ネイ「アシスタントのネイです。最近はアイデアに煮詰まっているようですね」
グリーフィア「アシスタントのグリーフィアよ~。というか、設定集の量がここ数日増えているみたいだけど」
そうです。設定起こしていたりしたせいで考える時間もなかったんですねぇ。あっちの兵器だったりこっちの兵器だったりで忙しかった……。
グリーフィア「まぁそれは運が悪かったわねぇ」
ネイ「無理しない範囲でお願いします」
はい。ではEPISODE46、公開です。
ネイ「悲しみが止まらない地球の現状。次は一体誰の悲しみが」
グリーフィア「HOWの仕事はなくなる様子がないわねぇ。次の元君の仕事はどうなることやら~」
それではどうぞ。
2029年の秋。この時点で次元覇院の衰退から始まったカルト集団の侵攻が激しさを増した。自分達の作り出した様々な神を人々に信仰させて、日本の覇権を巡る。国外の者による日本侵略も噂された、騒動の数々にHOWも勢力を拡大して臨んでいた。
この時期の一番活発だったのは夫婦神カーナスを信仰する「夫婦聖院」である。主にカップル、家族連れを狙って勧誘し、もし断れば男の方だけを殺害し、女、あるいは子供を無理矢理信者として迎え入れて洗脳する。彼らの活動は休日のショッピングモールを狙って多発し、非常に迷惑な行為を繰り返し続けていた。使うMSがこの時点では壊滅した次元覇院が使用していたMSが多いことから、次元覇院の残党とも受け取られる。
もっとも厄介なのは一部の主義者からの擁護が多かったこと。彼らの行動を邪魔することは差別につながると勝手な非難を行ったのである。そんな彼らもMSとまでは行かないものの暴動を起こしており、それらの鎮圧は警察組織へと委ねられた。
いずれにせよ彼らが次の敵であることに変わりなく、SABER、そしてCROZE共々東響やその周辺を飛び回ることになった。この時期から空中母艦の開発が進められることになる。
戦いは終わらない。それぞれの主張が続く限り。この日も戦闘の火がとある街のモールから上がった。
◆
「元隊長、神名川のHOW支部から応援要請です。市内のモール二箇所で夫婦聖院のMSによる悪質な勧誘行為が起こっているとのこと。東響側の制圧をお願いしたいと言ってきています」
通信担当からの報告を受ける。元は回線で回された市内状況を確認する。敵人数と周辺状況を読み取る。把握を終えて元は通信担当に出撃指示を掛けるように言った。
「把握した。至急出撃すると返答、基地のメンバーにスクランブルを掛けろ。出るのは第1と第3、バックアップに第4部隊を置く」
「了解。CROZE部隊に告ぐ。現在神名川県市内にて暴動が発生、暴れているのは夫婦聖院MS……」
呼びかけている間に元も指揮所を出る。ジャンヌも後に続いて出撃に関して話す。
「また夫婦聖院ですか……」
「そうだな。ここ最近の活動はあいつらが多い。この前潰した武神覇教がいなくなって、ますます勢力を伸ばしてる」
「戦いは、終わりませんね」
ジャンヌの言葉に重いものを感じる。四年間戦い続けながら未だに人は歴史を繰り返し続けている。終わりの見えない戦い。それでも元達は戦い続ける。選択がそれしかない。彼らが平和を求めながら、一番平和から遠い選択をする以上戦わなければ終わらないから。
同時に戦うことだけが、今一番レイアを探せる近道なのだ。これまでの戦いでヴァイスインフィニットに関する情報はわずか。それでもこの日本に彼らがいるということに違いない。見えない探し人を探すため、まずは目の前の戦いに集中する。
「今日も行くぞ、ジャンヌ」
「えぇ、
こちらの言葉に慣れたパートナーが名を呼んだ。出撃デッキで既に準備を終えた隊員達と共に、MSで神名川の目標地点へと急ぐ。
◆
神名川県河崎市のショッピングモールは地獄となっていた。
