機動戦士ガンダムDN   作:藤和木 士

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用語設定集になります。

作者がこれは必要、および読者に知ってほしいと思った言葉についてまとめています。

あまりないかと思いますが、もし劇中のこれについて分からない!とあれば言ってくださればここか、次の用語設定に書く予定です。

ではどうぞ。


機動戦士ガンダムDN 用語設定集

 

 

 

◆軍隊の単位(おおよそ)

 

 主にMSの部隊人数についての呼称を記す。なおドラグディア、マキナスで戦力数を示す人数の単位は変わらない。ちなみにMSは機械であるが、人物サイズの機動兵器であることから、構成人数は現実の陸軍と空軍の部隊構成を掛け合わせている。

 

・班

1個あたり、およそMS2機から8機。最低人数で組まれる部隊となる。なお3個分隊になると、ほぼ自動的に小隊と同じ扱いとなる。

基本的にMS少尉からMS下士官が隊長となる。

 

・小隊

 1個当たり、およそMS8機から30機で構成される。中隊・大隊が複数の小隊に分かれる場合あり。いくつか(大抵は2つ)の小隊を集めて、母艦に収容されることがほとんど。なお母艦は小型のものが1隻から3隻である。

基本的にMS大尉から中尉が隊長となるが、少尉や最悪下士官が務める場合もある。

 

・中隊

 1個当たり、およそMS30機から60機で構成される。大隊が分かれてこれになるということは少ないが、代わりに小隊を集めて中隊を結成することはそれなりにある。母艦も大型の1隻でまとまる場合もあれば、2隻以上に分かれる場合もある。

 基本的にMS少佐からMS大佐がこの指揮にあたる。この規模となると小隊の規模に分かれて複数の小隊長が存在する場合もある。

 

・大隊

 1個当たり、およそMS60機から100機で構成される。大抵はいくつかの小隊が集まって大隊を結成するという方法が取られている。更に空中艦も1艦隊を成すほどの数になる。大体の数では3~6隻ほどである。

 指揮官には少将からMS大佐が当たる。ただし二つ名持ちであるガンドは少佐でありながらこの規模の部隊を指揮する場合もある。更にそれぞれのエリアに分け、個別の部隊長を決めるなど、指揮系統も洗練されるようになる。

 

・連隊

 1個当たり、およそ100機から200機のMSで構成される。ここまで来ると国家戦争としては現在の時代でも大きな騒乱の1つとして認知されるようになる。

 指揮官には中将から少将が当たる。艦艇からの指揮がほとんどであるが、三竜将などは前線指揮も行う。そのためMS指揮官の乗艦する艦の艦長も指揮権を持つ。

 

・旅団

 1個当たり、200機以上のMSからなる想定されるMS運用規模の限界。歴史に載るほどの戦乱はこの規模が大半を占める。

 指揮官は大将、もしくは総司令官が務める。参加艦艇の数は、ゆうに20隻を超える。

 

・軍隊

 全国家兵力をまとめた総称。部隊と言うより、国家同士の最終決戦の部隊配置を便宜上名付けたもの。現状でこれほどの戦力で戦ったのは、歴史上でも創世記最終盤でのみとされている。

 もし次にこれほどの規模の戦争があった場合、長きにわたる戦争が全て終結した時であると言われているほどである。

 指揮官というより、総大将は国家元首である。国同士の戦いであるため、当然とも言える。

 

 

 

◆二つ名について

 

 劇中では何人か軍隊の中で二つ名を持つ兵士がいる。この二つ名は所謂特権階級の証として作中世界では機能している。単純な例を挙げるなら、ガンドが少佐でありながらその階級範囲以上の部隊の指揮を行えることが例として挙げられる。

 可視化するなら、二つ名は大体2つ上の階級とほぼ同じ扱いを受けることと同義である。もっと分かりやすく言うなら勲章のようなものである。

この制度は特殊な判定がされており、本人が望めばその二つ名を消費し、本当に2階級上の階級を得ることも可能。特に三竜将のリリーは以前に「猛き白百合」という二つ名を持っており、それを消費して准将の階級を得ている(つまり、本来は中佐付近であった)。

