機動戦士ガンダムDN   作:藤和木 士

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続けて黒の館DN後編となります、藤和木 士です。

繰り返しますが後編ではガンダムとドラグーナ・アレキサンドルの紹介となります。アレキサンドルに関しましては、今後の追加武装についても解説する形となります。

それでは後編どうぞ!


黒の館DN 異世界戦争編 第4回 後編

 

士「では後編始めて行きます、作者の藤和木 士です」

 

ネイ「アシスタントのネイ・ランテイルです」

 

グリーフィア「アシスタントのグリーフィア・ダルクよぉ。さてさて、後半はネア達の命運を賭けた2機のMSの紹介になるわねぇ」

 

ネイ「そうだね。とはいえ、それだけでもかなりの文量があったみたいだけど」

 

士「それは言ってくださらなくてもいいのに……(´・ω・`)」

 

グリーフィア「けどまぁ、色々と武装も満載にしているから、仕方がないところはあるわね。それでも前作より武装とか少な目になるべくしているらしいけど」

 

士「まぁ、それもなるべく、なんだけどね。ではガンダムの方から、機体紹介していきます。どうぞ!」

 

 

 

形式番号 DNGX-XX000-SZver1[Repair]

シュバルトゼロガンダム[リペア]

 

機体解説

・老朽化が激しい状態で戦闘を行ったシュバルトゼロガンダムを現行のドラグディアのMS技術で修復・改良を施した改修機。

 前々回の戦闘で焼け焦げたフェザー・フィンファンネルを喪失したウイングパーツが現状の元では上手く使いこなせないことから完全に換装。新たに放熱板兼用の試作ウエポンウイングパーツに変更し特殊性のある攻撃力を犠牲に扱いやすさを上昇させたことが大きな変更点となっている。

 それ以外にも基本装備であるブレードガンをガンダムのOSであるスタートの設計の元新型を装備し、ドラグディアのMSの装備を活かせるよう各所に増設スラスター内蔵式、武装懸架用のハードポイントを備えた増加装甲を肩と脚部に増設し、ドラグディアでの運用を活かせる仕様となった(その際スタートからの指示でかつてのガンダムの装備もリファインして再製造されている)。

 ここで記すのはこの先数多登場するシュバルトゼロガンダムの装備派生元となる新たな通常仕様版となる。なおこの仕様でのみ登場したのは今のところ番外編のみだが、訓練では本仕様での戦闘を何度か経験している設定となっている。

 

 

【機能】

 

・DNフェイズカーボン

 DNを装甲に流し込むことで装甲の剛性を更に高める特殊素材で機体は構成されている。現時点では重装甲・高出力機にしか採用されず、ドラグディアでは総司令専用機「グラン・ドラグ・フリーディア」と国家元首専用機「ドラグディア・ロード」にしか採用されていない。機体装着直後から機能は発揮され、また非戦闘時にもある程度残留して色が維持される。

 機体の改修時に総司令官グランツの指示により新たなDNフェイズカーボンが支給されたため、消耗の激しかった腕部以外にも新造されたウイング、そして全身の装甲の張り替えが行われたことでエネルギー伝達効率が上昇している。

 

・ツインジェネレーターシステム

 本機最大の特異システム。ツインと名が付いているが、実際の所は2基積んでいるのはジェネレーター自体ではなく、ジェネレーター内部の「次元空間接触用ゲート生成器」である。

 次元空間接触用ゲート生成器は、DNジェネレーター内部に設置された、円形のリングで、このリングを回転させゲートを生成、次元空間につなぐことでDNを抽出する。このツインジェネレーターシステムはそのリングを併設することで回転数を上昇・同期させてゲートを安定化、高純度DNの抽出量を乗化させることに特化したジェネレーター含めたシステムである。

 改修時には同期回転の再調整が行われたほか、ジェネレーター後部に秘匿されていたSEED-UNIT00こと「リム・クリスタル」の装填部も発見されている。

 