『さぁ、神に認められ結ばれし者達よ、私達の神のもとで是非愛を誓ってくださいな!』
「だ、誰がっ!」
MSからの問いかけに女性を庇いながら否定する男性。問いかけをしたMSはそれを訊くと黙って右手の銃を向けてトリガーを引く。男性の脳髄が撒き散らされ、怯える女性。
「ひっ!ユウくん!?」
『いけませんいけませんねぇ、えぇ、彼は我らが神のもとで結ばれることを拒絶した。それは如何なる神のもとで結ばれるとしても万死に値することです。ですがご安心を、聖なるあなたは私達の見出した相応しいお方とお結びさせていただきましょうさぁ』
「いやぁ!ユウくん!!」
夫婦聖院の行動に、民間人の阿鼻叫喚が響く。もはや誰の目から見て異常だ。父親を殺され、泣きじゃくる子どもの叫び声も聞こえる。
「パパ、パパ!」
『君達のパパがいけないんだよ?君達はこうなっちゃいけない。こんないけない大人に。私達のような素晴らしい人間になるんだ!』
そう言って子ども達を抱きかかえ、連れ出す。それを見ながら一人の少女が燃え上がるモールの中を走る。
うそだ、うそだうそだ、うそだっ!わたしのお父さんを殺して、お母さんとくあを連れて行ったこいつらが正しいなんて。
少女は逃げる。後ろから追いかける彼らのMSに捕まらない様に。
『おやおやぁ、逃げるなんていけない子ですねぇ。ちょっとお仕置きが必要ですかねぇ、止まらないと~』
「っ!」
一瞬睨み付けて角を曲がる。だがその先は行き止まりだった。無我夢中に走っていて、いつも訪れるモールの形を忘れてしまっていたのだ。
「そんな……うっ!」
即座に来た道を戻ろうとした。だが振り向いた直後に夫婦聖院のMSが仁王立ちで待ち構えていた。ショックで足を滑らせて尻餅をついてしまう。そんな彼女の姿を、使徒は憐れだと嗤う。
『おやおや可愛らしい。残念でしたぁ、逃げることなんて出来ないんですよぉ、私達夫婦聖院の運命の審判からはぁ』
「……うるさいっ、あんた達なんか、あくまだっ!っぅ!?」
彼らの行いを否定した少女。だがそれを聞いた途端MSは弾丸を彼女の足元に放ってヒステリーを起こす。
『おだまりなさい!悪魔などと簡単に言って、私達を穢すとどうなるか教えて差し上げましょうか!?』
「う、うぅ……!」
恫喝される少女。敬う言葉を使いながら内容は乱暴な言葉。大人のくせに、と思った。けれどもそれ以上に恐怖で泣きそうになる。
いやだ、早くこんなところから逃げ出したい。母さんとくあと一緒に帰るんだ。父さんだって、父さん、だって……。
既にもういない人の事を思い出す。彼女の声を聞く気のない夫婦聖院のパイロットは鎮まると少女を改めて諭そうとする。その手に銃を構え、手を伸ばす。
『さぁ、行きましょう。私達の聖地へ。あなたのお母さんや片割れが待っているんですよ?一緒に居なくていいんですかねぇ』
「……っ」
行きたくない。でも離れたくない。その人の言葉に惑わされて、手を伸ばしかける。だけど。
『黙ってろよ、ロリコン』
『あ゛ぁ!?がっ!?』
聞こえる声。それに対し声を荒げるMSのパイロットだったが、直後に蹴り飛ばされて無様な姿を晒した。
蹴り飛ばしたのは一機のMS。その姿はペンキをぶちまけたような黒と蒼く光る関節と異色だ。しかしその姿を見て彼女は思った。綺麗だと。機体から発せられる蒼い粒子が、雪のように火事の炎に照らされる。その姿に見惚れていた。
自身を救ったMSに尋ねるようにして呟く。
「天使様……?」
『……いいや?魔王だ』
黒のMSのパイロットが少女の言葉を訂正する。やり取りを見て夫婦聖院のMSパイロットは怒り狂う。
『……ぁぁぁあああ!!ガンダムゥ!!魔王がぁ!』
「きゃっ!」
銃撃が放たれる。流れ弾に当たる、と思った時には既に黒のMSが張った防壁に囲まれていた。
