解説はHOWの登場人物6人、それから空中艦ヴァルプルギスの情報です。ヴァルプルギスは本編中ではあまり描写書いていないことに気づいたので、ここでなるべく保管して頂けるのが嬉しいところですが、他人任せ過ぎで申し訳ない。
それではどうぞ。
士「えー……では黒の館DN双翼英雄譚編第3回も始めて参ります。作者の藤和木 士です……」
レイ「相変わらずテンション低っ。アシスタントのレイだよ」
ジャンヌ「アシスタントのジャンヌです。理由はあれですか」
士「多分話しているだろうけど、パソコンの不調が大要員です……。排熱めっちゃしてる……また使えなくなると今辛すぎる……」
レイ「あはは、前も熱暴走で使えなくなっていたもんね、旧作のSSRの投稿止まった要因だし」
ジャンヌ「前は音楽流していたら突然止まったんですよね」
士「そうなんだよn……あれ、何かアップデートしたら排熱音下がったんですが(´・ω・`)」
ジャンヌ「えぇ……」
レイ「なら一つ解決だけど何でテンション低いの?」
士「いや……直ったかなって調子乗ってると忘れた頃にボンッ!ってなりそうだから……気が抜けない」
レイ「臆病だねぇ」
ジャンヌ「最近の作者気が弱いです」
士「色々あるんだよ……というわけで紹介お願い」
レイ「はいはーい。まずは人物紹介っ、クルツさんに懐かしの整備員達、宗司君のクラスメイト、そして艦長紫音・プラネリアスさんの紹介だね。どうぞっ」
クルツ・ディランドル
・CROZEのGチームのメンバーで、凄腕のスナイパー。20歳。対外的な階級は曹長。性格はひょうきんでやや下品な面がある。しかし任務となると軽口をたたきながらも仕事はこなす人物。また後輩の面倒見はよく、入ったばかりの宗司達にアドバイスを送ったりもする。
出身はドリツ。ただし本人は幼少期から日本に住んでおり、自分もドリツ語よりかは日本語が扱いやすいから日本人との談(とはいえドリツ語も謙遜ない流暢さで、敵のドリツ語による通信傍受を行えるほど)。
HOWに所属したきっかけは中学時代に両親と恩師の女性がカルトに襲われて亡くなったため。生き残った恩師の妹の治療費の為に自衛軍へと入隊、その後HOWへと編入した。元からの評価としては申し分ない狙撃の腕で、深絵並のスナイパーとして活用できるとしたうえで、その復讐の相手たる人物「アリーヤル」なる人物の前で冷静でいられるかを不安視している。とはいえ本人によれば恩師の妹の治療費を稼ぐのが目的で、あわよくば討てればいいと思っているらしい。
なお彼には最後の家族として兄がいるのだが、その兄の行方は現在不明。そちらの動向をHOWの葉隠達が調査している。どうにもゼロンの関わる事件での目撃証言が得られているようで……?
