ネイ「アシスタントのネイです」
グリーフィア「アシスタントのグリーフィアよぉ♪作者君は何使ってたの?」
まぁ、サイバースを一応。昔はシンクロのやり方が???状態でしたが、今はバトスピで読解力鍛えられたのかルールは理解できるようになりましたね。ただスペルスピードが若干のあやふや残しているのと、コンマイ語は分からん( ゚Д゚)全体効果は選択していないはまだ遊戯王だからで分かるけどね。
グリーフィア「でもバトスピも最近バンダイ語みたいなの出来てきたじゃない。効果受けない効果を貫通する効果とか~」
リュキオースで大体は慣れたけどねぇ……(;´・ω・)次で効果受けないバーストを戻せるカードが出てくるみたいだから、頭ごっちゃごちゃになるよ……。
ネイ「次は何を組むんです?」
ほぼノヴァの為のカード集めになるかな_(:3 」∠)_さて今回はEPISODE61の公開です。
グリーフィア「元君対フォーンって構図だったわねぇ。前回の調整はなんのためのだったのかしらぁ~?」
ネイ「姉さん楽しそうだね……。これで元さんが負けたらジャンヌさんとのパートナー解消なのに」
さて、元かフォーン、勝つのはどちらなのか?かつての英雄が所望する物とは一体?それでは本編へ。
電脳空間で、機体各種の状況を確認する元。フルダイブタイプということもあり、特に操作性はガンダム装依時と何ら変わりはない。ただシュバルトゼロガンダム[リペアツヴァイ]はジャンヌとのエンゲージを前提として構成もされていた機体。ジャンヌのカバーがない分、少し扱いが難しいと考えるべきだろう。
昨日とは違ったスタイルで挑む戦いは、少々不安は残るもののある意味勉強になりそうだと思う傍ら、フォーンの機体を確認する。敵機体は黒と青、そこに白のラインが入った機体であり、ウイングパーツを備える姿はガンダムにも似ている。話によれば、あの機体はドラグーナ・バルムンク。ガンドが駆ったドラグーナ・ガンドヴァルの後継機にして、ヴァイスインフィニットとの対決時のサブプランとしてロールアウトした機体だという。もし元があのまま復讐に囚われていた場合、ヴァイスインフィニットを止めるのはこの機体だったのだという。
あり得たかもしれない未来。同じガンダムを討つ為に開発された機体が、電脳空間で向かい合わせに立つ。問題なくフルダイブ出来た元に、フォーンが試合開始を呼びかける。
「早速始めるぞ、ハジメ」
「フォーンさん……貴方は本当にお嬢様の護衛は自分では不足だと?」
改めてフォーンの考えを確かめる。挑発に乗ってここにいるとはいえ、何を思ってこんなことをするのかを確かめたかった。しかし、彼は気になる発言と共に、先程と同じ答えを返す。
「くどいな、ハジメ。俺はお前がジャンヌお嬢様を護れるのかを確かめるために今ここにいる。……あいつとの最後の約束を果たすために」
「あいつ……?」
『――――――それでは、決闘を開始します。戦闘、開始!』
フォーンの言葉が誰を指しているのか判断する前に、戦闘開始の合図が響く。同時にフォーンが左腕のシールドからブレードを展開し構える。反射的にこちらもライフルを構え、迎撃態勢に入る。
フォーンがこちらに向け加速を開始したタイミングで、ビームライフル・ゼロのトリガーを引いた。2連射で飛んでいくビームがフォーンに向かって伸びていく。直撃コースだがフォーンは避ける素振りを見せなかった。
ギリギリで避けるのか。元はそのように予想し、ならば避けたタイミングで仕掛けようとウイングからDNを放出し飛び立つ準備をした。ところがその予想を思わぬ形で裏切られる。
「フン!」
フォーンが一声と共にシールドの剣を振るう。振るった剣が元の機体から放ったビームを一刀両断にする。続けざまにもう一閃して二射目のビームも同じく斬り裂き、攻撃を防いだ。
切り払われたビームは2つに分かれてフォーンの後方に着弾して爆発を起こす。4つの爆発を背にそのまま元に向かって距離を詰める。思わぬ防御行動に元も対応が遅れる。
「ビームを切り払った!?何て動体視力だよ……っ!」
「遅いっ!」
貫こうとブレードが突き出される。間一髪肩のシールドで受け流す元。致命傷こそ避けたものの、逃がしまいとフォーンが右腕のシールドのようなパーツを懐に滑り込ませてくる。右腕のシールドの裏には2連ビームライフルの銃口が見えた。突きつけられて瞬時に危機を感じる。ライフルの先から光が瞬く。
が、またもやワンテンポの差で元は避ける。機体の軸をずらして脇下でからライフルのビームを逃がす。次弾発射までのタイムラグの間に銃身を踏みつけてそのまま距離を取った。遅れて再びライフルからビームが放たれるが、それを後ろ向きに回避していく。距離を取るために加速していく。
逃げる元に対し、フォーンが追いかける。シールドから放たれるビームライフルの弾丸を元は回避していく。反撃をしようとライフルを構えようとするが、一瞬の隙をフォーンは逃さず攻めてくる。ビームライフルの弾幕に圧倒され思うように攻撃できない。
(っ……導きの英雄って呼ばれていたのは、今から20年も前の話……だっていうのにこの技術は……!)