銃撃を防ぎ、無関係な者に危害を加えたことにガンダムと呼ばれた機体のパイロットが詰め寄る。
『黙ってろよ、クズ』
『がぁ!?』
次の瞬間にはMSの胸部をガンダムの光の剣が貫いていた。剣を引き抜いて後退する機体。直後あのMSが爆発を起こした。爆風が襲ってくるが、それもガンダムの防壁で護られる。
次に目を開けると防壁は解除されていた。防壁を作り出していた羽を機体に戻したパイロットは女性の声に変わって呼びかける。
『そこの子、大丈夫ですか?』
「へぇ!?は、はい」
『でしたらこれを持って走っていってください。私達の仲間があなたを助けてくれます』
黒いMSから手渡された機械のようなもの。それを受け取ったのを確認すると、機体は逃げ去るようにして悲鳴の続くモールの中へと向かっていった。
理解しきれない。今の自分の頭で、何が起こっているのかも。分かるのはここから逃げなくちゃいけないこと。あの人の言うことを今は聞かないと。あの中をまた走るのは怖い、でも行かなくちゃ。
「……っ!」
少女は信じて再び駆けだした。しばらく建物の中を突っ切ると、夫婦聖院とは違うMSが現れた。最初は逃げようとした。ところがパイロットは落ち着いて装依を解除して所属を教える姿を見てそれに従った。
HOWと呼ばれる人に従ってモールを出た少女。すぐさま到着していた救急隊に預けられる。
「よし、もう大丈夫だからね?お願いします」
それだけ言って、またその人はモールへと突入する。私は救急隊の人に手当てを受ける。怖かった。救急の人が怖かったよね、と聞いて思わずナミダがこぼれた。
今お母さんとくあがどうなっているのかは分からない。早く会いたかった。未だ煙が昇るモールを見て、不安しかない。
「お母さん、くあ……」
◆
この惨事を鎮めながらシュバルトゼロガンダムは率いていた長の部隊を発見した。マキシマムの改造機に守られながら夫婦聖院のMS「メオト」を操る長。
『来たな魔王めっ、貴様の墓場はここです!』
『……!』
部隊員の射撃を回避しながらシュバルトゼロガンダムは冷静に距離を詰めている。周囲を旋回するような動きで、外側から順に敵を沈黙させる。
『ぐぉっ!?』
『なぁ!?』
『容易いな、墓場と言っておきながら、防戦一方か……?』
元の煽りはまさしく的を射る。動きに翻弄されていて、こちらを捉えるには至らない。正直言って楽な方だ。
もう少し骨が欲しいですね。相手に聞こえるようにして、元の意見に私も同意する。
「そうですね。これではあくびが出てしまいそうです」
『な、あにぃ!?この程度で終わるとお思いで!』
長の号令に合わせて残っていたMS部隊が襲い掛かる。接近戦に切り替えたのは正しい。この流れを断ち切れる、かもしれないから。
けれどあくまでもそれは可能性に過ぎなかった。元が機体を動かして攻撃を避けていく。過ぎ去る直前に胸部付近をブレードガンで切り抜けた。撃墜された機体に目も暮れず、次の敵が襲い掛かる。
『死ねっ!』
その言葉と共に勢いよく突き出された槍。だがシュバルトゼロガンダムを捉えるには至らない。逆に背後に回ったシュバルトゼロのブレードガンを背中に突き立てられ、撃ち抜かれる機体。
もはや見るまでもない。私達のDNLの前に並みの相手ではもう敵いはしない。エラクスすら使用せずに周辺MSを殲滅する。
残ったのはあの長が操るMSのみ。メオトが銃剣からビームサーベルを生成して切り結ぶ。
『魔王よ、貴様は悪だ、滅びなければならない!』
『お前達にとってはそうだ。俺は魔王、人の世界に外れた貴様らを狩るもの!』
言葉を交わしながら剣を押し込む。シュバルトゼロガンダムから生まれる高純度DNのもたらす圧倒的出力が、ダブルジェネレーター仕様の機体をも押し切る。銃剣を失い、指の一つ一つから形成したビームサーベルを束ねて斬りかかる。
『外道は、どっちだァ!!』
『!!』