 他にもガンドの場合は家への特別手当などを受けており、三姉妹がいながら元の分の授業料を捻出出来たのもこの制度によるところがある。

これらの制度はマキナスでも採用されており、多少の差異はあれど同じ制度となっている。

 

 

◆サークノ・レ・ファイ大陸

 

 第1部の舞台となる世界マキナ・ドランディアにある大陸。救世主ガンダムから授かった竜の力を持つ竜人族の最大国家「ドラグディア」と機械の力を持つ機人族の最大国家「マキナス」がそれぞれ争っている。

形状は劇中では真ん中と両端でくっついた形状と記しているが、簡単に言えば「φ」の文字の形状である。名称もそれにちなんでいる。

 

 

◆ドラグディア

 竜人族最大の国家。サークノ・レ・ファイ大陸の東側半分が領土となっている。首都はフリュウ州セント・ニーベリュング市。国の象徴は機械竜「クリムゾン・ドラゴニアス」。

 12名家と呼ばれる家が存在しており、彼らはかつて創世記以後戦争で衰退した国内を12人の兄弟全員でそれぞれの分野で立て直したという逸話から国から特別支援を受けることのできる特権階級である。

 

◆竜人族

 救世主ガンダムの引き連れた機械竜「ジャッジメンター・マキナウス・ドラゴン」より竜の力を受け取り、発展してきた種族。かつては竜の特徴が色濃く出たトカゲ人間のような人種であったが、現在は本来の姿であった人間の姿に近い外見をしている。

 魔術を行使する種族でもあり、DNジェネレーターは彼らの儀式を行って生成がなされる。そのほか元々がトカゲに近いドラゴンであるためか、種族全体が寒さに弱く、防寒具は必須である。そのほか竜人としての特徴が色濃く残る「古竜人族」と呼ばれる種族もおり彼らは差別を受けることが多い。

 

◆12名家

 ドラグディアに存在する、かつてドラグディアの国政を立て直したとされる12の家の総称。

 元々は1つの家に12人兄弟が生まれた際、誰が家の名を継ぐかで争ったが、争いの内容は誰が一番国に貢献するかであり、全員真摯に取り組んだことで経済・軍事が立ち直り、最終的に国民全員から感謝を受けた。そして兄弟たちは和解し、最終的に家の名は一番それぞれの家に貢献した次男が引き継ぎ、他11人もそれぞれの新たな家の代表として就いたのが12名家となった経緯である。

 本来の家の名はフリード家(次男・担当…軍事)であり、後はリントヴルン家(長男・芸能)、ロード家(三男・政治)、アポロニア家(四男・魔術)、アマティラス家(五男・祭事)、スターレイ家(六男・教育)、ファーフニル家(七男・詩)、ガシュラ家(八男・食文化)、フィニル家(九男・観光業)、バンウル家(十男・警察)、ブラン家(十一男・歴史)、そしてカタシュ家(十二男・法)である。そのほかフリード家には分家としてライン家が存在する。

 名前に関しては元ネタがあるものの、いずれも判別は難しい。バトルスピリッツに関係している事だけは明記しておく。

 

 

◆聖トゥインクル学園

 元やジャンヌ達が通う小中高大一貫校。所謂貴族のご息女向けの学校だが、民間人も今日ことが出来る学校である。元々は詩巫女の養成を目的とした教育機関であり、12名家のスターレイ家が直接運営している。

 それぞれの学校で生徒会長などがおり、集会もそれぞれの学校に分かれて行われることがほとんど。また高等部から志望する学科によってクラスが分かれる。現状判明しているのは詩巫女養成科とマネージメント科であるが、普通科も含めいくつかが存在している。

 詩巫女を志望する者達への厚遇が一番の特徴であり、校内には詩巫女の発祥の地を所有し、それに合わせた行事も行われている。また敷地内には脱出のための隠し通路があり、政府が育成を望む者達を擁立する学園を色濃く反映した設備となっている。

 

 

◆マキナス

 機人族の最大国家。自然との調和を主としたドラグディアと比べ、近代化が進められている(草木が無いわけではない)。首都はラグナ・リーン州ユグトラン市。国の象徴は生きる戦艦「マギア・マキナス」。

 かつては皇帝が支配する帝国国家であったが、106年前に皇帝を打倒した新政権が樹立。以後効率を重視した洗脳政治が行われている。

 

