士「第8回中編始めて参ります」
ネイ「中編は思い切りガンダムUCの機体が原型機ばっかりになりそうですね」
グリーフィア「紹介するのはあとシュバルトゼロクローザーだけだものねぇ。そうでしょ?」
士「いや、まだガンダムDNアーバレストの新モードがあるけども」
グリーフィア「あぁ、あったわねぇ」
士「まぁ最初はアンネイムドからなんですけどね。というわけでお願い」
ネイ「それではアンネイムド残り二種、ユニコーンとバンシィです、どうぞ」
型式番号 FRX-00
アンネイムド[ユニコーン]
機体解説
・ホリンダウン作戦後、シュバルトゼロガンダムの技術が世界へと解禁されていった。その技術で各国はMS開発技術を高めていき、やがてはシュバルトゼロガンダムと同等の機動兵器開発へと乗り出していく。
それは日本も例外ではなく、自衛軍も軍独自のシュバルトゼロガンダム対抗兵器を欲した。そこで国内のMSメーカーにして、HOWMSメーカーとしてのライバル的会社である「カザノメカニクス」へと共同制作を提案。カザノメカニクスはそれを了承し、自衛軍版シュバルトゼロガンダム開発計画「プロジェクトリビルドゼロ」を開始した。そのプロジェクトで生まれた機体こそ、アンネイムドシリーズである。アンネイムドシリーズは3つの部署でそれぞれ機体を開発し、共通の素体でどこまで発展させられるかを競わせる形で製作された。型式番号のFは戦闘機のFに加え、未来を意味するFであり、戦闘機からMSの時代となっていったことを意味させている。
外見としては白一色に近いカラーリングにシュバルトゼロのカラーリングである黒を取り入れる構成。顔は名前の通り、一角を備えた上青一色の大きなゴーグルセンサー付きのマスクがメインカメラとして機能する。が、それらを覆うように灰色の対実弾、ビーム対策のチョバム・フルアーマーが装備される。本機の特徴としてもっとも大きいのは、変身。装甲を解放し機体各部を変形、リミッターを解除した形態で後述するL-DLa発動時には必ず行われ、その際にはマスクパーツが外れ、正体であるガンダムの顔を表す。
一号機である本機には基本スペックである試作ユグドラシルフレームとツインジェネレーター、そしてシュバルトゼロガンダムと同等の戦闘能力を与えつつ、それを上回れるように対DNL用に構築された特殊機体駆動システム「
基本武器でも十分DNLの機体と渡り合え、実際当時のシュバルトゼロガンダムRⅡとの模擬戦でも特性を殺して圧倒するほどだった。その後アンネイムドシリーズは合同性能評価試験で抜群の成果を上げるが、アンネイムドフェネクスが暴走を起こしたことで稼働が凍結される。ところがその後L-DLaの性能を見込まれて禁忌を侵す覚悟で政岡隆が本機体をゼロンに対抗しうる人材「DNL」を見つけ出すために、カザノメカニクスの裏の支配者「神鳴一族」と共謀し、本機体は仕様変更されてロールアウト。その後強奪未遂事件を経て神鳴一族の末裔である神鳴 白が操縦した。
その際シュバルトゼロのエヴォリュートアップに近い現象「ユグドラシルフィールド」を生み出すなどDNL用MSの開発に貢献するものの、結果としてアンネイムドシリーズ2機は凍結された。
のだが、本編でアンネイムドフェネクス捕獲とそれを狙う勢力へのけん制と陽動の為、凍結が解除されてアーマード形態で再度表舞台に出ることとなった。
ちなみになぜガンダムではなくアンネイムドと名付けられているのかと言うと、ガンダムと正式に名付けられる前に合同性能評価試験にて暴走事件を起こし、ガンダムと名付けられることなく倉庫番となってしまったことからの「言葉遊び」である。
コンセプトは「アレックスのようなユニコーンガンダム」「アナザーユニコーンガンダム」である。ユニコーンモードだけだと味気ない上にユニコーンモード時の戦闘能力が心もとないと判断したため、フルアーマーシステムなどを兼ねた増加装甲兼武装装甲を取り付けて継戦能力を高めている。なおこれによりアーマードを装着している場合は原型機のデストロイモードに変形できないという制約があるが、実はこれが「拘束具」を果たしており、ラプラス事変後のユニコーンを安定的に動かすためにはどうすればいいかということで「外装で固定する」という解としても意味している。
【機能】
・DNフェイズカーボンGM
