後半はMS紹介となっております。
また、あとがきには少しお知らせもありますので、最後まで読んでくださると幸いです。
それでは後半をどうぞ!
士「つーわけで後半行きます。引き続き作者の藤和木 士です」
ネイ「何か最近そういう風に砕けた感じになることがありますよね……作者さん。アシスタントのネイ・ランテイルです」
グリーフィア「んーヤクかしらぁ?グリーフィア・ダルクよぉ」
士「ヤクではないよ!?何言ってんです!?(;゚Д゚)」
グリーフィア「冗談に決まってるじゃない。それより、後半は機体の紹介なんでしょう?」
士「(´・ω・`)あぁ、うん。ということで後半は機体の紹介です」
ネイ「ええと……機体と言うと、アレクさんが使用したドラグーナ・レドル、ですか?」
士「あ、ごめん。まだ話には出てはいないけど今回の前半で出た諜報部タイプのドラグーナ・シーカーと、バァンさんの使う領域制圧機のドラグーナ・ヴォロス、それにゼントさんの使うドラグーナ・ガルグイユは今回紹介するね」
ネイ「あ、そうなんですね」
グリーフィア「どうせだったら艦艇紹介すればいいのにねぇ」
士「いや、それも思ったけどこっち先に紹介しないとな、と思ってですね。とりあえず紹介行きます」
機体解説
ドラグーナ・シーカー
形式番号 MS-DD08CS
・ドラグーナ・コマンドをベースとした、隠密行動用MS。主に敵基地侵入や夜間急襲などといったものから要人暗殺まで行うことを目的としている。基本的に情報局の人間の機体として使用される。
ただし、機体自体秘匿であり、通常のドラグディア軍のMSハンガーではほぼ見ることのない機体で、存在を疑われることもしばしば。ローレイン・ナーグもこの機体を運用している。
機体装甲は耐弾性を犠牲に最新のステルス装甲に換装。こちらは装甲にエネルギーを通すことで周囲の景色に溶け込むことが可能となっている。また専用の遮音・遮熱用マントがあり、肩部ラッチを使うことで装備可能となっている。
機体の武装としては射撃武装もあるが基本近接寄りで、主に実弾・特殊兵装が多い。ちなみに通常の機体色はグレーだが、「ファントム・ナーガ」ことローレイン・ナーグの機体は彼女の好みにより、通常はナイトブルーに変更されている。これは偽装も兼ねているとのこと。
【機能】
・カメラ切り替え機構
ドラグーナ共通の機能。本機の場合、対暗視ゴーグルカバーを装着しており、夜間の接近戦・狙撃戦も行える特殊なものになっている。
・ハードポイントシステム
コマンドが元の為、継続して使用できる。ただし、ほとんどが狙撃用ライフルのパーツや撹乱用チャフ内蔵ポッドのためにしか使われない。
・ステルス装甲「ミラージュ・スケイル」
ディメンションノイズが供給される際に発生する特殊電磁波を使用して運用される特殊光学装甲。
通常これらの特殊電磁波は他の機体の場合、戦場撹乱用の妨害電波として利用されるが、その場合効力がとても限定的でもてあまされていた。しかし、ある一定の電磁波を持ち、これを専用に開発された電子装甲部材に流すことでステルス性を持たせることが可能となったことから、ステルス装甲として運用されることとなった。
その部材名である「ミラージュ・ミスト」から名称を拝借されている。
・遮音・遮熱マント
機体を覆うことで機体が発する熱・音を吸収し、レーダーに反応されないようにする特殊兵装。本機の場合、肩部の専用パーツでマントを固定し、運用される。なお他機体でも使用可能ではあるものの、機密保持のためほとんど運用されない。
【武装】
・専用ビームライフル
シーカー用に特別に開発されたビームライフル。銃身が通常の物より切り詰められ、更にサイレンサーユニットを装備されている。サイレンサーは主に光学系に作用してビームの色を限りなく無色にするものであり、消音効果もあるがどちらかと言えば前者に特化されている。
パーツの追加でスナイパーライフルにすることも可能。その際のパーツは膝のハードポイントに装着される。
