インフィニット・ストラトス タイトルなんて自分で考えなさいな   作:伊頭音

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お久し振りです。最近バンドリに色々かけてる作者こと伊頭音です。

前話の誤字のご指摘ありがとうございました。

他に特に言うこともないので本編スタート


尾鰭のついた噂って弁解が大変

『織斑一夏クラス代表就任パーティー』の翌日。一夏と春斗が教室に入ると、クラスはある話で盛り上がっていた。

 

「おはよー。ねぇ二人は転校生の噂って聞いた?」

 

二人が入ってきたのを見て谷本さんが話を振ってきた。

聞くと昨日の夜、この時期にしては珍しい中国からの転校生が学園に来て早々、自分のクラスのクラス代表の女子に喧嘩を売り、カンフーでフルボッコにして無理矢理クラス代表の座を奪ったとか。

 

(あ、これ多分俺と鈴ちゃんとのじゃれ合いが変な尾鰭になってるヤツだ)

 

後で別の噂流しておかないとなと思いながら春斗は話を聞いていた。

 

「中国か、そういえば春斗って少し前まで中国に居たんだっけ?」

 

思い出したように話を振る一夏。

 

「まぁな。前に話したような気がするが、一夏(お前)の家を出て半年くらいした時にな。ある時ヘマして中国の川を負傷した状態でどんぶらこしてたら向こうの軍絡みの人に助けられてな、その礼に三ヶ月の間IS関連の指導と『衝撃砲』の技術を提供をした」

 

「さらっと凄いこと聞いちゃった気がするんだけど大丈夫なのかな?」

 

「話すって事は大丈夫だろ、多分…」

 

壮大なカミングアウトに、後が怖くなる一夏と谷本さんだった。

 

「因みにだが、その転校生の情報なら仕入れ済みだ。いずれ知れる情報だからタダで教えてやる。来たのは中国の代表候補生で専用機持ち。名前は(ファン)…」

 

ガラガラ!!

 

途中で教室のドアが勢いよく開いた。そこにはツインテールの少女が一人。そのまま少女は春斗達に近寄ってきた。

 

「おっと噂をすれば、二組クラス代表で中国代表候補生の(ファン)・リn…」

 

ガシッ!!

 

少女は春斗の胸ぐらを両手で掴み

 

「な"ん"て"あ"ん"な"物"騒"な"噂"か"広"か"っ"て"ん"の"よ"ーーー!!」

 

春斗の頭を全力でシェイクし始めた。

 

「それに関しては多分昨日のじゃれ合いが原因だと思う。後で誤解を解く噂流しとくから取り敢えずシェイクは止めて?今朝面白半分で食べたケバブ逆流するから止めて?」

 

「朝からなんつーもん食べてんだ。てかお前、鈴か?」

 

一夏の呼び掛けに反応しると鈴は春斗の胸ぐら離し、右手を口元に当てわざとらしい咳をした。

 

「そうよ。中国代表候補、凰鈴音。今日は宣戦布告n…」

 

バシンッ!!

 

途中で心地の良い打撃音で言葉が止まり鈴が頭を抑え蹲った。

 

「SHRの時間だ。さっさと自分のクラスに戻れ」

 

「ち、千冬さん…」

 

「ここでは織斑先生と呼べ。今回は見逃してやるから早く戻れ」

 

「うっ…、また後で来るから逃げるんじゃないわよ!!」

 

捨て台詞めいた事を言って鈴は自分のクラスに戻った。

 

(鈴ちゃん、結局自己紹介出来ずに帰っちゃったな…)

 

新しい噂をどう流すかを考えながら教室から去る鈴を見送る春斗だった。

 

 

 

ー昼休みー

 

新しい噂を流しながら食堂に向かうと、奥で一夏・箒・セシリア・鈴が集まってるのを見つけた春斗。

 

「今日はKQJランチかなー?」

 

食券を買っておばちゃんに券を出して交換してもらうと春斗は一夏達のいるテーブル近くに座った。そしてどんな事を話してるのか聞き耳を立てた。

 

「そういえば鈴って春斗と仲良さそうに見えたけど、何かあったのか?」

 

「あれ?春斗(アイツ)から聞いてないの?」

 

「詳しくは。今朝、中国の川を血だらけでどんぶらこしたっては聞いた」

 

「あーそう、まぁ減るもんじゃないから教えてあげる。私が春斗(アイツ)にあったのは大体半年くらいまえだったかしら?」




次回は春斗と鈴ちゃんの過去話になります

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