モデルはフルメタル・パニック!のクルツ・ウェーバー。外見や性格など、そして相良宗介モチーフの相模宗司の同僚という点でも共通する。ただし設定では兄は存在していないはずで、実はこれはもう一人とあるキャラクターの要素を盛り込んでいるためである。
・私立東響湾ピースランド学園で宗司と同じ高等部一年パイロット育成科Bクラスに通う男子生徒。身長165cm、血液型O型、誕生日は9月9日。気楽な言い回しが多く、いい意味で素直な性格。
同じクラスメイトの牛原 紗彩とは家の繋がりで親しい幼馴染。家も東響都の一部「十二支区」を古くから取り仕切る名家。ただし本人は家から出ており、今は援助を受けつつも基本は十二支区に借りたアパート住まいである。アパートでは同じく幼馴染で後輩の猫宮 夏香と隣の部屋で生活している。紗彩によれば実家の祖父と長い間折りが合わず、見返すためにMSのパイロットになろうとの寸法らしい。
MSパイロットとしての適性はそれなりにあるもののいまいち開花しておらず、特殊な才覚があるのではと教師たちは考えているらしい。編入したばかりの宗司に対して声をかけており、紗彩も含めてピースランドにおける宗司の最初の学友として打ち解けている。ゴールデンウィークでは久々に実家に帰っていて、その時の悪態を吐き、気晴らしに今度後輩達と一緒にゲーセンにでも行こうと誘ったのだが、宗司が初任務に出ることになったため、お流れとなってしまった。それでも仕方がないとしっかり状況を理解できる人物。
モデルは漫画「恨み来、恋、恨み恋」の子国恭也。家の家系や問題、そして住んでいる町の名前など共通する点が多い。周辺人物もそこから取られている。
・私立東響湾ピースランド学園の高等部一年の宗司と同じパイロット育成学科Bクラスに通う女子生徒。やや言葉の訛りがあり、少し敬語が下手。身長163cm、血液型O型、誕生日は7月9日。やや薄茶色の髪を持つ。前髪がやや牛の角のように跳ねてしまうくせ毛を持つ。
信也とは幼馴染でなおかつ信也のボディーガードを務める。腕っぷしが強く、ビルの二回まで軽々飛び上がれるほどの身体能力をそのままでも持つ。MSの腕も確かで、専用MS「丑弐」のパイロットとしても既に活躍するMS所持法獲得者。実家通いでよく学校の帰りなど信也の家に訪れたりして食事をするなど信也にとって姉のような存在。家と縁を切りかけてる信也を心配している。
信也と共に宗司に話しかけ友人となっている。宗司にとってはMSパイロットとして競争する相手として、また授業で同じチームで協力する仲となる。彼女自身も宗司の事は相手に取っても同じチームメンバー、クラスメイトとして不足ない人物であると称賛している。ゴールデンウィーク後信也の誘ったゲーセンに真っ先に参加を告げるも、宗司が出られないためお流れとなった後もまた改めてするとして信也とカラオケをしようと言っていた。
モデルは「恨み来、恋、恨み恋」の丑蔵朱華。原典にある妖怪の力はないはずなのだが、元来の腕っぷしの強さやボディーガードである点は変わらない。髪型とMS丑弐は関係する牛の干支から来ている。
性別 女
身長 164cm
髪色 蒼と紫のグラデーション
出身地 日本 北開道 知常
年齢 23歳
誕生日 8月19日
血液型 A
好きなもの 妹、プリン、ぐうたら、人助け、ゲーム
嫌いなもの お仕事、ナス、ネット環境の悪いところ
愛称 紫音艦長、紫の戦女神
・CROZE部隊の新型母艦「ヴァルプルギス」の艦長を務める女性。日系とアメリア系のハーフの女性。必然的に後方指揮官となる。鈴川光姫の実家、鈴川家とは遠縁の親戚にあたる。
HOWの入隊はわずか2年目でありながら、艦とMSの指揮は完璧でいくつもの作戦を成功させてきたHOWの名艦長に名を連ねている。CROZE部隊の艦長への配属はそういった戦果に対する元の期待があってのことの模様。