もはや当たり前となったエース機採用の装甲部材の発展形。GMはガンダリウムメタルの略。
ガンダリウムメタルとは自衛軍のMSに採用され始めている装甲で、軽いながらも実弾や衝撃への耐性が高い装甲。DNフェイズカーボンの原材料の一つとしても最適であり、本機はそれを体現している装甲を利用している。
モデルはもちろんガンダリウム合金。
・ツインジェネレーターシステム
機体胸部に内蔵する高純度DN発生器。出力はシュバルトゼロガンダムの物よりやや低め。しかし機体そのものの性能が高い為、それでもシュバルトゼロガンダムと同等の性能を引き出せる。むしろ低い為に扱いやすさではこちらが上でもある。
L-DLa起動時には開いた胸部ダクト風装甲から活性化したツインジェネレーターの膨大な高純度DNが大量に放出される。これは出力の増大に伴い溢れ出すDNを逃がす目的もある。
・ユグドラシルフレーム
機体フレーム全てをユグドラルフレームで構成する仕様。本機はシュバルトゼロのそれと違って装甲下にフレームを内包する形となっている。これはユグドラシルフレーム機であることを隠匿するための物であり、後述するL-DLaにてその力を解放する。デストロイドモード時には紅く発光する。
完成度としては試作品であり、シュバルトゼロのそれに及ばない。が、パイロットのDNL能力との相乗や兄弟機バンシィと合わせることでシュバルトゼロが辿りついていない領域(というより、正規の領域か不明な)であるユグドラシルシャード発生体となっている。
ようやく原型機であるユニコーンのアナザーにこのフレームが乗ることとなった。ユグドラルシャード発生体は無論光の結晶体形態である。
・対DNL戦闘用プログラム「L-DLa」
本機最大の目玉と言っていい戦闘用プログラム。L-DLaとは「Leader-Destroyer Link accelerator」。直訳は「統率者を破壊する者、つながりを加速する物」。
DNLの感応音を感知して稼働する。端的に言えばDNLが感じ取った敵意の音を感じ取り、機体がパイロットに伝達させる、あるいは自動的に攻撃・迎撃態勢に入るというもの。DNLが持つアドバンテージのその上を取る動きが可能となる。その為に使用時にはジェネレーターなど機体各部出力制限を取り払うデストロイドモードへと切り替わる。この時ユグドラシルフレームの思念拡張が行われて疑似的なDNL能力獲得、あるいはDNL能力の拡張がなされる。
これが量産化されれば敵にDNLがいても対処可能、万が一シュバルトゼロが暴走しても対処が可能なはずだったが、途中でシステムには適性者がいることが判明。もし適性者でない人間が搭乗した場合はL-DLaがパイロットから制御権を奪い暴走するため危険なシロモノと言うことで量産化は見送り、更に合同性能評価試験とラプラス計画において適性者でも何らかの要因で機体がこちらの制御を離れることが判明し、少数生産すらも禁止されることとなった。
とはいえそれを悪用する例が起きており、それこそ第2部4章から登場したディスティニーライダーの運用するDIENDシステムはこのL-DLaをベースに開発されている。DNLを仮想敵としている点が共通する。
モデルは無論NT-D。DIENDシステムのネタベースとなったHADES、EXAMとは開発順が逆であり、本システムが大元のオリジナルとなっている。
・デストロイドモード
本機の最大稼働を行うために装甲を展開し、ガンダムの姿を現すアンネイムド共通の形態。L-DLa発動時にしか起動しない。
本形態移行時は自動的にユグドラルフィールドが展開し、変形を阻害する攻撃を無効化する。性能としてはシュバルトゼロRⅡ時のエラクスと同等以上の出力とスピードを誇る。だが特筆すべきユグドラシルフレームを発生源としたユグドラルフィールドの運用である。このモード時にはユグドラルジャックと呼ばれる能力により敵のDNLコントロールする兵装のコントロールを奪う機能を有する。
これによりシュバルトゼロが劣勢に立たされるわけなのだが、それ以外にも出力が最大状態なため機動するだけでも並みのDNLでは感知できない程スピードで移動するため、無敵を体現している。
