EPISODE37、38の更新です。EP37から。
レイ「あはは触れないんだ。お話としてはこれからブリーフィングって感じだったね」
ジャンヌ「下校途中の宗司さん達を襲った人達が誰なのか、明かされそうですね」
一体奴は何者なのか、というわけで本編をどうぞ。
「来たな、それではブリーフィングを始める」
宗司達が来たのを確認して元隊長がブリーフィングの開始を告げる。宗司達は空いている席の場所まで行き、周りと同じく敬礼を行ってから着席する。
既に時刻は20時を過ぎている。普段ならスクランブルでもない限り宗司達学生組はこんな時間に活動などしないのだが。しかし気になる点がもう一つあった。今回使用するブリーフィングルームが、いつもの場所ではなく大型の物であること。そしてCROZE部隊以外にも人がいること。
所属を示す部隊章には「SABER」と書かれている。その名前に入嶋が反応した。
「あれ、SABER部隊もいるんだ」
「セイバー、って主力部隊だったか?」
「そうそう。元々はSABERを主力に他のサポートチームが支援する形だったらしいんだけど、今はうちのCROZEも主力になってる」
主力チームSABER、これまでの強化訓練などで話には聞いていた部隊だ。しかしその主力チーム二つがここにいるということは相当珍しいらしい。
「けどその主力2チームが同じブリーフィングって、まさか……」
入嶋のそのまさかが、現実のものとなる。元隊長がジャンヌ副隊長ともう一人の女性と共に作戦の説明を開始した。
「今回行うのはSABER部隊より協力要請のあった「アンネイムド[フェネクス]」の捕獲作戦の概要についてだ」
「作戦指揮を務めるSABER部隊隊長の蒼梨深絵さん、お願いします」
「紹介に預かった蒼梨深絵です。CROZE部隊の中には初めて会う人もいらっしゃると思います。今回私達SABERはとあるモビルスーツの捕獲を自衛軍より依頼されました。それがアンネイムドシリーズと呼ばれる機体の一機、アンネイムド[フェネクス]です」
蒼梨深絵と名乗った女性が端末を操作すると正面のプロジェクターに金色のMSの姿が映る。回ってきた資料には「ユグドラシルフレーム・L-DLa搭載機」と書かれている。
それを見てクルーシアが一際大きく反応した。
「っ!?これって!」
「ちょ、クルスどうしたの!?」
「何々?知ってるのクルスちゃん」
反応に驚きを示すクルスに入嶋と真由が訊ねる。周囲はひそひそと言葉を紡ぐ。この状況で聞くのはやや無礼かとも思ったが元隊長はそれを咎めることなく、言いたいことを言うように勧めた。
「言ってみろ、クルス」
その彼女が頷き、恐る恐ると言った具合でその事実を話す。
「……このフェネクスに搭載されているL-DLa、これは、私の機体にかつて搭載されていた、いいえ、今も搭載している「DIENDシステム」の源流とも呼べるシステム、だと思います。違いますか」
「DIEND……?」
「DIENDって、あれが!?」
入嶋が知っているような反応を示した。クルスの問いかけに元は頷き、深絵がその関連性について語る。
「クルス・クルーシアさんの言う通り、アンネイムドと搭載されているシステムL-DLaは彼女の機体ディスティニーライダー系列機とそのオペレーティングシステムDIENDシステムのプロトタイプとも呼べるものです。ですが、その大元は私のブラウジーベンガンダム・ライブラの性能を大きく発展させる結果となった、黒和元隊長のシュバルトゼロガンダムがベースとなった機体です。ユグドラシルフレーム、ツインジェネレーターシステム、その再現機」
ツインジェネレーターシステムは自分達の機体にも搭載されているシステムだ。蒼い高純度DNを生み出すための機構、完成されたDNジェネレーターと聞いている。ユグドラシルフレームも確か元隊長達のガンダムのあの蒼いフレームがそうだと聞いた。
蒼梨隊長がその機体の現在までの経緯についてCROZE部隊へ説明する。