任務などの平時は非常にクールな性格で、誠心誠意任務に取り組む。が、本質はオフの時。仕事がない時には自室に閉じこもってゲームをして、ぐーたらとお菓子や大好物のプリンをむさぼっている。艦長室も表向きの第一と、私生活全開の第二が存在する(しかもわざわざ自分からの要求で作らせてもらっており、隊長である元も直々に許可している)。
このように落差の激しい人物だが、変わらない点として共通する人助けの精神があり、どちらの側であっても困っている人にはしっかりと歩み寄る(ぐーたらタイム時にはやや面倒くさがるが、子ども相手なら積極的に応える。もっともその面を見せることは少ない)。隊長である元からも評価を受けている……のだが、本人は愛称の一つから自身が消されないかと怯えている(無論元は女神と呼ばれていても彼女がそれを悪用していない為にそのつもりはない。今現在は)。
また妹がいるのだが、妹は私生活も優秀。が、尖りが無くて個性のある姉程注目を浴びていない。
HOWに所属した理由は「楽して稼げる仕事に就きたかったから」。矛盾かもしれないが、彼女にとっては艦の指揮の方が普通の仕事の諸々よりも楽らしい。それに任務以外は航海中でも自室でサボれるために適性をしっかりと判断して進路を決めている。その分仕事はきちんとやるため、元もある程度の容認を行っている(容認している理由の一つに隊の指揮官である自分も艦の指揮も行う必要がある程度あると認識しているというものがある)。
ちなみにオフの時は元の友人である整備担当の星北平次や佐倉海斗と共にゲームをしたり限定商品の購入に街へ出ていたりする。
モデルは超次元ゲイムネプテューヌシリーズのプラネテューヌの女神「ネプテューヌ」とその変身した姿「パープルハート」である。姿はパープルハートとしての姿を優先。性格は仕事のオンオフで両方の性格が切り替わるようになっている。妹は無論ネプギアがモデル。鈴川家の遠縁という設定は原作ゲームの本編4作目のVⅡでの設定が反映されている。なお旧作SSRの舞台は言わずもがなその新次元ゲイムネプテューヌVⅡであり、要素が引っ張って生まれたと言ってもいい。
星北平次
性別 男
身長 175cm
髪色 黒
出身地 日本 三枝県 四河市
年齢 34
誕生日 1月25日
血液型 O
好きなもの プラモ製作、機械いじり、猫、ハンバーグ
嫌いなもの 上司の愚痴、ブロッコリー
愛称 平氏
・HOWのCROZE部隊でMS整備主任の地位にある男性。黒和元の古くからの友人である。独身。
11年の間にCROZEの整備主任として任命。SABERの整備主任になった海斗と共にそれぞれの部隊の隊長や隊員達のMSを仕上げる。ガンダムDN二種の機付長にも任命されており、現在はアーバレストの調整、アルヴの修正など整備の癖に四苦八苦している。
元との交友も変わらずで、休日や休憩時間に食事や趣味のプラモ、そして整備の調整折り合わせなどをジャンヌや来馬、そして紫音などと共にやっている光景が多々見られるとのこと。
人物モデルは変わらずコウサカ・ユウマ。大分年を取ったイメージ。
来馬真希
・MSオーダーズ時代から引き続きHOWのガンダムシリーズの整備主任を務める女性。現在34歳(一応誕生日は2月2日)。身長164cm。
以前と変わらず、軽快で陽気な性格。女性の髪色フェチな点も変わらずとなっている。チームとしては元のCROZEに身を置いている。シュバルトゼロガンダム・ジェミニアスのHOW側の開発担当かつ機付長となっており、その性能を最大限引き出せるよう元達と開発段階からこまめに調整に四苦八苦する。
ジャンヌの妹のエターナや入嶋と言った少女達の加入で本人は甘い汁が吸えているとの談。やり過ぎないようにと元に注意を喰らうことも。
レイ「以上が人物紹介ってことで」
ジャンヌ「クルツさんは相模さんと関連づけてキャラ作成されたみたいですね」
