ネイ「アシスタントのネイです。コロナの方は収まってきた、という所でしょうか?」
グリーフィア「アシスタントのグリーフィアよ~。気を付けなきゃいけないのは変わらないけど、経済はちゃんと動かさないとねぇ」
と、まぁEPISODE38と39、同時公開のうちの38です。
ネイ「5周年、ですか。5年前にネプテューヌの方の二次創作を投稿し始めたんですよね?」
そうだよ。そっちは凍結しちゃったけど、その時の縁でネプ作者とかとは仲良くさせてもらっている人もいたり。
グリーフィア「まぁ、投稿頻度は」
止めよう!?その話題あの中じゃ禁句だから!(゚Д゚;)それでは本編をどうぞ。
遂に倒した。敵の隊長格たるあの男を。乱戦状態の最中、その知らせが敵の耳に入れば、士気が下がるのは頑なに想像できる。
マリオネッターシステムで死なないのは分かっている。それが敵をここまで増長させるきっかけともなるシステムなのだ。だがあれほど喧伝した機体。例え死ななくとも文字通り希望を折ったことにショックを受けざるを得ないはず。
砲撃の反動でクリムゾンゼロはもとのシュバルトゼロガンダムへと戻っていた。出力の再調整を行いながら、ジャンヌは近づく味方の機影を照合する。
「機体照合。新堂沙織さんのソルジア・エース、並びに自衛軍第3大隊「極」所属機です」
サオリの機体に追従してソルジアの機体がこちらに向けて飛行する。サオリからの通信回線が開かれる。
『元、ジャンヌ。沢下は片付いたのか』
『あぁ、さっきな。けど手ごたえがない。おそらく予想通り……』
まだやれていないと語るハジメ。ジャンヌも一瞬の感覚だったがサワシタの機体から彼の意識が変に途切れるような感覚を感じ取っていた。
あれがマリオネッターシステムの接続が切れる感覚なのか。意識しなければ分かりづらいそれを判断材料とするのは難しいが、用心するに越したことはない。
ジャンヌもそれをサオリへと提言した。
「私もまだ終わっていないと思います。確実に敵を葬るため、後方の敵を巻き込んでの全力砲撃でしたが、もしかしたら取っておくべきだったかもしれませんね」
『流石に、あれはやりすぎな気もするがな……。海上から見ていたが、都市部に津波の余波が届いていた。多少三枝県から被害責任追及が来るかもな』
被害の余波に少し俯く。ハジメは民間人の方への被害は抑えるとは言ったが、あくまで抑える。弾道は制御できてもその後までは予測は出来なかった。
津波を起こしたのはおそらくMA撃破の時の爆発。しかし仕方のないこととハジメは語った。
『それを言ったって仕方がない。作戦経過中に人工衛星の落着で津波は起きていたし、何ならその時海中で波によるMAの爆発があったみたいだ。やったのは俺達だろうが、その基となるものを勝手に仕掛けたのはアイツらだ。被害はアイツらの自業自得だ』
『ハジメ、君は』
『無論、いたずらに被害が出るのは良くないことだ。けど三枝はもう大半が使徒達だと聞く。それに残った人達への言論統制の為に使徒以外のインターネット規制が行われている。使徒以外はメディア視聴を著しく制限する。あからさまな言論統制を容認している時点で、この結果を作り出した三枝県の責任の方が重い』
ハジメは三枝の街を見渡して、呟く。
『故郷がこんなになるくらいなら、いっそ破壊してやりたいさ、何も残らない程に』
何もかも壊したい。それはあまりにも悲しすぎる本音だった。けれどもそれを最小限の被害で留めたのは、間違いなくハジメの歯止めだった。
怒りを堪えて、自身の自我を抑え込んでの行動。
それよりもとハジメはサオリに人工衛星の中央を指さし、情報を共有する。
『それより、沙織さん達は予定通り衛星内の探索に入ってください。沢下のMSはあそこから発進していました。おそらく、MSの発進口か搭載部だと』
