今回の黒の館DNは紹介していない人物と残りのマキナスのMS、そしてシュバルトゼロガンダム・イグナイターの紹介となっております。
まず前半は人物とマキナスのMSの紹介です。最後を彩ったあの機体達の設定を是非ご覧ください。
士「さぁ、遂に第1部ことLEVEL1の完結です!今回も黒の館DN始めて参りますよ~、作者の藤和木 士です」
ネイ「アシスタントのネイです。LEVEL1完結ですか……異世界戦争編ということで最初はどうなることかと思われましたが、無事それらも乗り切れましたね」
グリーフィア「アシスタントのグリーフィアよぉ。話数的には旧作と比べてどうなの?」
士「驚け、何とこっちがちょっとだけ長いです(´・ω・`)あれれーおっかしいなぁ」
ネイ「おまけにEPILOUGE3は全部入れ込むためとはいえ、かなりの文字数になっていると聞いていますよ?」
士「そうなんだよねー……どうしてこうなった(´・ω・`)」
グリーフィア「ま、仕方ないんじゃないかしらぁ?作者君が必要だって思ったんだから。それより今回も紹介やっていきましょー」
士「そうですね。じゃあネイさんお願いします(´っ・ω・)っ」
ネイ「分かりました。前半の紹介は人物紹介、そしてマキナスの本当の機械騎士機体と豪語するマキナスのガンダム「マギア・ガンダム」とラスボスを務めた皇帝機「マギナリアス・エンペラー」の紹介になります」
グリーフィア「まずは人物紹介からよ♪」
リヴィル・ゲート
性別 男
機人族
身長 182cm
髪色 灰
出身地 マキナス ラグナ・リーン州 ユグトラン市
年齢 28
誕生日 6月2日
血液型 B
好きなもの バイオリン演奏、射的、ブラウニー
嫌いなもの 成果に固執する者、タコ、ギャンブル
愛称 星雷の銃撃者
・マキナス軍の軍人の1人。階級は大佐である。かつてはMSに乗っていたが、現在はマキュラ級「アルザッヘル」の艦長を務める。
アルス・ゲートの兄であり、弟の事は面倒見がいい。家が貧乏だったため軍に入り、アルスの養育費として提供していた。兄弟そろって軍人であるが、両親としては成り行き上での申し訳なさから彼に頭が上がらず、本人も自身を育ててもらった恩から負担を掛けないようにあまり会わないようにしている。
第1章のガンダム出現時のマキナス軍の指揮官であり、ガンダムに対し直属の上官からの勝手な命令で突貫せざるを得ない自軍の機体との性能差を図ろうとしていた。ガンダム撤退後にはハイドに命じて勝手な行動を起こした軍人の乗る艦艇を沈めさせ、自軍への代価の払わせた(その関係上、結果的にガンドを助けている)。劇中ではマキナス軍の穏健派寄りであり、強硬派の指揮官の下にいる不当な扱いを受ける兵士をスカウトしたりしている。第4章ではグランツ・フリードに協力を打診、断られるが秘密裏にハイドを出撃させ、自らは首都に残る皇帝派の拘束と自隊の撤退による戦力半減を行った。戦争終結後はマキナス軍総司令官の座に収まる。
兄弟でガンダムに因縁があるということだが、リヴィル自身はガンダムに熱くなるアルスをよく窘めていたりする。また彼自身も元モビルスーツパイロットであり、かつては星雷の銃撃手と呼ばれる射撃MSの使い手であった。その経験から近接型であるアルスに銃撃者の観点から接近戦における剣術を指導した。ハイドが預けられた理由もこの射撃MS使いだった点からである。
人物モデルは機動戦士ガンダムの一年戦争におけるシャア・アズナブル。外見も仮面を外した彼に似ている。
ハイド・エルセウルス
性別 男
機人族
身長 168cm
髪色 茶色
出身地 マキナス ラグナ・リーン州 コントレイル市
年齢 21
誕生日 10月10日
血液型 A
好きなもの 空、フェルナ、オムライス
嫌いなもの 命令を強制する者、嘘、ソース
愛称 機械騎士ハイド
・リヴィルの指揮する部隊の部隊員で、ネオ・エース。その正体はマキナスの象徴「マギア・マキナス」の本来の機械騎士の筆頭候補。