士「名前からしてね。ただもう一人キャラ付けしてるから、少し展開は違って来るかも?」
レイ「アリーヤル……何か聞いたことある」
ジャンヌ「宗司さんのクラスメイトは作者のお気に入りの作品からですね」
士「恨み恋めっちゃ好きでした数年後の咲直ちゃんのイラスト供給まだですかっ」
レイ「急に早口にならないで」
ジャンヌ「このブロンド系、あるいは白髪系好きが」
士「まぁそこらへんも出すつもりではあるんだけども……個人的にはここら辺の話は外伝出したいなぁって思ってる」
レイ「へぇ?何で?」
士「後々関係すること出すからね。まぁだいぶ先になるんだけども」
ジャンヌ「そこまで続くかですね」
士「それな」
レイ「それは置いておくとして、艦長さんはネプテューヌちゃんかぁ。表向きはパープルハート様みたいな感じだけど、これネプテューヌちゃんみたいな面いつ見せるの?」
士「その内だね。ちょっとこの航海中に見せようかなぁと思ったんだけど、もう少し先になりそうです。そもそも航海中の話を書く暇もなかった……あ、ちなみに第2章は20話くらいになりそうな予感」
ジャンヌ「まぁでも本人としてはそう言った姿を見せたくない感じですよね。コミュ障、というわけではなさそうなんですが」
レイ「というかハーフなのに光姫ちゃんの家の親戚なんだね!」
士「鈴川家はネプの血統ってわけだね(´Д`)」
ジャンヌ「それどこのジョ○スター家ですか」
レイ「その彼女の艦の整備主任を務める二人は久々の登場だね。……真希ちゃんの髪フェチが重症になってる気がするけど」
士「髪の綺麗な美少女が増えるたび、あの人は変態化します(´-ω-`)」
ジャンヌ「なんでそんなキャラ出したんですか……」
レイ「うわぁ……変態さんだぁ」
士「こういうキャラもいていいじゃない」
レイ「まぁ、それは……けどやり過ぎないようにね」
ジャンヌ「何か作者の性癖の権化みたい」
士「分かってるよ……何かそんな親近感この人に抱くこと書いてるときあるわ。暴走したら温かい目で見守ってねっ」
ジャンヌ「えぇ……にしても佐倉さんはSABERの方担当ですか」
士「そこは適性含めたり分散しないといけなかったりでそうなったんですよね。ガンダムを調整できる人が限られているので……」
レイ「あり得る話だよねー専用機は限られた人にしか調整できないって。でもMSの整備って一体どれくらい要るの?」
士「大きさ違うからあっちより人数は少ない。けど一機当たりに二人から三人、加えてハロを作業ロボットに取り付けたモードが荷物運びとかサポートするよ」
ジャンヌ「ハロのサポートロボットってそれ」
士「だってそうした方が自然に使うし……もう本家で出ているアイデアだけども採用しました。今作じゃ搭乗のためのアイテムとしても使うからね」
レイ「まぁそうだね。本家でも使うってことはそれだけ普及しているわけだし」
ジャンヌ「ハロが果たしてどこまでこの作品で見えることか」
レイ「っていうかハロが搭乗の為のアイテムって初?」
士「残念ながら一個実例があるのです。フリーダム再臨の場面」
ジャンヌ「鍵ですね」
レイ「カギだね」
士「かぎです(´・ω・`)さて人物紹介はここまでで、次は艦艇の紹介です」
レイ「地球で初紹介となる空中艦紹介!今回の紹介はヴァルプルギスだよっ!」
ジャンヌ「ガンダムシリーズの中で今作が非常に影響を受けたあの作品の艦がモデルのようですが……何か考えているようですね?」
士「そこら辺は後程ね」
ヴァルプルギス
HS-G01-1
全長275メートル
最大搭載MS 31機+α
解説
・MSの運用当初から考えられていたのが次元粒子を動力源としたMS運用母艦の開発。最初は次元粒子発生器の効率的な運用法が難航していて、大型化と戦艦ほどの大型かつ継続的な運用が出来ずにいた。形式番号はHowShip-Gandamsの略で、01はそのシリーズの1シリーズ、その後の1は一番艦を示す。