「フェネクスは3年前に行われた同型機との合同性能評価試験にて、機体が暴走し、その後宇宙へと行方をくらませていました。暴走の原因はおそらく対DNLプログラムL-DLaとユグドラシルフレーム、その過剰適合と思われます」
資料を見るとその関連性について書かれている。パイロットの制御を離れ、機体が無理矢理起動させられたL-DLaによって発動した「デストロイドモード」で暴れまわり、止めに入った2号機のパイロットを殺して空へと高速で逃げたと。その際に計測されたユグドラシルフレームの共振率はマイナス数値へと反転していたとされている。
「そのフェネクスは今年4月まで自衛軍が特殊部隊を組織して、捕獲に努めていました。ですが困難を極めたこと、そしてゼロンを含めた度重なる違法勢力からの妨害を受けて、あなた方CROZEの隊長黒和元に任務依頼が行われました」
「それに従い、フェネクスの捕獲を敢行することになった。だがあの当時のシュバルトゼロガンダムではアンネイムドとの追随は出来ても、機体の確保までは難しかった。だから地球重力へと叩き落すことにした」
「そうです。そこから私達SABER部隊に任務が引き継がれ、捕獲命令が下された。けれど今日に至るまでその命令を果たすことは出来なかった」
そこでやや落胆する様子を見せる蒼梨隊長。捕らえられなかったことに相当責任を負っていると見える。が、やや考えがずれていたことを入嶋の言葉で知る。
「深絵さんが、そこまで苦戦するなんて……」
「まぁ私の機体の相性がアンネイムドと抜群に悪いのが問題なんだけどねー……遠距離戦特化、更にはビット兵器満載で、コントロールを奪われかねない。そもそもDNLでもないのに、DNL対応機を追えって地獄でしょ……」
「……随分砕け言い方になったわね。隊長って言うのに」
エターナの言葉に同意見を心の中で思う。もしかして単に手を煩わせてしまうことが嫌だったのか。
と、話がずれてしまいそうになるのに気づいて、蒼梨隊長は気を取り直してもとの調子で話を続ける。
「……失礼。妨害も続いてこのままでは捕獲の目途が立たない。いつまでも主力部隊のたかが一機の捕獲任務に充ててもいられない。だから私の方からCROZE部隊の協力を申し出た形です」
「もっともこちらも蒼梨隊長に丸投げする形にしてしまっていたからな。やり残した任務をやるつもりで行く。CROZE部隊一同にはその手助けを頼むぞ」
やり残した理由はやはりシュバルトゼロ・ジェミニアスの配備が遅れたことに起因するのだろう。本来なら2年前には配備可能だったにも関わらず、今年の配備になったのにはゼロンの妨害があったかららしい。
ゼロンと言えば、アンネイムドの妨害があったという話、その妨害はやはりゼロンなのだろうか。進がそれについて言及した。
「手助けって、捕獲と、その邪魔な奴ら、ってことか?」
「お兄ちゃん言葉遣い」
「……えぇ、けど意味は通って」
「一応、お前の行動が今後のオースの派兵プロジェクトの基盤となるがな。それで敵に関してだが、ゼロンは2年前からこの事件に関わっている。だがフェネクスの捕獲に自衛軍が動き出した辺り、ゼロンが関わったラプラス事件終結後からもう一つの勢力が動き出している。どうやら、民間企業の一派が動いているらしい」
進の言葉遣いに軽く答えてから元隊長がそう答える。進は小さく「い、以後気を付け……ます」と反省していた。
民間企業の名を蒼梨隊長が告げた。
「民間企業の名はルウォ・エンタープライズ」
「ルウォ……あの」
「呉川隊長知っているんですか?」
「あぁ。民間MS開発の大手の一つだ。ただ、メインはソフト開発で、MSパイロット育成校のOS基盤も担当している。それ以外にも電子機器の開発元だな」
「なるほど、ん?」
呉川隊長の説明に納得しながらも疑問を浮かべる。なぜそんな民間のMSの、OSを開発する企業が軍事MSであるアンネイムドと呼ばれる機体の捕獲を邪魔するのか。どう考えても結びつかない様に思える。
