Bloodborne×このすば!   作:メスザウルス

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冒険者登録1

「────っていうことがあって、目が覚めたらこの街で倒れてたらしいの」

 

ギルドの騒がしさが辺りを満たす中、イズを語る女神様は、得意げな表情でそう締め括った。

 

「待て、全くわからんのだが」

 

しかし、ここでカズマさんが異議ありと声を上げる。疼痛に耐えるように頭を抑える姿は、見て直ぐ苦労人と理解できるほど。

だが、頭痛の元凶であるイズとアクアは二人仲良く首をかしげていた。まるでさっきの説明の何が悪いのか理解出来ていない様子に、カズマの頭痛は加速する。

何もかもがデタラメと笑い飛ばしたくなるような内容。それを真実と認識し、受け入れ、意気揚々と語られても、カズマ自身が認められない。それはきちんとした常識を持っている事もそうだが、イズを打ち上げた物の名称を知っているからだ。その事もまた、余計にカズマを混乱させた。アクアの口から語られたものはいわゆるロケットであり、この世界の技術力ではとうてい作成する事など不可能な物だ。そんな乗り物に乗り、宇宙服も無いまま打ち上げらたらどうなるのか。専門的な知識を持たずとも想像するにかたくないカズマにとって、馬車がロケットになったなどとても納得できるものでは無い。むしろアクアの語った全てがでっち上げの作り話である事の方が、まだ現実味を帯びている。

 

「つまり、イズは過去にモンスターを狩っていて、それを生業とする職業であり。しかし嫌気がさして女性に会いに行ったところ突如馬車が飛びここまで来てしまったと」

「死すべし」

 

めぐみんの要約にイズは頷いた。

傍から聞いていれば作り話と思われる様な内容だったが、本人が認めている以上アクアの話した内容に間違いはないのだろう。

理解できないし納得もしていないが、今は黙っておこう。余計な口を挟む必要は無い。まあ、イズが嘘をついていたらいくらアクアが訳してもただの骨折り損で意味など無いのだが。

 

「では呪いは? その兜の呪いはいつ罹ったのですか?」

「それについてはイズちゃん自身確信を持てていないらしいわ。でも、私の考えではイズちゃんにかかった血液が呪いの元だと思うの」

 

指をピンと立てて、イズを苦しめる呪いの元凶を推測する。イズの言ではその血液は人の顔を形取り、言葉を発するそうだ。それを顔に浴びたというのだから何らかの異常が起きても不思議ではない。呪いの元凶として十分考えられる。

 

「なるほど、そういう事ですか。 だからイズは祈っていたんですね」

 

めぐみんが思案顔でポツリと零し、確認を取るようにイズの顔を見つめた。

しかし、いきなりそんなことを言われてもカズマ達は分からない。イズ本人も何を言われているのか理解出来ていない様で、首をかしげている始末だ。

まさか本人ですら気付かない何かに、この爆裂娘は気付いたということだろうか?

 

「めぐみん。何かわかったんなら教えてくれ。そんな断片的な事を言われてもこっちは全くわからん。イズの呪いに何か心当たりがあるのか?」

「いえ全く」

「なんじゃそりゃ!?」

 

カズマはめぐみんへと問いかけるも、その本人はサラリと否と返した。

 

なら、一体何を理解したと言うのか。

 

カズマのツッコミを聞き終えて直ぐに、めぐみんは掌を出して静止させた。

 

「カズマ、私の話はまだ終わっていません。 そもそも、私はイズの呪いについて言った訳ではないのです」

 

前提から既に間違っているのだと、めぐみんは言う。

 

「私が言いたかったのは、なぜイズが物乞をしていたのかという事」

 

めぐみんは上げた腰を戻し、手元にあるオレンジジュースの入ったコップに口を付けると、順を追って話し始めた。

 

────なぜ、イズは冒険者にならなかったのか?

 

簡単な話である。────金だ。

イズは金が無かったから冒険者になることが出来なかった。

 

「冒険者になるには、まずはお金が必要です。それはカズマも知っているでしょう?」

「あ、ああ。確かにそうだな」

 

冒険者は、冒険者ギルドの登録に1000エリスの料金を取られる。料金を支払って、書類の項目に従って書いてステータスを測ることで、初めて冒険者となれるのだ。

カズマ自身、駄女神アクアと共にこの世界に来た時に一銭も持っておらず、椅子に座っていたエリス信者のお爺さんにお金を貰い冒険者登録をしている。

 

「しかし話を聞けば、イズの居た所は地図に無く、名前すら聞いたことの無い場所。たしか…ヤーナムでしたか? そんな辺境から飛ばされて、ここで使える通貨を持っているとは思えません」

 

たった1000エリス。されども1000エリス。いきなり飛ばされて来たイズはこの世界の通貨など持っているわけもなく、全くの無一文だった。金のない者に、冒険者登録は出来ない。