ただしモード発動時はL-DLaの闘争本能が強く働いている時でもあり、パイロットが強い意志でそれを拒まないとたちまち殺戮マシーンとして暴走してしまう。神鳴 白すらもラプラス事件最終決戦にて「意志」に呑みこまれてしまい、結局このシステムを完全に「使いこなした」人物は存在しない。この誤発を防ぐためにアーマードアーマーが装備されている。
なおこのモードは完全暴走状態と呼べる「デストロイド・アンコントローラブル」が存在するものの、それに陥ったパイロットは未だいない。
モデルはデストロイモード。機能などもほぼ同等のものに置き換わっている。
【武装】
・アーマードアーマー
機体全体を覆う増加装甲兼拘束具。
装甲は頭部、バックパックにまで及んでおり、全身が変形するアンネイムドの為には必要な処置である。この増加装甲装着時にはデストロイドモードが機能しない様になっている。この際カメラユニットは装甲側に移行しており、装甲側のカメラはゴーグルタイプを採用する。
装甲の内部にはリアクティブアーマーとしての機能に加え、周囲殲滅用の開閉式レザーポッド、打ち切り式マシンガン、マイクロミサイルが内蔵されており、攻撃性能は充分。
装甲自体にスラスターもあって機動性も可能な限り落としていないが、それでもやはり幾分か付けていない状態「ユニコーンドモード」には及ばない。当初はユグドラルフィールドを用いたユグドラルコントロールで質量弾あるいは暴走強制停止の再装着が考えられていたが、システムに盛り込め切れなかった。
ちなみに技術としてはシュバルトゼロ[ビレフト]のロックフルアーマーを参考にされている。あちらもあくまで本来の姿を「封印」していたため、適しているとされたようだ。
元はガンダムNT-1アレックスのチョバムアーマー。SDシリーズにて初設定されたヘッドセットまで含めてリスペクトしている。
・バルカン砲
頭部に内蔵されたバルカン砲。5発に1発、軌道修正用の閃光弾が備わっている。弾数はおよそ120発。アンネイムドシリーズ共通の兵装。
・ビームマグナム
本機専用のビームライフル。一射でビームマシンキャノンフルバースト並みの出力を誇るビームを放つ。アンネイムドシリーズ共通の兵装。
エネルギーパックを五つ合体させたカートリッジを装填して使用され、一射ごとに一発を消費する。このエネルギーパック自体は普及するエネルギーパックでありそれを連結している。数射分のエネルギーを一発で消費するため継戦能力が非常に低いが、携行武器でこれだけの威力を誇る武器はそうそうなく、しかも機体のジェネレーターに依存しないことから画期的であるとはされた。ただし現場からの、使用者からの意見は「使いづらい、威力が高すぎる」とのこと。
不使用時にはバックパックかアーマーパージ後の腕部側面に懸架される。
モデルは原型機のビームマグナム。無論リボルビングランチャーも装備が可能。
・ビームサーベル
バックパックと腕部ホルダーに計四本装備される格闘戦兵装。腕部の物は展開してトンファーとしても使用が可能。アンネイムド共通兵装の一つ。
いたって普通の高級機用ビームサーベルなのだが、本機はラプラス事件時にスペースデブリや敵機を貫いた超出力のビームサーベルを発生させたことがあり、その出力はいくら何でも出し過ぎている。これはユグドラシルフレームとの共振があったからこそとの見方がHOWから出ている。
・ホルダーガン
腕部のビームサーベルホルダーを兼ねたユニット。前面にビームガンを備える。
180°回転させることでビームサーベルをトンファーとして扱える。ホルダー部装甲は換装に対応しており、専用武器群の「タクティカルアーマー」と呼ばれる兵装に感想が可能。シールドもこの部分の上から接続することで使用する。この仕様のためシールド装着時は保持する側のトンファーは使用できない。ビームガンに関しても特に触れるほどの性能ではないけん制用武器だが、連射性が高いものであることと、本兵装が盗用先であるディスティニーライダーにおいても似たような兵装として採用されたことがある。
原型機のホルダー機能に加えてディスティニーライダーの原型機であるペイルライダーの機能を一部有する形となった。
・アンネイムドシールド
左腕に装備される可変式シールド。中央部に攻撃受け流しの為のDNウォール発生器を備える。
デストロイドモードに合わせた可変機構によりシールドも変形する。しかもシールド部材にもユグドラルフレームを使用しているためシュバルトゼロよりも積載量が多い。これによりシールドも場合によってはファンネルとして使える。その際は打突、もしくはシールド裏の兵装で攻撃を仕掛ける。
