後編はシュバルトゼロガンダムの同型兄弟機、ヴァイスインフィニットガンダムの紹介になります。武装も似通った、しかし現代に合わせてチューンナップされたヴァイスインフィニットガンダムですが、実は本編登場時にはまだ武装をすべて使ったわけではありません。
そこら辺は後々に出していくことになると思われますので、続く投稿話をお楽しみに。
それでは本編へ!
士「後半始めて行くよー藤和木 士です!」
レイ「今回は後半担当~!レイ・オーバだよっ」
ジャンヌ「アシスタントのジャンヌ・ドラニエスです。今回はヴァイスインフィニットガンダムの紹介ですね」
士「そう!白いガンダム!ヴァイスインフィニットの紹介だ!文字数多いのでもう紹介に入っていくよーどうぞ!」
形式番号 DNGX-XX000-WI
ヴァイスインフィニットガンダム
機体解説
・ディーナ・リントヴルンが装依する白銀の「ガンダム」。元の装依するシュバルトゼロガンダム(以下SZG)とは色も真反対のガンダムで、装甲の形状も改修前のSZGと似通っている。
武装なども類似しているものがほとんどだが、明確にSZGを意識していないのは、頭部形状と背部バックパックである。これらは専用の機構と、目的の違いから導入されているとされる。
本機の戦闘コンセプトは「指揮官機としての頂点」であり、SZGが「単機による戦場支配」とは真逆の、集団戦闘を意識している。頭部とバックパックの変更も通信範囲拡大のための頭部アンテナ強化と、士気高揚と威嚇による味方の戦闘への補助を行うとされている。
もちろん、ガンダムの名に違わず、単機での戦闘能力は伊達ではなくパイロットの戦闘能力、そしてガンダムに共通する後述の特殊システムと相まってSZGとの初戦では完全に沈黙させるまでの戦闘能力を発揮している。
また本機の運用によって明らかになった「エンゲージシステム」はサブパイロットとして取り込んだ人物と力を合わせることで、ガンダムの性能を最適化し、更なる力を得ることが出来るようになっている。
なお、本機もまたSZGと同時期に運用された、創世記時代の遺物ではあるが、本機の場合初戦闘時に襲撃したマキナスの基地で素材を強奪しそれを元に修復したため戦闘能力の低下は一切見られない(同時にエクセラ基地はガンダムを襲撃する以前から、このガンダムに修復材料確保を狙われていたことになる。むしろ今回の侵攻がこのガンダムの襲撃を容易にしてしまった)。なお修復作業はSZGタイプ0が修復に利用していたヴァイスインフィニット・ビレフト用装甲内で行われた。
機体モデルはSZG(タイプ0)をベースに、頭部をジャスティスガンダム、背部バックパックをシナンジュから参考に頂いているイメージ。
【機能】
・DNフェイズカーボン
SZGと同じ、DNの浸透による機体剛性強化装甲。マキナス側でも旧皇帝機や現国家元首機に採用されている。
本機の場合白にカラーリングされる様に設定されている。これは高濃度DNによって設定できる色の1つであるが、特別クラスの機体でもこちらの色は設定が可能(というより、どちらも設定は可能だが、色の維持がやや困難で、安定した運用にはガンダムなどの高濃度DN運用機に限られる、というのが真実)。
機体を修復した際にこれら機能も復活させていることになるが、問題は修復に必要なDNフェイズカーボンがどうしてエクセラ基地に搬入されていたかと言うことである。DNフェイズカーボンは本来国か軍事のトップの許可で搬入される資材であり、SZGの場合グランツによって確保されたが、今回の場合はなぜ前線基地であるエクセラ基地に資材が搬入されていたのか不明である(一説によれば、同時期他の基地にも本来配備されない資材が搬入された報告がマキナス軍部にあり、何かが水面下で動いている可能性もある)。
・ツインジェネレーターシステム
創世記のガンダムに搭載される、高濃度DNを確保するためのジェネレーター特殊運用システム。概ねSZGと大差なく、リム・クリスタルも稼働可能状態ものが搭載されている。
・DNLコントロールユニット
創世記のガンダムに搭載される特殊脳波コントロールシステム。腹部に主機を搭載している。
DNLとは「ディメンションノイズ・リーダー」の略称であり、この特殊脳波を操ることのできる人間の事を指す。ただし現時点ではそれが分かっているのみで、それがどういうものなのかは不明。