・ビームダガー
サイドアーマーに装備される格闘兵装。ビームサーベルとユニットは同じであり、簡単に言えばビームを生成する長さを近接戦用に調整した兵装である。主に超接近戦で使用され、懐に飛び込んで一撃、という使い方が主流。ただし熟練者は投擲に加え、ダガーでの鍔迫り合いも行う。
・ショックアンカー
膝正面に増設された装甲に装備される特殊兵装。アンカーを射出し、敵機に取り付くと特殊信号を流し込み、敵機およびパイロットを行動不能にする。この世界でのMSは必然的にMSの稼働とパイロットもとい装着者の装依運用状態の維持も行っており、機体の停止と同時に装着者を機体の運用状態から切り離すことが出来る(要するに、機器をシャットダウンさせて操作不能にする)。
なお、現段階ではガンダム系統にはこの特殊信号が効きづらいらしいが、これは機体が放出しているDNの影響によるものが大きい(特殊信号が高純度DNに阻害されているとのこと)。
・ニードルライフル
機体の両下腕部に装備される、実体杭射出打ち込み銃。要するにパイルバンカーである。ただしライフルの名の通り、手持ち式で手に持って使用する。至近距離まで目標に気づかれずに近づき、バックパックの推進システムの中枢やジェネレーターを直接貫くことを目的としている。
一撃必殺の武装ではあるが、隠密機であるために小型化。その結果杭がニードルの名の通り細く、ゼロ距離で使用しないとジェネレーターを貫けない上に、装甲が硬すぎると折れてしまうという欠点もある。
・撹乱用チャフ散布装置
両膝のハードポイントに装備される追加装備。レーダーを乱すチャフが内包されており、使用することで周囲にチャフを散布、範囲内のセンサーを狂わせる。
ただし、チャフの金属片をばら撒く都合上、風に影響されやすく、使い手の状況判断能力が問われやすい。
ドラグーナ・レドル
形式番号 MS-DD08SP-RDMC
機体解説
・ドラグーナ・コマンドをベースにレドリック・ドラス准将直下の親衛隊用にカスタマイズされた機体。
既存機との変更点としては親衛隊としての装飾類の増加と、固定武装の変更、更に隊員に合わせた豊富な近接主力兵装の変更可能という点である。元々レドリック准将の率いる親衛隊は祭典等の参列隊も兼ねており、それらにすぐに対応できるように各部のユニット化がなされている。
固定武装の変更はアンカーユニットが信頼性に欠ける面も持ち合わせることから、連射式のマシンガンに変更。そして一番の特徴が隊員に合わせた主力兵装の変更である。これはレドリックの掲げる「兵士はいついかなる時も最大限のパフォーマンスを発揮できなければならない」というポリシーに合わせた結果、主力兵装のレパートリーを増やしてMSとそのパイロット、更に任務に合わせた装備を装備できるようになったためである。なおこのポリシーは結果的に祭典時の各部ユニット交換化にもつながっている。
通常装備はストック付きビームライフルだが、アレク機はシューターサーベルと呼ばれる武装に換装。そのほかの隊員の武装には小型マキナブレイカー、ミサイル・シールドなど様々なものが用意されている。
機体カラーは全体的に銀色。装飾パーツのみ赤と橙でカラーリングされる。
【機能】
・カメラ切り替え機構
ドラグーナ全機に常用されているカメラ切り替え機構。本機の場合、竜の頭型の形状の上から兜状の増加装甲を纏っていて、その増加装甲搭載型近接戦用カメラを使用する。
・ハードポイントシステム
ドラグーナ系共通の武装換装システム。搭載位置はコマンドと同様。レドルの場合背部にブースター付きプロペラントタンクを、更に肩に装飾具付きの増加アーマーを装備しているため、残り使用可能位置は背部側面、膝側面である。
・兜型センサー強化装置