長い間MSを触っていないのなら、いくらフォーンと言っても実力はほぼ互角以下だと思い込んでいた元。しかし実際戦っている現状では現役の軍人であるはずの元が押されていた。実力だけならまだしも機体の方も同じだ。ドラグーナ・アレキサンドルと決闘した時よりも機体性能は格段に強化されているにも関わらず、バルムンクは確かにシュバルトゼロガンダム[リペアツヴァイ]に追いすがっていた。
実力差は思っていた程なく、むしろフォーンの方が上とも言える。機体性能もほぼ互角。となれば、後は瞬時の判断だ。逃げ続けても埒が明かないと元は思い切って反撃の一射を放とうとした。ところが、振り返った先にフォーンの機体は見えない。
「いない……!」
「せあっ!」
上方から響くフォーンの叫び声に視線を向ける。斜め上に飛び上がったバルムンクが脚部の装甲を前面に展開した。展開した装甲の先には砲身が見える。砲身から高圧縮されたビームの砲弾が放たれる。弾速の速いビーム弾はガンダムへと降り注ぐ。シュバルトゼロガンダムの機動性ならば避けることは容易いが、狙いが正確であり気を抜いていると当たりかねない。とはいえライフルからのビームが収まっているので、こちらにも反撃のタイミングは多い。ビームライフル・ゼロでバルムンクを狙い撃つ。
回避しながら放つ弾丸がフォーンのバルムンクに砲火された。フォーンは避けながらも弾撃をシールドで防御していく。先程と違い、ビームをシールドで防御する様子は元も違和感を抱く。押している、とは言い難い攻撃。何かを狙っていると思った時には既にフォーンが動く。
「シュート!」
「っ!!」
ウイングの上端がこちらに向けられたと思うと、その先端が伸びる。キャノン砲の砲塔へと姿を変えると、膝のキャノン砲とは明らかに出力の違うビームがシュバルトゼロガンダムに向けて放たれた。回避を試みる元だったが、直前に放たれたキャノン砲の弾丸にけん制され、ビームのすぐ脇をすり抜ける形となる。シールドの表面が焼け、更にライフルが飲み込まれて爆散する。
機体バランスをコントロールしようとする元に、フォーンが責めたててくる。左腕のシールドから再度ソードを展開して、振り回す。振り回し攻撃をシールドで防御するが、衝撃で更にバランスが崩れる。巡る視界。何とかバランスを取り直して反撃のビームマシンキャノンを掃射する。
ビームマシンキャノンが作り出す圧倒的弾幕量。避けるのも至難の業とも呼べるそれを、フォーンは滑る様に回避していく。再び構えられる大型ソード。対抗する形で元もブレードガン・ニューCを抜き放ち、ビームサーベルを展開した状態で衝突させた。衝突の余波で周囲の空気が震える。
ガンダムの出力を全開にしてバルムンクを弾き飛ばす。弾いたバルムンクに向け、再度ビームマシンキャノンを連射。加えてブレードガン・ニューCもガンモードに切り替えて殲滅射撃を行う。圧倒的な弾幕を生成するシュバルトゼロガンダム。これにもドラグーナ・バルムンクは対応して見せる。それどころか弾幕を避けながら、こちらに近づいてきている。元は弾幕を放ちけん制しながらブレードガン・ニューCをソードモードに切り替えた。その刀身に再びビームサーベルの光を収束させる。収束したブレードガン・ニューCを叩き切るほどの勢いで、フォーンのバルムンクが振り抜くシールドのブレードと接触させた。
接触したタイミングで、破砕音が響く。砕けたのはシュバルトゼロガンダムのブレードガン・ニューCの方だった。ブレードの刃が中程から折れてしまい、ビームサーベルの発振が停止する。剣として使い物にならなくなったブレードガン・ニューCを、元は辛うじて残っているガンに戻して連射する。加速力を生かして急速離脱していくフォーンの背に向かって放たれるが、バルムンクのバックパックが生み出す加速力に追いついていけない。更に推力を変換させてこちらに向き直ると、再びその剣を振りかざしてくる。
「またか!」
