機動戦士ガンダムDN   作:藤和木 士

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黒の館DN 双翼英雄譚編 第6回 続・後編

 

 

士「初の四本構成です」

 

グリーフィア「9000字は笑う」

 

ネイ「エ○ァや銀○の終わる終わる詐欺じゃあるまいし、ですが」

 

士「ま、サービスってことで」

 

グリーフィア「じゃーさっさと行くわね。喋る分あるかしら?」

 

士「流石に作る」

 

 

[シフトウイング通常装備]

<ジェミニ・アームズ>

 通常状態のシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスに装備される専用武装セット。これが基本装備となる。

 装備されるのは内側から順にジェミニソード二組、ジェミニナイフ一組、ジェミニショットライフル一組、ジェミニブレードウイング一組、そして中央背面にパワーグリップとウエポンロッドを装着する。それぞれの武器は合体し、様々な武装へと組み替えられる。これらはジェミニアスの単一の仕様での汎用性を高めるために装備される。

 本兵装群をウイングに装着している間は力場の影響で機動性能、加速性能が向上し、背面への攻撃を増幅した力場が自動的に防御する。

 モデルはフレームアームズのレイファルクスが持つアーセナル・アームズ。モチーフ元からベリルダガーⅡに当たる武器のみ外されてしまっている。

 

【武装】

・ジェミニソード

 シフターに装備される実体剣。四本装備する。

 刃の材質はこれまで通りのDN伝達効率の良いクリアブルーのもの。しかしブレードガンのものよりも非可変式な分強度がある。DNを刃に定着させた一撃は、ブレードガンはおろかビームサーベルよりも高い切れ味を誇る。

 モデルはべリルソード。

 

・ジェミニナイフ

 シフターに装備される実体剣。二本装備する。ナイフという名前だが、十分な刃渡りはある。

 大きさの代わりにこちらはグリップ部分に可変機能が備わっている。持ち手を切り替えてトンファーとして用いることが可能。

 モデルはベリルナイフ

 

・ジェミニショットライフル

 シフターに装備される専用ビームライフル。ゼロ・ビームライフルⅡよりも薄い銃身とスリットの銃口を持つ。

 機体供給式であり、出力が自由に切り替えられる。銃口下部には接続口が存在し、他のジェミニ・アームズを装備することが可能である。

 モデルはBS-R04。

 

・ジェミニブレードウイング

 一番外縁部のパネルウイングに装備される武器翼。外側が刃となっている。

 これ単体では武装として機能はせず、他の武装と組み合わせた時にその威力を示す。とはいえウイング装着時にはすれ違いざまに斬りつけたり、機体の空戦能力を向上させたりするため、まったくの無駄パーツというわけではない。

 モデルはレイファルクスのウイングユニット。

 

・パワーグリップ

 機体の背面に装備されるエネルギー増幅器兼武器トリガー。

 他のジェミニ・アームズと合体するための基部として用いられる。合体するとその武器の性能を高めて大出力運用が可能な大型兵器として運用が可能になる。

 モデルはレイファルクスの中央ユニット。

 

・ウエポンロッド

 機体背面に装備される棍棒。実際には他の武器を接続してその持ち手となる兵装。

 とはいえ通常のままでもDNFを用いて兵装としても用いられる。本兵装の為の追加パーツも開発計画が上がっている。

 モデルはレイファルクスのオプションパーツA。

 

<組み換え一覧>

・ポルック・ハント

 ジェミニショットライフルにジェミニナイフを合体させた形態。銃剣型兵装。

 合体時にはビームソードを形成することも可能で、更に両者の特性を瞬時に切り替えて生かすことが出来る。

 モデルはレイファルクスのイーグルハント。名称のポルックはふたご座のモチーフとなった双子の一人ポルック。

 

・カスター・イーター

 ジェミニショットライフルにジェミニソードを合体させた形態。ポルック・ハントと同じ銃剣型兵装だが、こちらの方がリーチは長い。

 モデルはベオイーター。名称のカスターはふたご座のモチーフとなった双子の一人カスター。

 

・ディオスクロイ

 ジェミニソードとジェミニナイフを合体した強化剣。威力が二倍ほどに向上している。とはいえそれぞれの単体兵装でも威力は充分あり、小回りも利くためこちらが優先されることは少ない。

 モデルはシャレーネ。名称自体はカスターとポルックを合わせた言い方「ディオスクロイ」から。

 