頭部を更に覆うアーマーに搭載されたセンサー強化装置。センサーと同時に戦術データリンクを積んでいて同型機との連携を強化する目的を含めて装備。ステルス機の機能を無効化することも可能。なお外観は祭典用の装飾付きと戦闘用の2種類がある。
【武装】
・バレルストック付きビームライフル
コマンドのビームライフルにバレルストックが通常装備となった兵装。装備位置は基本的に腰背部。隊員によっては装備しない。アレク機は装備しない。
・ビームサーベル・カスタム
既存機のビームサーベルにビーム刃調節機能を搭載した改良モデル。装備位置はサイドアーマー。ビームの刃を縮めることでビームダガー、柄の伸縮機能を使用することでビームジャベリンとして使用できる。アレク機は代わりにシューターサーベルを装備する。
・シューターサーベル
アレク機に装備されるマルチウエポン。サイドアーマーにビームサーベル・カスタムと入れ替えで装備する。ビームサーベルの柄にビームピストルの銃口が持ち手に水平状態で備わっており、瞬時に射撃と斬撃が切り替えられる。また柄尻で合体させることでツインサーベルとしても機能する。
形状はガンダムXのビームソードに近い。
・強化型バックパックユニット
通常のドラグーナ・コマンドのバックパックと同型兵装。アレク機は更にプロペラントタンクをスラスター付きの物に変更し機動力を高めている。
・ナイトシールド
上部が広く、下部が鋭くなった騎士タイプの実体シールド。装飾が施されているが、防御性能は折り紙付き。ただし重量はあるため近接重視のセッティングの場合は装備されない場合もある。
・マシンガン
腕部装甲に装備される盾形装甲の中に備えられた連射式単装銃。コマンドのアンカーに変わって装備される兵装で両腕にそれぞれ内蔵。ケースマガジンでの弾丸装填式で後部から交換する。
連射性能は高く、また単装式でブレは少な目。
・アクセサリブーストアーマー
肩部ハードポイントに装着するスラスター付き増加装甲。式典用に装飾が施された装甲となっており、全機共通の親衛隊機としての装飾となっている。
アーマーの上に更にハードポイントが備えられており、その部分に更に別の装備を装着することも可能。
・バスターソード「マキナブレイカー・ショート」
大型のバスターソードであった「マキナブレイカー」を小型化・取り回しを良くした武装。元々が過剰なまでの大きさだったため、このサイズでも近接格闘戦としては十分、むしろ斬り合いに関して言えばモデル元を超えた汎用性を誇る。装備位置はアクセサリブーストアーマーのハードポイントが主な装備位置。
・ミサイル・シールド
ナイトシールドとの選択で装備される武装シールド。シールドの側部に小型ミサイルを4発ずつ2回の掃射分、両腕に装備されるため計32発を備える。
形状はナラティブガンダムB装備のシールドがモデル。
・テールジェットブースター
アレク機にのみ装備される高機動ブースター。腰背部にライフル用ラッチを換装して装備する。コマンドのハイマニューバスタイルのジェットスラスターと同種の兵装で、中央のメインユニットの左右に小型プレートジェットスラスターの密集体を備えている。その密集体が可動軸を用いて推力を上下に偏向することが可能。
・シューターランス
バレルストック付きビームライフルと選択式の実体槍兵装。槍の側面に4門のビームサブマシンガンが備わっており、射撃戦を行える他、それらの砲門を同時に出力最大化、槍の先端を軸としてビームの槍を形成・射出することが可能。通常は腰背部に装備するが、アレク機は右背部のハードポイントに接続した専用アタッチメントに装備する。
ドラグーナ・ヴォロス
形式番号 MS-DD08SP-BU
・ドラグディア軍少将、バァン・ウロヴォース専用機。ドラグーナ・コマンドの改修機である。
ドラグディア軍の総司令部を護る三竜将の機体として、領域制圧機としての性能を有している。肩部の拡散ビーム砲、胸部増加装甲内のマイクロミサイル、そしてバックパックの増加ブースター兼有線式オールレンジ兵装「ガンブースター」を含めた兵装で、その能力を駆使して戦域を制圧していく。