 

◆機人族

 救世主ガンダムの引き連れていた機械竜「ジャッジメンター・マキナウス・ドラゴン」から機械の力を受け継いだ種族。当初は如何にもロボットと呼べる外見で、子孫ではなくメモリーを新たな体に移して時代を生きてきた。しかし今のような人工ナノマシン皮膚と精錬された血管チューブにより自らのパーツを使用・再生成などで母体から子孫が生まれるようになった。

 機械を使うだけあってMSの技術もドラグディアより高く、DNジェネレーターも機械的に生産が出来る。

 種族としてはほとんどが人工ナノマシン皮膚で覆われた進化元である人間に近い姿だが、古竜人族と同じように、ロボットじみた体を未だ持つ古機人族もいる。ワルトが良い例である。

 

 

◆マキナリアス皇帝一族

 マキナスをかつて治めていた血筋。機人族を発展させてきた国のトップであったが、106年前のクーデターで当時の皇帝が殺害。その子供も行方不明となった。だが噂によると今も子孫が生きていると言われており、復讐を誓っているとも噂されている。

 なおクーデターの原因は、一族独占状態を許せなかった、という説が最有力。

 

 

◆ディメンションノイズ

 マキナ・ドランディアとその周囲に広がる世界を構成しているとされている次元構成物質。MSの動力源としても使われており、この物質もまたガンダムからもたらされたと言われている。現時点では赤い色の粒子が普及しているが、創世記時代のMS、現代ではガンダムだけが本来の色に近い高濃度DNである蒼いものを放出する。

 モデルは機動戦士ガンダム00のGN粒子。

 

 

◆DNジェネレーター

 MSの主動力機関。ドラグディア、マキナス双方で製作されている、円柱形の動力機関。ただし製作法は違っており、更に製作法によってジェネレーターの特徴も違う。具体的に言うと、マキナスの物は出力がまんべんなく同じで、量産性に向いており、ドラグディアの物は出力が個々に違っており、リミッターを掛けて出せる出力を均一化している。他にもドラグディアの方は感情によって出力が向上しやすくなっており、一発逆転を期する構成となっている。

 そしてガンダムの物はツインジェネレーターシステムと呼ばれるエネルギー生成量増加システムを備えており、完成度も通常のDNジェネレーターよりも高い。

 空中艦に搭載する大型、あるいは連結タイプも存在している。

 モデルはGN粒子の発生元であるGNドライヴ。

 

 

◆機竜創世記

 マキナ・ドランディアに伝わる、竜人族と機人族の誕生と国家の繁栄、そして没落を描いた古文書。書によれば争い続けていた2つの人間の陣営の前に「救世主ガンダム」と呼ばれるMSが出現。争いを止め彼らに竜と機械、それぞれの力を分け与えて繁栄をもたらした。しかし、発展していく科学力が再び戦争を起こし、救世主へ敵対。結果救世主は去り、戦乱は果てしなく続き当時のドラグディアとマキナスは限界まで疲弊していったとされている。また詩巫女や奏女官の誕生もこの時期からとされている。

 

 

◆救世主「ガンダム」

 マキナ・ドランディアの始まりを作ったと言われる、機動兵器とその装依者を指すと言われる名称。マキナ・ドランディアでは「救世主」の読みに「ガンダム」と当てる場合もある。

 かつてその圧倒的な力で戦争を止め、それぞれの種族を発展させたとされているが、最終的に両国家の争いに見かねてこの次元を去ったと言われている。ちなみにガンダムと呼ばれる機体は両国家共に別で存在していたらしく、争いもそのガンダムが主軸であった。更に元のシュバルトゼロガンダムも現在はそのうちの1機だったのではと言われている。ちなみにガンダムの一連の物語を描いたとされる名画「終誕の日」と呼ばれる絵画が、マキナスの首都の美術館に存在する。

 

 

 

 

◆始動機(スターター)

 この世界におけるモビルスーツに搭乗、もとい憑依(装依)するために必要な、ベルト型装依装置。形状は所属する組織などによって細部が異なるが、原型となる形状は四角いボックス状のユニットである。