特殊脳波を用いて機体の挙動をサポートする他、遠隔操作端末を運用することも可能。SZGのものは当初壊れていたが、本機の物は破損していなかった様子。
・DNL直結式フレーム「ユグドラシルフレーム」
創世記のガンダムが機体に持つ、青白く光るフレーム。機体全体を構成しており、その強度は装甲よりも硬い。
DNLコントロールユニットを補助するとされてきたが、実際は逆で、フレーム自体にDNLコントロールユニットをミクロレベルで配置。それらの並列駆動で主機を上回る特殊脳波演算処理を行う。ちなみに今までの戦闘で元の方も破損していなかったため特に指摘されなかったが、ユグドラシルフレームの素材は竜の死骸に高純度DNを放出し続け、結晶化したものを再構成して造られている。つまり現在でも作ることは可能(ただし今まで高純度DNを取り出す方法が復活していなかったため、ガンダムありきだが)。
モデルは無論宇宙世紀シリーズのニュータイプ専用MSに装備されたサイコフレーム。前作に登場したノイズドエナジーフレーム系列と同じモデル元であり、この設定は物語を構成する要素として最初から設定していた。
・ELACSシステム
ガンダムのジェネレーターに搭載される、出力リミッター解除機構。本機もまた「ガンダム」であることから搭載し、劇中ではSZGとのELACSシステム機同士による激突を繰り広げる。
ちなみにELACSシステム起動時の発色は機体間で変わることはなく、胸部プロジェクション・クリスタルの紅一点も変わらずのままである。また本機の場合後述するエンゲージシステムの恩恵で稼働限界時間を伸ばしている。
・エンゲージシステム
ガンダムにのみ搭載される、特殊サブパイロット同乗システム。特殊な認証を行ったサブパイロットを機体に取り込み、機体の演算処理、ジェネレーターの微調整などを行わせる。
これらは本来機体が自動で行っている事でもあるが、サブパイロットの脳も演算処理に利用することで機体の挙動を微細に調整し、最適な稼働を行うことが可能である。
これらのシステムは本来ジェネレーターの駆動が不安定なツインジェネレーターシステム搭載のガンダムを補助する為に取り付けられたものであり、現代に稼働する機体にはほぼ継承がされていない(継承されているに近いのは、詩巫女(もしくは奏女官)と国の象徴との連携)機能であり、ガンダムだけに課せられる最大稼働に必要な条件の1つに数えられる。
本機の場合、レイア・スターライト取り込み後から使用し、レイアを機体の部品の様に酷使している(これは無理矢理従わせているためであり、本来の運用ならばここまで疲弊することはない)。しかし、これもまた本来の形で運用できているとは言えず、カードへの取り込みがその証拠である。それにも関わらずSZGをエラクス状態で圧倒する力を発揮しているのは、脅威としか言えないだろう。
システムのモデルは名称をバディ・コンプレックスのカップリングシステムから取っているが、システムの内容は機動戦士ガンダム00の00ライザーに搭載されたライザーシステムの調整に近い。
・DNウォール
SZG[ハイブリット]にて使用されていた、DNを定位置に集中展開して形成する防御兵装。
本機の場合はシールドに外付けした発生器から形成する。外装式であるため、被弾率は本来高いが、ガンダム持ち前の機動力でそれを帳消しにしている。
・軍団指揮統制用センサー「Gの箱舟《G-Arc》」
頭部に備えられる、一際大きく空に向かって伸びるヴァイスインフィニットガンダム専用のセンサー。このアンテナ1つで300機ものMSとのデータリンクを確立する。軍団指揮における最大感度のセンサーであり、通信不良の状況でも通常のアンテナと同じだけの通信感度を得ることが出来る。
しかし、本機能の最大の特徴は数十機に絞ったMSそのもののコントロールであり、かつては専用の無人MS「G-ヴァイス」を率いて戦場を駆け抜けたとされている。「G-ヴァイス」が全機損失となっているため、現代では使用しない。代わりに当初は遠隔操作リング状兵器「ドレイク・リング」の操作に用いている。
システムのモデルは機動新世紀ガンダムXのガンダムが持つフラッシュシステム。無人MSはビットモビルスーツから発想を得ている。