・DNLコントロールユニット

 特殊な素養を持つ者の、とある脳波に反応して起動する特殊機能。スタートによればフェザー・フィンファンネルもこのユニットで操作されるらしい。システム搭載位置は機体腹部。

 初登場時の時点で破損しており、更にこの破損が原因の1つとして機体(と元)が暴走していたとのことだが、自爆からジャンヌ達を護る際、この機能を『介すことなく』フェザー・フィンファンネルを動かしたことに、スタートは何かを確信したようだ。が、真相は現時点では不明。

 

・DNL直結式機体フレーム

 機体を構成する、青白く光るフレーム。機体全体がこのフレームで出来ている。これはDNLコントロールユニットを補助する為の機体専用フレームらしいが、ヴェールはこのフレームが、旧MS時代に存在したDN結晶体で生成された特殊フレームの1つと指摘している。現時点では詳細不明。

 

・ハードポイントシステム

 ドラグディアの技術で増設された、武装換装システム。主にハードポイントアーマーで装備された部分に適用されており、様々な武装を追加で装備可能となっている。

 

ELACS(エラクス)システム

 本機体のジェネレーターに備えられた、リミッター解除機構。ジェネレーターの次元空間接触用ゲート生成器の回転数は通常設定された指数で固定されていて、必要時に更に回転数を上げるようになっている。だがそれでも上限があり、本システムはその限界を超えてジェネレーターを駆動させるシステムである。

 システム起動時には胸部のプロジェクション・クリスタルが青から1点のみ赤となり、機体の色が蒼白く変色する。同時にジェネレーターの回転数が急上昇し、機体に有り余るほどの高濃度DNを供給し、飛躍的に機体の能力を急上昇させる。

 とても聞こえのいいシステムだが、本システムの最大の問題点は特殊なパーツが運用できる状況で無ければ自爆しかねない点にある。一度限界を超えて回転数を上げたDNジェネレーターの次元空間接触用ゲート生成器は物理的に止めることは極めて難しく、しかもその状態で更に回転数を上げていく。

更にタチが悪いのが、その特殊パーツことSEED-UNIT00が無ければ、システム運用時の機体コントロール、そして装依者の精神までも蝕んでしまうことであり(元の初使用時には破損しながらも存在していたため、精神汚染はなかった)、かつての戦争で使用されていた際にはこの特性を使った特攻戦法が用いられたことでほぼすべての量産MSからエラクスシステムを抜き取る事態となっている。

 ただしシステム自体は使い方を誤らなければ文字通り切り札とも言える機能であり、機体の暴走域に達する直前にSEED-UNITの投入を前提としたのが本来の仕様である(むしろ暴走状態がイリーガルな状況)。元の場合、かつて使用されていたSEED-UNITが破損していたものの外的要因により一時的に修復、自動的に停止行動に至ったため大事に至らなかった。なお暴走域に達してもリム・・クリスタルを投入しなければ同じく暴走はする。

 機能自体は前作にも登場したガンダム00のTRANS-AMシステムがベース。そこに竜の「逆鱗」の単語の要素を合わせている(エラクスという名称も鱗を英語にしたScaleを逆にして音を合わせている)。

 

・???

 いまだ不明なシステム。ヴェールにも全く分かっていないとのこと。こちらは上記のものよりロックは少ないものの、現状どうあっても記憶を取り戻した元でも運用にはとある条件がいるため、使用できないため放置。現MSの歴史にも非常に文献が少ない幻のシステムであるとのこと。

 

 

【武装】

・ブレードガン・ニュー

 タイプゼロの時点で装備していたブレードガンの現代改修型。改修型サイドアーマーに2丁を装備する。改修に際しグリップを傾けての切り替え式から、銃用と剣用の2つのグリップを持ち替える方式に変更。更にブレードも新型のクリアブレードに変更し、切断力の向上と刀身そのものを延長バレルにしてビームを収束・発射できるようになった。また2つのガンブレードを横に合体させることで2連装の高威力バスターライフル形態に、その状態でブレード部分をレールユニット上で回転させることでドリルモードに、ブレードモードの柄尻を展開してから合体させることでツインセイバー形態にもなる。様々な状況にこの武装だけで対処することが可能であり、基本かつ万能兵装である。