「はぁっ!」
二度目の斬撃を今度はビームサーベルの柄に接続したマキナ・ブレイカーⅡAで応戦する。ところがブレードの刃を受け止めたマキナ・ブレイカーⅡAは衝突の勢いに耐えられず、接続部付近で折れてしまう。ビームサーベルの柄は無事だったものの、折れた刃が頭部横をすれすれで吹っ飛ばされていく。
このままではまずい。突進力でこちらのペースをかき回されていた。流れを持っていかれたままでは戦闘を有利に進められる手を持っていても手出しのしようがない。エラクスを使う手もあったが、出来れば切り札としたかった元はウイングのファンネルを展開する。
ファンネルだけで追い詰めるには速度が足りない。だからこそ元はシュバルトゼロガンダムのビームマシンキャノンをフォーンに向けて放った。正面からのビームマシンキャノンの弾幕と、側面から来るフェザー・フィンファンネルのオールレンジ攻撃に流石のフォーンもスピードを落として回避に専念する。ファンネルに向かってライフルのけん制射撃を行うフォーンへ、ビームサーベルを発振させて斬りかかる。
「はぁっ!」
「っ!でぇあ!」
接近に気づいたフォーンはソードで受け止めようとする。しかしシールドのソードは大柄な武装。あちら側から振り抜く時は驚異的な威力を誇る関係上、迎撃の為に振るのが遅れる。そのためビームサーベルはソードではなくシールドそのもので受け止められた。
熾烈を極める2人の激突。光刃と盾がぶつかり合う中、元は先程の内容について問いかけた。
「あいつって……ガンド様と貴方の間で、何の約束が!」
「話をする暇があるのなら、戦いに集中しろ!」
だがフォーンは答えることなく、逆に戦いを要求する。叱りの言葉に便乗して元のガンダムのサーベルを押し弾く。がら空きとなった胴に蹴りを浴びせた。蹴り飛ばされるシュバルトゼロガンダムは逆噴射で制動を掛けながらファンネルへの攻撃指令を送る。ところがそれはフォーンにもお見通しだった。
ファンネルが再度分離したタイミングでバルムンクのバックパックが前方に向けられる。砲身を展開したウイングから高圧縮ビームがシュバルトゼロガンダムに向かって伸びる。制動を掛けたガンダムはすぐにその場を回避するが、そちらに意識を向けたせいでファンネルの1機がビームに呑みこまれて爆発を起こす。5基となったファンネルがフォーンに向け向かっていく。フォーンはバルムンクの膝装甲を再展開してビームキャノンで弾幕を張る。弾幕をファンネルは回避していくが、ファンネルの1機を2連ビームライフルで撃ち抜く。数の減ったファンネルのオールレンジ攻撃をバルムンクは的確に避けていく。
ガンダム本体の側からもビームマシンキャノンで弾幕を形成する。だが所詮は弾幕。当てる気のない射撃などと言わんばかりにフォーンは攻撃を容易く回避していく。このまま撃っていてもDNを無駄に放出するだけ。高純度DNの恩恵であちらより消費粒子量は少なく、粒子生産量が違うとはいえ無尽蔵ではない。こちらの体力も無駄に消費してしまう。ビームを掃射しつつファンネルを回収すると、その手にビームサーベルを持ち接近を試みる。
元の接近に反応し、フォーンも手首から端末を取り出して光剣を形成して切り結びに応じる。2人の剣が火花を散らす。そこに突然爆発が起こる。爆風が元の機体を吹き飛ばす。フォーンの機体のサイドアーマーから発射されたグレネードだ。爆発の衝撃でビームサーベルを1本落としてしまう。
「っつ!まだ来る……!」
「でぇい!!」
発振させた1本のビームサーベルで、バルムンクが振るう2本の光刃を受け止める。サーベルの出力も全開にして何とか2本の光刃を受け止めきれていた。鍔迫り合いを演じる中で元は考える。ここから逆転する方法を。
(エラクスを使うか、それとも「あの力」に頼るのか……。決闘のルールでは機体の性能だけが制限のかかったほぼ無制限の戦いだ。個人の技能に関して一切制限はない……けど、使うべきなのか?)
