幻想鋼転生   作:お米握り

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Mission2-4

今日の演奏会を終えた空門はいつも通り都市を抜け出し仲間の探索を行っていた。

 

メッセージを残したあらゆる場所に仲間が待機しているか一つ一つ確認していく。

 

すると、メッセージを記されている木に二匹の妖怪が居るのが見えた。

 

一匹目は木の側で体を丸くして寝ている単眼で四足歩行の妖怪、二匹目は枝の上にとまって遠くを見ている鳥型の妖怪だ

 

姿は変わっているが間違いなく自分の部下だと確信した空門だが念の為、その妖怪達に近付きサイバトロン語で声を掛けた

 

 

 

空門「%◎£▽※§¤〆ゝ∴♯」

 

四足歩行の妖怪は主人だと理解したのか尻尾を振りながら空門の周りを走り回る

 

レーザー「おいおいよりによって人間に変わっちまうとはツイてねえなサウンドウェーブ」

 

空門「いや、人間ではない。付喪神という名の妖怪だ」

 

レ「・・・は?ツクモガミ?ヨウカイ?なんだそりゃ」

 

空門は自分が転生した後の経緯を話した

 

レ「ちょっと待て300年前!?俺達が転生したのはつい最近だぞ」

 

空門「何?そうか、転生の時系列は人によって定まらないと言うことになるか」

 

レ「マジかよ、まあたかが300年だ。気にすることはないな」

 

レ「取り合えず事情は分かった。ところでよ、お前性格変わったか?」

 

空門「何?」

 

レ「なんていうか・・・前世と比べて少し晴々しいというか狡猾な感じがちょっとだけ無くなったような気がするぞ。そのバイザー越しでも分かる。あの都市で何があった?」

 

空門「・・・そうだな。簡潔に言えば彼処は退屈しのぎにはなるということだ」

 

レ「退屈しのぎ・・・ねぇ。自分が清水空門と名乗っているのもそれが理由か?」

 

空門「そうだ」

 

レ(それだけじゃないと思うが、今は聞かなくてもいいな)

 

 

 

前世で彼は情報参謀として数々の任務を不言実行で難なくこなしてディセプティコンを勝利へと導き、主であるメガトロンからは厚く信頼されている。

 

そんな彼を良く思わない者も多くいた

 

常にメガトロンに付き従う為、周りからはゴマすりのグズ野郎と批判されることもしばしばあったが当の本人はそんなこと気にもしない

 

レーザービークはラヴィッジと同等相棒として長い付き合いだからこそ彼の心境の変化が分かるのだった

 

レ「取り合えずこうしてチームが揃ったんだ。これからどうするかはあんたが決めてくれ」

 

空門「まず仲間の捜索を継続する。この世界に転生したのは我々だけではない可能性がある。そして200年後にあの都市の住民は月へ移住する。出来るだけ人手を増やしたい」

 

レ「なんでだ?」

 

空門「先程説明したようにあの住民は穢れを嫌う。俺は良くともお前達を歓迎されることはない。むしろ討伐されるだろう」

 

レ「OK納得」

 

空門「あの都市で仲間は見つからなかった。そちらでディセプティコンらしき者を発見したなら知らせろ」

 

レ「了解・・・と言ってもなぁ」

 

空門「簡単ではないことは分かっている。お前の勘でもいい、どのような情報でも構わない」

 

レ「どんな情報でもいいなら文句は言うなよ。いくぞラヴィッジ!」

 

ラ「ガウ!」

 

二匹は森の深くまで飛び出して行った

 

 

ツ「良いお友達ですね。少し羨ましいです」

 

木の陰からツクヨミが姿を現す

 

空門「話は聞いていただろう?彼らは俺の大事な部下だ。もし手を出せばたとえ神である貴様でも容赦はしない」

 

ツ「もちろん、此方としても貴方とは敵対したくない。貴方の演奏、結構気に入ってますからね」

 

ツ「ですがもし貴方が都市の民達に刃を向けるならその時は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツ「消す」