・セントエルモ

 ジェミニソード二本をウエポンロッドと合体させて完成する槍。

 リーチが長く、また貫通力も高い。柄後部と合体部分根元のブースターと合わせて貫通力を高める。

 モデルはハルーン。ブースターに関してはもとのレイファルクスのハルーンにない機構。セントエルモはディオスクロイ達を当てはめた気象現象である聖エルモの火から。

 

・アルゴー・ローター

 ジェミニナイフ二本を基部と合体させた兵装。ツインブレードとして用いられる。しかし同時に防御用の盾としても用いることが可能で、その際には腕部に装備され、刃で的確に回転防御する。

 モデルはディフェンスローターⅡ。ツインブレードとしての機能はガンダム00のGNソードⅡツインランスモードから輸入。名称はディオスクロイが乗ったこともある船アルゴ号より。

 

・ジェミニ・フォトンランチャー

 パワーグリップにカスター・イーター二基を装備した大出力ビーム砲形態。パワーグリップのエネルギー増幅装置とカスター・イーターの刃がビームの威力を高めて貫通力を高める。

 モデルはフォトンランチャー。

 

・ディオスクロイ・スラッシャー

 ジェミニショットライフル、ジェミニソード、ジェミニナイフ一組ずつ、パワーグリップを合体させて完成する大剣形態。通常出力で主に使用される。

 通常出力で出せる中で、もっとも威力の高い兵装。DNフェイズカーボンすらも容易く切り裂ける威力を持つ。しかし相応に重く、扱いは難しい。

 モデルはフォートスラッシャー。

 

・ジェミニアス・マテリアル・デトネイター

 パワーグリップにジェミニショットライフル二丁とジェミニブレードウイングを合体させたもの。ノーマルモード時の最強兵装。

 ディオスクロイ・スラッシャーよりも小さい。しかし本兵装は最大稼働状態での使用、所謂DNF使用時にのみ使用可能な兵装である。その威力は名の通り、物質全てを原子へ、始原の次元世界にて流れるDNそのものへと還元させてしまうほど。

 その分扱いもディオスクロイ・スラッシャーよりも難しく、使用はシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスのみに限られる。高純度DNを安全に用いることが可能なシュバルトゼロガンダムのみの兵装である。

 モデルはフォートデトネイター。威力がもっとも高い点も構成する兵装の種類も参考になっている。

 

 

<アレスモード>

 エレメントブーストシステムにより正式採用となったアレスモード。フレームの色は赤。格闘戦特化仕様のモードである。

 ジェミニアスになっても強化する点は変わらない。フレームから放出される光「エレメント・フレア」で一定の射撃攻撃を無効化する点も同様である。

 しかし最新鋭機となったシュバルトゼロガンダム・ジェミニアス準拠でモード変換を行っているためか性能はこちらが上。更にモード移行時にウイングが運動性向上のアレスモードに変更され、重なった二枚一組、三対のウイングへと変更される(簡単に言えば、ゴッドガンダムのバックパックに近い配置にパネルウイングが移動する)。追加装備装着時にはウイングにバランサーの精度が5パーセントほど向上する。

 アレスモードはエレメントブーストシステムの中核でもあり、旧シュバルトゼロガンダムのDNジェネレーターを移設して初めて機能するようになった。これまで以上に敵を寄せ付けない強さを発揮してくれることだろう。

 

【追加機能】

・エレメント・フレア

 機体のフレームから放出される紅い粒子。これには敵の射撃兵装の類を弾くバリアのような機能が持たされている。

 それほど強い攻撃までは防ぐことは叶わないが、近接戦に持ち込むには十分な補助機能となっている。

 

【追加武装】

・アレス・ヴィジョン

 パネルウイングに薄く重ねられる強化スラスター。12枚すべてに重ねられる。

 スラスター部分には残像発生装置が装備されていて、機動時に残像をわずかに発生させられる。この残像にはフレアの効果が備わっている以外にもシュバルトゼロガンダムのDNFの力を合わせて分身することが出来る。この分身は質量を持つ、ビームサーベルを纏った残像のようなもので、実体を持たせて攻撃することが可能。当たると消えるが当たらなければエネルギーを使い切るまで使用が可能となる。

残像起動中はエネルギーリングが発生し、本機の高い格闘性能・運動性能を更に引き上げる。残像をこのリングに吸収させたのち、大出力DNFに繋げることも可能。

 モデルはゴッドガンダムのバックパック。分身殺法ゴッドシャドーがベース。残像による攻撃はゴッドガンダムがアイデア元にもなっているトライバーニングガンダムの分身攻撃も参考にしている。

