仮面ライダーゾーカー   作:ネタキャラ

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説明や解説などは最後にあります


1話 雑巾 変身!?

「やめろ! そんなこと誰も望んでいない!」

…なんの事だ…? 望む? 何が? 誰が? 誰が喋っている…? 

意識がはっきりしない、いや、そもそも意識とか、そういう概念が通じるような場所ではないのか…?

 そんなことを考えてる間も何者かは叫び続ける 

「方法があるはずだ!」 

方法…? 何の…… 

「思い出せ! キ………     

そこで、最初から無いに等しかった俺の意識は途絶えた。

 

ジリリリリリリリ

「う~ん…」なんだ、うるさいな… 

ジリリリリリリリ 

「うる…さい…」 こんな朝、俺の耳元で鳴るうるさい物なんて、一つしかない 。

「あーもう!うるさい黙れえええ!」ガチャン!

「あ…」さて、また目覚まし時計を一個お釈迦させました。

まぁ、これは捨てて新しいの買えばいいか… 

「ふぁぁぁぁ~…」俺は新井キヨト、今年の春から清掃業者に就職して働いている、ただの清掃員だ。

もうこれで4つ目だ、目覚まし時計を壊したのは…

最初は高いやつを使っていたのだが、どうせ壊れるならと思い、今は安物を使っている

「仕事終わったら買わなきゃ…はぁ………って…もう時間ねぇ!」

目覚まし時計の針は止まったが、現実の針は止まってはくれない、さぁ、着替えて飯食って出社しますか…

 

 

 

 

「………ですので、わが社の使命は…」

俺の勤めている会社、クリーンファウンデーションは、毎朝社長の長話で始まる

「ふぁぁぁ~…眠い…」

ぶっちゃけ、ダルい。

「おい! 新井! しっかり聞け!」

「あっ、はい! すみません!」

ちくしょう、こちとらあんたの話のせいで眠いんだよ……なんて事は当然言えないので、とりあえず謝っておく。

「おやおや、新井くぅん、弛んでおりますなぁ」

声に振り向くと、俺の同僚でこの春から共に働く真崎がニヤニヤしている

「うっせぇ、真崎、お前だって昨日あくびして怒られてただろ?」

「いやいや、あれは寝不足のせいで…」

「はっ 寝不足ぅ? こちとら本日4時就寝じゃあ!」

「いやお前そんな時間まで何してたん……」

「うるさいぞお前ら! 後で私の部屋に来い!」

「「すっ! すみません!」」

共に頭を下げるが、下がった奴の顔がこっちを向き、ニヤニヤ笑ってやがる。

「はぁ…」

今日は忙しい1日になりそうだ…

 

「………え~ですので、今日も頑張りましょう! では、解散!」

やっと終わった、悪夢の30分が、しかし、今日の俺にはまだもう一つ悪夢が残っている。

「ほら、行くぞ新井…」

「はぁ…やっぱ行かなきゃダメだよなぁ…」

近くにあったゴミ箱に、壊れた目覚まし時計を勝手に捨てていく。

今から社長に怒られるんだ…最悪だよホント。

会社の廊下を真崎と喋りながら歩いて行く。

「こうして我々はボロ雑巾の様に使い捨てられて行くんだねぇ…」

早速何かほざいてるぞこいつ…

「ただ怒られるだけだろう? なんでそうなるんだよ……しかもボロ雑巾とか(笑)」

「いやいや、ボ……着いちゃった…」

「仕方ない、真崎、覚悟決めろよ…」

「おう」

コンコン、社長室の無駄にでかくて豪華な扉をノックする

…………………………………………しかし、何も起こらない

「お? いないのか?」

「いやいや、そんなはず無いだろう、基本働かないで社長室に籠ってる人間だし」

「まぁいいや、入ってみよう」

「おう」

「「失礼します…」」

誰もいない……

「なんだよ~新井、戻るぞ…………え……?」

「ん?どうした真ざ……なんだこれ」

真崎の体は蜘蛛の糸のような物に絡みついていた。

「と、とれねぇ…」

「なんなんだよこれ…」

取ろうとするが、真崎の体から離れない。

「ひっ!」

「今度はなんだ!?」

怪人、そうとしか言えない、蜘蛛のような姿をした怪人が真崎の後ろにいた、よく見ると真崎に絡まってる糸はその蜘蛛の手から出ていた。

「う、うわあああああああああ!」

それに気づき、暴れる真崎だが、怪人は微動だにしない

「真崎!」

助けなければ、咄嗟にそう思った俺は、走り出す。

「うおおおおおおおああああああ!」

そう思った俺は、何も考えずに怪人に殴りかかった。

「ぐっ!」

しかし、怪人が新たに出した糸に、俺まで絡められててしまう。

「くっ…はな…せ…」

隣を見ると、真崎は気を失っていた。

「ぐ…うぐ…」

糸での拘束はかなりキツイ、俺の意識もすぐに消えた。

 

 

「…………で………しい………体……のです…どうし……す?」

「………は優秀です、で……例のベルトを着けさせましょう……井は特に価……が無いの…………しまいましょう」

 

なんだ、誰が喋っている…? よく聞こえない、というかここはどこだ?