 

 

 

 

 

言葉と共に放たれた殺気の風が空門に襲い掛かる

 

 

 

空門「・・・」

 

 

ツ「何はともあれ月面移住まであと200年、お互い仲良くしましょう。では」

 

 

 

 

 

 

 

空門side

 

 

 

ツクヨミが消えるように去って行き残された俺は片膝をついた

 

 

空門「・・・ップハァ!!・・・ハァ・・・ハァ・・・」

 

次元が違う。前世であんな者は一人として存在しない

 

呼吸をするのも忘れてしまうほど、立っているだけで精一杯だった

 

額に液体が流れているような感覚がするのに気付き手を触れる

 

掌を見ると濡れており少し冷たい

 

上空を見れば雨雲は浮かんでおらず天候は快晴

 

そうかこれは汗だ、それも冷や汗

 

かつて金属生命体だった自分に汗をかく経験などない

 

ここまで恐怖と焦りに支配されることもなかった

 

もしあるとすればシカゴでオートボット戦士バンブルビーと対立して以来だがあんなものでは比べ物にならない

 

当時思わぬアクシデントさえなければ自分が敗北することはなかっただろう

 

力の差は圧倒的、どのような手段をもってしても勝目はない

 

奴は何時でも俺を殺せる。粗暴な行動は慎むべきだな

 

・・・む?日が沈み始めたな、そろそろ都市に戻るとするか

 

空門sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レーザービークside

 

俺たち二匹はサウンドウェーブ・・・いや空門・・・あーもうどっちでもいいや、空門の元から離れて数時間経過して今は夜だ

 

アイツの言った通りこの時間帯だと妖怪が活発に動き出してる。

 

て言うかスッゲェいた

 

見た目や仕草といい殆ど野獣だな、ギャーギャー吠えてばかりで言葉もろくに話せねぇ奴ばかり

 

その中から仲間捜し出すってかなり難しい

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・あれ?

 

今思い出すとディセプティコンで普通に言葉話せる奴っていたっけ?特にモブ

 

こんなこと言うのもなんだけどディセプティコン荒くれ者しかいないから咆哮をあげては物壊すの繰り返してばかりだったな。まあちゃんと喋る奴も結構居たけどさ

 

そう言えばオートボットの連中でまともに喋れない奴はいなかったな。

 

黄色いラジオ蜂野郎以外は普通に喋ってた。あいつらスッゲェ口悪いけど

 

・・・なんかムカつくな、何でだろ

 

ラ「ガウ!」

 

レ「うわ・・・なんだこりゃ」

 

 

 

ふと森から出ると妖怪が死んでいるのを見つけた

 

頭を踏み潰されたり身体を引き千切られたり、他には丸焦げにされ灰になったりと無惨な亡骸がゴロゴロ転がっていたりと酷い有様だ

 

ウェッ、これが死臭ってやつか?死んでから数日経ってんな。吐き気もするし最悪な気分だ、ったく有機生命体はこれだから嫌なんだ。あー臭い臭い

 

しかしこいつら何があった?妖怪同士の食い合いにしては不自然だ、まるで何者かに殺されたような

 

都市の人間が殺ったのか、それとも別の妖怪が殺ったのか

 

もしかしたらそいつはディセプティコンの可能性があるかもな

 

なんだよ案外いい情報すぐ見つけられたじゃねぇか

 

ディセプティコンだという保証は出来んがな

 

けどこれだけじゃ足りない、もう少し調べるとするか

 

 

 

 

 

 

 

 




お久し振りです。愚作者の米握りです
遅くなって申し訳ごさいませんでした。

就職活動の最中で更新はなかなか難しいです

まあこんなつまらない小説待ってくれる読者なんていないと思いますがね

・・・ん?じゃあなんで続けているんだって?

まあ単純に作りたいからですよ。面白い面白くない関係なく

最近・・・というかいつもスランプ気味ですが、これからも幻想鋼転生をよろしくお願いsレ「いいから次の話をとっとと作れ!」

・・・はい
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