幻想鋼転生   作:お米握り

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Mission2-6

レーザービークside

 

やっちまった、完全に乗せられた。だってしょうがないじゃん

 

桃旨かったんだもん……いやホント

 

食った時の衝撃半端なかった。人間のケツみたいな形してるクセにだ

 

果物…だっけか?

 

前までラヴィッジが調達した木の実とかキノコとか食ってたがどれもマズかったからなぁ

 

空門の奴あんなもん何処から採ってきたんだ?今度教えて貰お

 

空門(いや、残念ながら桃は都市しか作られていない。因みに桃の他にリンゴやみかんに苺など様々な果物が作られている)

 

マジか・・・あれ?

 

レ「ちょっと待て。なんで空門の声聞こえんの!?」

 

空門(これも俺の能力による念話だ。)

 

レ「それ出来るならなんで150年前に言わなかったんだよ」

 

空門(すまん、これは対話相手との距離によって効果が成り立つ。あの時の俺はまだ未熟で13kmしか届かなかったのだ)

 

レ「今は何処まで届くんだ?」

 

空門(地球の反対側までだ)

 

レ「ブラジルの人聞こえますか~ってか。それどうやって調べた?」

 

空門(・・・まあ、協力してくれた奴が居てな)

 

レ「ふーん・・・お?」

 

あれこれ念話している内に森の中に二つの影が見えた

 

あの時見つけたメガトロン様と思われる四本角の化物と何故か頭を押さえ蹲ってる闇を操る金髪妖怪

 

空門(見付けたか?)

 

レ「見付けはしたけどよ…前まで殺し合ってた筈だよな」

 

問題はどうやってメガトロン様にコンタクトを取るかだ。

 

いきなり声かけて捕まってぱくりんちょされると思うとやっぱり近付けない

 

とりあえず円を囲むように飛び回り注目を浴びせるか

 

空門(ここまで来て怖じ気づくな)

 

レ(無茶言うなこれで精一杯なんだよ!)

 

 

化物「ん?」

 

レ(こっち見た。頼む!これで俺だと気付いてくれぇ!!)

 

化物はこっちを見たまま動かない。もしや気づいたのかと思いきや

 

化物「いい加減起きろ、行くぞ」

 

金髪「誰のせいだと思ってんのよ…」

 

金髪を連れて去っていく

 

レ(え、ちょっ、あれ?)

 

空門(どうだった?)

 

レ(悪い、失敗した)

 

空門(・・・おい)

 

レ(けどこっち見た時何が考えてたような仕草をしてた)

 

空門(なら今すぐ追え)

 

レ(ああ)

 

木に止まってた俺はメガトロン様から目を離さないように向かった方向へ翼をはためかせ再び上空へ飛んだ途端思わぬ事態が起こる

 

 

レ「はぁ!?なんでそこにいんだよ!?」

 

 

メガトロン様の周りにラヴィッジが走り回っていた

 

レ(もう何でもいい。話し掛けるなら今しかない!ナイスだラヴィッジ!!)

 

レーザービークsideout

 

 

 

 

 

 

 

 

源道side

 

今俺の周りに単眼の豹のような妖怪が一匹はしゃぐように走り回っている

 

見ていると先程見た鳥と同じようにと何故か懐かしさを感じるのだ

 

豹を撫でるとゴロゴロと転がり俺の手を両前足で挟み込み指先を甘噛みする

 

ル「なにそいつ。食べていい?」

 

源道「駄目だ。お前は食べること以外頭にないのか?」

 

ル「だって腹減ったんだもん」

 

源道「・・・はぁ、まあいい何か食料になるものはないか」

 

ル「あれ食べたい」

 

源道「なに?」

 

ルーミアが指を差す方向を見るとさっき俺を見ていた鳥がこちらに向かって来ている。やはりあの鳥何かあるな。このままではまずい……ルーミアには悪いが眠ってもらうしかない

 

源道「・・・ルーミア」

 

ル「へ?なnゴハァッ!!?」

 

拳骨を落とし意識を刈り取った。本当にすまんな

 

気絶したルーミアの頭に大きなたんこぶが出来てしまった。

 

鳥「えっと、メガトロン様?」

 

!!?