苦肉の策として既存の空母を回収した「こてつ」などを次元覇院戦で投入したが、それでも満足のいくものではなかった。だがここでようやくHOWという組織体系になったことで次元黎人と自衛軍の開発部が密接に開発協力出来るようになる。自衛軍側は政府の協力で他国家の開発協力者の選別、参入をサポート。代わりに黎人は今までのノウハウと恩師ツィーラン博士からの次元粒子発生器の細かな情報、そしてシュバルトゼロガンダムがもたらした異世界の空中戦艦の断片的な情報を共有する。
それにより次元粒子発生器改め、DNジェネレーターの大型化かつ大出力化と格段に効率化したDNフライトシステムと武装の充実、そしてMS運用を突き詰められると判断して、ようやく完成したのが初のMS空中艦「フェアリー」、そこから更に開発が行われ、HOWの主力チームの旗艦となる母艦、それがこの「ヴァルプルギス」である。
全長はドラグディアのニーベルング級よりもやや大きい、主推進器を二基後方に伸ばし、カタパルトを五基(左右それぞれ二基ずつ上下並べて、中央は口を開くように展開する)装備、側面には艦艇周囲のDNコントロールを行う物理的鋭角を伴う板状のフライトシステムサポートユニットが四本伸びる。後方主推進器側面には追加用アタッチメントが備わっており、増速用ブースター、追加兵装ラックなどなど、装備の拡張が出来る。一応言っておくが艦船である。ちなみに艦長たちのいるブリッジは中央第5カタパルトの上部ブロックに存在する。ただしブリッジの遮蔽が可能で、装甲も対ビーム用ラミネート構造+フェイズカーボンと非常に硬い。
本艦は特に主力となるガンダム達とチーム隊長機のシュバルトゼロガンダム・ジェミニアス格納艦として特化している。格納ブロックはジェミニアス周辺の作業スペースが非常に大きく取られ、同機が保有するマルチスペースシステムの武装を艦内で整備できるようになっている。その作業場も中央ブロックを専用化しているほどで、中央カタパルトは現状実質シュバルトゼロガンダム専用である。その中央ブロックに繋がる形で左右MS格納ブロックへ移動することが出来る。
左右の艦載機配分としては右側にガンダムDN一号機二号機、Gチーム隊長の呉島のソルジアス関連とクルツのソルジアスのGチーム、さらにCROZEのチームCとZが。そして左側が残りのR、O、Eの部隊が入る。
艦の中央ブロックは主に乗組員の私室。ブリッジに近い側は隊長達、および艦長たちの部屋がある。ブリーフィングルームはその中間あたりに位置する。後部ブロックはエンジンブロックで機関士たちの領域となっている。
艦としての特殊機能として艦船には初のDNウォール搭載、かつエラクスシステムの搭載予定が挙げられる。DNウォールは単純に防御性能の拡大のため、そして大気圏離脱と大気圏再突入のための膜としての役割を果たす。重要となるエラクスシステムに関してシステムそのものは搭載しているものの、制御用のリム・クリスタルが完成できずに搭載見送りとなっている。その為現段階で大気圏突破は側面アタッチメントに大気圏突破用ブースター装備の上でマスドライバーが必要となる。
また設計途中の段階でガンダムDNに対応させた面があり、その最たるものがアタッチメントの追加パーツ。予定ではここにガンダムDN用追加パーツ兼用の兵装が装着される予定で、それを以って本艦はようやく「完成」したと言える。
艦長の紫音からの評価は「新進気鋭」。これまでの空中母艦と構造から違うことで、新しい運用形態が必要との判断を下している(本人曰く面倒)。ただしアタッチメントによる特性変化とMSのバックアップは「好み」としており、実装を心待ちにしている。