 

ならば、質屋か何かで持っている道具を金に変える方法もあるだろう。何かを狩る事を生業としていたイズが、多少なりとも素材なりちょっとしたナイフなど持っていても不思議ではない。多少の金に変えられそうな物はあるだろう。しかし、イズの場合それすら出来ない。イズはこちらの言葉は分かるが、呪いのせいで「死すべし」以外の言語を封じられている。意思疎通のできない、さらに言えば素顔すら見せない怪しい男の持つ道具など信用されるはずは無く、換金などしてくれないのだ。

 

ならば、アルバイトで金を稼げばいい。

持っているものを無理やり金に変えなくとも、1日働くだけで1000エリス以上の金はすぐに貯まる。

 

しかし、これも無理がある。

 

アルバイトで、雇い主が求める物とは一体何か?

 

それは、労働力だ。

客寄せ、店番、荷物運び。

売店のアルバイトをするならば、この3つは最低でもやらされる。

だが、イズはこの3つの内どれ1つとしてこなす事は出来ない。

 

客寄せ?────「死すべし」しか話せない奴がどうやって客を寄せるのか。

 

店番?────一切言葉を発しない店員など不気味すぎる。客など一人たりとも来ないだろう。

 

荷物運び?────カズマの軽い一撃で死ぬような狩人が、重たい物など運べるわけがない。

 

イズの出来ることといえば、武器を効率よく使う事と、何かを狩ることだけである。

しかし、それらはすべて冒険者の仕事。

冒険者登録が出来ないイズは、唯一出来ることすらも取り上げられているのだ。

 

金が無いから冒険者登録をしようとしているのに、金がない故に冒険者登録ができない。なんという悪循環だろうか。

まさに詰み。チェスで言えばチェックメイト。

労力として使えず、仕事もなく、物も売れない。

 

全てがゼロ。

全身全霊で無力である。

額を冷たい地面に擦り付け、誰かの慈悲に縋り付くしか金銭を得られる手段は無く、温かい風呂に入る事もなく、安眠できる場所もなく、食べるものも無い。

 

「故にイズは、冒険者に成らなかったのではなく、成れなかったのです」

 

人脈無し。仕事無し。金銭無し。住居無し。食料無し。

この五つにして最強の"無"を持っているイズは、どこまで行っても絶望しかない状況だった。まさに餓死ルートまっしぐら。最低な現実は留まることを知らない。

 

実は悲しい事に、カズマ達に会うまでの数日間、水と雑草の根を食って生きていたイズにとって、ジャイアントトードの唐揚げを水に入れてぐちゃぐちゃにした罰ゲームドリンクは、何気にこの世界に来て1番のご馳走だったりする。

 

「そうか……そんな事情があったんだな」

「死すべし。死すべし死すべし」

「『ああ、だからあの状況から救ってくれたアクアは、私にとって本当の女神だった』ですって! どぉーよカズマ。私だってちゃんとやる時はやるんだから!」

 

たまたまイズを救い、本人に褒められ尊敬され、天狗の鼻となったアクアはムフンと胸を張ってカズマを見下ろす。

そんなしてやったりの高飛車な態度に、カズマの目尻はピクリと上がった。

 

カズマは静かに立ち上がると、アクアの耳元まで顔を近付け、囁くように言う。

 

「でもお前、イズの事を冒涜とか言ってなかったっけ」

「!?」

 

アクアの表情は一転し、そのまま凍りついた。その様は、やってきた事の悪事がバレ死刑宣告を言い渡された罪人のようである。

 

「いいのかなー。これイズに言っちゃって。確かイズにとってはアクアは女神に見えたそうだなぁ? でも、本当は裏でこんな事を言ってたなんて知ったら、イズはお前に幻滅するかもなー」

「────」

 

ネットリとしたカズマの脅す口調に危険を感じたアクアは、焦る内心に浅い呼吸を何度も繰り返す。呼吸は時間が経てば経つほどどんどん早くなり、無いアクアの脳に酸素と言うエネルギーを送り続けた。

アクアは想像する。イズに向けて放った過去の言動がバレれば、一体どうなってしまうのか。

 

百歩譲って、頭を引っぱたかれるぐらいなら良しとしよう。全然良くはないけどそれくらいならまだ許せる。でも、アクシズ教に入ってくれないのはダメだ。とても許容できない。

 

アクアはいつだって己の信者を欲している。

神は己への信仰心を力と変えるのもそうだが、それ以上に自分が周りから凄いと見られるのはとても気分が良いからだ。

彼女はいつだって多くの者に凄いと持て囃され、尊敬の念をもって崇められたいし、甘やかされたい。

そんな中で手に入った己を讃える希少なパーティーメンバー。カズマからの罵倒から己を庇い、癒してくれるような存在。自分を甘やかしてくれそうな存在であるイズに嫌われるなどあってはならない。