マキナス政府としての本来の機械騎士であるが、訓練としてリヴィルの部隊に身分を隠して預けられる。以後マキナス軍の一兵士として経験を積んでいた。これを知っていたのはマキナス政府と指揮官のリヴィルだけであった。機械騎士の家系に生まれたわけではないが、学校の後輩で幼馴染の「フェルナ・ローリエ」が奏女官に選ばれた際、彼も機械騎士として候補に選ばれた。機械騎士候補として選ばれただけあって、戦闘力は高い。特に集中力と危機感知能力が高く、マキナート・バスターを専用機として運用していた。マキナズ・ファイターも彼の射撃戦を重視してマキナート・バスターの能力を順当に強化していた。
第1章序盤でのガンダム暴走の際には無断行動した味方艦をリヴィルの指示の下撃墜。ガンドを救出している。再登場した第4章にて、本来機械騎士が戦うはずのガンダムと共闘する形となった。途中機械騎士の座を奪ったランド達に物量で撃墜されるが元に助けられる。戦争終結後は皇帝派によって重傷を負っていたが快復したフェルナと共に、ガンダムの装依者である元とジャンヌに顔合わせして握手を交わした。
人物モデルはポケットモンスターブラック・ホワイトの男主人公。フェルナはその女主人公がモデル。
フェルナ・ローリエ
性別 女
機人族
身長 158cm
髪色 ピンク
出身地 マキナス ラグナ・リーン州 コントレイル市
年齢 21
誕生日 9月2日
血液型 A
好きなもの カラオケ、シュークリーム、ハイド
嫌いなもの 銃、マナーを守らない人、お酒
愛称 奏女官フェルナ、鎮魂歌奏し歌い手
マキナスの政府が選んだ奏女官候補の1人。ハイドとタッグを組んでいる。
ハイドとは幼馴染であり、幼少期から交流を持つ。国が1年おきに行う奏女官適性検査で高い数値を記録したことで奏女官候補として選ばれた。候補の中でも適性はずば抜けて高く、メル・オンと同等以上の力を持っていた。それゆえに皇帝派の反抗において腹部に銃弾を撃ち込まれ、意識不明の重体となった。
その後彼女は穏健派の救出後治療を受けて快復。戦争に関わることはなかったものの無事パートナーであるハイドと再会する。快復後はハジメやジャンヌと顔を合わせ、今後の両国の未来を願った。
パートナーであるハイドの事はからかうものの、非常に頼りにしており好意も向けている。
人物モデルはポケットモンスターブラック・ホワイトの女主人公。帽子を被らず髪を後ろで括っている。
ネイ「これが人物紹介になります。マキナスの機械騎士はみなさんポケモンのキャラクターがベースとなっているんですね」
士「皇帝のデザインにダイパのボスを採用したからね(;・∀・)そこから色々と連想してこうなってます。エクス・サイズもポケモンからもらおうとしたんですけど、思いつかなかった」
グリーフィア「でも作者君のポケモンもそもそもXYで止まっているから、もっと先じゃあ思いついたかもしれないわね~。さて、それじゃあ次はMS紹介ね。マキナス陣営をここで紹介するってことは、「あの機体」はジャンヌ達が紹介する形になるのかしらね?」
士「そういうこと。じゃ、お願いしまーす」
ネイ「承知しました。ではご覧ください」
マギア・ガンダム
形式番号 MS-MG00X
・マキナスによるガンダム製造計画「プロジェクト・マキナスガンダム」のフラグシップ機として考案されたガンダム。カラーリングは白を基調として金色と顎部分を赤色となっている。
形式番号からも分かるが、本機こそがプロジェクト・マキナガンダム最初のガンダムである。あちらがエクスの搭乗を想定した、大統領政府の管轄にある軍のガンダムであるのに対し、こちらは皇帝派がそれら技術を盗用しつつ、プロジェクトの中心人物であるワルトの主導の下、皇帝配下の技術者が考案した機械騎士ランドのためのガンダムである。
武装はオーソドックスかつヒロイックなものを選択。それでも本機用のクロークウイング・バックパックや、ゴースト方式の専用兵装など新技術がふんだんに取り入れられた設計となっている。