コンセプトは「プトレマイオス2をベースに、制式軍の艦艇として再構成する」というもの。MSの格納性能が向上し、そのうえ人数の増加に対応して原型艦よりも艦体が伸びている。更に後部側面のアタッチメントはプトレマイオス2改の増加パーツから発想し、アークエンジェルの大気圏離脱用ブースターや、エターナルのミーティア、そして初代プトレマイオスの強襲用コンテナを思わせるパーツを考案中。総じてプトレマイオスという艦の総決算。なおここまでだとプトレマイオス2と変わらない外見だが、現時点でアタッチメントパーツ以外にこれに改造を考えており、そこで外観が大きく変わる予定である。
【機能】
・耐ビームラミネート構造体+DNフェイズカーボンVerS
船体外装を構成する装甲材。ビームに対抗するためのラミネート構造と、DNフェイズカーボンの空中艦仕様の物を合わせている。これによりビームへの耐性が恐ろしく高いというリフレクトパネル顔負けの性能となっている。
この構造の欠点として高温になりやすいことが挙げられる。これは艦艇ならば十分な冷却材を以って相殺できるが、MSにおいてはその冷却材に余裕がない為採用できないということになっている。機動性のない艦艇だからこその特権と呼べる。
・エラクスシステム
システムのみ装備された出力強化システム。艦艇で初のエラクスシステム搭載となる。本艦に置いては大気圏離脱用の推力付与と緊急離脱の為に用いられる。大型のDNジェネレーターの反応停止の為に相応の人工リム・クリスタルの精製が必要だったのだが、それが間に合わないままロールアウトとなった。その為現在はシステム丸ごと凍結処理がされている。
原型と同じく、エラクスシステム搭載のガンダムを乗せて使うことで時間を引き延ばせる。
・DNウォール
艦の前部左右四方に広がる可変主翼でコントロールされる粒子防壁。艦艇で採用されるのは象徴以外ではドラグディア、マキナスなどを含めても初。
防御性能も非常に高く、ガンダムの砲撃にも一極集中でなければ耐えられるほど。ただし実体兵装に関してはMSと同じで、貫通されやすい。
・潜水機能
本艦にて採用される潜航機能。実はこちらも初機能なのだが、表向きには明かされていない。これはゼロン制圧地域への侵攻を目的とした機能で、敵の発見を可能な限り遅らせることを目的とする。
また水中ではビーム兵器の減衰が見込め、非常時の緊急回避的な運用も考慮されている。だが本艦のこの機能は更なる秘密が隠されているらしく、その概要は艦長すら知らないらしい。
【武装】
・ビームバルカン
船体各所に数多く配置された弾幕兵装。搭載数はおよそ30基に及ぶ。実弾ではなく、ビーム弾を用いるタイプ。フェアリーにも採用されたものの最新版で弾の追尾性能が向上している。
・ディメンションミサイル
船体各所に射出口を備えるDN炸裂式のミサイル発射機構。MSに使われるものよりも大分大きいタイプで敵艦に対しても十分な威力を持つ。MSへの追尾性能も非常に高い。
各部に装備されているため装弾数は軽く500発を備える。最大装備数はもう少し多いとのこと。水中潜航時でも水中から空中に向けて放てる(無論飛距離自体は落ちる。威力もやや減衰する模様)。
・ビームキャノン
大小の種類に分かれる大出力ビーム砲。大型の物はMS格納コンテナ部の上部に格納され、正面の主砲を担当する。照準は砲手ルームで狙いを付けて放つことが出来る。小サイズの物は各所に配備されオートで操作、バルカンと共に弾幕で用いられる。
水中潜航時には基本的に使用不可だが、上半分を露出させて砲撃を行うというやり方も出来ないわけではない。
・次元魚雷
DNを破壊力に使うディメンションミサイルの水中版。水中にいる敵に対し効率的に推進、破壊を行う。
基本的に船体下部に備わっており、ミサイル程の弾数はないが、水中戦の少なさを考慮しても十分な量は確保されているらしい。
・電磁投射式槍「ダーイン・スレイブ」
