。それはガンダムの敗北の記憶。だが同時にこの状況を打破できるかもしれない、1つの考えであった。元は2人に告げる。
「……行くぞ」
『ハジメ?』
『なんか思い付いたようやな。……身勝手かもしれんが、頼む、わてらの象徴を止めてくれ!』
「あぁ。ドラグディアもマキナスも、救ってやるさ!!」
宣言と共にガンダムは再び飛び出す。迎撃システムが一斉に反応する。攻撃態勢に移る、その前にDNFを起動させた。
『Ready set GO!DNF』
拳に黒い竜巻が展開される。それを地面へと打ち付けると、黒い4つの竜巻が清々された。しかしそれらは竜巻と言ってもいずれも高純度DNの変化体。高威力の粒の塊が防衛システムをそれぞれ壊していく。すべての防衛システムを破壊すると、続いて竜巻はジェネレーター前部に集合、1つの竜巻へと変化させた。
そこにシュバルトゼロガンダム・イグナイターも前部に飛び出す。前に位置取ると蒼く輝き竜巻に向けてジャンプする。そして竜巻に向かって蹴りを放った。かつてヴァイスインフィニットに負けた時、最後の一撃として喰らわせようとした目くらましの竜巻と本命の蹴り。それらを1つの攻撃に合成したものをエラクスの光と合わせて必殺の一撃へと昇華させる。
『「ドラゴニックストーム・クロスハザード」!!』
「壊れろぉぉぉぉ!!」
ジェネレーターが生みだす防壁に対し、最大火力が打ち込まれる。拮抗するもガンダムのDNのウイングが形成され、一気に突破する。ジェネレーターの見える内側にたどり着く。
既に押し返そうとDNが再生成される。押し返される前に、イグナイターが最後の一撃を繰り出した。
『Ready set GO!DNF、「ディメンション・ナックル」!』
それはジャンヌを救い出した一撃。初めてガンダムとして自らの意志で戦った証とも呼べる技。それをジェネレーターに対し、勢いよく叩き付けた。
鈍い金属音が響く。同時にジェネレーターがへこみ、周囲のDNがはじけ飛ぶ。漏れ出すDN。ガンダムが距離を取った直後、ジェネレーターが、マギア・マキナスの動力炉室が爆発を引き起こした。
瞬時に部屋の外へ逃げて難を逃れる元達。爆発が収まると、次第に降下していくような感覚を覚える。艦も斜めになっていく。そしてその数十秒後、地面へと不時着した。それから回線に歓声が沸き立つ。その声に2人も口を開く。
『これって……もしかして』
「やった……のか?」
『あぁ、やったで、お二人さん!』
ナビゲーターの声にようやく安堵した2人。マギア・マキナスは停止したのである。
◆
M.D.1428、7月9日16時51分。この日、マキナ・ドランディアの2大国家「マキナス」と「ドラグディア」の大戦争は終結した。圧倒的劣勢と思われたドラグディア軍はマキナス側の策謀により北と南を制圧、中央も戦争を引き起こした皇帝一派の戦術の杜撰さと信頼関係の薄さを突いて勝利。対してマキナスは北と南の戦力差逆転により降伏、中央も皇帝一派の壊滅と皇帝ギルフォード・F・マキナリアスの戦死により瓦解。都心に残っていた皇帝一派も戦線を離脱し、戻ってきたマキナス軍の精鋭により捕縛、マギア・マキナスの生存者と合わせて戦犯として拘束された。
皇帝を失ったマキナスはドラグディアに和解を申し入れる。ドラグディアもこれに応じ、翌日10日、1000年以上にわたって続いた竜人族・機人族の長きに渡る大戦争は終わりを迎える。これを成したのは、ドラグディアの竜騎士、漆黒のガンダム「シュバルトゼロガンダム・イグナイター」とそのパイロットによるものが大きい。後年、この大戦は「機竜大戦」と呼ばれ、ガンダムのパイロット2人はこう呼ばれることとなった。
「ドラグディアの両雄」、あるいはそれぞれを「
NEXT EPISODE
今回もお読みいただきありがとうございます。LEVEL1の戦い、それを制したのはシュバルトゼロガンダムとドラグディア軍でした(´-ω-`)
レイ「大勝利!だねっ」
ジャンヌ「最後は敵味方関係なく、災害を止めるべく両軍が協力して止めることが出来ました。けど名前は出ていませんが、まさかあの人が元さんに協力するとは思いませんでした……」
レイ「ほんとだよー、ガンダムを倒すってことでガンダム作ったけど、最後は本当のガンダムの力に感服したんだね!」
どういう経緯であれ、シュバルトゼロガンダム・イグナイターは新たな時代の火付け役となったということです(*´ω`)異世界戦争の結末と次なる戦いには次回投稿するEPILOUGE3つで語っていくつもりですので、EPILOUGUをお楽しみに。それでは多くは語らず、今回はここで終わりとします。
ジャンヌ「次回のEPILOUGEも是非ご覧くださいっ。それではまた次回」