元は迷った。この電脳空間でも反映できるように調整されたスタートの細工で、あのノイズを聞き分けて動きが読める力を使えていた。しかし、スタートがわざわざ使えるように調整させたのに対し、元はそれを使うことを躊躇っていた。これまでの攻撃を元はなんとなくだが感じ取っていた。ビームライフルによる接射を回避できたのも、その力による恩恵だった。だが以降の撃ち合いでは、その能力になるべく逆らう形で戦闘し続けていた。
もしその力を積極的に使っていたのなら、絶対とは言い切れないが決闘を有利に運べているはず。それでも使うことを避けて来た理由は、この力が他の人からしてみれば「チート」なのではないかという疑念からくるものだった。今前にいて戦闘しているフォーンは自身がちゃんと訓練して、更に実戦を潜り抜けてきて得てきた力で戦っている。「経験して得た確かな力」だ。それに対し、元の今の力は出所不明、しかも突然使えるようになった力。「偶然使えるようになった力」だった。その力は攻撃の動きまでもが見える。もし本気で戦えば、圧倒的な力でフォーンをねじ伏せてしまうのではないかと思う。ステルスシステムでレーダーを完全に撹乱していたドラグーナ・ラプターをもねじ伏せてしまうほどの力に、元は危機感を抱き、使わないようにしていた。
だが、今元は劣勢に陥っている。負けてしまえば、ジャンヌは彼と共に戦争を戦うことになる。最初はその方が良いのではとも思った。危険な任務なら前線よりも後方で戦った方がいいと思った。ところがフォーンの言葉、そしてこれまでのジャンヌとの会話を思い出して、それではいけないと考えを否定した。護ると言いながらなぜ他の人に任せることを優先したのか。ジャンヌを護るのは自分の役目だ。フォーンでも譲れなかった。それを思うと力を使わなければという罪悪感に苛まれる。
ジャンヌを渡したくない。だけど本当にこの力を使うに値する戦闘なのか。戦闘下で悩む元に、フォーンが気づいて激高する。
「っ!お前はまだ、覚悟がないのかっ!!」
「なにっ!?ぐぅっ」
一気に振り抜いて後ずさりしたところに、ダブルビームライフルを収納する側のシールドで殴りつけてくる。ガントレットの様に振るってきたシールドの先が顔面に突き刺さる。ガンダムの口部マスクパーツが割れ、放熱部が露出する。殴られた衝撃で元の頭が揺さぶられる。
発破を掛けるが如く一撃を受けて完全に追い込まれる元。追撃の更なる一撃が迫り、ビームサーベルを構える。突き出した左腕のシールドから、ソードが飛び出す。真っすぐ勢いよくガンダムの頭部目がけて伸びた攻撃をビームサーベルでギリギリ逸らす――――だがそのままフォーンは機体の右足でガンダムを蹴り上げ、上空へと飛ばした。飛ばされた機体は重力に従って落下する。あわや気を失ったとも取れる落下だったが、寸前でスラスターを吹かせて機体を着地させる。
フォーンの動向を確認しながら損傷状況の確認。ブレードガン・ニューCは1本、ビームライフル・ゼロも喪失。ファンネルは残り4基。シールド右側表面がやや融解していた。ビームサーベルとマキナ・ブレイカーⅡAも1本喪失している。対して相手の武装はまだ1つも削れていない。このままでは押し負ける。決断するべきだと思ったところで、これまで話に応じなかったフォーンが呼びかけてくる。
「情けない……この程度だったのか、お前は!」
「言ってくれますね……調子に乗られてもらっても困りますよ」
フォーンからの落胆の言葉に言い返すものの、元の側からしてみれば絶体絶命の危機。フルダイブシミュレーターなので死ぬことはないものの、このままでは負けてしまう。手はないかと考えを巡らせる。
すると、フォーンが憤りと共に先程の約束についてを口にする。
「死の間際にあったガンドから、最後の仕事としてお前の実力を見るようにと言われていたが……どうやらやつの期待外れとなりそうだな」
「……どういうことです?」
再び元は約束の内容について訊く。すると今度はフォーンの口から、その内容について語り出した。
「いいだろう。負ける前に教えてやる。ガンドがどういう想いで、お前に賭けたのか。ついでに、あの時の……20年前の決闘の時のこともな」
NEXT EPISODE
今回もお読みいただきありがとうございます。
グリーフィア「あらら……元君自分の力に自信がないのね」
ネイ「言われてみれば、確かにあの力は突然感覚的に分かる様になった力……ジャンヌさんを護るために無意識に使っていた時とは、今は違いますからね」
歴代ガンダムシリーズでそういうニュータイプ的な超能力に対して主人公が不安に陥るってことが少なかったと思ったからね。今回はそれを完全に吹っ切らせるためにって感じで作っています。……まぁ生まれを気にする主人公とかは割といたりするけど。
グリーフィア「それを含めると苦悩してるガンダムパイロットって結構いたりするわねぇ。SEEDのキラ・ヤマト、ガンダムXのフロスト兄弟だったり」
ネイ「悩みも色々ですから、元さんの苦悩するという話でまとめていいんじゃないですか?」
簡単にまとめるとそうなる。というかSEEDシリーズのコーディネーターとかはそういうのが多い気もする。まぁそんなのはおいておくとして、次回はフォーンさんの過去の決闘とガンドさんから最後に聞いた約束、そしてこの決闘の決着を描きます。(゚∀゚)元君は能力に対してどういう答えを出したのか?
グリーフィア「選択に後悔がない答え、期待してるわ。次回もお楽しみに~」