それについては元隊長達もつかめていないようだが、これまでで分かっている事だけを言及する。
「バックに付いているのはルウォだが、どうやら実際に行動を起こしているのはその相談役にして代表の養子である相談役「
「流……未緒。確か昔話題になった人だね。何でも、DNLだって言われてた、11年前の東響掃討戦で続くホリン・ダウン作戦までの結末を見通した「予言の子供達」って呼ばれてたっていう」
「予言の、子供達……?」
その単語にエターナが首を傾げる。もちろんあの事件で色々な目に遭った宗司も、そんな話は聞いたことがなかった。が、光巴は当時の事について説明してくれた。
「東響掃討戦の最中、次元覇院のMSとHOWの前身「MSオーダーズ」のMSとの戦闘でビルが瓦解、オーダーズの支援に当たっていた自衛軍が両親達を失った3人の子ども達を保護したの。その後その結末までを予言して、当時の自衛軍は驚いたそうよ。シュバルトゼロのアレスモード発現まで予言しちゃったっていうし」
「アレスモードの発現……?え、エレメントブーストって機能じゃない……?」
進と同じ疑問を抱く。奇跡の子ども達よりもそちらの方に目が向けられる。光巴はそちらを簡潔に話す。
「突然シュバルトゼロに目覚めた力、元さんからはそう言われてる。実際出所が分かっていないからね、スタートさんも知らないっていうし、ただDNジェネレーターとユグドラシルフレームが揃って初めて機能する力だってのは分かってる。それでその予言の子ども達だけど、有名なのはその1人で、後の2人は全く音沙汰ないんだよねぇ」
「へぇ……」
「その予言の子供達、お前達は既に関わっているかもしれない」
光巴の言葉に耳を傾けていると、元隊長がそのように告げる。関わっているという表現に引っ掛かりを覚える。入嶋がその言葉が意味する物を尋ねた。
「関わっている、って私達予言の子供達なんて初めて聞いたんですけど、知っているって言うんですか?」
「そうだ。ごく最近変な奴に会わなかったか?」
「変な奴?」
入嶋を始めとしてしばし考え込む学生一同。そこで勘の良い光巴とクルス、そしてエターナが同時に答えを上げた。
『あっ、さっきのあの赤毛コート男!』
「……あぁ」
「え、まさかそいつが?」
自分達の納得に合わせ、元隊長が頷く。蒼梨隊長を始めとして事情を知らないSABER、CROZE両部隊の注目が集まる。
「それって今回この時間に呼び出す理由になったっていう?」
「そうだ。今日の出来事の説明、頼めるか」
「分かりました、今すぐ」
入嶋を中心に光巴と真由が前へと出て今日の出来事について話す。学校を出たところで出会ったあの妙な男とのやり取り。奴が言っていた言葉まで覚えている限りの事を話す。
部隊の中でそれとの関係性に気づく者はほとんどいない。しかしそれらの話を全て話し終えた後、元隊長が端末に何かを差し、操作する。操作が終わるとスクリーンには先程の宗司達と男とのやり取りの監視カメラ映像が表示される。エターナが反応する。
「あ、あの時の」
「隊長、本当にこの男が?」
呉川小隊長の言葉に元隊長が端末を操作し、男の顔を拡大させた。
「自衛軍側に確認を取ったところ、この男の名前が分かった。名前は「及川 陽太」。11年前の予言の子供達の一人だということが分かった」
「なんと……」
呉川小隊長の声が驚きに変わる。あの男が予言の子供達と呼ばれる、DNLの一人。そう思うとあれが立体映像で本当に良かったと思う。本物だったらもっと手玉に取られていたことだろう。
それらの情報を基に元隊長の仮説が語られる。
「おそらく、彼経由で知り合いであった流未緒にアンネイムドの情報が渡ったと思われる。そしてこれまでの会話から彼らはアンネイムドの力を、神と崇め奉っているようだ」
「つまり、ゼロンと同じように人を惑わす可能性があると?」
「そう言うことだ」
そこでいったん話を区切り、元隊長は本来すべきだったこの会議の本題について触れていく。