 形状モデルは以前と同じくGNソードⅡ系列かつルガーランスとガンドレイク。特に持ち手はガンドレイクの形状により近くなったと言える。更に言うなら仮面ライダー電王に登場する仮面ライダーゼロノスのゼロガッシャーに持ち手は近い。

 

・ブラスターガン

 腰背部に装備する手持ち射撃兵装。ブレードガンと違い、射撃能力に偏っている兵装。小型のビームライフルだが、出力はその見た目から考えられない程高出力のものを放てる。連射モードにも切り替え可能。本来はドラグディア次期MSの主力兵装の1つになる予定の武装だったが、必要出力が多すぎて運用に向かないことからコンペに落選していたものをシュバルトゼロガンダムの主力兵装の1つとして採用。ガンダムの出力によりその性能を十二分に発揮できるようになった。

 外観モデルはキャプテンアースのライブラスター。

 

・ハイマット・ブラスター・ウイング

 背部バックパックに装備される多目的武装翼。スラスターを多数内蔵した可動式放熱翼でビーム兵器のハイブラスターを挟む形で保持。それらをバックパックから伸びるアームに接続してハイブラスターの熱を放熱する放熱板として活用している。

 多機能性であり、放熱タイミングを調整できれば機動力の向上にも使用可能な面も持ち合わせる。本来はとある機体の専用武装として用意されていたのだが、ハイブラスターの要求出力が現行のDNジェネレーターでは実践レベルに届かず断念。そのプロトモデルをガンダムの改修時にウイングパーツとして採用された。ちなみにバックパックの根本自体はシュバルトゼロガンダムのデータベースから復元したものを使用している。

 外観イメージはフリーダムガンダムの背部バックパック。ウイングそのものはウイングガンダム(EW版)になっており、ウイングの所々にスラスターを織り込んだデザインとなっている。

 

・ハイブラスター

 ウイングに挟み込む形で2基装備する長距離ビーム兵装。前面に砲塔を展開することで使用可能な武器で、同時発射時の火力は現時点で他の追随を許さない威力を誇る。

 ガンダムの出力により連射することが可能だが、砲身自体が連射後の熱量に耐えられない為、内部パーツを一部露出した余剰熱排出状態に移行する必要がある。

 元々はとある機体の専用兵装となる予定だったが、機体の出力自体が追いつかなかったためお蔵入りとなっていた。だがガンダムのツインジェネレーターの出力なら採用できるとゼロが判断し搭載を要請、無事装備し使用出来た。ちなみにその搭載予定となるはずだった機体こそ、本機が決闘で対決したドラグーナ・アレキサンドルである(当時はドラグーナ・ガンディーノと呼ばれていた)。

 武装モデルはウイングと同じくフリーダムガンダムのバラエーナプラズマビーム砲。

 

・ハードポイントアーマー

 機体肩部と膝に装備された増設アーマー式兵装懸架機構。機体本来の肩部と膝装甲の上から覆いかぶせており、それぞれのアーマーにハードポイントを設置、追加武装の懸架を行う。またアーマー内に固有武装も内蔵している。ハードポイント部分は肩部上部から後部、側面、膝部側面である。

 外観モデルは漫画機動戦士ガンダムブルーディスティニーのブルーディスティニーフルアームドの肩、膝増加装甲。

 

・ビームサーベル

 肩部増加装甲内と腕部に格納された格闘兵装。腕部格納式の物は以前と変わらない物で、腕部のDフィスト・イレイザーのエネルギー圧縮機関を兼ねている。そして肩部増加装甲内に格納されるサーベルも、元来シュバルトゼロガンダムがウイングのカバー内に装備していたサーベルユニットと同じ物を複製・移植している。格納法はモデル元と同じ方式。

 

・誘導式マイクロミサイル

 脚部増加装甲に格納される小型追尾弾。両側合わせて6発を格納しており、中距離でのけん制に使われる。装備によっては使用不能になる。

 