 

源道「おお、どうりで懐かしく感じる筈だ。なぁ、レーザービーク」

 

レ「え…分かってたんですか!?」

 

源道「薄々感じていたさ、ということはこいつはラヴィッジだな」

 

ラ「ガウ!!」

 

源道「お前たちがいるということは…」

 

レ「勿論、サウンドウェーブもこの世界にいますよ。今は清水空門って名乗ってますけど」

 

源道「ほう、清水空門か。向こうも何かあった(・・・・・)だろうな。フハハハハハハ」

 

この世界で部下との再開に歓喜した俺はレーザービーク達と転生してから今までの経緯を話し合った

 

レ「ヘェーそれから源道って名乗るようになったんですね」

 

源道「ああそうだ、あとそこで寝ているのはルーミアだ。」

 

レ「それがですか」

 

源道「闇を操ることが出来る」

 

レ(うん、知ってます)

 

源道「その闇で相手の視界を奪うことが出来る」

 

レ(ええ、知ってます)

 

源道「一度戦ったがまあまあ骨のある奴でな、弱かったが。少し手加減し忘れて森を吹き飛ばしてしまった」

 

レ(ハイィィィィィィ!!!そりゃ知ってますともォォォォォォォォ!!!俺その場に居たしィィィィ!巻き添え食らったからねェェェェェェェェェェ!!!!)

 

源道「…どうした?」

 

レ「いえいえ何でもないっス~」ニッコリ

 

源道「そうか、まあいい今度はサウンド…いや、空門の元に行きたい所だが。」チラッ

 

 

ル「・・・」

 

白眼を向いたままのルーミアが未だ起きない。ラヴィッジは心配しているのかルーミアのたんこぶをペロペロとなめている

 

レ「ひょっとして死んでます?」

 

源道「それはない、こいつはタフな奴だ。そう簡単には死なんしそのうち起きるだろう。それより今は空門だが、今は都市に住んでいるのだな?」

 

レ「ええそうです」

 

源道「たしか念話が出来るとか言ってたな。今出来るか?」

 

レ「いやそれは空門の能力による物なのでこっちからは出来ないんです」

 

レ(そういえば空門の声が聞こえんな。範囲外ではない筈なのにどうしたんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

豊姫「はい、あーん♪」

 

空門「だから止めろ自分で食べモゴォ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

源道「仕方ない、都市から一番近いサイバトロン語のメッセージの場所に向かう。お前達は先に行き空門にこう伝えてくれ」

 

源道「『俺はこの世界で生きている』とな」

 

レ「りょーかい」

 

 

 

源道sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レ「報告は以上だ。なんかメガトロン様ハイテンションだったぜ。前世と比べてスッゲェ穏やかになってた」

 

空門「そうか。フフ・・・源道か」

 

レ「おいおい嬉しいのは分かるが何か忘れてねぇか?」

 

空門「ああ勿論覚えてる。都市のあらゆる果物を集めて来てやるさ。そうだ、メガトロン様の分も用意しておこう」

 

レ「よっしゃ!・・・ああそれとラヴィッジの分も多めに頼むぜ。こいつのお陰だからな!」

 

ラ「ガウ!!」

 

 

 

 

 

 




ハイどーも作者の米握りです。

今作品で中々出番のないラヴィッジが活躍しました

レ「愚作者にしちゃ何時もより更新早かったな。こりゃ大雨でも降るか?」

今回はモチベーション維持出来ましたからね。

前と比べて文字数は少ないですが

やっぱり人間にとって大事なのはモチベーションだと自分は思ったりしますね

ラ「♪♪」

空門「旨いか、よかったな」

空門さんもラヴィッジも嬉しそうです

レ「たまにはこういうオチもいいかもな」



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