斬られる、と思われた時には既にフレームが紅く輝いたシュバルトゼロガンダムが背後を取る。こちらを見失った敵機の首筋へビームサーベルを突き立てる。
『ぐぉっ!!?』
もだえ苦しむ敵パイロット。確実にジェネレーターを貫いた。素早く機体から離れてガンダムが姿勢を下げる。直後あの機体は爆発を起こしてこの世から消失する。
長を倒して、各隊からの報告が届いた。どうやらあれで最後らしい。今回の戦いも楽に終わりました。元へと戦闘が終結したことを伝えた。
「元、どうやらあれで最後のようです」
『そうか。で、どれくらい救い出せた?』
救い出せた、というのは生存者を示した物だけではない。私はその救出者を算出した。
「……およそ50人、後は連れ去られたか……もしくは」
『……分かった。外に出よう。後の仕事は消防隊の仕事だ』
「はい……」
既に何人もの生存者が、夫婦聖院に捕まって外へと連れ出された。無論彼らの新しい信者、あるいは道具として……。もっと早かったら、助けられたかもしれないのに。そんな後悔を何度もした今も少なからず心は痛む。
もっと強い機体があれば……。決してシュバルトゼロガンダムを馬鹿にしたいわけではない。けれども敵の侵攻速度に、抑止力としては機体そのものの力不足が出始めていた。それをDNL能力とアレスモードで悟らせないようにしているに過ぎない。イグナイターが無くなったことも大きい。後継機の申請は出しておかなければ。
そんなことを考えながら施設内を捜索する。生存者がいないかどうかだ。救急隊とも合流し、探した場所の共有を行う。
「ここからここまでは生存者の確認はしました。残りの捜索を」
『了解しました。マップ更新……行くぞ』
『はい!』
救急隊員の纏った専用作業MS「レスキュⅡ」が低空ホバーで消火活動を行いながら奥へと生存者の確認に向かう。反対にジャンヌ達はモールの外を目指す。
出入り口から出ると既に戦闘を終えた隊員達が隊長である元の到着を待っていた。元は変わったことがなかったか訊く。
『そちらは無事終わったな?』
『はい。周辺で夫婦聖院に関係した動きもみられません』
『よし、なら帰投する。お疲れ様』
「あ、あの!」
帰ろうとしたところを呼び止められる。ガンダムが振り向くと、そこにいたのは救急隊員の女性。と、肩を抑える形で少女の姿があった。
救急隊員に呼び止められるのは特段珍しいことではない。伝えるべきことを忘れていたか、あるいは隊員の方から気になるものがあったため伝えるかだ。
何だろうと思いつつも視線は自然と少女の方に向いた。あの少女は、確か襲われそうになっていた子。無事救急隊員に救助されたみたいだ。良かったと心の中で胸をなでおろした。
隊員に肩を支えられて少女は頭を下げた。
「あの、ありがとう、ございます。お兄さん、お姉さん?」
『ん?あぁ、無事でいてくれてよかった』
「二人で動かしていたので、ちょっと困りますよね。その認識で大丈夫ですよ」
少女が混乱しない様に装依を解いて姿を明かす。少女はまじまじとこちらを見る。
「そ、そうなんだ……いや、そうなんですね」
「別に無理に警護を使わなくていい。自分を見失わず、よく立ち向かった。えらいぞ」
元の手が少女の頭を撫でた。少しだけ嫉妬を感じる。けど少女があの中でよく走ったものだ。煙があまりたまらなかったのと、背が小さかったから影響を受けなかったのかもしれない。
幸運が重なって生き残った少女。彼女は褒められたにも関わらず顔は暗いままだった。
「でも、でも……っ」
「?」
「実はこの子、父親を殺されて、母親と双子の妹さんも連れ去られたらしいんです」
「っ!そんな……」
胸がギュッと苦しくなった。また私達は護れなかった。護り切れなかった。仕方なくとも少女に突きつけられた現実の辛さを痛感する。
少女はその時の事を語ってくれた。
