幻想鋼転生   作:お米握り

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転生
Mission1-1


メガトロンside

 

 

む?此処は・・・・

 

メガトロンは気付くと宇宙にいた

 

 

周りを見渡せば沢山の星々や彗星、小惑星のような物体が目に入る。

 

 

此処がオールスパークの中なのか?

 

 

静かに思索していると突然背後から眩しい光が差す

 

 

 

振り向き光の正体を見た途端驚愕する

 

メ(馬鹿な!あり得ない!!)

 

その光の正体もう一度捉えると

 

メ(間違いない、あれは・・・マトリクス!!!)

 

光の正体は、オールスパークが生み出したサイバトロン星のリーダーの証マトリクスだった。

 

メガトロン(だが何故このような場所に?オプティマスが持っていた筈だが)

 

迫って来たマトリクスを手に取った瞬間マトリクスは再び光だし巨体であるメガトロンを包み込み、宇宙を駆けるように飛び出した。

 

メ「なんだこれは!?マトリクスよ!俺を何処へ連れて行く気だ!!?」

 

 

マトリクスは何も答えない。まるでメガトロンを運ぶことだけを使命としているかのように。

 

宇宙を駆け巡るメガトロンは銀河の中に入っていく。そこで見えたのは

 

メ(あれは・・・・・・地球!?)

 

ぶつかるような勢いで地球に近付いた途端意識を途絶えた。

 

 

メガトロンsideout

 

 

 

 

 

 

 

????side

 

ワシは神である。いきなりなにいってんだこいつという声が聞こえるがぶっちゃけどうでもいい。事実だし

 

 

ワシが産まれた場所は何もなく何処を向いても真っ暗な空間だった。段々つまらなくなって来たので沢山の星を作り出し、宇宙やら銀河やらついでにブラックホールやらおまけに太陽や地球も作った。さらに月を作った後、子供達と共に星々を眺めていると遠くから光がものすごい速さで飛んできて地球に入っていくのを見た。

ワシはなにもしていない、予想もしなかった。

子供達は酷く驚愕したが二人ともリアクションが全く違っていた。兄の方は期待の眼差しをしていたが妹の方は開いた口が塞がらない状態だった

 

 

 

 

 

????sideout

 

 

 

 

 

 

 

メガトロンside

 

 

メ「・・・・・・・」

 

マトリクスの導きによって地球に落ちたメガトロンは巨大なクレーターの中心に一人佇んでいた。

 

メ「また地球に墜落することになるとはな。ここが北極ではないだけマシだが」

 

今の現状を調べる為トランスフォームしようとするが背中に違和感があるのに気付く

 

視線を後ろに向けた途端全身が凍りついた

 

背中には灰銀色の大きな翼だが異質な形をしており先端には手が生えていた

 

メ「まさか!?」

 

メガトロンがクレーターの中から端まで全力で疾走し片足踏み込んで飛ぼうとするも体の動きに慣れず岩に激突し砕いてしまうが気にせず川を見つけ自分の姿を見る。

 

 

川には頭に四本の角を生やし、灰色の髪と肌、瞳が赤く染まっていたが人間と同じような姿の自分が映っていた。

 

メ「どういうことだこれは!」

 

メガトロンは冷静さを完全に失っていた。

 

川の中に三匹の魚が泳いでるのが目に映り、それを捕まえようとすると力加減が出来ず地面を広範囲に砕いてしまい辺り一帯を吹き飛ばした。

 

あまりの威力に彼は戸惑うと同時に冷静さを取り戻す

 

魚の行方は分からなくなったが離れた所に熊が倒れていたのを見つけそれに近寄り腕を引きちぎる。返り血を浴びたが気にせず骨ごと豪快に噛み砕いた。

 

メ(やはり味がする(・・・・)、俺は有機生命体になったというのか!?)

 

 

無機生命体であるトランスフォーマーは有機生命体である人間と違い味覚がない。

 

かき集めたエネルギーを食すことで力を蓄えていた。トランスフォーマーは有機生命体を食すことは無意味ではないがエネルギーを得ることはできないのである。

 

 

メ(だが何故このような姿になった?マトリクスは何のために俺を此処に?)