・ホルダーバインダー

 ブレードガンを収納するホルダー式バインダー。両腰にそれぞれ装備される。スラスターを内蔵しており、機体の機動性に一役買っている。以前と違って、バインダー自体に攻撃力は無いが、ホルダー部の回転でブレードガンを装備状態で射撃できる。またホルダー部は取り外しが可能なため、ブレードガンと入れ替えで固定兵装を装着することも可能。

 

D(ディメンション)フィスト・イレイザー

 機体腕部に搭載されるDN圧縮・開放デバイス。DNの力を最大限発揮するための武装。手で敵を捕らえてゼロ距離からビームを撃ちこむ他、拡散式にすることで短距離ながらビームを照射することも可能な武装。ライフルなどのエネルギー供給もこれで制御する。

 もっとも、それらは通常時の武装形態での話であり、本来はガンダムのツインジェネレーターが生み出す膨大な高濃度DNを活かす高威力DNFの運用が主目的。このデバイスを介すことで通常のMSでは使用不能な常識を超えたDNFを繰り出すことが出来る。

通常時の欠点は掌という非常に繊細な部分に装備されているためメンテナンス性が低い点。またビームの照射時の収縮率の悪さや、ゼロ距離でないと威力をフルに発揮できない点である(破損性に関しては、砲口が必要時に装甲内から隆起するためあまり問題ではない)。

 DNF使用時の欠点は、多々メンテナンスが必要な点である(この点が通常時のメンテナンス性の悪さも相まってなかなか厳しい)。設計自体はスタートが以前の物を流用して作成。それらをドラグディアのMS整備士ヴェール主導の元開発・搭載された。

 外見や機能のベースは機動戦士ガンダムSEED Destinyのデスティニーガンダムのパルマ・フィオキーナ。

 

 

 

 

形式番号 DNGX-XX000-SZver1[Hybrid]

シュバルトゼロガンダム[ハイブリッド]

 

 

機体解説

 シュバルトゼロガンダムに現代の装備を装備させ、限りなく以前の性能に近づけた過去と今の「ハイブリット」仕様。それがこの[ハイブリット]である。

 以前のガンダムはスタートによれば「高機動かつ万能にあらゆる戦場を駆け巡った」という。しかし現状ではそのような高性能機に技術的な面で仕上げられないかつ時間がない為、ヴェールは「あらゆる戦場に普遍的な性能を発揮できる装備」を立案。そのベースにかつてのガンダムの装備を基に武装を構築、ドラグディアの様々な装備を吟味して過去の装備も再製造、それぞれを装備させたことで誕生した。

 大きな点としては[リペア]にシールドを装備させ、更にブレードガンを2丁追加。そして肩部と膝部にミサイルランチャーとブースターを装備して火力の補強を行っている。シールドに関してはヴェールがスタートより細かなシステム調整を伝授してもらったことでロストテクノロジーとされた「DNウォール」を形成可能となっている。

 重装備した分を更にスラスターで推力を補うという本末転倒な装備だが、現状の元の技量も合わせて、まだツインジェネレーターシステムの出力に余裕があるためこれでも機動力は維持できている。

 

 

【追加機能】

・DNウォール

 DNをウォール発生器から集中放出し、一定のシールドからの座標点で固定散布して障壁を作る防御機能。

 かつてはMSの防御兵装として普及していた機構だったが、創世記の時代を最後に技術が紛失。結果的に今まで再現できなかった機能である(現状一番近かったのはアルスのマキナート・レイの光波防刃くらいのもの。それすら入り口に及ばない)。

 しかしシュバルトゼロガンダムのデータベース内にそのデータが残っており、それを基に技術が復元された。現状は元の機体のシールドのみの機能だが、量産のための研究が開始されている。

 

 

 

【追加装備】

・ブレードガン・ニュー

 ホルダーバインダーに専用の追加ホルダーを装着して2丁装備する。

 