『……そうか。MSなら装依される前に破壊、衛星内に入り込めるようなら入り込んで彼らの長、教柱の確保だな』
敵のトップの確保。それしかこの争いは終わらない。彼らの確保はサオリ達に委ね、自分達はここに残るのだ。
残る理由はただ一つ。沢下を迎え撃つためだ。あの男はまだ向かってくるはず。ハジメはそれを相手にするために敢えて待ち構えることになっていた。
サオリ達が追い出し、こちらが追い込む。役割を再確認してサオリは後の海上部隊の指揮について詳細を告げる。
『海上部隊の指揮は花村に任せている。回線はB9を使え』
「確認しました」
『それから、夢乃にはこちらと深絵、双方の間に隊を配置してもらっている。どうも深絵達が戦神官と戦っているらしい』
『戦神官……沢下じゃなさそうですね』
戦神官は言うなればエース。彼らの戦術の要の一つでもある。これを潰せば戦力は少なからず削ぐことが出来る。
少なからずというのは無論マリオネッターシステムが関係する。隊長クラスに優先してマリオネッターシステムが配備されていれば、隊長を撃破してもすぐにまた別の機体で戦線を再構築し直す。
しかしそれでもしばしの間その場の戦力が半減する。外の部隊で撃破し、その間に中を精鋭で制圧する。中にいるのが全てのシステム使用者ではないだろうが、それでもここを制圧しきればもう守る意味もなくなる。
そのためにもミエ達に今敵対する戦神官を突破してもらわねば。
『そちらの方も、十分気を付けろよ』
『了解した。制圧は任せます』
『うん、では』
頷いてサオリは数十機から成る制圧部隊と共に中央射出口へと向かう。ハジメはこちらにサワシタの機体が出ていないかを聞いて来た。
『ジャンヌ、さっきの機体と同じ機体は?』
「出ていません。おそらく彼らの言った通り、希望だとすればあの機体だけという可能性も……」
ダウングレードして向かってくるはずはない。同じ機体か、はたまた更なる新型を投入してくるはず。
と、そこで緊急通信が入る。しかも同時に二つ。一人はユメノから。
『す、すみません元さん!なんか、深絵達の方に……え?敵が変身した!?』
『変身だと?どういうことだ』
ハジメは訝しんだ。変身と言われて、まさか敵はイグナイターと同じ変容を起こしたのかとジャンヌも戸惑う。
だが、それ以上の驚きが、もう一つの回線から……サオリの機体から響いた。
『くっ!?全機一旦離脱!』
「どうしたんですか、サオリさん!?」
『ジャンヌ、元に伝えてくれ!奴が……沢下が!』
「!ハジメ!!」
サワシタ、という単語を聞いてすぐにハジメへと伝える。ハジメは素早くユメノに指示を送る。
『夢乃、深絵達のフォローに。部隊はその空域で敵を太平洋方面に出さないように指示を』
『分かりました!』
すぐさまサオリの向かった中央へと機体を急行させる。急行する途中でその異変が見えた。
『何だ……?』
「あ、あれは……!?」
周囲に展開するソルジアを一機のMSが圧倒していた。
普通のMSよりも一回りも大きな機体。銀色一色に翼を広げるその機体は、悪魔のような巨腕でサオリの部隊を薙ぎ払って中央からこちらに向けて進撃してきていた。
隊員達は応戦するが、その中でビームだけが敵の機体を直撃するとそのまま跳ね返ってきて機体を襲っていた。
隊員の一人が叫ぶ。
『こ、こいつ、全身がビーム反射装甲で出来てるのか!?』
『その通りだ、カスども!!』
『この声!!』
声の主に気づく。間違いない。この声はアイツだ。
こちらの機体を蹴散らしていた敵大型MSも顔をこちらに向け、視認するとその憎悪に満ちた得物を見つけたような声で咆哮した。
『見つけたぞ、ガンダムゥ!!もはやマリオネッターなどどうでもいい、この手で、直接殺してくれる!!』
サワシタだ。どうやらマリオネッターシステムではもうどうにもならないと、直接装依しているようだった。ハジメは容赦なくその機体に剣を向ける。