基本的には遠距離・空中戦を行う機体で、機体脚部はそれに合わせ接地面の薄い空戦重視の形状となっているが、搭乗者であるバァンはこの機体でも十分近接戦を行うことを可能としている。機体装甲もガンドヴァルと同じくアイオンカーボンで構成されていて、不得手である近接戦でも十分な防御性能を誇る。また頭部は内包するカメラの都合から専用の形状に改造されている。
機体カラーリングは薄紫とグレー。機体固有DNAはガンブースターからエネルギー弾を発射して相手を包囲、一斉に突撃する「カースサーカス」。
【機能】
・カメラ切り替え機能
ドラグーナ共通のカメラ切り替え機能。ヴォロスの場合は口を閉じた状態の通常カメラと口を開いたマルチロックオンカメラに切り替える。
・スライド式専用ホーンアンテナ
通常カメラの後方に装備される、通信強化のためのアンテナユニット。ガンドヴァルと概ね同じ装備だが、スライド機構を採用していて龍の両目を覆うようにすることで通信感度を高め、暗視モードに移行することが出来る。
・ハードポイントシステム
機体への追加兵装用接続機構。本機の場合は全て通常装備で埋まっているため、入れ替え時にのみ追加装備となる。
【武装】
・グレネードランチャー付きビームガン
使い捨て式のグレネードランチャーを銃身下部に装備したビームガン。銃後部にエネルギーボトルを装填しており、交換によってDNを補充する。予備のボトルとグレネードランチャーは機体腰背部にそれぞれ1基ずつ。装備自体は右腰部に装備される。
本機の場合、機体自体にDNを大量に使う兵装があり、機体のDNジェネレーターもダブルジェネレーター式ではなくコマンドタイプと同じ高出力型のため、省エネルギー化に合わせてこの兵装となっている。
ビームガンは機動戦士ガンダムSEED STARGAZERのスターゲイザーのビームガンがモデル。
・ボックスタイプビームサーベル
機体両腕部側面に装備される箱型ユニット内蔵のビームサーベル。携行武器を持っている場合に素早く近接戦を行えるように本装備が選択された。
・グレネードナイフ
機体左腰部に装備される噴射突撃式の爆発ナイフ。敵に向かって投擲し、装甲に直撃すると同時に爆発を起こす。3本を装備する。
・ブラストアーマー
機体肩部を覆う、小型エネルギータンクおよび拡散ビーム砲内蔵のアーマーパーツ。機体前面にスプレッドビームキャノンを備え、更にそのエネルギー貯蔵を担っている。
・胸部格納式マイクロミサイルポッド
胸部装甲を兼ねた増加装甲式のミサイルポッド。カバーを開き、その中に内蔵されたマイクロミサイルを一気に放射する。弾数は6発×2で全12発。発射後はすぐに廃棄され、デットウェイトを避ける。
形状は機動戦士ガンダム00のガンダムサバーニャの胸部がモデル。ただしミサイルは蓋を開いて隠されていた部位に装備されており、その部分からまるごとパージされる。
・膝部マイクロミサイルポッド
膝部ハードポイントに増加装甲と共に装備されるミサイルポッド。3発ずつの計6発を備える。なおハジメの改修されたガンダムにもこの装備が転用された。
形状は漫画機動戦士ガンダムブルーディスティニーのブルーディスティニー・フルアームドの脚部装甲を元にしている。
・重装シールド
左腕に装備されるシールド。内部にビーム砲用ジェネレーターを内蔵し、更にシールド表面に砲門カバー付きのメガキャノンを備える。小型のDNジェネレーターを武装を内蔵しているため、破損時には危険が伴うが、防御性能自体も戦艦用ビームを1発受け止められるほど高い為、破壊されることは現状ほぼない。
武装イメージは機動戦士ガンダム ヴァルプルギスのオーヴェロンが持つヒート・シザース付きシールド。ただし形状はビーム砲カバーを含め偽装状態の形状をベースに小型化させている。
・ガンブースター・プラットフォームバックパック