 

 

<キングモード>

 エレメントブーストシステムにて新たに追加されたシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスのモード。フレームカラーは黄色、金色と言ってもいいかもしれない。

 格闘戦特化のアレスと正反対、というほどではないが、本機の特性は武装・装甲特化となる。モード変換時に機体各部に防御性能を向上させるアーマー「キングアーマー」を装着し、あらゆる攻撃を受け付けない。そのうえでこちらは強力な武装で動くことなく圧倒してしまうという、攻撃力と防御力に秀でた性能を見せつける仕様となっている。

 反対にこの形態では運動性ががた落ちする。格闘能力もアレスより落ちてしまっているが出来ない程ではない。加速性能は後述する仕様で一時的に高くなるが、それでも格闘戦に積極的に使用できるわけではない。まさに王のように後方でどっしりと構える運用が適しているということになる。しかし黒和元はその防御能力を生かして積極的に近接攻撃に向かうことも少なくない。寧ろ乱戦下に突入して内部から崩すやり方を主としている。

 パネルウイングの配置は三枚一組、二対のマントのような形の「キングモード」に配置変更している。装備装着時にはウイングの素の剛性が増す状態となる。

 モデルは仮面ライダーブレイドのブレイド キングフォーム。アーマーなどはそれに近い。なお直近のガンダムビルドダイバーズリライズのイージスナイトにも同名のモードが存在するが、断じてそこからではないことを明記する。

 

【追加機能】

・エレメント・スパーク

 機体のフレームから放出される金色の粒子。その粒子には力がある。キングアーマーの防御性能をより強固にする。具体的には滞留した粒子がビーム反射機能を持つのだ。

 この機能はノイズ・オーロラに非常に類似しておりその応用でビームに曲射を行うことも出来る。このような副産物は想定されていなかったが、それが大元であるアレスモードの持つ特異性なのだと認識し、他モードでも受け入れることになった。なお実弾はそもそもキングモードの際に追加される増加装甲で事足りる防御性能を持つ。

 

 

【追加武装】

・ガンランス「ガン・グニール」

 右背部のウイングパネルに転送される銃槍。いくつかのひし形のパーツで構成されている。キングモードにおける主兵装。

 ガンの名の通り銃としての機能を持つが、発射法はひし形パーツの一部を開放し、中から銃口が露出するというもの。更に先端部分も放出機構として機能する。

 それらの銃口を用いて連射、あるいは収束ビームで攻撃することが可能となる。槍としても大分質量があるので遠近相応の威力を出せる。槍の穂後端にはブースターも存在し、突進力も高い。欠点としては扱いづらく、なるべく高速機の相手は避けるべき点なことである。

 モデルはバトルスピリッツの「神機グングニル」の武器モード。名称はグングニルの名称に銃の意味合いを持たせるため、「ガン」を加えたもの。某歌う戦姫の主人公の纏うものもまた同じ名称。正直に言うとそれも発想元である。

 

・キングビットシールド

 左背部のウイングパネルに転送されるビット合体式のシールド。全体的な形状は巨大なひし形となっている。

 特徴的なのは真ん中から十字に分離して、三角形のシールドビットへと分割される点。動きの遅いキングモードの死角をこれにより防いでいく動きが基本となる。しかしこれは盾であると同時にエネルギーの増幅装置も兼ねている。ガン・グニールの周囲に展開して回転、ビームを収束させる。これによりただでさえ強力なガン・グニールの砲撃性能が高まる。また合体状態では拡散ビーム砲として使用が可能で、中央から放出して敵を薙ぎ払う使い方を行うことが多い。

 これでも十分強力な性能を誇るが、本来ならこのエネルギーフィールドは収束に加えて「拡散」も可能なフィールドとなる予定で、現状では収束のみしか働いていない。これについてはまだキングモードの全性能を出し切れていない為、その予定性能がロックされてしまっているものと推察。現在すべてのエレメントブーストシステムの全性能を引き出せるシュバルトゼロガンダム専用サポートユニットの開発が急がれている。

 なおシールドがパージされた後はビームシールドを展開可能。

 