ユニコーンのシールドがベース。というかシールド自体はほぼ同形状となっている。
・ビームガトリングガン
シールド裏に装備するビーム機関銃。ビームマグナムを使うには早すぎる時に使用されるけん制弾のようなもの。回転させて収束ビームを放つことも出来る。
専用のアタッチメントで固定されており、通常なら二本合体して使用する。がこのアタッチメントは汎用型で、場合によっては後述する手持ちバズーカを合体させた混成使用も出来る。ガトリングガン自体も手持ち式に変更が可能。
モデルは原型機のビームガトリングガン。回転による収束ビームは完全にこちら側の独自仕様。
・ハンドバズーカ
MSが携行・使用するバズーカ。HOWで運用されているものを使用する。
この装備自体はありふれた量産品である。しかし本機の場合専用アタッチメントで合体させることで連装式、またはビームガトリングとの混成仕様でシールド裏に装備できる。
原型機のハイパーバズーカを模倣した武装であるが、形状モデルはジオンのザクバズーカであり、これは大きさが合わないと判断したため。
・ユグドラルスラスター
かつての最終決戦直前に追加された変形後のバックパック側面から展開する追加ブースター。
ユグドラルフレームで内部が構成されており、推進力は無論ユグドラルフレーム。フレームの共振作用で起こる斥力で推力を得る仕組み。これを考え付いたのは白の当時の学友伊澄 卓也であり、その画期的な推力増加能力はユグドラルフレーム機開発に新たな可能性を見出させた。
原型機にはない追加スラスターだが、実はこれにも元ネタがあり、それはアニメ版ガンダムUCEP7でサイコジャマー下に置いて覚醒形態へと突入した際のコンソールに映った翼のイメージ。
型式番号 FRX-0[β]
アンネイムド[バンシィ]
機体解説
・アンネイムドシリーズの二号機。本体は黒に金色のカラーリング、アーマードアーマーは銀一色となる。パイロットは政岡 利一。
一号機と違う点として二号機である本機は戦術増加装甲兵装群「タクティカルアーマー」を主力に組み込んだ機体であり、様々な機能拡張を以って作戦行動に当たる。また頭部の変形前マスク兼用メインカメラはモノアイのカメラが縦横無尽に動く仕様となっており、まるでガンダムさを感じさせない外見となっている。
本機は兄弟機の中で唯一限界を超えた超常的な段階まで行かなかった機体であるが、その可能性がある時点で本機も同じように凍結。ユニコーンと共に凍結解除されて持ち出された。
ちなみに本編中で登場するのは改修型の「ノルン仕様」である。
コンセプトはやはり「アナザーバンシィノルン」。だが同時に本機のアーマードモチーフはあの「ザクⅡ改」としており、これはアレックスと対になる点、そして原典のパイロットのやや外れた形の声優ネタとしてである。
【追加機能】
ユニコーンと共通する点が多い為、一部省略。
・システム
背部のタクティカルアーマーLCに設定されたプログラム。装依者の脳内に作用し、L-DLaに適した人間の脳内環境を整える。
整えるとは言うが、実際のところパイロットを強化人間化して最適化させるというもの。変貌した姿はまるで獲物に飢えたライオンそのもので、システムの名称もそこから取られている。
しかし本機のそれはオリジナルよりも劣化させつつL-DLa時の起動サポートに重きを置いた仕様、しかもパイロットの政岡利一のDNLへの覚醒によってシステムが書き換わり、サポートシステムの主機として働きユグドラシルフレームの最活性状態、所謂覚醒形態と呼ばれる緑色のフレームへと変化していく。
モデルは無論アームドアーマーXCに備わっていたナイトロシステム。このナイトロオリジナルを積んだMSももちろん存在しているが、現状での登場予定時期は不明の模様。
【追加武装】
ユニコーンと共通する武装については詳細を省く。
・リボルビングランチャー
ビームマグナム銃身下部に装着される追加武装ランチャー。
4つの砲門を備え、それぞれからビームジュッテ、ミサイル、機雷ユニット、炸裂式固形DNボムを放つ。