視界は真っ暗、体は相変わらず糸が絡まっている。

「……」

ダメだ、口も塞がれている、声を出す事もできない。

 

「なる…ど、では… 新井は処分しましょう。」

………!? 安定していなかった聴覚だが、はっきりと自分がどうなるのかを聞き取った。

処分、この状況だと退職とかそういう話ではないだろう、なぜか拘束された身柄、こんな状況で指す処分とは、一つしか考えられない、この世からの退職だ。

「そろそ…着きま……ね、……ぁ彼は……い…だったよ」

俺は殺されるのか? そんな事考えていたら、俺が詰められていた箱が開けられた

「おい、起きろ」

さっきの怪人だった、辺りの暗さから、現在は夜であることが分かる。

「お前の処分が決まった、おとなしくしていろ、そうしてれば楽にやってやる」

拘束のせいで動く事はできない、逃げる事はできないのだ。

「よっ」

怪人に軽々と持ち上げられる、そしてそのまま怪人は歩く、どこへ連れていかれるのか、その答えはすぐに分かった。

「さて、さよならだ」

理解した次の瞬間、俺の体は宙に浮いていた。 投げられたのだ。

「~~~~~!」声が出せないが、精一杯の悲鳴をあげ、落っこちていく

「~!」

背中から着地し、その場所をはっきりと認識する、ゴミ処理場、それも焼却するやつだ、これから何が行われるのか、自分はどうなるのか、すぐに想像できた、そして、想像したら真崎の事が心配になってきた、彼もここの何処かに捨てられたのだろうか…

「!!」

そして、ついにその時が来た、俺から少し離れた位置のゴミが燃え始めたのだ。

「!~!」

どうにかならないか、そう思い辺りを見回すと、なんと今朝俺が会社のゴミ箱に捨てた目覚まし時計が見つかった、なんでここにあるのか、分別はしないのか、そんなことを考えている暇はない、こいつは全面のガラスが割れて針がむき出しになっている、それを上手く使って…………!

「!」

針で擦ったら糸が切れた、自由になった手で口を覆っていた物も取る

「はぁ…はぁ…どうすれば…!」

炎はすぐ近くに迫っている

辺りを見回すと、なにやらベルトの様な物を見つけた

「なんだこれ…」

他のゴミと違い、汚れている所かなにやら光っているようにも見える

「でも…」

なぜだろう、こいつからは特別な何かを感じる。

「くそっ!」

一か八か、そのベルトを巻いてみた。

「クリーンドライバー!」

「!?」

喋った、起動したらしい、やはりこいつには何かある。

「!」

ベルトの横に雑巾の様な物がいくつかくっついている、間違いない、これだ。

「はっ‼」

そのなかの一枚をベルトの正面にセットしてみる。

「FLL!  ~~~~♪」

喋った、そして待機音の様なものが鳴り始める

「雑巾だから…やっぱこうだよな…」

ベルトに着いた雑巾を左右に拭いてみる

「クリーンup!」

準備完了と言わんばかりに音声が鳴る。

「…………変身!」

気づいたらこの言葉を言っていた。

「FLL! フフフフ~ル~♪」

ふざけた音声が鳴ったと思ったら、目の前に大きなパネルの様なものが数枚出現した。

「え…」

そのパネルが次々体にくっついていく、最後に雑巾らしき何かが顔面にくっついた。

何が起きたのかは分からない、でも…

「力が…みなぎる!」

体の中から燃える様に力が沸き上がってくる…これなら…

「はっ‼」

炎がすぐ目の前に来た所で、俺は全力で跳躍した。

「うおっ!」

すげぇ、あっという間に外まで登って来れた。

燃え終わるまで待っているつもりだったのだろう、先ほどの蜘蛛の怪人がいた。

「…!? 貴様! どうして…!? その姿、まさか!? あの試作品を…!?」

怪人は驚愕の声を上げる。

「さっきはやってくれたな!」

今言われた「試作品」って言葉が気になるが、それは後だ、すぐに走りだし、間合いをつめる。

「クソがぁ!」

怪人が蜘蛛の糸を出してくる。

「喰らうか!」

腰についていた雑巾を前に出し、盾にする。

「何!?」

怪人が驚いてたじろぐ。

「だぁ!」

怪人の顔面にパンチを3発当てた。

「ぐっ…」

「やっぱり、効くんだな!」

すかさず回し蹴りを腹に当ててやる、しかし、怪人もやられてばかりではいてくれない。

「死ね!」

怪人もパンチを繰り出してくる。

「はぁ!」

当たる寸前で俺は高く跳んだ、上空から怪人を見下ろす。

「何!?」

奴もこれは予想外のようだ。

「今だっ!」

俺は右足を突きだし、急降下していった。

「おりゃああああああああああ!」

その攻撃が怪人の頭にクリーンヒットする、俺はそのまま着地した。

怪人の体から火花が散る。

「ぐ………おの…れ…ゾ、雑巾ガアアアアアアアア!」

そう叫び怪人は爆発する。

「雑巾が…  ゾーキンガー……… ゾーカー!  ゾーカーにするか!」

とりあえずこの姿の自分の名前を決め、変身を解いた。

「さて、どうやって帰れば良いんだろこれ」

とりあえずスマホを取り出し、地図を確認する

「うわマジか…30kmて…どうにかならないかなぁ……あ、そうだ」

もしかしてと思い、ベルトに着いている雑巾を一枚一枚確認していく、すると、バイクと書いている物が見つかった。 幸い、ベルトにセットするだけで使えるらしい

「さて、帰るか」

夜の町に、バイクの音を響かせてキヨト改めゾーカーは走っていった。

 

 

 

つづく




どうも、この「仮面ライダーゾーカー」を書いた、ネタキャラと申します、この作品は、「仮面ライダー」の名を借りた二次創作です、作者はこういうサイト詳しくなくて、初歩的なミスを犯している事があります、そうした場合でも、優しく指摘してくれると嬉しいです。
ゾーカーは、このyoutubeチャンネルで生まれました→https://www.youtube.com/channel/UCWfsk77t3DBY0g7mS8dFmqQ 良ければお越しください(宣伝)

二次創作が黒に近いグレーゾーンだという事は理解していますので、何か問題があればすぐにご連絡ください、即刻本作品を削除します。
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