・ミサイルポッド

 膝のハードポイントを利用して膝横に装備するミサイル格納コンテナ。本来は対艦用を想定したものだったが、今回の対決に合わせマイクロタイプを装備。弾数は片側12発である。

 なお後部には簡易スラスターが備えられ、ポッド自体もハードポイントに合わせて可動域があるため機動性が維持されている。

 

・フレキシブルブースター

 肩部の上部~後部のハードポイントに接続するブースター。かつてドラグディアで製造されていた宙戦用MSの増速ブースターを再製造し、装備される。

形状はガンダムセンチネルのSガンダムのバックパックブースターに近い。

 

・ブレードシールド

 左腕部にラッチと持ち手で固定する防御兵装。シールド下部にアンカー射出式のブレードユニットを備える。しかし本兵装の大きな特徴はそこではない。

 特徴なのはカバー式となっている部分をスライドさせて展開されるDNウォールモードである。DNを座標指定して停滞散布させることで障壁を発生させることが出来る防御兵装。その発生器を本兵装は有する。

 これによりシュバルトゼロガンダムの防御性能は元々のDNフェイズカーボンも加えて最高クラスとなっており、この状態のガンダムを落とすことは極めて難しい。ただしシールドのDNウォールモード発揮直後に絞って展開部を攻撃することが出来れば、構造上破壊することは可能。とはいえシールド単体でも防御力は高く、むしろ機体の機動性が上がるため、油断はできない。

 武装モデルは機動戦士ガンダム ヴァルプルギスに登場したオーヴェロンのヒートシザース付きシールド(偽装解除状態)。拡散メガ粒子砲が存在した部分にDNウォール発生器を備えている。

 

 

 

士「では続けて、アレク・ケルツァートが使用したMS、「ドラグーナ・アレキサンドル」の紹介です」

 

ネイ「元さんと激闘を繰り広げたMSですね」

 

グリーフィア「そう言えば頭部が破損していたからこの子は防衛線に参加出来なかったのよね。せっかくだから、グリューネちゃんのために戦う場面が見たかったわぁ」

 

士「いや、でもアレキサンドルは次章でも活躍しますよ。主に活躍どころは限られますけれども。それじゃあアレキサンドルを紹介していきます」

 

 

 

 

ドラグーナ・アレキサンドル

形式番号 MS-DD08SP-AK

 

 

・ドラグディア軍レドリック・ドラス直下の親衛隊「アレク・ケルツァート」少尉専用に、ドラグーナ・レドルをベースに改修された機体。

 以前からアレク専用機として開発されていた本機は、元々剣術と槍の扱いに長けていたアレク用に近接戦を重視したセッティングとなっていた。だが完成直前にアレクがガンダムと戦闘を行った際、万全の機体ながら敗北したという結果を受け一部仕様を変更。その結果新たに機体各部にビームコーティングアーマーを装備。更に武装もレドルから流用していたナイトシールドからバインダータイプの推進器付きシールドへと換装。ガンダムとの戦闘を見越した仕様へと変更された。ちなみに原型機に施されていた装飾類は一切排除されている。

 決闘では全武装を使用し、更にビームコーティングアーマーの全コーティング剤を散布して目くらましを行うという予想外の動きでガンダムを翻弄したものの、シュバルトゼロガンダムの新たな装備群と元の戦闘能力の急上昇もあって敗北する。

 なお、これらの仕様変更はガンダムとの戦闘を前提としたものであったが、決闘でそれなりの戦果を出したビームコーティングアーマーは通常装備として正式採用、シールドは軽量のパイルバンカーシールドを左腕に追加された。

 専用DNAは槍系兵装の先端にエネルギーを集中させ、突撃する「ガングニール・ストライク」。機体カラーリングは蒼と白、そして緑のトリコロール。

 

 

【機能】

・カメラ切り替え機構

 ドラグーナ全機に搭載されているカメラ切り替え機能。本機の物は原型機の兜状増加装甲が担っていた対ステルスセンサーの為のカメラを、近接戦用カメラ上部の可動式バイザーで行っている。

 