コンセプトは「騎士ガンダムの重武装化」。本機の頭部も甲冑のパーツが点在しており、騎士らしさを生んでいる。
【機能】
・ビームシールド
シールドに装備される、ビームで形成されるシールド機能。ほぼ量産可能な域まで達しており、出力も安定している。
・強化機動システム「マキシマイズ」
機体の緊急的な高機動を実現するガンダムの「エラクス」をマキナスなりに解釈・可能な限り再現した特殊機能。瞬発的な高機動に限られ、その際機体が紅く光る。
マキナート・シャイニング、エクス・Gと重ねて改良を加えられ、視界不良はほぼなくなっている。
・DNフェイズカーボン
国家元首機やエクス・Gなどにも採用される、DNを浸透させて防御力を向上・運用する装甲システム。
本機もダブルジェネレーター仕様であるため、発色にやや問題のある白を使用することが出来ている。ただし負荷の掛かり過ぎを避けるために、他の色を混ぜて負荷を軽減している。
・ダブルジェネレーター
機体の動力機関の仕様。ジェネレーターの2個積みである。本機のDNジェネレーターはかねてから開発されていた現行のものから1段階性能を向上させたもの。この結果DNフェイズカーボンの運用を安定化させた。搭載位置は胸部とバックパックである。
【武装】
・ビームソードライフル
本機の主兵装となるビームライフル。左腰サイドアーマーに懸架される。エアレイダーのビームライフルをベースに開発された。1丁装備。
ビームライフルの銃身に上下から挟み込んでビームサーベル用パーツが合体しており、ビームサーベルの発振を可能としている。ここまではエアレイダーのビームライフルでも可能としていたことだが、銃のストック部分が持ち手として運用可能となっており、近接時の振り感覚が改善された。加えてストック部、銃底部に近接用耐ビームコーティング済み実体ブレードが設置されており、銃としての使用時にも不測の事態から機体の腕部を守る。
他にもビームサーベルはライフル時にビームマシンガンとしても使用可能で、弾幕の形成をサポートする。あまり戦闘を得意としない者でも扱いやすい武装となっている。
武装モデルはガンダムSEEDASTRAYシリーズのガンダムアストレイグリーンフレームの同名武装。
・胸部メガキャノン
機体の胸部中央に装備されるビーム砲。正面の敵を討つ。ドラグディアのMS、ドラグーナ・ガンドヴァルの武装に通じる兵装だが、こちらの方が完成度は上。
武装モデルはストライクフリーダムのカリドゥス。腹部から胸部に搭載位置を変更している。
・肩部マント型ミサイルコンテナ
肩部装甲を兼ねた、マント風のミサイルコンテナ。両肩にそれぞれ1基ずつ装備される。下部にはスラスターも設置されている。
表面は耐ビームコーティングがされており、シールドとしても使用できる。マイクロミサイルの弾数は8発×2。左右合わせて32発を有する。
・可変型シールド改・改
マキナズ・ファイターにも採用されていたシールドを、本機用に再調整した兵装。左腕に1枚を装備する。
シールドの展開時に限り、ビームシールドを展開可能で、素のシールドと合わせて攻撃を防御することで防御性能を高めている。
形状はマキナズ・ファイターの物から据え置きのためそちらを参照。
・クロークウイング・バックパック改
多重構造の装甲と耐ビームコーティング、それにスラスターが施された防御翼「クロークウイング」を備えるバックパックユニット。
エクス・Gヨルムンガンド・フェイズにも同名武器が装備されていたが、本兵装はその通常MS用。最初に考案されていたのはこちらの方である。ただし完成したのはあちらが先のためにこちらが改となった。変更点は大きさ以外にクロークの形状と防御態勢である。ウイング状態では2対のウイングとなっており、外側のウイングが上に跳ね上がる形となっている。クローク使用時にはこの外側のウイングが内側のウイングとの接続アームごと前方に倒れ込み、腕部に掛かるようになる。これはクローク使用時にウイング全てを前方に受ける必要があったヨルムンガンド・フェイズと違い、背部にウイングが残ることで全方位をカバーできるようになった点で優れている(ただしバックパック中央はがら空きのため、完全というわけではない)。