いずれも継戦能力の低いビームマグナムを補うための兵装である。このセットはAセットであり、いくつかのバリエーションにより多様な戦術を取れる。中でもバルーンセットと呼ばれるDセットはあらゆる場所で有効的に使えるダミーバルーンでたちまち宙域を狩場に整えることも可能。
原典と同種の兵装であるが、バルーンセットに関してはポケットの中の戦争を意識している。
・タクティカルアーマー[ディフェンスエクスプロード]
増加装甲兼専用武器群の一つ。シールドにかぶせる形で装着する。略称はTADE
増加部分に関してはスラスターであり、バックパックに合体させることで推力向上と航続距離の増加を担える。スラスター部分の反対側にはビームキャノンが備わっており、先制攻撃やビームマグナムの代わりを務められる。
デストロイドモード時にはやはり変形する。デストロイドモードの際には追加効果でスラスター部から高威力の線状ビームがいくつも放射され、敵を薙ぎ払う。
モデルはアームドアーマーDE。スラスター部のビームはガンダムXディバイダーのハモニカ砲がベース。
・タクティカルアーマー[リーダーコントローラー]
バックパックに追加される特殊機能搭載の装甲板兼補助翼。発動時には鬣のようにバックパック上部と下部に装甲、補助翼兼プロペラントタンクが展開される。
組み込まれた特殊機能とはL-DLa発動を補助するプログラム「システム
モデルは原型機のアームドアーマーXC。プロペラントタンクと飛行に適した補助翼等が追加、更に光の翼ならぬ鬣が追加された。鬣に関してはクロスボーンガンダムゴーストのブランリオンの光の鬣をベースにサイコフレーム由来の能力に加えた。
・アーマードアーマー[バンシィ]
本機の装甲を覆う増加装甲兼拘束具。ユニコーンの物と武装は共有するが、形状は異なる。まず頭部の形状、宛がわれたマスクパーツには装甲下と同じモノアイカメラがある。そこにパイプパーツと熱解放用のダクトが備わっている構成。しかもこのパイプがアーマードの至る箇所に配置されている。これはバンシィ側ではアーマードアーマー状態でも性能を落とさないことに挑戦し、採用されたもので、これにより十分なエネルギーがアーマードアーマーにいきわたる。このためアーマード形態でもユニコーンの物より幾分かスピードは上がっている。またミサイルは代わりにグレネードとなっており、一斉射の他手に取って敵に向かって起爆させるやり方もある。が、欠点として機体装甲換装式のタクティカルアーマー接続箇所はアーマーが装備しきれない為、排除されている。
こちらの外装モデルはザクⅡ改となっている。グレネードもそこを意識している。
ネイ「以上がアンネイムド二種、ユニコーンとバンシィになりますね」
グリーフィア「アーマード装備、フルアーマー形態がこっちのユニコーン系列機の基本形態ね」
士「けど文で示している通りこっちのは拘束具って意味合いも持たせてますけどね」
グリーフィア「デストロイアンチェインドって機能が確かユニコーンにはあったと思うけど、こっちはその逆ってわけね」
士「そういうこと。もちろんアンチェインド形態もあるんですけどね」
ネイ「この拘束具兼アーマー、元ネタはあのポケ戦の機体達がベースみたいですね」
士「声優ネタから思いついた案なんですけどね。でもニュータイプ専用ガンダムの原点ってやっぱアレックスだと思うので組み合わせました。こっちの世界だとそれにあたるのはシュバルトゼロガンダムRⅡFⅡなんですけどね」
グリーフィア「けどもともとはビレフトだからヨシ!」
ネイ「ヨシって」
士「ま、そう言うことだ。で続いてシナンジュ・ゼロンの追加装備、シナンジュ・ゼロン・ハルの紹介頼むぞ~」
グリーフィア「それじゃーどうぞっ」
ハル・スーツ
解説
・シナンジュ・ゼロンの性能強化を狙い、自衛軍のMSに施される「フルアーマープラン」に則り開発された増加装甲兼スラスター武装群。本装備時にはシナンジュ・ゼロン・ハルと呼ばれる。
シナンジュ・ゼロンに対し羽織るように合体し、シナンジュ・ゼロンの火力・機動力を高める。これはシナンジュ・ゼロンの本来の強化プランであった「ニア・ゼロング」と呼ばれた形態が機動格闘戦を主体に行うハルと合わないと判断されたため、没プランだった本プランを採用することとなった。
重装甲は嗜好に合わないと言うものの、本プランはハル自身ニア・ゼロングより気に入っており、本プランの後継開発を指示している。