「アンネイムドを決して奴らに渡してはならない。ゼロンも動くだろうからな。その為もあって今回両チームによる共同作戦を執ることとなった。決行は元々今週末だったが、今回の学生達への接触を考慮して今週の木曜日へと変更する」
「と、唐突過ぎやしませんかね……」
「敵の動きに後れを取りたくない。実は、奴の潜伏場所は既にとある会社が突き止めている」
「とある会社?」
クルツの疑問に深絵がその名前を告げた。
「フェネクスは今、石河県沖の無人島に潜伏中であると、カザノ・メカニクスから情報を頂きました」
「カザノ……ここに書いてある、フェネクスの開発会社の……!」
「開発元がもう特定できているのか……」
「しかもこれ、その開発元さんの会社の本社があるところなんですね」
真由の言う通り、そこはフェネクスの開発元の一つ、カザノ・メカニクスが本拠を置く場所からほど近い場所にあった。それを聞いて部隊の者達も口々に話す。
何を以って、そこにいようと思ったのか。パイロットの真意が気になる。元隊長とジャンヌ副隊長、そして蒼梨隊長達がそれぞれ通達する。
「本作戦に置いては既に蒼梨隊長がカザノ・メカニクスに対DNL用MS捕獲のための試作兵装の開発受注を行っている。まずはカザノに到着して資材を受け取ってから任務地へと向かう。あっちの状況としては、大体完成にはギリギリとのことだ。最悪完成していなくても行く」
「その際には戦闘中に完成することも考慮して戦力分散を行う必要があります。各チームの小隊長方はそれに合わせたパターンのフォーメーションを考えてください」
「それから、今回ここにはいませんが、当日は自衛軍とも協力を予定しています。それも地方部隊だけじゃない、東響都自衛軍本部付きの特出MS戦術部隊「
各隊長の指示、特に深絵隊長の言葉に部隊員の声が賑わう。ちらほらと聞こえてくる「マジか」などという驚愕の言葉。そんなにその部隊は有名なのだろうか。
聞く間もなく、隊長達が今回のブリーフィング終了の挨拶を行う。
「それでは各自、今回はここまでとする。学生組は夜遅くにすまなかった。各員、夜のシフトは乱すなよ」
「解散!SABER部隊、見回りいくよ」
『了解!』
それぞれの部隊が解散していく。ようやく自分達も一息つける。だがその前に宗司は手早くシフトへ向かおうとする呉川小隊長へと先程の疑問について尋ねた。
「あ、すみません呉川小隊長。ちょっと聞きたいことがあるんですが」
「宗司?内容によるが……何用だ」
あまり時間を取らせるのも申し訳ないので、すぐに質問する。
「自衛軍の特出MS戦術部隊って何ですか」
「あぁ……先程のあれか。すまんがそれについてはクルツに聞いてくれ。頼めるか、クルツ」
「お安い御用で」
「すまんな、行く」
「あ、はい」
相当急いでいた呉川小隊長が後をクルツに任せて見回りのシフトへと向かった。というわけでクルツにその説明をしてもらうこととなった。
「それで特出部隊についてだったな。けど多分他の奴らが驚いていたのはそっちの肩書じゃないと思うぜ」
「肩書?もしかして、あの極舞とかいう?」
そう呟くとそうだ、とクルツが頷く。そこに光巴も話に入ってくる。
「特出MS戦術部隊は自衛軍でのMSによる事件解決、並びにMSによる国家紛争の解決を目的として設立された組織の事だね。そして極舞はかつて自衛軍MS部隊の中核を務めた「極」って部隊の後継部隊なんだ」
「おーおー、光巴ちゃん俺の役目取るのかよ……」
「いやだって極舞の隊長さん私も小さい時からお世話になったですし」
「……そういやそう言う話だったな。じゃあ俺も任せていい?やりたい作品……じゃなかった、事あるし」
「しょーがないなぁ、私が言ったことだからいいですよ~」
「よっしゃ!じゃあまたな!」
後を光巴に任せてクルツも素早く自身の用件のためにこの場を後にした。説明を引き継いだ光巴が学生組で帰る傍らで極舞の隊長について語る。
「じゃあさっきの続きだけど、極舞部隊の隊長は新堂沙織。部隊の人達がみんな驚いていたのはその人の事なんだ」