「あいつらが、とつぜん神を信じなさいって言って来て、父さんは私達と逃げようとしたんんだけど、後ろからあいつらに撃たれて……母さんとくあは捕まって……!」
「ぁ……う」
「………………あいつら」
隣にいた元の声が曇る。苛立ちを隠せずにいた。
こんな子どもの家族を平気で引き離す行為をする。夫婦聖院も次元覇院と同じだ。あの時ちゃんと残党を残さずに捕まえていれば、こんなことにはならなかったんじゃないだろうか。
どう声を掛けていいか分からない。きっと少女はもっと早く来てくれていればと私達にぶつけてくるんだろう。そういうことは今までにも少なからずあったから。でもその子はそれとはまったく違った方向からお願いをしてきた。
「おねがいします、私をあなたの軍隊に、ハウに入れてください!」
「えっ、えぇ!?」
まさかの入隊志望だった。虚を突かれて思わず変な声が出てしまった。
入れて欲しいって、HOWは孤児院とかじゃないんですから……。そんなツッコミが出そうになるのを堪えて、どう説得しようかと考えた。しかしその時には既に元が動いてくれていた。
少女の目線まで姿勢を落とし、肩に手を置き話す。
「……悪いが、それは出来ない」
「私、母さん達を連れもどしたいんです!」
「それでもだ。君みたいな子を戦場に立たせるのは、君の家族を奪ったあいつらと何も変わらない。彼らと同じ考えで行動するのは危険だ」
「うっ……~!」
正論を言われて口ごもる。元の言う通り、それでは彼らと変わりない存在だ。
それにMS所持法の取得年齢がこの数年で15歳までに引き下げられていても、今の彼女では到底取れない。二重の意味で参加は出来なかった。
事実を告げた上で元は助けることを約束するとともに今日の事はなるべく忘れるように伝える。
「君の家族は俺達が助け出して見せる。それまで君は、彼等や俺達とはかかわりのない平穏な世界で暮らすんだ。いいね?」
「で、でも」
「今はそれが大切なんだ。すまないが、後は頼む。彼女をなるべく、戦いから離れたところに引き取ってもらえるようにしてください」
「はい」
救急隊員に少女を任せて再びMSへと装依する。振り返ることなく、隊員達に帰投の指示を送る。
『全員、直ちに帰還する』
少女と魔王の最初の出会いは、この時だった。
NEXT EPISODE
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
ネイ「相変わらず元さんは魔王を名乗っていますね。そして今回助けた女の子……彼女が今章、そしてLEVEL3からのキーパーソンみたいですね」
その通り。家族をカルト集団のテロで失った少女。彼女が如何にしてHOWと関わっていくのかが展開されていきます。
グリーフィア「にしてもまさかあの年齢でHOWに入りたいだなんて、ねぇ?」
(;・∀・)まぁ普通に年齢制限でアウトですよ。とはいえ彼女の本心としては元君の傍にいたい、まぁある意味初恋ですわ。相手は既にいるけども。
ネイ「そういえば元さんってジャンヌ・Fさんとはどこまで……」
恋のABCのAも行ってねぇよ(゚Д゚;)どんだけ奥手だぁ!
グリーフィア「あぁ、キスも厳密には手の甲へだけで、まだ唇同士は描写されてなかったわね。っていうか関係そこまで進んでない?」
進んでないよ( ゚Д゚)この6年で!まだキスもしてないんだよぉ!
ネイ「まぁ……大体その理由が思い浮かびますけどね。ジャンヌ・Fさんが痺れ切らさないといいなぁ」
グリーフィア「まぁでもこういう奥手ってやるとなると案外がっつくかもだけどねぇ♪その時が描かれる時はくるのかしらぁ」
その時は私にとって初のR-18になるから、多分、うん絶対こっちでは書かない(´・ω・`)さて今回はここまでです。
グリーフィア「次回もまたよろしく~」