【武装】
・ビームサーベル
SZGタイプ0が持っていたものと同型のビームサーベル。腕部内部に通常型1本ずつと、背部ウイングスラスターに強化版1本ずつを内蔵する。
・ブレードガン
SZGタイプ0も装備していた銃剣。サイドアーマーに1丁ずつ装備する。こちらは修復した際に出力を向上させ、ブレードガン・ニューに迫る性能を発揮できるようになっている。
・スラスターキャノン
機体のサイドアーマーを構成する武装。SZGタイプ0と同じだが、こちらは既に修復されており、出力は現代のビームキャノンを超える。更に通常出力から更に威力の増した「ブーストモード」があり、ブレードガンマウント時の威力はマキナスのマキュラ級の主砲と同出力以上となっている。
前作SSRのSZG・ゴッドクロスのAN高純化射撃兵装「オーディン」がモデルであり、更にその元はエクストリームガンダムTYPEレオスⅡVsの高純化射撃兵装「エクリプス」である。
・Dフィスト・イレイザーロスト
現SZGにも装備される。腕部のDN圧縮解放デバイス。元々はSZGタイプ0にも破損しながらも装備されていたため、本機にも装備されている。
元々装備していたものを修復したためか、出力は現在のSZGに劣るが、現在のSZGにない元来の機能の一つ「インパクト・ブレイク」が使用可能となっている。これは腕部に格納したビームサーベルの柄をエネルギータンクに見立ててDNをチャージし、攻撃の瞬間にこれを圧縮解放することでビーム、もしくは打撃攻撃の貫通力を向上させる機能である。この機能は強力だが安定性に欠けるため、改修時にSZGの機能から外された機能となっている。
武装モデルはSZGのものと同じく、デスティニーガンダムのパルマ・フィオキーナ。インパクト・ブレイクはSSRにも登場した、魔法少女リリカルなのはシリーズのカートリッジシステムがベースの同名システムをベースに弾切れの概念を事実上なくしたもの。
・ロングビームランチャー
マキナスで開発されたマキナート・バスターのタンクゴーストとセットで装備されていた長距離射程ビーム砲。基地襲撃時に配備されていた機体から奪取して使用する。不使用時は腰背部に増設したコネクタで保持する。
タンクゴーストは装備していないが、ガンダムの余りある出力により、タンクゴーストの圧縮エネルギータンク無しで高出力を連射することが出来る。
形状モデルは持ち手を機動戦士ガンダムAGEのガンダムAGE3オービタルのシグマシスロングキャノン、砲身は逆襲のシャア・ベルトーチカチルドレンのHi-νガンダムのハイパーメガビームランチャーをイメージしている。
・マキナス・シールド改
マキナスのMSのシールドを元に、ヴァイスインフィニットガンダム側が改造したシールド。左腕に装備している。
ランチャーと同じくマキナート・バスターのシールドをベースとしており、クロー展開を行った後の開閉部にビームキャノンを新たに2門追加。裏面にはビームキャノン用のエネルギータンクを、加えて外装式のDNウォール発生器(自作)を装備し、DNウォールを使用可能としている。
・ハイマニューバウイングスラスター「WINGΣ-PROTOⅠ」
本機の背部に装着される、特徴的な翼形状のスラスターユニット。猛禽類を思わせるウイングスラスターを1対持ち、圧倒的な加速力を生み出す。バックパック下部にはDNのプロペラントタンクを装備しており、
通常状態でもSZG(タイプ0)の機動力を上回るが、翼をはためかせるように展開した「ハイマニューバモード」に移行することで、その機動力は他の追随を許さない程の性能を見せる。
ちなみに名称がSZGタイプ0のウエポンウイングユニットと酷似しているが、これはウイングそのものが当時の換装兵装であったためであり、現在のSZGとも互換性がある(ただしSZGリペアが装備するウイングはドラグディアの規格に合わせたものであるため、ヴァイスインフィニットにそのまま装備することは不可能。SZGには増設コネクタを元々のコネクタに装備して接続できるようにしているのでそれらパーツがあれば可能)。
SZGのウイングと同じくウイングスラスター側面には形状の異なる遠隔操作端末「フェザーファンネル」を装備する。