船体の主翼に隠れる形で設置されたDN発電式の実体兵装。四基を装備する。実は本艦の兵装で一番の破壊力を誇る。通常時は使用不可。主翼を縦に配置転換した時のみ使用が可能。
電磁投射砲、レールガンの種類に分別される本兵装が一番の破壊力と言うのはそれが最も広範囲に影響を及ぼすためである。射程はゆうに1キロを超え、ピンポイントながら直撃すればMSは分解、直撃した艦艇の装甲を貫き、更に衝撃波が周囲に影響を及ぼす。それがもし地上に直撃すれば半径1キロは甚大な被害を受ける。その為本兵装は国連から使用制限兵器に指定されている。本兵装の使用は民間地帯の存在しない、あるいは要塞軍事施設に対しての使用のみに絞られる。しかもいくつかの使用制限解除が必要で、まさに最後の切り札と言うべき兵器。加えて同時使用は二基までとされている。これは甚大な被害が起こると同時に、発射時に艦体そのものが耐えられないという使用限界が存在するためのセーフティでもある。
絶大な戦闘能力を誇るガンダムの母艦だからこそ許された兵装で、使用制限解除までガンダムが防御し、ようやく放って戦況を一変させるという流れ。
モデルは鉄血のオルフェンズにも登場した禁忌の兵装「ダインスレイヴ」。槍自体の形状からガンダムフラウロスが最後に使用した専用弾頭がベース。ソレスタルビーイングの艦艇には似合わない実弾兵装だが、実はこれは対DNウォール搭載艦との対決も見越してのものであるため。GNフィールドに対するGNソードに相応しい構図として、ダインスレイヴが選択された。
レイ「というわけでヴァルプルギスの紹介だね」
ジャンヌ「プトレマイオス2がベースとなったものみたいですね」
士「プトレマイオスの1、2、2改全てをひっくるめてってイメージですね。全体が2、追加装備は1、追加した姿は2改ってね」
レイ「けど、今の段階でプトレマイオスのデザインを使ってもいいの?」
ジャンヌ「ガンダム00のアナザーストーリーを考えていたはずですよね?」
士「それに関しては文章で書いてる改造がキーポイントになる。デザイナーの繋がりとしてとある作品の艦艇も合わせる形と、ガンダム00作品のとある兵装との組み合わせを考えてる」
レイ「とある作品?とある兵装?」
士「共通するのは遠隔操作端末っていう点。操作方法の原理は異なるんだけどね」
ジャンヌ「うーん……頭に浮かびませんね」
レイ「それはともかくとして、えげつない兵装を積んでいる件」
ジャンヌ「ダインスレイヴって藤和木嫌っていたんじゃないんですか……」
士「演出的に嫌いなだけ。ただ使いどころは間違ってないし、何より00関連の技術にダインスレイヴって結構いいと思うんだよね。フィールド系を貫けるのはミサイルとか実体兵器だから、矛としては効率よく敵を叩ける。ただ、便利品になるのは嫌だから、弾数制限と使用制限を設けてる」
レイ「それは当然の処置って感じだよね。もっともあれも「一応」使用制限はあったんだけどね……」
ジャンヌ「こっちでも事実上制限がなくなる、というのはやめてほしいですね」
士「当たればガンダムも沈黙させる威力だもんね。なるべく戦略破壊兵器じゃなく、対艦・対要塞用兵装として使いたいですわ。と、特筆すべきはここまでです」
レイ「次回からはいよいよアナザーSEEDDestiny編の本編が始まっていっくよーっ!」
ジャンヌ「SEEDDestinyの物語がどう改変されたのか、見ものですね」
士「それでは次回もよろしくお願いします」
黒の館DN双翼編第3回はここまでです。
文中で触れましたが、SEEDDestinyの世界観をモデル、リ・イマジネーションした章に今回なります。ゼロンとどうかかわっていくのかにも注目です。
ヴァルプルギスの改修に関してはまだ正確な時期は未定です。が、大体ダインスレイヴ擬きを使った後辺りでの改修を予定しています。最大火力は一度使ってからやりたいですので。
それでは次回から本格的にオース編スタートです。次回もお楽しみに。