 構成としては装依装置本体と、正面の機体認証用キー(ロックリリーサー)装填部、そして装置上部の装依ボタンから成る。ガンダムの物になると、更にボックスの右手側側面にセレクトスーツカード用の装填スリットが存在する。

 現状はドラグディアのMS用スターターの「ドラグ・スターター」と、マキナスのMS用スターター「マキナ・スターター」、シュバルトゼロガンダム専用の「ゼロ・スターター」と、第2章ラストで登場した白いガンダムの「インフィニット・スターター」が登場している。

 装置の発想としては仮面ライダーの変身ベルトがモチーフ。特に形状とセレクトスーツカード装填は仮面ライダーゼロノスのゼロノスベルトから、機体認証用キーの装填は仮面ライダーゴーストのゴーストドライバーの眼魂装填法から、そして装依ボタンは仮面ライダージオウのジクウドライバーの中央回転用ボタンから着想を得て、アクションも意識している。

 

 

◆サブフライトシステム代わりのドラゴンについて

 ドラグディアではMSのサブフライトシステムとしてドラゴンを運用する場合がある。無論それら以外にも移動の為にドラゴンを使う場合もあり、騎乗する場面は多いのだが、それらに関して大きさの制限がある。

 具体的に言うなら、全長8メートル前後までが軍での運用できるドラゴンの大きさである。これ以上となると、空中艦に入れる際に規定数でも不具合が生じる(航続力が落ちる、といった具合)。そのためこのラインを「アーミードラゴン規定値」と呼ばれる。

 ただし、これらはドラゴンを空中艦含めて運用する場合の話であり、サランディーネ家が輩出している砲撃用のサラマンダードラゴンなどは、艦に入れる必要が無い(というより入らない)ので、15メートル級でありながら軍へと所属している。またクリムゾン・ドラゴニアスは全長約30メートルという巨体であるとされているが、それもまたアーミードラゴン規定値を大きく超えているものの、運用に問題ないことから戦争に徴用されていた。

 

◆カーボンの強度・種類について

 マキナ・ドランディアのMSに用いられる装甲は、以下の通りとなっている。

 

・ジン・カーボン

 一般的なMSに採用される装甲。強度と重量も一般的で、ほとんどのMSはこのジン・カーボンとなっている。

 名称モデルは銀から。酒のラベルに付く時の名称を参考にしている。ちなみにこの知識の仕入れ元は某小学生名探偵の映画から。

 

・アイオン・カーボン

 ジン・カーボンより強度を高め、かつ重量はほぼそのままとなった装甲。一般的に専用MSはこのアイオン・カーボンが用いられるのが通常とされる、所謂高級部材。

 名称は鉄の英語名称「アイアン」をもじったもの。

 

・メタル・カーボン

 アイオン・カーボンより更に強度を向上させ、重量も増した装甲部材。主にシールドなどの装甲に部分的に使用されているのがほとんどで、全身をこれで覆った機体はいない。

 

・プラティリィ・カーボン

 現状登場するMSではドラグーナ・ヴィーナスにのみ使用される装甲部材。早い話がプラスティックカーボンであり、軽さがウリの装甲。使用される際は機体全体にビームコーティングが施される。

 名称はプラスティックから。イメージとしては機動戦士ガンダムSEEDシリーズのガンダムアストレイシリーズ発砲金属装甲。

 

・プランチ・カーボン

 プラティリィ・カーボンに迫る軽さでありながら、ジン・カーボン並みの耐久性を誇る装甲部材。軽さと固さをある程度両立しており、高級部材の1つ。現在登場するMSではドラグーナ・リリィのみが有する。

 名称は貴金属のプラチナから。

 

・DNフェイズカーボン

 他の部材とは一線を画する部材で、ドラグディア・マキナス双方の国家元首機と最高指揮官専用機、そしてガンダムにしか採用されていない装甲部材。重量はアイオン・カーボンとほぼ同等。

 DNを流し込むことで硬度を高めると共に、機体の色を変色させる。設定できる色は流し込むDN量次第で無限にあり、特に白と黒を安定運用できるのは高純度DNを生産可能なガンダムしかいない。現在装備によって色を自動的に変更するフェイズカーボンの運用が提唱され始めている。

 名称モデルは機動戦士ガンダムSEEDシリーズのPS装甲。

 

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