だが、甘やかす所か冷たくされる未来がある。その命運を握っているのは目の前に座るヒキニート、サトウカズマ。アクアは今、己の明るくハッピーな未来を、この男に握られてしまっているのだ。

事の重大さを今更ながら理解したアクアは、その頬を多大の冷や汗で濡らした。

 

「か、カズマさん?」

「なんだいアクア」

 

非対称とはこの事か。

食べてはいけない戸棚のおやつを食べてしまった子供のような様子で顔色を伺うアクアに対し、正面のカズマはやけに爽やかな表情で見ていた。傍から見れば無害そうな表情だったが、普段のカズマを知ってしまったイズ視点から見れば、その表情は酷く不気味に写ったという。

 

カズマの表情を見て、まだ許されると思ったアクアは己の弁解をこう垂れるが、そのあまりにも身勝手で自分の事情のみを詰め込んだ子供の言い訳にカズマの表情は段々と怠そうになって行く。学習しない駄女神に怒りよりも呆れが募っているようだ。

 

「凄かったんですよダクネス。こう───シュパパーン!とジャイアントトードの腹を掻っ捌いたイズの姿は、まるで空を裂く鎌鼬の様でした。あれこそまさに闇の剣士の御業でしょう。使っている剣も見たことない形状でしたし」

「ほう。イズの得物か。騎士として興味があるな」

「イズ、もう一度あの奇抜な剣を見せて貰えませんか? あと触らせてください。どんな構造なのかじっくり見たいのです」

「死すべし」

 

アクアが弁明している間、暇となっためぐみん達は復活したダクネスを加え、イズの使っていた仕掛け武器について盛り上がっていた。

 

めぐみんにねだられたイズは、渋ることなく得物を渡した。

 

「これですダクネス、見てください。どうです?珍しい形でしょう?」

「むむ…剣が上下に付いているのか。それに長刀の方は両刃では無いと。これを振り回すには慣れが必要だな。クセが強い」

「死すべし」

「どうしたんですか?────おぉ! 上と下の刃が別れるようになっているのですね!そんなギミックがあるとは!なかなかイカします!」

 

めぐみんが黄色い歓声を上げる中、その間ひたすらに言葉責めされていたアクアは蓄積されていく鬱憤に限界が来ていた。

何度も何度も説明して、弁解して、謝ったのに。それでもしつこく小言を垂れるカズマに苛立ちと悔しさが募って来ているのだ。

 

拳を強く握り締め、プルプル震えるアクア。

彼女の中では、己自身の正当な理由を模索し、こね回している最中だった。

 

何故自分がこんなにも言われないといけないのか。何故こんなにも悔しい思いをしなければならないのか。

アクアは、ただひたすらに己の正当性を語っていた。何も悪いことなんかしていない。むしろ人を助けた。ならばその分褒められたって良いはずだ。なのに飛んでくる言葉はやれ駄女神だ、やれホウレンソウをしろだとか意味のわからない言葉ばかり。いくらカズマだからって私を責めるのはお門違いにも程がある。

いやそうだ。そうに違いない。カズマさんは理不尽に私を叱っているのだ。

 

────そう考えると、我慢の限界だった。

 

ガタッ!と席から勢いよく立ち、涙目でカズマを睨みつける。

 

「だって知らなかったんだもん!!しょうがないでしょ!?」

「テーブルを叩くなテーブルを」

「私だって事情を知ってたらあんなこと言わなかったわよ!寧ろ愛に溢れた神々しい姿で颯爽と助けに行ってたもん!でも仕方ないじゃない傍から見れば神をダシに使ってるようにしか見えなかったんだから!」

 

そうだ。あの時、めぐみんだってダクネスだってカズマだって、イズが物乞いに見えてたはずだ。それなのに何故私だけ言われないといけないのか。イズがそんな状態だったなんて、知りようなどなかったでは無いか。

 

確かに、言ったことは言った。それは反省している。悪かったと思っている。けれど、私はイズを助けた。餓死で死ぬ羽目になりかけていたあの子を救ったのは他の誰でもない。私なのだ。ならば多少の失言ぐらい、許されたっていいだろう。

 

「イズちゃんだって『仕方ない』って許してくれるわよ!今じゃこんなにもイズちゃんのために神聖な私が通訳してるんだから!許されて当然のはずだわ!そうよねイズちゃん?!」

「──!? し、死すべし…」

 

急に話を振られたイズは、驚愕の様子でアクアを見た。

ね?ね?と何度も捲し立てるように呟くアクアは、とにかく必死の形相だった。イズの目には捨てられかけている子犬のように見えたが、悪魔か何かに取り憑かれたようにも見えた。顔に影が出来てすごく怖い。そのくせ目は異様に青暗く光っている。怖い。ここで否と首を振れば何をされるのだろう?