・キングアーマー

 機体各部に増加装甲として装備される重装甲。装甲自体にはDN放出口を兼ねたスラスターが設置される。

 DNフェイズカーボン製ではないものの、実弾に対してはもちろんのこと、ビームに対しても多重剥離式ビームコーティング+DNウォール式積載コーティングによってビームサーベルさえも受け止める。その構造の為に重装甲でありながら質量は思った以上に軽く、平時の飛行にも支障は来さない。これらがキングモード時のビーム反射能力と相まって不落の要塞と化す要因となっている。

 モデルは各種フルアーマー装備。特に構造としてはフルクロスとGN複合装甲を意識している。形状自体は仮面ライダーブレイドのキングフォームを参考。

 

 

<ハルピュイアモード>

 エレメントブーストシステムにより追加されたシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスの戦闘形態。フレームカラーは水色。本来の蒼よりも薄い色なのが特徴。

 本機の担当する戦闘領域は、高機動、かつ、オールレンジ攻撃である。追加される兵装もビットであり、現状のシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスでもっとも負担が大きいように思える。しかし追加される尾部ユニットにはビット制御用の支援AIユニットが搭載され、その負荷を打ち消すため強化前と同程度の負担で戦うことが出来る。尾部ユニットはスラスターも兼ね、上がった機動性と絶え間ないオールレンジ攻撃で、敵を翻弄する。

 それらと引き換えに機体の性能は防御性能が低下している。これはビットの攻撃、機動性能にDNを割り振ることを優先としてしまっているために、防御用のDN供給が遅れて防御性能が低下してしまっていることが理由として挙げられる。

 パネルウイングの配列はバックパックを中心に円状に広がる形で装備される。この際バックパックから円形の専用接続部が展開される。追加装備装着時のウイングは質量の減少を引き起こし、機体をより軽くする性質を持たせる。

 モデルは仮面ライダーグリスブリザード。あちらはファンネルのような遠隔操作武器は存在していないが、あくまで全体像のモチーフということになる。ウイングの配置はアニメ遊戯王VRAINSのファイアウォールドラゴンの攻撃時の翼変形が配置的には一番近い。

 

【追加機能】

・エレメント・アイス

 機体のフレームから放出されるのは水色の粒子。ハルピュイアにおいてこの粒子は機体のエネルギー消費を抑える機能を持つ。これは一定空間中にも流れ、影響内のビットの稼働に必要な消費DNを抑える働きがある。

 これによりビットの稼働時間を延ばすことが出来る。ただし動かす時間を長くすることはそれだけパイロットの負担にもなり、一長一短ではない。

 

 

【追加武装】

・ハルピュイア・テイル・スラスター

 背面中央部から下方に伸びる鳥の尾羽のようなスラスターユニット。スラスター口の付近には内蔵したビットの射出口が併設される。

 武装の系列的にはGワイバーンのテイル・バスターが大元となっている。しかし性能はスラスターと武装のプラットフォームとなっており、内蔵した支援AIの命令で「フェザービットC」を計八基で攻撃を行う。スラスター自体は非常に強力で、パネルウイングをすべて展開した後でもモード変更前のジェミニアスと同等のスピードを授ける。

 

・フェザービットC

 ハルピュイア・テイル・スラスターの内部に格納される合計八基の遠隔操作端末。ウイングパネル自体のフェザービットの小型版。

 機能はDNプロテクション発生機能が消失した程度で射撃能力を継続して持つ。だが代わりにビームソードを纏った突撃が可能で、近接による切り裂きも行える。

 モデルは機動戦士クロスボーンガンダム鋼鉄の七人にて登場するインプルース・コルニグスのフェザーファンネルおよび機動戦士ガンダム00のGNファング。

 

 

<ネクロモード>

 エレメントブーストシステムにより新たに追加されたシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスの新たなモード。フレームカラーは紫。機体のカラーリングに交じった紫とも合わせてある意味スタートのメインカラーである。

 本モードでは機体の性能が等しく全体的に向上する。追加武装もあらゆる場面を想定してジェミニ・アームズをベースに発展させた専用兵装群「ネクロ・アームズ」へと換装される。これまでのシュバルトゼロガンダム、元の戦い方よりも手荒な、というより戦い慣れた動きで敵に碌な抵抗を与えず迅速に制圧する。近接戦がどちらかと言えば得意な布陣。武器による近接武器戦闘戦重視と言えばいいだろうか。そう言う意味ではキングモードに似て非なる性能。