「隊長の事……どんな人なんだ?」
「昔からHOW、ううん、MSオーダーズの時から色々と私達の事を目にかけてくれていたの。一部の元職員はお弟子さんでもあるし、何より元さんや深絵さんとも共同で作戦を進めたりもしたんだ。戦闘スタイルで言えば近接剣術特化型で、MS刀って武装を使っての居合切りが知られてるね」
「MS刀……MSが刀を」
MS専用の刀などはあまり聞かない。やはり居合の名人だからこそ使いこなせるというのだろうか。
ふとその感想について語った。
「やっぱり使い手は少ないのか、MS刀って」
「え?あぁ、まぁ……」
光巴はキョトンとしながらもそう答える。
何故だろう、光巴の反応がどうも想定外のように思える。何か見落としている事があるのだろうか。
その答えは意外にも進の妹、真由の口から語られた。
「え、まさか宗司センパイ友直ちゃん達の所属部隊をご存じで無い!?」
「え?……まさか」
「そのまさか。友直ちゃんと智夜ちゃんはその自衛軍特出MS戦術部隊の所属。前に私も友直ちゃん達から指揮官が新堂沙織さんだって聞いたよ。しかもMS剣術の指南らしいし」
まさかのあの二人の所属部隊だったとは思っていなかった。しかもそのMS刀による剣術の使い手。関わりがあるにも関わらず知らなかったということに大和兄妹がひそひそと話す。
「友直って確かお前の同級生だったよな」
「同級生かつ、宗司センパイの後輩だよお兄ちゃん」
「いや、本当に知らなかったんだって……」
恥ずかしい話、会う機会もまだ少なく、今日のように一緒に帰ることも少なかった。むしろ今日は珍しい状況だったのだ。
しかしそれでもよく話す者が知らなかったというのは意外だったようで、入嶋とクルーシアもその事実に物珍しさを覚えていた。
「けれど意外ね。結構話しているから知ってるものかと」
「そうだね。聞こうと思わなかったの?」
「……まぁ自衛軍で働いてるっていうのは聞いてたけど、よくよく考えたら聞いたことなかった。ってかそうなるとき大抵お前達が面白おかしく弄ってきてるせいなんだけどな!?特に光巴と真由さん」
聞かなかった元凶の二人の名前を上げる。その二人はその言葉通り、知らん顔で自然と話を逸らす。
「えー宗司君ダメだなぁ、そんな女の子に責任押し付けるなんて~」
「そうですよ~宗司センパ~イ!」
「……お前ら、なぁ」
怒る気にもなれずため息を吐く。けれど、と心の中で思う。友直さんが自衛軍の極舞に所属している。それはつまり、次の戦闘で必然的に味方として共に行動することになる。
先輩ならば、ちゃんと恥ずかしくない戦いをしなければならないだろうか。何だか今から緊張してきた。今日はとにかく疲れる。早く自室に戻った方がいいかもしれない。
そうして途中で進と別れて宿舎へと戻っていくのであった。
NEXT EPISODE
EP37はここまでです。
レイ「んー懐かしい面々勢ぞろいしそうな感じだねぇ♪」
ジャンヌ「SABERと蒼梨深絵さん、極の名を受け継いだ部隊に新堂沙織、MS刀まで。それを新キャラクタ―達にも紐づけてですか」
今後もあまり出てきていない者達を再び出していく予定ですからね。特にその二人は個人的に第2部の主要人物だったわけですし。
レイ「個人的には結婚したって触れられてる華穂ちゃんとか全く出てない夢乃ちゃんも出してほしいなぁ」
ジャンヌ「作者の事ですからまたその内出しそうですけどね」
その時は懐かしさを存分に覚えて欲しいですね。で、予言の子ども達と言うキーワードですが。
レイ「ナラティブの要素だね。けどどんどんあの東響掃討戦に設定が付け加えられていくねぇ」
ジャンヌ「実は東響掃討戦、この世界におけるターニングポイントだったり?」
そこら辺はまた話せる時に話すけど、確かに何人かの運命を変えていたりするわけだからね。第2部は諸事情で短くなったわけだけど、そこにもちゃんと意味はあったってことです。
と、あとがきはここまでで、続くEP38をよろしくお願いします。