きっと内蔵を引きずり出される以上の絶望を味あわさせられるに違いない。もしくは細切れにされて、そこいらのイヌの晩飯にされるか。考えただけでも背筋が震える。

だから何の事かさっぱり分からないが、とりあえず頷いておいた。

 

保身、保身、保身。

 

アクアの中に見える修羅の一端を見たイズは、怯えるようにアクアを肯定する。

 

そんなイズの反応に満足したのか、機嫌よく頷いたアクアは先程の不満顔を霧散させ席に着き、酒をあおりはじめた。

 

「はぁ……正統派ヒロインに癒されたい……」

 

一連の流れを見ていたカズマが痛みに耐えるように目じりを抑える。彼が吐き出した息には、多くの苦労と懸念が混じっていた。

言葉の意味は理解できないがとにかく彼が疲れているのは手に取るように分かる。

 

「まぁまぁ、いいではないですか。それよりも私達にはまだするべき事があるでしょう?」

 

めぐみんが場を流すように言い、それに同意する様にダクネスも続いた。

 

「そうだな。イズの事は気になるが、それよりも先に冒険者登録を済ませるべきだろう」

 

その言葉に、カズマは「ふむ」と腕を組む。確かに、冒険者登録を済ませればギルドカードが手に入り、ステータスを見ることが出来る。より正確にイズのことを知れるのは願ったり叶ったりだ。それを踏まえた上で、今後について話した方がいいかもしれない。

 

思ったよりも悪くない堅実な案に、カズマは頷いた。イズと言う『人』を知れるのであれば、1000エリスぐらいなんてことは無い。イズが狩ったジャイアントトードのクエスト報酬があるので、財布にも余裕がある。

 

「そうだな。今後の事も考えて、まずはイズの冒険者登録を済ませるか。イズ、とりあえず1000エリス渡すから、カウンターに行って登録してきてくれ」

「死すべし」

 

カズマは手に1000エリス差し出すと、イズは申し訳なさそうに受け取った。

そんなイズの腰の低さに、日本人として好印象を抱きながら、そそくさとカウンターへ行く騎士の姿を見送った。

 

今は時間にしては少し遅い。クエストを受ける者も、冒険書登録をする者も少なく、受け付けカウンターはガラガラだった。

この調子なら、10分以内には戻ってくるだろう。そう思って、少しばかりの時を待とうと思っていたのだが…

 

「死すべし。死すべし」

「どうしたんですか?」

 

イズは30秒もしない間に戻ってきた。

何やら困っている様子で、めぐみんに助けを求めるように必死に身振り手振り説明している。

しかし、イズの言葉を理解できないめぐみんは首を傾げていた。

 

「おいアク、ア…」

 

イズの翻訳をしてもらおうとアクアを見るが、当の本人はテーブルにうつ伏せて眠っていた。にやけ顔で、酒も入ってるせいかその表情は幸せそうだ。

何気に、この駄女神が今日1番動いていた。カエルの囮に長時間のイズの翻訳。特に囮のときは泣きながら走り回っていたので、それによる疲労は中々のものだろう。それを思い出したカズマは、起こしてやるのも可哀想と声をかけるのを止めた。

 

それはカエルの囮にした罪悪感から来るものか、はたまた良心故の行動だったかは分からない。それでも、イズは少しだけカズマを見直していた。数日と経たずカズマのゲスな一面のみを見せられていたので知らなかったが、こういう優しいところもあるのだな、と。

私たち狩人と同じように効率主義の冷たい男だと思っていたが、そうではないらしい。仲間をカエルの囮にするようなリーダーではあるが、その内には温もりを秘めているようだ。

 

「アクアは寝てしまいましたか」

「あー……だな。なんだかんだ言って、今日一番働いてたのはこいつだしな」

「そうですね。では私はイズに付き添って来ます」

「大丈夫か? アクアが居ないときついんじゃないか?」

「ふっ、我を誰だと心得ている? それくらいの困難、我が爆裂道に乗り越えられぬ通りはありません! それに、言葉分からずとも何かできることがあるかも知れませんので」

「そうか。 じゃあ頼んだぞ」

「任せてください。ほらイズ、行きますよ!」

「し、死すべし」

 

ふんふんと意気込んだめぐみんは、イズの手を引き受け付けへと歩いていった。その際、手を引かれたイズは少しきょどっていたのをカズマは見ていた。

それは人慣れぬ故か、それとも相手が幼い少女だからか。

 

「…まさか、ロリコンじゃないよな?」

 

新たに加わった仲間の性癖が、法外でないものを願うばかりであった。

 

 

 






このすばのメンバーの思考回路が全く理解できなくてすごく困る今日この頃。
違和感があれば感想まで、よろしくお願いいたします。

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