武装の形状モデルは新機動戦士ガンダムWのガンダムデスサイズ・ヘルのアクティブクローク。肩部ミサイルポッドと合わせて、そのシルエットが非常に似ている。
・ビームサーベル
クロークウイング・バックパック改の上部に2本刺さる形で装備される平均的な格闘兵装。
本機用に調整されているわけではないが、ガンダムを構成するうえで欠かせない兵装と言える。柄形状は四角柱のタイプを採用。
初代ガンダムのような装備方法となっている。
・レールガン
上部クロークウイングの裏面に装備される実体弾兵装。2丁装備する。弾数は1丁につき4発。
マキナートのノーマルゴーストの装備を流用している。上位互換のレールキャノンを装備しなかった理由としては、装置が大きくなりすぎて機動性に支障が出ると判断されたため。連射性能を重視している。取り外しは出来ないが持ち手は用意されている。
武装外見は砲門を蒼穹のファフナーのレールガンをモデルに、運用法などはストライクノワールのリニアガンに近い。
・ランチャーゴースト
自立支援機として運用される、マギア・ガンダムの兵装の1つ。普段は羽の付いた支援型ゴーストだが、変形して両手持ちのビームランチャーへと変形して装備することが可能。
MS-ME00GFMC
マギナリアス・エンペラー(ギルフォードカスタム)
機体解説
・マキナスのかつての国家元首機、皇帝機であるマギナリアス・エンペラー。その設計をもとに現皇帝ギルフォード専用機として新たに開発した機体が本機マギナリアス・エンペラー(ギルフォードカスタム)である。機体カラーは白と金。
系統的にはマキナート系列機の系譜にあたる外観を持つ機体だが、その機能はエクス・G、マギア・ガンダムなどのマキナス製ガンダム達の技術の粋を集めたものであり、実質的にガンダムと言っても差し支えない程の性能を誇る。装依者であるギルフォードもおかれた立場が非常に波乱なものであり、本来国の代表として立つことを目的としていた皇帝統治時代に求められた戦闘力では足りないことから、凄まじいまでの特訓を受けて本機の実力を最大限引き出せるようになった。それにより本機はガンダムとも渡り合えるほどの性能を誇る。
特徴的なのはクロークウイングを発展させた「ケープウイング・バックパック」とその手に握る代々マギナリアス・エンペラーに装備されるエンペラースタッフ「皇帝の心杖」である。ケープウイング・バックパックはクロークウイングの構造を簡易化、肩口を覆うことで攻撃性能を落としつつも簡易巡行形態への移行、防御性能の向上を成功させた武装であり、守りに特化させている。これは皇帝という要を容易に失わせないための施しである。そしてエンペラースタッフはこれまで皇帝機に採用され続けた武装であり、DN収束端末を兼ねている。その先にはDNを高圧縮・開放する機構が施されており、その力を最大限用いれば高純度DNを用いなくてもDNFを使用することすらも可能とする。またこの武装はプロトタイプ時代にクリムゾン・ドラゴニアスを死亡させた直接的な原因を持つ兵装となっており、ドラグディアに対する挑発的な意味を必然と持つ。
だがそれら主兵装以外にも本機の兵装はかなりのレベルを維持しており、マキシマイズも備える。ほぼ無敵の本機に勝てる機体はいないとされる。ただ唯一超えられたのはシュバルトゼロガンダム・イグナイターのみであった。
機体コンセプトは「クロスボーンガンダムのミダス×ダンボール戦機のファントムの要素を持った、マキナスMSの集大成」。どちらもその圧倒的な性能で主人公を追い詰めた機体であり、マントと長い得物を使用する機体でもある。頭部形状とクロークの機能はファントムを意識、エンペラースタッフやビームシールドはミダスのものをベースとしている。
【機能】
・ビームシールド