・ハードポイントシステム

 同じくドラグーナ全機に装備される武装換装システム。本機はバックパックを専用のバックパックに換装しているため、使用可能なのは肩部前面・後面の部分と膝部が使用可能。

 

・ビームコーティングシステム

 通常ビームコーティングとは、あらかじめシールドなどにコーティング剤を塗布しておき、防御時に効果を発揮するものである。それを本機は各部の装甲内にコーティング剤を内包。必要時にアーマーから機体に噴射して機体全体にビームに対する高い防御性能を付与することが可能となっている。

 システム自体の発想は小説版機動戦士ガンダムAGEのAGE-1ゴールドアローの機能から。ただしあちらが通常のノーマル仕様の装甲に噴射口が展開されるものに対し、こちらは増加装甲内にそれらを充填、噴射する外装方式を取っている。

 

 

【武装】

・マシンガンランス

 実体槍に内蔵する形で円形に設置されたマシンガンを備えるマルチウエポン。原型機に採用されていたシューターランスを実体弾式に変更している。腰背部に装備されている。

近接での機動力を重視して、本機の物は軽量のランスへと変更され、更に穂先を射出、射出した先からはビームサーベルを展開出来るようになった。実弾弾数は約40発。予備弾倉は腰背部コネクターの下部に2基。

武装モデルは機動戦士ガンダムF91のデナン・ゾン系列の持つショット・ランサーがモデル。ただしマシンガン砲門数はベルガ・ギロスの物、そして射出後のビームサーベル展開は同名兵装を備えるガンダムビルドファイターズアメイジングで初出のマーキュリーレヴのショット・ランサーがベースとなっている。

 

・シューターサーベル

 アレクのドラグーナ・レドルから引き継がれた斬撃兵装。装備位置が腰のジェットスラスターサイドアーマー内になった以外は以前と同じで射撃・斬撃をスムーズに行える。

 

・ジェットスラスターサイドアーマー

 サイドアーマーを構成するスラスター内蔵の装甲。レドルのアレク機で使用していたジェットブースターと同じく、プレートジェットスラスターで推力を調整し、機体に更なる機動性を与える。

 

・腕部アームガード内蔵式ガトリング

 機体腕部に格納される3連装ガトリング砲。実弾で連射性は高い。弾数は片側30発

 武装モデルは機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争のガンダムNT-1アレックスのガトリング砲。

 

・ビームコーティングシステム搭載増加アーマー

 機体の肩部・胸部・腰部・脚部膝ユニットに装備される、ビームコーティングシステムの為のコーティング剤を内蔵したアーマー。噴射口はクリスタルパーツが使われており、その色の変色によってコーティング剤の残りが把握できるようになっている。

 残量の減りの色は青→黄→赤となっていて、完全にゼロになった時は発色を停止させられる他、装甲自体のパージも可能。増加装甲自体も堅牢な作りとなっており、また装甲下の部分にもコーティング剤を塗布できる。

 

・バインダーバックパック

 機体背部のバックパックユニット。後方に伸びた形状のアームユニット接続部位の推進器と、2本のアームで接続された2つのバーニア付きバインダーシールドで構成されている。

 バックパック自体の推進器だけでも十分なスピードが期待できるが、後述するバインダーシールドと合わせてシュバルトゼロガンダム[ハイブリット]と互角以上の機動戦を行うことが出来る。

 バックパック基部の形状はデスティニーガンダムの物に近い。アームユニットは大小のブロック形状の物を2基ずつ、関節部同士で接続している。

 

・フルバーニアン・バインダーシールド

 機体背部のアームユニットに2基装着される推進装置付きシールド。シールド両側と中央装甲下にバーニアを内蔵しており、最大稼働時には中央装甲カバーが開き、加速形態となる。

 シールド自体に武装は無いが、シールド裏側には近接戦闘用の実体剣「ブレード・エッジ」が備わっており、手持ち武装として使用できるほか、背部から分離して手持ちのシールドとしても使用可能。加えてアーム自体の稼働で前方に向けて防御出来る。