機体背部のバックパック。通常のバックパックユニットから上部ウイングスラスターユニットを外し、代わりに有線で動かす遠隔操作端末「ガンブースター」のアンカー自体を内蔵したボックスを装備。バックパック側面・背面のハードポイントにガンブースター本体を装備する。
装着状態でも上方面への砲撃が可能なほか、バックパック基部のアームを動かすことで砲門を前方に向けた砲撃が可能。
・有線式オールレンジ兵装「ガンブースター」
推進用ブースターに2連装ビーム砲を装備し、更にそれらユニットをアンカーで射出することでオールレンジ攻撃を行う兵装。全4基をバックパック側面と背部に装備される。
DNの特性により地上でも使用可能であるが、その本領は宇宙空間で発揮される。なおアンカーを外しても本来は使用可能ではあるものの、それでも取り付けた理由はガンブースターが実戦で使用した場合、帰還前にエネルギーが尽きることが多かったためである他、パイロットが何らかの理由で操作できなくなった時の機体側での回収行動の為である。
武装のモデルは機動戦士ガンダムSEEDのメビウス・ゼロのガンバレルである。ビーム砲に換装しているため、後継機エグザスの物に近いかもしれない。なお砲身は伸縮はしない。
ドラグーナ・ガルグイユ
形式番号 MS-DD08SP-ZG
・ドラグディア軍のルヴァン基地司令、ゼント・ガルギュールの駆る近接型拠点防衛MS。ドラグーナ・コマンドをベースに両腕部に追加された増加兵装を操る機体となっている。
本機体は本来、ドラグディアがマキナスの攻撃を受けた際、真っ先に防衛行動を起こせるように建設されたルヴァン基地の司令官の為に開発が進められていた。本来は圧倒的砲撃能力により敵を寄せ付けない機体となる予定だったが、基地司令官となったゼントが近接格闘戦を得手としていたため本来の案を廃止せざるを得なかった。だがそこで開発部は近接戦を得手とするゼントが納得する、かつ今までのプランに合う機体を模索。そこで考えられたのが「腕部に装備した大型多目的兵装に射撃武装を装備し、射撃モードと格闘モードに切り替えて遠近に対応する」という物だった。
本機の両腕部後方に装備された「ドラゴニック・ヘッドユニット」は龍の頭を模した装備で、それらのプランを活かせるように設計されている。またこれら装備を扱うために、機体の腕部は専用の物に変更。その際腕部をもう1ブロック肩部装甲内に内装し、近接時のリーチを腕1本分長くするという予想外の機体へと変貌を遂げた。
結果として本機は近接戦を得手としながらも、多数と戦闘を行い、また遠距離戦でもその力を発揮できるMSとして完成することとなった。
機体全体のイメージとしては新機動戦士ガンダムWの「シェンロンガンダム」系統をドラグーナに落とし込んでいる。
【機能】
・カメラ切り替え機能
ドラグーナ系列が持つ共通機構。本機の物は量産型やコマンドが持つものとカメラの種類は全く同じである。
・通信増幅用アンテナ
機体頭頂部から後方に伸びる龍の角状のアンテナ。機体が戦線防衛を目的としたものであるため、部隊を含め基地との連携を不備なく行うために装備されている。
・ハードポイントシステム
ドラグーナに標準搭載される武装換装システム。本機の場合、バックパックが専用のものとなっているため、システム搭載位置は背部の物が側面部だけになっている。そのほか肩部もない。膝部は引き続き同一仕様。
・ダブルジェネレーター
ドラグーナ・ガンドヴァルにも搭載されるジェネレーター2基乗せ状態。本機の場合、長期に渡る前線防衛が主眼となるため搭載されている。
【武装】
・サブマシンガン
機体サイドアーマーに2丁装備される実弾兵装。両手で保持する他に装備された状態で装着部から稼働させてそのまま発砲させることも可能。弾数は1丁30発ずつ。予備のマガジンはサイドアーマー内に1本ずつ。
・ドラゴニック・ヘッドユニット