 

宇宙で姿を現したマトリクスはメガトロンを地球に運んだ後、再び光となって消え去った。

 

これからどう行動していくかを考えていると、上空から気配を感じ見上げると二人の人間(?)が降りてきた。

 

 

 

 

 

降りてきた(・・・・・)のである。

 

メ(ここは本当に地球なのか?何の装備も無しに人間ごときが浮遊するなど・・・だが人間にしてはただならぬ力を感じる)

 

メガトロンは現れた二人の人間(?)に対し警戒する

 

メ「・・・・・」

 

?「そんなに怖い顔で睨み付ける必要はないですよ」

 

?「僕達は戦いに来たわけじゃないんだ」

 

二人はメガトロンに近付いて自己紹介を始めた

              

イザナギ「はじめまして、僕は《伊邪那岐命(いざなぎのみこと)》といいます」

          

イザナミ「わたしは妹の《伊邪那美命(いざなみのみこと)》です」

 

メ「・・・貴様らは人間ではないな、人間の形をした化物といったところか」

 

伊邪那美「ば、化物ですか。ちょっと引っ掛かりますが違いますよ?私達は神です」

 

伊邪那岐「あの、伊邪那美?そんなストレートに言ってしまうと冗談に聞こえちゃうよ?僕ら変人に思われちゃうからね?」

 

メ「・・・・・・・・」

 

伊邪那岐「えーっと、コホン。それであの・・・君の名前を教えてくれないかい?」

 

メ「いいだろう、俺様は・・・・・」

 

破壊大帝メガトロン、そう名乗ろうとしたが出来なかった。

何故かは分からない。だが彼は口に出すことが出来なかった。

 

メ「・・・俺・・・・・様は」

 

破壊大帝メガトロンはディセプティコンを率いるリーダーとして恐れられた渾名であるだけで彼は産まれてから本当の名前など持っていない

 

メ「・・・俺・・・・は・・・・・」

 

他のトランスフォーマー達も彼が何処から現れたのか、何から産まれたのか、それは彼自身までも知らない。

 

メ「お・・・・・れ・・・は・・・・・」

 

一つ理解しているのは、自分がディセプティコンであることだけ

 

メ「オ・・・・・・・・・レ」

 

彼はメガトロンとして破壊大帝の名を掲げディセプティコンを率いてオートボットに反乱を起こした名も無きトランスフォーマー

 

彼はオールスパークを追いかけたった一人で地球に向かった名も無きトランスフォーマー

 

彼は北極に墜落し数千年間仮死状態となって人間達に身体を研究対象にされた名も無きトランスフォーマー

 

彼はオールスパークを抱え必死に逃げ続ける少年を追いかけた名も無きトランスフォーマー

 

彼は少年を追い詰めるも胸元にオールスパークを押し付けられ体内のエネルギーが暴発し息絶え海底に沈められた名も無きトランスフォーマー

 

彼はディセプティコンの部下によって再び目覚め海底から脱出し師であるザ・フォールンの元へ向かった名も無きトランスフォーマー

 

彼は部下を引き連れ憎き少年を拉致し、オプティマス・プライムを追い詰め背後から貫き止めを刺した名も無きトランスフォーマー

 

彼は少年を逃がしてしまった部下を折檻し新たな作戦を起こした名も無きトランスフォーマー

 

彼はピラミッドの上でディセプティコン兵士達に攻撃命令を指示した名も無きトランスフォーマー

 

彼はマトリクスを利用し太陽を破壊して膨大なエネルギーを得ようとした名も無きトランスフォーマー

 

彼はザ・フォールンと共に復活したオプティマス・プライムに立ち向かうも右手と顔面を破壊され敗北した名も無きトランスフォーマー

 

彼は砂漠で逃亡生活しながらも部下達と共に新たな計画を画策した名も無きトランスフォーマー

 

彼はリンカーン像を破壊し椅子に座りスペースブリッジによって現れたディセプティコン兵士達の進撃を眺めた名も無きトランスフォーマー

 

彼は力を付けたセンチネルにディセプティコンの支配権を奪われた名も無きトランスフォーマー

 

彼はセンチネルに協定を結ぼうとするがオプティマスの憎悪を込めた攻撃によって戦死した名も無きトランスフォーマー

 

彼はマトリクスに導かれこの世界に降り立った名も無き・・・・・名も無き・・・・・・・・・

 

 

 

 

彼は・・・・・・・・名も無き・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、破壊大帝をぶっ壊してしまった愚作者の米握りです


正直やり過ぎたと思っています・・・・

後悔はしていませんがね!!!


イザナギ「米握りさん」

はい?


イザナギ「なんで顔全体に包帯巻いているんだい?」


・・・これはまあ、自業自得なのでお気になさらず







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