『沢下ァ!!』
ビームサーベルで斬りつけるシュバルトゼロガンダム。ところがぶつかり合うと同時に巨体の持つパワーで逆に弾き飛ばされてしまう。
あり得ない。シュバルトゼロガンダムのスピードを乗せたビームサーベルの一撃を損壊なくただの拳で殴り返すなんて。
すぐに分析を開始する。コンソールにデータを表示させながら、ハジメに解析することを伝える。
「強い……!敵機体の分析を開始します!」
『あぁ、同時にこちらに引き付ける。沙織さんはもう一度部隊を率いて先へ!』
『分かった。極第一部隊、再度制圧に向かうぞ!』
部隊員と共に再度中央からの制圧に向かったサオリ達。それに目をくれることなくサワシタはこちらとの戦闘に集中……ではなく、執着していた。
サワシタが再びユズハのためという我欲をぶつけてくる。
『ホリンは墜ちた。しかし、ガンダムは討ち取る!!ガンダムを倒して、再び東響を攻め落とす!!』
『そんなふざけたことさせるかよ!もう二度と、お前達に東響の街を戦火にさせるような真似は!』
『フン、喚いてろ!この純粋な力にただ圧倒されるだけの存在が!』
サワシタが咆える。純粋な力という言葉通り、巨大な拳の力と堅牢さを前にハジメの手が、シュバルトゼロガンダムが圧倒される。
巨大だからというわけではない。そうでなければツインジェネレーターシステムに張り合える出力が出せるはずがなかった。
スピードだってそうだ。距離を取ろうとするハジメに、サワシタの機体が詰め寄る。巨腕を振り抜き、こちらは防御せざるを得なかった。
『ぐぅっ!』
「ハジメ……!何、何が奴の力の源なんです!?」
ハジメの苦戦に焦りを浮かべる。このままでは負けてしまう。死にたくない、そして死なせたくない想いで機体から来るデータを見比べる。
機体の出力が異常値を示している。シュバルトゼロガンダムでもこんなことは起きたことはない。まるで無理矢理力を引き出して、引き出し過ぎているせいでオーバーロードしているようだ。
どうやってあれだけの出力を……まさか!?そう思ってDNLコントロールユニットに自身と同期させる。
ジャンヌのDNL能力、エネルギーの流れを知り、詩でそれを操る力。その力を増幅させ、敵のDNの流れる元を探った。
そして、それに気づいた。
「!ハジメ、こいつDNの発生源を四つ持っています!」
『DNの発生源が……ってそれって!』
ビームサーベルが弾かれて腹部に内蔵されていたビームの連弾を喰らってしまう。シールドで防御したが、一部が機体の脚部、頭部アンテナの一部を焼いた。
地面を滑りながら膝立ちするシュバルトゼロ。ハジメがサワシタに発覚した事実をぶつける。
『まさか、多重DNジェネレーター装備機か!』
『多重……そうだな。俺の機体、このマキシマム・タイラントはホーリー分も合わせた次元粒子発生器を四基、装備したパーフェクトモビルスーツだ!』
高らかに肯定するサワシタ。まさか本当に多重ジェネレーター仕様の機体だったとは。だがまさか四つも保有しているのは予想外だった。マキナ・ドランディアの機体でも父の機体がダブルジェネレーター、機竜大戦でぶつかったエクス・ガンダムの四脚形態がトリプルジェネレーターまでだ。
MSの技術がそこまで発達していないはずのこの世界で、四つのジェネレーターを装備出来たのは恐るべき事実。だがジャンヌは気づいていた。その四つの動力がもたらしている危うさを指摘する。
「そんな……機体もそうですが、内部のパイロットデータにもそんな通常レベルのDNを多量に内部に循環させていたら、パイロットにも影響が!」
『ごちゃごちゃと!むしろ体は軽い……!お前達を打倒せと、柚羽が言っているぞ!!』
多重ジェネレーターの運用。それにはリスクが存在する。必要以上の動力を搭載すると、中にいるパイロットが赤いDNの毒に汚染され、身体・精神的に悪影響を及ぼすのだ。