コンセプトの根幹としては「原作小説においてのシナンジュの戦闘再現」そして「アニメ初期段階にて考案されていたというシナンジュの強化プランの踏襲」がある。本来シナンジュはフルアーマーのような装備を付けるだけだったのを、小説のオーラ再現のために超大型MAのネオ・ジオングに置き変わったという話から、その話のプランを採用。更にそのうえで「ネオ・ジオングの小型化」も加えて設定する。
【追加機能】
・ユグドラルシャード発生器「ユグドラルアーマー」
機体各部の装甲をスライドさせて機体本体のユグドラルフレームの核となる物質を粒子状に分解・放出、発生器に埋め込まれたDNLコントロールユニットと合わせてより多くのユグドラシルフレームとして再形成する技術。ニア・ゼロングの持つ能力の一つ。
それを用いて本機は追加装甲として用いる仕様となっている。この機能と本人の技能を合わせてアンネイムドと覚醒したアーバレストの二機でも押し切れないユグドラルフィールドを展開し、互角の戦いを展開できるようになったほど、この機能は対DNL機戦においては重要である。
増加装甲部分は破壊されても再生可能なほどであるが、その度にユグドラシルフレームの濃度が減っていくため、長期戦は見込めない。
モデルは無論ネオ・ジオングのサイコシャード発生器。小型機に搭載する為に各部装甲に分割して内蔵・使用時に各部を展開して増加装甲とする形を取った。
【追加武装】
・サブアームズ
機体肩部増加装甲、背部増加ブースターを兼ねるサブアームユニット。四基備える。
指自体が五連装のビーム砲として機能する。逆を言えばこのサブアームは決して武装を持つためのものではない。アームズとなっているのはそれも意味している。しかしアーム自体の汎用性はあり、砲塔からビームサーベルの形成が可能、肘に当たる部分から分離が可能で、有線式のファンネルとして使用が可能など活用はいくらでも出来る構成。その上砲塔部を中に格納することでバーニアを使用できる。
モデルはネオ・ジオングの有線アームユニット。本機では数を減らし、同時にⅡネオ・ジオングの機能を持った。
・ディメンション・ユグドラル・ディストラクター
増加装甲下に内蔵された超次元現象発生装置。本機のメインウエポンである。
ユグドラルシャード発生時にしか使えない武装。しかしその性能は出鱈目で、攻撃は全てユグドラルにより事象を起こすというもの。武器の爆発、超次元現象のビーム発射、超次元現象の発生まで行え、その能力はもはや最強のタイプシリーズと同等と呼べる。
ただし武器の爆発はユグドラルフィールドの干渉で弾くことが可能。もっとも弾くには相応の技量と敵パイロットの思念を打ち払える者に限られる。同レベルのDNLではまず防御は出来ず、回避までが限度。他には敵の意識外から攻撃を行って意識を乱し、爆発反応を阻止するやり方がある。こちらは非ユグドラルフレーム機における基本戦術となる。
サイコシャードでフル・フロンタルが起こした現象がモデル。それをユグドラルフレームの現象に置き換え、更に世界の構成を作用させる超次元現象まで引き起こせるようになった。また各部のビーム砲などもこれに集約させている。
グリーフィア「はいこれがシナンジュ・ゼロン・ハルねー。っていうか装備名はハル・スーツなのね」
士「書いてる途中でこれ機体自体の名前も欲しいなってことで追加しました」
ネイ「そうなんですね。にしても当初はネオ・ジオング二体並ぶと思われてましたが……小型化とは」
士「何か違うことしたいなぁと考えた時に話を思い出してね。これだ、って思った」
グリーフィア「小説版じゃあ損傷した状態でなおも戦闘したって言うんだから、こっちもそれくらいしてくれても良かったのに」
士「まぁね。でもユグドラルフレーム機以外だと近づくことすらできなかったのであの大きさのシナンジュでネオ・ジオング並みの事もやるという当初の目的は達してます」
ネイ「なるほど。でもオーラに関しては?」
士「そっちはまた別の時にやるかな。まだハル・ハリヴァーも死んでいないし」
グリーフィア「殺してないってことはまた出るって証だものね、この作品」
ネイ「必然的にそれは言えてるね。再登場はいつになるのか」
士「意外と早いと言っておこう。とりあえず中編はここまで」
グリーフィア「次回はいよいよ、アーバレストに起こった変化とシュバルトゼロクローザーね!そのまま、Go~」