 それもそのはずで、このモード時のデメリットはズバリ「元とジャンヌの制御を離れる」。所謂暴走と言うべき性能となる。とはいっても厳密には暴走ではなく、スタートに操縦を預けると言ったもの。スタートがシュバルトゼロガンダム・ジェミニアスという体を持ち、現実世界に介入する。ただしスタート自体も次元覇院に代表されるカルト集団には嫌気が差しており、彼らを滅ぼせるならとそれ関係の目的自体には素直に従う傾向にある。だが逆にそれに関係なく、なおかつHOWの対処にそぐわない時には己の意志で行動する。なおこれはどうやらシステムがスタートの精神に干渉しているようで、スタート自体に悪意がない場合もある。それにより枷のない猛獣であるために万が一の時には無理矢理操縦権限を奪い返し、別のモードに切り替える機能が元達の側のシステムに存在する。

 またこのデメリットも元達が戦えない時は別で、彼らを守りながら敵地から脱出するという使い方も出来る。いずれにせよスタートの気まぐれに左右されるモードのために使用は推奨されていない。

 パネルウイングの配置は三枚一組で二等辺三角形を作るように接続し、四方に翼のように展開した形。

 モデルは仮面ライダーローグ、そして仮面ライダーオーズ・プトティラコンボ。武装の形状とエレメントの粒子の性質はローグに、そして暴走する点はプトティラコンボからの要素。

 

【追加機能】

・エレメント・カオス

 機体フレームから放出される紫の粒子。ネクロにおいてこの粒子が作用するのは機体の装甲である。装甲付近に作用したキングモードのエレメント・スパークとは違い、装甲自体に作用する。その能力は装甲の硬質化と攻撃時のスリップダメージである。

 能力が二つあるように聞こえるが、もっと細分化するなら「装甲の鮫肌化」。鮫肌のように固くざらついたものになるのだ。これにより敵の攻撃を受け止め、敵装甲を通じてMSの操縦系統に侵入して装依状態の人間に鮫肌に生身で触れた時のような傷を付ける。MS自体には傷はほぼ付かないが、大抵のMSは人が乗っている。それを利用し、パイロットに狙いを絞った機能になっているのだ。

 これは現在も続くマリオネッターシステムにも通用し、むしろそれに対し死の恐怖を与えられる方法の一つとしてこのメカニズムを利用しようとされているほど。

 モデルは仮面ライダーローグのライダーとしての装甲システム。加えてそこに鮫肌の性質を付与している。

 

【追加武装】

<ネクロ・アームズ>

 ネクロモードで使用される武器群。ビームピストルとブレイドエッジ、ナイトナイフ、ブラッドディスクで構成される。

 それぞれの武器はジェミニ・アームズと同じく組み換えが可能で、多様な攻め手を有する。この武装に限っては他の形態で使用することも出来るが、やはりもっとも有効に扱えるのはこのネクロモード、スタートのみである。

 武装モデルは仮面ライダービルドのトランスチームシステムを持つトランスチームガンとスチームブレード。ブラッドディスクはべリルダガーⅡをベースとする。

 

・ビームピストル

 右上方パネルウイング部に接続される小型ビーム銃。近接戦での取り回しを優先し、銃口を切り詰めた仕様。

 ビームも短射程だが、威力はむしろ通常のビームライフルよりも高め。そこにブレイドエッジを合体させて更なる威力を引き出す。

 モデルはトランスチームガン。

 

・ブレイドエッジ

 左上方パネルウイングに装備される分割短剣。

 素早く扱うために刃は短い。ビーム刃を発生させることは出来ないが、それでもDNフェイズカーボンにもある程度のダメージを与えられる強度と切れ味を持つ。だがやはり狙いはほとんどがフレームを狙う傾向にあり、なるべく脆い部分を狙っているものと思われる。

 また剣は柄部分から分割でき、ビームピストルとの合体機構を有する。

 モデルはスチームブレード。

 

・ナイトナイフ

 下方パネルウイングに一組ずつ装備される実体ナイフ。

 MS用のサバイバルナイフで、素早い連撃を生かした攻撃が主流になる。また柄付近がはめ込みパーツとなっており、もう一本のナイトナイフ、あるいはアサルトエッジと合わせることでハサミ型の武器「ナイトシザー」か「アサルトシザー」とすることが出来る。

 名称のナイトは仮面ライダービルドのナイトローグから取っている。

 

・ブラッドディスク

 下方パネルウイングに一枚ずつ装備される円形集合体兵装。三つのダガーユニットが合体して一枚のディスクを構成する。

 主にけん制の為に投げられる。投擲後はファンネル操作の応用で自動的に手元、あるいはウイングに戻る。それ以外にも小型の実体盾としても用いられ、更に耐ビームコーティングもあるため案外応用が利く。