マリオネッターシステムがどうかは知らないが、通常ならまず四つ搭載など危険すぎる。ところが忠告を聞こうともせずサワシタは機体を突撃させてくる。
遅かった。おそらく彼は既に次元粒子、DNに毒されている。元々体にDNの毒性に対する免疫がなかったのか、あるいはあんな出鱈目な機体に乗ったからか。個人的には後者だと推測する。
こうなっては言葉も通用しない。もとからそうではあるが。ハジメにもそれを忠言する。
「ハジメ、あの男は危険すぎます。ここで逃せば、あいつは躊躇いなく戦場で虐殺する!」
『……みたいだな。なら、ここで止めるぞ、ジャンヌ!』
「えぇ!シュバルトゼロガンダム、オールウエポンズフリー!」
敵脅威測定、最大と判定したシュバルトゼロガンダムが極大の暴君との対決に挑む。
◆
元達が沢下との対決に再び投じる頃、華穂と深絵もまた再び力を得た強敵との対決を演じていた。
『ハーハハハハハハッ!どうしたぁ?どうしたぁ!』
「くっ、そぉ!?」
『ビームが全然通じない……体のどこも反射される!』
しかし、それは先程までのマキシマムではない。マキシマムを中へと取り込んだあの空飛ぶ車体が、MSへと変形を果たしたのだ。
MSが合体というのは兄のガンダムでも見ていた。しかしそれはパーツを四肢に装着して鎧のようなものだったのに対し、こちらは文字通り車の中に生まれたコックピットに搭乗するかのような合体。そして車に付いた不自然なブースターのようなパーツが腕部、脚部へと形を成していた。
マキシマムよりも非常に大柄な巨体。しかしさっきよりも鋭く、重い一撃が繰り出される。その攻撃をもろに受けて華穂は吹き飛ばされる。直後襲い掛かる指からのビーム連弾。吹き飛ばされながらシールドを構えて防御する。
その隙に深絵がビームライフル・アサルトで連弾を浴びせたがどれも機体全体を覆う反射装甲に跳ね返された。
二人の苦戦ぶりに調子づくマキシマムのパイロット、ゲルツ・ルーダ。
『フハハハハハ!鈍い!そして貧弱ゥ!!』
『っぅ!!』
ビームスパイクを発生させた敵の拳を間一髪シールドで受けた深絵。シールドに四隅のビーム跡が生々しく残った。
まともな防御兵装では受けきれない。それを頭に入れて再度華穂は大型化した敵MSへと華穂は再度突撃を敢行する。
タチカゲで斬りかかる。狙うは関節部。
「でぇぇぇい!!」
左腕の関節目がけて振り下ろした一撃。ところがそれを容易く回避した敵の大型マキシマム。回避からの回し蹴りが腹部に刺さった。
『遅いと言っているだろうがぁ、三下ァ!!』
「がっ!?」
蹴りの衝撃をもろに喰らう。痛みに意識が遠のかないよう堪え、姿勢を立て直す。襲い掛かったビームの連弾をシールドとMS刀で耐え忍ぶ。
勢いを落とさないゲルツ。そこに味方MSが苦戦を察して援護に向かってくる。先頭には隊長の一人羽鳥がガンアサルト二種を構えて応戦の姿勢を示した。
『援護します、深絵隊長!』
『綺亜ちゃん!』
彼女の率いる部隊が一斉に実弾の雨を降らせた。いくらビームに対して無傷の硬さを誇る敵でも、これだけの実弾を喰らえばひとたまりもない。はずだった。
しかし敵は掌を広げて対応した。咆哮と共に光の壁が築かれる。
『効かねぇんだよ、カスがぁ!!』
『何……!?』
手のひらから形成した光の壁、あるいは盾とでも言うべきそれに実弾がかき消されていった。光の壁を避けて着弾してもそれらも大したダメージを与えている様子がない。
壁を展開したまま、敵は綺亜の部隊へと接近を行う。引き続き撃ち続ける綺亜の部隊だが、攻撃が通じず接近を許していく。
一か八か、綺亜が自身のガンアサルトを変形させてレールガンを放った。しかし強化された実弾攻撃もまた光の壁に霧散した。
『くっ!』
『オラァ!!』
