インフィニット・ストラトス タイトルなんて自分で考えなさいな   作:伊頭音

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お久し振りです。最近DX版のフルボトルを集めたり友人にポケカを勧められて沼に片足を突っ込んでる伊頭音です。
さて、そんなどうでもいい前置きは置いといて本編スタートです。


それ私の食べ掛けのヤツだから!!

昼休み、授業が終わるのを見計らったようなタイミングで春斗のスマホにメールが届いた。差出人は楯無からで、事情を直接聞かせて欲しいから生徒会室に来てほしいとの事だった。

メールを確認して席を立ち、廊下に出ると廊下には他のクラスの女子が集まっていた。それを気にせず春斗は生徒達をかき分けながら生徒会室に向かった。途中、購買に寄りチョココロネと菓子パン数個と牛乳を購入した。

そして生徒会室前に着くとノックをした。

 

「天城でーす。入ってもいいですかー?」

 

「いいわよ。入ってきて」

 

返事を聞いてから教室に入ると楯無と布仏姉妹が先に昼食をとっていた。本音は春斗が購買に寄っている間についていたらしい。

 

「事情は先に本音ちゃんから聞いたわ。要するに、クラスの生徒三人でクラス代表を決める為の試合をしたいからアリーナの手配をお願いしたいのね?」

 

「ああ。もし手配してもらえるなら試合までの一週間、可能な限り生徒会の手伝いでも雑務でもなんでも引き受ける」

 

「あら、春斗君にしては妙に景気がいいじゃない。何か特別な事情でもあるのかしら?」

 

「事情というよりは私情だな。一夏にはなるべく沢山の経験を積ませてやりたい。この学園にいる限りISに関わらなきゃならんが、アイツはISに関しての知識な経験も皆無だ。昔世話になった恩返しみたいなもんだ。それに、オルコットみたいな奴は一度灸を据えないとな。あの性格が悪いとは言わないが、あれでは周りに敵しか作らん。一度目を覚まさせてやらないといけない」

 

「意外と世話焼きなのね。いいわ、そういうことならアリーナの手配をしてあげる。」

 

「交渉成立だな。じゃあ早速だが…本音、悪いが丁度お前の後ろにある資料ファイルが並んでる棚の右から赤の五番と青の四番、それと黄色の三番のファイルを取ってもらえるか?」

 

チップに買ってきた菓子パンを一個渡し、それを貰った本音は春斗が指定したファイルを持ってきた。春斗は各ファイルを開き中から書類を数枚引き抜き並べた。

 

「今日の夕方まで提出期限の書類を片付けてやろう」

 

並べられた書類を見て虚は楯無を睨んだ。睨まれた楯無は顔を真っ青にして虚と目を合わせず反対方向を向いていた。

 

「は、春斗君?な、なんでその書類の隠し場所を知っていたのかな?」

 

楯無は冷や汗を流しながら春斗に質問した。

 

「ひ・み・つ☆」

 

春斗はお茶らげながら答えた。

 

「かーいーちょーうー?あの資料、この間提出したか聞いた時提出したって言いましたよね?なんでそれがここにあるんですか?」

 

「そ、それは…」

 

楯無は完全に委縮しており、その姿は例えるなら隠していた点数が赤点の答案用紙が親に見つかった子供の様だった(実際にそれに近い状況だが)。

 

「天城君、ありがとうございます。お礼といってはなんですがこのお昼ご飯を貰っていただますか?ええ、遠慮はいりませんよ?むしろ貰って下さい。」

 

この時の虚は笑ってこそいたが目からハイライトが消えていた。

 

「虚ちゃん!?それ私の分のお弁t…」

 

虚は一度楯無を睨みつけ強制的に黙らせた。

 

「食べかけですけど大丈夫ですよ?サンドイッチ等の手に取って食べれる物ばかりですから」

 

「では遠慮なく」

 

渡されたバケット受け取る春斗。バケットを春斗に渡すと虚は楯無に向き直りお説教を始めた。

 

「今日はこの資料を終わらせるまで帰しませんからね‼」

 

「せ、せめて半分に…」

 

「大丈夫です。先生にはちゃんと残って書類を書きますという旨の説明をしておきます」

 

「そんな殺生な—‼」

 

そんな二人を他所に春斗は貰ったサンドイッチを齧りながら書類を処理していた。途中物欲しそうに見ていた本音にもサンドイッチを食べさせながら書類を全て書き終え、虚に渡してから本音と一緒に教室に戻る春斗であった。

 




予定ではあと二話で代表戦になる予定です。
それではまた次回お会いしましょう。
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