ケープウイングと手甲部発生器から形成されるビームの盾。出力は他を圧倒しており、高出力ビームキャノンも受け流すことが出来る。
・DNフェイズカーボン
国家元首機などには必ず採用される、DNを利用して剛性を高める変色装甲。本機にはダブルジェネレーター(新型仕様)が搭載されており、その中でももっとも完成度の高いものを選んでいるため色の安定化がなされている。
機動性能を重視したカラーリングである白をベースとしており、その姿は天使の様にも見える。
・ダブルジェネレーター
DNジェネレーターを2個搭載し、エネルギー供給を完備した仕様。本機においてはDNジェネレーターも最適化させた新型が装備されているため、通常のMSを凌駕する出力を得ている。ジェネレーター搭載位置は胸部とバックパックである。
・簡易変形機構
機体のケープウイングを閉じて防御形態、または巡行形態となる機構。マントを閉じるように変形するだけだが、ケープウイングの持つ防御性能を全体に適用できるほか、外側のウイングに備えられたビームキャノン砲が使用可能になるなど、攻撃性能が変化する。そのため正確に言うなら本機能は「モードチェンジ」という言い方が正しい。
変形機構などはダンボール戦機のファントムのマント変形法を参考にしている。
・強化機動システム「マキシマイズ」
ガンダムの出力強化システム「エラクス」をベースにマキナスが開発した機動力強化システム。機動時に紅い残像を残して動く。
これまで視界不良に悩まされていた機能だったが、マギア・ガンダム、そして本機では遂にその弱点を克服している。機能面では寸簡的な機動性はガンダムのエラクスに匹敵するが、高機動の持続やシステム使用時のビーム出力などの向上はマキシマイズにはない、エラクスのみの機能となっているため性能を開けられている。しかしそれはリミッター下における制限であり、皇帝はリミッターを解除したことでエラクスと同じ高機動の持続を実現した(なお一度ジェネレーターを暴走させると停止手段がなく収まるまで待つしかない。レッドゾーンを超えたら死はほぼ確定する)。
【武装】
・エンペラースタッフ「皇帝の心杖」
機体の右腕で保持する本機の主兵装。1本のみを装備する。先端部はDN制御端末となっており、ここで圧縮・解放したエネルギーを扱う。解放したエネルギーは形状を変化させることが可能で、槍、剣、ハンマーなど多種多様。柄部分は変形機構が持ち込まれており、射撃攻撃時には先端部を正面に向けた心銃形態へと移行する。
DN制御端末はDNA発動時にそのエネルギーとなるDNを高純度DNへ再昇華させることが可能で、DNFを扱うことが出来る。ガンダムや象徴以外では創世記以後初となるDNF使用機であり、ドラグディアはこの兵装を非常に危険視していた。そこで当時のドラグディアは皇帝機の居場所を最初に確認してからけん制砲撃と狙撃、ステルス機による暗殺で皇帝機を足止めするというのが戦場での常であった。
マキナスの政府が大統領政府へと変わるとき、大統領達は本兵装を捜索したものの、既に皇帝派残党が持ち去った後であり、何十年もの間捜索を続けていた。本兵装はそのオリジナルであり、皇帝が表舞台へと再び現すと同時に、この兵装も日の目を浴びることとなった。
武装モデルはミダスのカイザースタッフ(皇帝の錫杖)。先端部が開放型デバイスとなっているが、機能的にはほぼ同じことが出来るようになっている。名称もそれをイメージしている。心とついているのはかつてこの武器がマキナス皇帝の心臓から出来たものという伝説があるため。実際には亡くなった皇帝の心臓部をパーツとして使っているものの、全てがそれから出来ているわけではない加工品である。なお内部パーツは今回の戦闘に合わせてオーバーホールされている。予備が2本あるが、それらは最初に作られた「オリジナル」を模した模造品である。当初持っていた模造品を破壊された後、オリジナルを持ち出して戦闘。その後それも叩き折られる。
・ケープウイング・バックパック