後退が遅れた綺亜のソルジア・エースを挟み込むように敵が光の壁を左右の腕で押しあてた。咄嗟に受け止めたガンアサルトが熱量で爆発を起こす。爆炎とビームのような熱に彼女の機体が焼き尽くされていく。
『ぐ、機体が……焼けて!?』
「不味い!」
生半可な実弾、ビームではどうにもならない。MS刀を構えて突撃するしかない。構えて機体を向かわせようとしたところで敵の背後が突如爆発する。
『ぐぅ!?……貴様かぁ!!』
「深絵さん!」
『これも……効かないか!』
ブラウジーベンのガンランチャー、その徹甲弾が敵の背後に着弾した。しかし煙が掛かった程度でその装甲には傷はつかない。だが敵の意識がそちらに向いた。
挟み込んだ羽鳥の機体を放り出して深絵へと向かっていく。深絵も距離を保つように下がりつつレールガンとガンランチャーで応戦する。
弾種を切り替えてクラスター爆弾の爆発も通用せずに深絵へと向かっていく機体。助太刀の為に華穂は横から攻め入った。だが敵が反応して見せる。
「相手は深絵さんだけじゃ……!?」
『邪魔だ!まずは貴様から!』
伸びた腕が剣を捕らえる。そしてそのままソルジア・エースの腕を掴んだ。全く動けない機体。その機体を引きちぎりろうと試みる敵。
このままだと引き裂かれる!既に機体のコンピューターが負荷の増加を伝えてきている。拘束を解こうとシールドのガンアサルトⅡを向けて放った。至近距離から放たれるがそれでも敵は機体を離さない。
メキメキと音を立てる腕部。痛みのフィードバックが伝わってくる。
「う、ぁ……!」
涙が出そうになる。そして敵が一気に力を入れた。
『はぁぁぁぁぁ!!』
機体の腕が、身体が引きちぎられる。そう覚悟した。しかしそうはならなかった。
『かほちーに、手を出さないで!』
『何、ィ!?』
響いた声。同時に敵の背中が爆発する。次いで左腕を掴んでいた敵の右手を外すように手首付近に煌めいた斬撃。両断こそしなかったものの、続く攻撃を防ぐためにゲルツの機体の手が離れた。
手助けに入ったのは緑色の肩のソルジア・エース。出発前に基地で見た夢乃の機体だった。
振り下ろしたエリミネイターソードⅡが敵に鷲掴みにされる。だが彼女は離すことなく逆に蹴りつける。蹴りつける直前に深絵からの援護射撃も重なり、相手の手が離れる。
間に合った援軍。夢乃に感謝を告げた二人。
「ありがとう、ゆめのん」
『ううん。私も何とか間に合っただけだから』
『来てくれたってことは、一緒に戦えるんだね?』
『はい。私も戦いますよ。援護お願いします深絵さん』
夢乃が剣を構える。三人に増えたがそれも有象無象と敵ではないことを語るゲルツ・ルーダ。
『フン、有象無象が、増えたところで!!』
「そんなの、やってみなきゃ、分かんない!」
夢乃と二人で、前衛として突撃していく。
NEXT EPISODE
EPISODE38はここまでです。次元覇院の真の切り札登場です(´-ω-`)
ネイ「これ……元さんと深絵さんの双方で相手している機体は同じなんです?」
そうだね。同じアーマーをそれぞれ着込んで戦闘しています。もっとも本来ならマキシマム・ホーリー用のパーツで、マキシマムはバックパック壊れたからこそそのまま着こなせるわけなんですが(´・ω・`)
グリーフィア「壊れたから遠慮なく乗りこなせるってわけね。にしても本編でようやくDNの汚染の話が来たわねぇ」
この汚染割と今回の戦闘で重要なので( ゚Д゚)元君は汚染されたパイロットの動きについて来られるかな~?
ネイ「暴れまわる思考のせいで余計にパターンを読みづらくなっているようですからね。出力も先程とはケタ違いで」
グリーフィア「まぁそれも気になるけど、やっぱり気になるのはタイトルよねぇ。魔王、とは直球な。一体誰が、魔王で生まれるのやら」
それは最後まで見れば明らかになりますよ(^ω^)それでは39へと続きます。