 シールドのモデルは形状としては機動戦士ガンダムの外伝系に出てくるジム・スナイパーⅡの曲面シールド。上下逆に装備し、上となった青色の部分が開閉するイメージ。

 

・ブレード・エッジ

 シールド裏に装備される細身の実体剣。重量はそこそこで、敵の関節部など構造的にもろい部分を攻撃するための兵装。4本装備される。

 ビームコーティング散布状態ではこちらが主兵装となる。柄尻を合わせることでツインランスとして使用可能。

 武装形状と機能としては機動戦士ガンダムSEEDASTRAYシリーズのゴールドフレーム天のツムハノタチに近い。

 

・パイルバンカー付きシールド

 ガンダムとの戦闘後、新たに左腕に装備することとなった実体シールド。杭打ち機構を備えたシールドとなっており、攻撃と防御を粉うことが出来る。

 この武装が新たに装備された背景としては、ガンダムとの戦闘時に背部スラスターシールドはシールドとして使うよりも背面防御や推力増加に使用した方が効果的ではというアレクからの意見を盛り込んだ結果によるもの。

 武装の外観モデルは機動戦士ガンダムSEEDのストライク系列のシールド。シールド下部の突起部分がバンカーとなっているイメージである。

 

 

士「以上が、ドラグーナ・アレキサンドルとなります。1万字超えたよ/(^o^)\ナンテコッタイ」

 

ネイ「まぁ、ガンダムの紹介だけで7千字くらい行ってますからね……しかもこの2機、第2章の主役機とも言えますから」

 

グリーフィア「必要情報が多いのね。仕方ないんじゃない?」

 

士「分けるとなると中編も作らなきゃだったし、それなら前後編にしちゃえって量だったからね。さて、というわけで今回はここまで。ですがこの後用語・設定集を投稿する予定なので、そちらも読んでくださると幸いです」

 

グリーフィア「それじゃあ、また次回ね~。次章も括目しなさ~い♪」

 




以上で今回の黒の館DN終了となります。この後さらに用語設定集も公開しますが、そちらではあとがきなど特に書くつもりはないのでここで色々書きます(´・ω・`)

第3章では2章最後に登場した白いガンダム、「ヴァイスインフィニットガンダム」との対決となります。そこで遂に主人公元とジャンヌ、2人の関係、そして過去についても焦点が当てられます。

ジャンヌ「元さんの方は今までにも何度か焦点が当てられていましたよね……」

レイ「うんうん、何せプロローグの最初っから触れられていたくらいだもんね」

ネイ「幼馴染が亡くなったんでしたっけ……。ジャンヌさんも、確かEPISODE3から進路について憂鬱だったみたいですし」

グリーフィア「んー、ここでそれを同時に取り上げるってことは、つまり2人の過去は繋がってる!とか?(笑)」

ネイ「そ、それはないんじゃ……」

貴様……なぜそれを……( ゚Д゚)

レイ「藤和木、藤和木、貴様ってなっちゃってる!」

ジャンヌ「いや、それだとなんで繋がっているんですか……」

グリーフィア「ノリよ、ノリ!で、本当にどうなっているのかしら?」

流石にないよ、それは(;・∀・)まぁその次がLEVEL1の最終章になるからね。そのための布石みたいなものだよ。

レイ「え!もう最終章なの!?」

グリーフィア「それは驚きだわ」

ネイ「LEVEL1ってことなので、前作における次元変更みたいなものでしょうか?」

そうだね。まだくわしくは言わないけど、そんな感じ。

ジャンヌ「意外と進みが早いですよね。前作に比べると」

そうでもないよ。第3章と第4章結構ボリュームある予定だから。何せカギとなるガンダム同士の対決に、LEVELのタイトルの「異世界の戦争」が舞台になるからね(´っ・ω・)っ

レイ「異世界戦争編ってそういうこと!?」

ネイ「えぇ……」

そういうことさ(*´ω`)それじゃ今回はここまで!

グリーフィア「設定集もよろしくね~♪」

ジャンヌ「次章もよろしくお願いしますっ」
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