機体背面に装備される、クロークウイング・バックパックの発展型兵装。シールドとウイングスラスター、そして攻撃武装としての機能を有している。
バックパック基部は通常のバーニアとDNジェネレーター搭載部があるのみだが、それを覆う形で頭部保護のためのケープウイングが装着されている。そしてケープウイングはバックパック側面にアームで接続される方式を採っている。よってバックパックそのものを狙うことは難しい。
ケープウイングの変形法は単純なものとなり、横から機体を覆うように折りたたむ方式となった。これにより腕部武装を扱うことは不可能となったが、この単純な方式により接続部の負担が減ってビーム砲やウイング自体にビームシールドの搭載が可能となった。またこの簡易変形により空気抵抗が減るため、機動能力にも差が出ている。あちらが攻防一体なら、こちらは防御寄りの兵装と言えるだろう。
武装モデルはLBXファントムのウイング。あちらと同じく折りたたんだウイングのスラスター付近がビーム砲となっており、性能もそちらを強く意識している。
・ケープスラスタービームキャノン
ケープウイングの折りたたんだ前部スラスターを兼ねるビームキャノン。設置位置から簡易変形時にしか使用が出来ない(一応使用は可能だが、背面から狙い撃てなければならない)。
背部にジェネレーターの1基が内包されているため、出力は充分。更に浮遊姿勢が安定する簡易変形時の正面を撃てる為、狙撃精度が非常に高い。難点はその部分の装甲が薄い為、その一瞬を狙い撃たれると大ダメージを負いかねないことだが、ギルフォードの腕と本機の性能からそれは不可能だと考えられ、カバーなどは施されていない。
武装モデルはLBXファントムのウイング部ビームキャノン。使用方法も似通っている。
・可変速ビームライフル「ヴァルスビー」
腰部に2基装備される、速度変更可能なビームライフル。展開してからトリガーが引き出される。
マキナート・シャイニングの武装を改良して装備されており、シャイニングの物より反動が減っている。にも関わらず威力などは据え置きと、皇帝に負担を掛けないように調整されている。なおヴァルスビーはその貫通性能からビームシールドを撃ち抜きやすい兵装となっている。皇帝機に装備させたのは、ある意味ではビームシールドを使用する敵=裏切者を断罪するという意志を持った兵装だと言える。
武装モデルはシャイニングの時と同じくガンダムF91の「ヴェスバー」。形状はF91のガンプラを改造した「M91」のヴェスバーをベースとしているイメージ。
ネイ「以上が、マギア・ガンダムとマギナリアス・エンペラーの紹介になります。エンペラーの方は皇帝機としか元さん達からは呼ばれていませんね」
士「何せ名乗ってないからね(;・∀・)皇帝機としか呼べない。その点マギア・ガンダムはパイロットが馬鹿正直だったからね。名乗ってくれたし。ただエクス・Gに関しては言わせてくれ、彼の機体の名前だけは台詞外で言ってる設定です(`・ω・´)」
グリーフィア「メタいわねぇ。でもラスボスってわりに随分武装があっさりしてるわね。その分洗練されているって感じはするけど」
士「マントを羽織っている都合で色々武装を乗っけられないんですよね……マギア・ガンダムとはマントの開き方の違いで、裏面に武装を入れることも出来ないですし。まぁグリーフィアさんの言う通り、エンペラーは錫杖の万能さから他の武装に頼らない構成が出来ていたのも、武装が少ない理由ではあるんですけどね」
ネイ「ごっちゃごちゃにならないっていうのはいいことですよね」
グリーフィア「ま、ごっちゃごちゃにならないようにって言ってたシュバルトゼロガンダムは、前ほどじゃないけどそれなりにごった煮してる気もするけどね~」
士「(´・ω・`)言わないで……さて、そろそろ後半に移りますか」
ネイ「お嬢様達とバトンタッチです」
前半はここまでとなります。引き続き後半を読んで頂ければ幸いです。また館に続き、用語設定集も公開する予定ですので、気になる方はそちらもご覧ください。
では短いですが、後半へ続きます。