 モデルはフレームアームズのレイファルクスのアーセナル・アームズの一つベリルダガーⅡ。三枚一組にしたシールドモードがある。

 

 

<組み換え一覧>

・ネクロブレイドライフル

 ビームピストルとブレイドエッジを合体させた銃剣形態。銃身の下部にはそのままブレイドエッジの刃が来る。

 ブレイドエッジの峯がライフルの銃口となり、収束率はなかなかの物。簡易的な狙撃もこなせる。予定では機体のDNを用いた特殊弾頭を使用可能なライフルになるはずだったが、精製が上手く行かず、外付けの特殊弾頭を装填してからとなっている。

 ブラッドディスクとも組み合わせることで特殊なサブセンサーとして扱え、見えない敵もロックオンが可能。

 モデルはトランスチームライフル。

 

・ナイトシザー・アサルトシザー

 ナイトナイフ二本、あるいはアサルトエッジとナイトナイフを合体させて完成するハサミ型兵装。

 挟み切るための兵装ではあるが、これで斬るものはライフルの銃口など比較的装甲の薄い箇所に限られる。それよりも刃を重ねた状態での突撃が貫通力を高めているためハサミにしては珍しい、閉じている方が強い。

 

 

グリーフィア「以上、何だけど、言わせて。何であんたの主役機はこうなるの」

 

士「こんなに多いならせめてジェミニ・アームズは第1章時点で基本装備として納めておくべきでした、まる」

 

ネイ「いや、入れたらあっちが後半になりますよね。あとそれでも多分こっちも後編に収まらないです」

 

士「まぁその分紹介はちゃんとしてるから感想」

 

グリーフィア「まぁ得意距離分けて対応できるようにしてるのはいいと思うわぁ。けど最後のネクロって必要だった?」

 

ネイ「どっちかっていうとまたビ○ドに引きずられている感が」

 

士「そうだけどもやっぱピーキーさは必要でしょ。あとスタートの存在が第2部辺りから薄れてたからね。それを補っていく意味もある」

 

グリーフィア「あーなるほど。それは言えてるわねぇ」

 

ネイ「スタートさんがいるってことを忘れないようにするための第4形態ですか」

 

士「そういうこと。あと4はDNジェネレーターの大元であるガンダム00で、あることを意味するから」

 

ネイ「4……ガンダムマイスターの人数?」

 

士「その初期人数。まぁそれぞれの世代が4機ずつ作られてたからね」

 

グリーフィア「そこをリスペクトってわけね」

 

士「まぁ予定されてる追加パーツと合体するともう1形態追加されるんですが」

 

ネイ「ガンアーチャー?それともダブルオーライザー……?」

 

士「ライザーライザー」

 

グリーフィア「まぁそう言うことで結構紹介する武装も多くなっちゃったわけね。けど今の時点でもチートなのにこれ以上あるって明言されているのは色々大丈夫って思うわねぇ」

 

ネイ「ゼロン勝ち目あるんですか……?」

 

士「まぁでも一人の英雄で全てを変えられないのはガンダムシリーズあるあるよイグジスト、ディナイアルが新人で助かったみたいなところあるし、それに未だに何でヴァイスインフィニットがいないのかのも伏線だ。この勢いのまま行くけど次回はアナザーUC・NT編だぞ」

 

グリーフィア「あんた今なんつった!?」

 

ネイ「ね、姉さん言葉遣いがっ」

 

グリーフィア「流石にビビるわぁ……だってUCとNT出るって言ったら、ラスボスはあれじゃない。は?あれを二機相手するっての?」

 

士「それは……その時までのお楽しみだ。それ級のファンサービスとしてオリジナル、というか原作の廃案を復活させるつもりだし」

 

ネイ「えぇ……?」

 

士「というわけで、次章、「名付けられしモノ」編をお楽しみに」

 




以上、黒の館DN第6回でした。今回もお読みいただきありがとうございます。まぁ設定用語集に続くんですがね。

で、とうとう危惧していた続・後編の登場なんですが、何でこんなことになったんでしょうね。分けても良かったんですけど、もう文章後半に差し掛かったあたりで諦めました。文章途中まで3話で収まるみたいなのはもう戒めです。

余分な物を付け足していくのはよろしくないからみなさんは注意してくださいね。というわけで続く用語設定集もよろしくお願いします。ではまた次回。
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