武装モデルはシナンジュの背部ウイングスラスター。フェザーファンネルを装備する以外はシナンジュの物とよく似ている。ハイマニューバモードもシナンジュの高機動形態を意識している。
・フェザーファンネル
ウイングスラスター側面に片側6基の計12基が装備される、遠隔操作端末。SZGタイプ0が装備していたフェザー・フィンファンネルの発展元であるが、単純な突撃攻撃に絞っているため、扱いやすさはこちらが勝る。またウイングに接続している間は増加スラスターとして機能する。
攻撃方法としては羽の付け根に当たる部分にビームサーベルを生成し、それで突撃。あるいは付け根自体も鋭利なためそのまま貫く、と2パターンの突撃攻撃となる。
DNフェイズカーボンで形成されているので、耐弾性能があり緊急時は重ね合わせて防御することも可能(当然ダメージはかなりあると思っていいので、その面での使いこなす難易度は高い)。
武装モデルは機動戦士クロスボーンガンダムのインプルール・コルニグスの同名武器。形状はシナンジュのウイングに合わせた形状となっているので、あまり似ていない。
・
機体ウイング側面に1丁装備される、ヴァイスインフィニットガンダム専用のビームライフル。長銃身のビームライフルと、銃身下部のコネクタに装備する武装群を含めた運用機関を指す。
SZGも本来使用していたビームライフルであり、スタートも本来こちらを主兵装に選択するつもりだったが、銃身の長さから元が扱いきれないと判断し断念していた。こちらでは長い銃身を物ともせず運用している。
銃身下部に装備する武装はグレネードランチャー、ランサーガンの2つで、それぞれの兵装は反対側のウイング側面に装備される。必要に応じて取り出し、装備する。
武装モデルはシナンジュのビームライフル。グレネードランチャーもそのままだが、ランサーガンのみほぼオリジナル。
・ドレイク・リング
学校での初登場時に従えていた遠隔操作端末。リング状の形状をしており、普段はDNジェネレーター付きのコンテナ内に格納される。4つのリングが存在している。
必要時にコンテナから射出され、敵をDNプロテクションでリング内へと閉じ込める。リングは可変式であり、2つを合わせて大きなリングを作ることも可能(その際リングはいくつかのパーツに別れて合体する)。円の中に捕らえると中の対象にリングに備わった装置から電撃を放ち、感電させる。攻撃方法はこれのみであり、どちらかと言えば対人用兵装に近い。
実際本兵装の運用は人質として捕らえたジャンヌ達の捕獲のみであり、その後は駆け付けたケルツァート隊の機体に破壊され中の人質たちも救出されている。
士「以上がヴァイスインフィニットの紹介です」
ジャンヌ「あの趣味の悪い拘束リングも一応紹介に入るんですね」
士「ちょ、趣味悪いって言わないでよ!(゚Д゚;)そんなに駄目だった!?」
レイ「いやいや、絶対趣味悪いって。使い方も原因だけど、設定も対人兵器ってしてる辺り、人への運用しか考えていないって気満々で悪趣味。生身の女の子に電撃浴びせるってMS越しでも危ないっていうのにさー!」
士「(´・ω・`)よくご存じで……まぁ人質とガンダムをたき付けるのが目的だったから、威力も結構落としているんだけどね。プロットだとヴァイスインフィニットの雷撃系DNFを落として雷撃浴びせるっていう内容だったのをマイルドにしたつもりなんだけど……」
ジャンヌ「藤和木は一度電気ドッキリに引っかかればいいと思います!」
士「そこまでです!?( ゚Д゚)」
レイ「まー大分畜生野郎だから、元君がどうやって戦うのか、またはけちょんけちょんにしてくれるか楽しみだけどさっ!」
ジャンヌ「そうですね。元さんには是非派手なリベンジを見せてもらいたいものです!」
士「まだ眠りに落ちたままの主人公。過度な期待を受けてますなぁ(´-ω-`)さて、今回の黒の館DN、これにて閉館です」
レイ「やっぱり主人公が決めなくっちゃ!私モチーフの女の子が囚われているからっていうのもあるんだけどね!またねー」
今回もお読みいただきありがとうございます。黒の館DN、無事第6回も終了になります。
次回からは主人公元の過去について触れていく流れとなります。果たして、元の過去とは?
では次回も、
ジャンヌ「よろしくお願いしますね」