機体の両下腕部に装備されるマルチウエポン。竜の頭を模したナックルユニットで、口部にビームランチャーの砲身を持つ。更に砲門を短縮して歯に当たる部分からビームファングを発生させて切り裂く、口部を閉じてそのまま殴打武装として使用可能。そして腕部に装着し、肩部に収納された腕部を伸ばすことで中距離の敵に格闘攻撃が届く「ドラゴン・ハングモード」として機能する様になる。またユニット自体は対ビームコーティングがされているため、防御兵装としても機能する。
武装モデルはシェンロンガンダム系列の持つドラゴンハング。
・ビームセイバー
機体背部バックパック側面に装備された大出力格闘用ビーム兵装。マキナス軍の運用する物よりデバイス自体は小型化しており、サーベルユニットに近い外観。横に先端部が開いた形状となっていて、ビーム発振時にその部分からビームを放出、剣の形へと調整する。
デバイスの形状は機動戦士Vガンダムのサーベルユニットを大型化したものに近い。
・キャノンウイングバックパック
機体のバックパックを成す砲塔付きウイングバックパック。4門のキャノン砲から構成されており、通常時は推進機能を持ち、砲門を前面に展開することで砲撃を重視した一斉射形態へと変わる。
砲門自体は分離可能で、分離した砲は手持ちのキャノン砲として味方機にも配布出来る。その際バックパックの付け根はバーニアパーツで機動力重視の戦闘スタイルへと変貌する。
なおこれだけの兵装を同時に使うためにはダブルジェネレーターでは足りないので、バックパックには独自に大容量エネルギータンクを別途搭載されている。
武装モデルは模型戦士ガンプラビルダーズのフォーエバーガンダムのバックパックに近い。ファンネルとしての機能は持っていない。
・格納式グランフルバスター
胸部の中央アーマーをダクト部分にスライドさせて展開する長距離ビーム砲。ガンドヴァルにも装備されていた兵装で、こちらはその改良型である。ダブルジェネレーターと直結したビーム砲で大出力砲撃の他、原型と同じように低出力拡散型の射撃としても使用可能。
士「以上で機体解説を終わります。さぁ、次回からいよいよ決闘へと入っていきますよー!」
ネイ「決闘って最初聞いた時にも思いましたが、なんていうか古臭いですよね」
グリーフィア「そうねぇ。けど今回は逆にその廃る点をガンダムの存在と合わせて利用しているから、この展開になっているのよね」
士「まぁそうだね(´・ω・`)決闘では元君の新たなシュバルトゼロガンダムと、アレクの装依する新MSが登場です。ちなみにガンダムが登場してから初めて登場する、新たに開発されたMSってことに事実上なる予定です」
ネイ「あ……そうなると確かにですね」
グリーフィア「ってことは、ガンダムに対して強く出られるものを持ってるはずよねぇ。楽しみだわぁ」
士「それでは今回はここまで」
グリーフィア「次回もお楽しみに~、ばいばーい」
今回もお読みいただきありがとうございます。
次回よりいよいよ第2章の見せ場、決闘が始まっていきます。
勝つのはどちらか?そしてグリューネ達は無事姉妹に戻れるのか?を描いていく予定です。
そして、少し小さなお知らせが。
先日ツイッターでも言っていたのですが、以前設定集を作った方がいいのではとアシスタントに言ってもらっていた件、本当に設定集を少し作ることにしました(^o^)
経緯としましては、作中の戦闘などを打ち込んでいる際、自身の頭の中で考えていた軍隊単位などが分からなくなってしまい、もうそれなら設定として書いてしまおう。書くならもう他の重要単語なども簡単な設定集として投げ込んでしまえ\(^o^)/……となり、まとめ始めました。はい。
現状第2章終了後の黒の館DN投稿後に、黒の館DNとは別で第2章までの主要用語の設定置き場を入れて置く予定です。今後も進展次第では別途設定集を作ると思います。
以上が報告になります。次回からもよろしくお願いします。