幻想鋼転生   作:お米握り

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Mission2-2

源道「ルーミア、少し気になることがある」

 

ル「なあに?」モグモグ  ゴクン

 

源道「お前は闇を操る妖怪と言っていたな。その妖怪というのは具体的にどういうことだ?」

 

ル「へ?何いってんのあんた妖怪でしょ?」

 

源道「ああ、お前の言う通り俺は妖怪かもしれん。だがそれでも分からん、それ故に探しているのだ。自由の身である俺は何を目指すのか、何を求めているのか。その答えを見付ける為にな」

 

ル「よく分かんないわね。その答えとやらは見つけたの?」

 

源道「いや、まだ見付けとらん。お前はどうなんだ?何の為に生きている?」

 

ル「うーん、別に何もないわね。私はただ生き延びる為に生きている。腹を満たすために生きている。それだけよ」

 

源道「そうか、そんな生き方があるのだな」

 

源道「話が逸れたな。それで、妖怪というのはなんだ?」

 

ル「そうね、私達妖怪は人間の恐怖によって存在しているのよ。妖怪は基本的に人間の肉を喰らって生きるの。妖怪同士で食い合いすることもよくあるけどね。あんたを食べようとしたように」

 

ルーミアは源道に出会う前人間や妖怪問わず襲っていた。次の獲物を探して偶々見つけたのが源道だった

 

ル「まあ返り討ちにされたんだけどね」

 

源道「ルーミアは人間を喰らうのか?」

 

ル「ええそうよ、殆ど武装した人間ばかりだけどね」

 

源道は武装した人間と聞いて興味を抱き始めた

 

源道「武装か。その人間の住処は何処か分かるか?」

 

ル「襲いに行くの?」

 

源道「いや、様子を見るだけだ。それに人間共には因縁がある。喰おうとは思えん」

 

ル「ふーん、分かった。こっちよ」

 

源道は人間の住処へ向かうルーミアについて行く

 

 

 

 

森を抜けていくと街が見えた

 

源道は空を飛び街を遠くから眺める

 

ルーミアの言っていた通りあちらこちらに武装した人間を見付ける

 

それも一人だけではない数千人が訓練所らしき場所にいた

 

他にも商店街や住宅街など人々が談笑していたり子供達が追いかけっこしていたりと街の雰囲気は平和だった

 

街の入り口には門があり何人もの警備兵がいる

 

守りはとても堅そうで潜入するのは困難だろう

 

地面に降りた源道は突然角と翼をしまい肌の色を薄橙に変えた

 

ル「あんたそんなこと出来てたの?」

 

源道「ああそうだ、だが身長は変えられなかったがな」

 

ル「あんた結構大柄だからねぇ。それだと怪しまれるわよ絶対」

 

源道「むう、どうしたものか・・・!!?」

 

思索していると突然門が開き武装した兵士達が出てきた

 

兵士「そこにいるぞ!!撃て!!」

 

ドンドンドンドン  ガガガガガガガガ

 

ル「ちょっ、こっちに撃ってきた!!?」

 

源道「向こうの防衛も万全のようだな。退くぞ」

 

ル「なんでそんな冷静なのよ!!?」

 

源道達は森の奥へ逃げて行った

 

 

 

 

ル「ふぅ、ここまで来れば追ってこないでしょ」

 

源道「そのようだ」

 

ル「さっき私達なんでバレたの?」

 

源道「人間共は妖怪と違って非力だが頭脳はある。セキュリティシステムでも備えていたんだろう」

 

ル「せ、せき、せきり・・・何て?」

 

聞いたことのない単語に戸惑うルーミア

 

源道「セキュリティシステムだ。知らんのか?」

 

ル「何それ」

 

源道「外敵から身を守る為の道具だ。具体的に言えば、敵が都市に近づくと自動で内部に知らせる仕組みになっている」

 

ル「ふーん」

 

源道「・・・」

 

ドコッ

 

ル「ングァッ!?」

 

源道はルーミアの人間に対する知識のなさに呆れ溜め息をついた瞬間頭に拳骨を食らわせた

 

ル「い・・・い・・・いったぁぁぁい!!?」

 

源道「まったく、人間を食らう妖怪ならこれぐらい知っておけ愚か者。それでは返り討ちに合うぞ」

 

あまりの痛みに頭を押さえうずくまるルーミア

 

正にうずくまルーミアである

 

 

 

源道「・・・ん?」

 

ふと空をみると一回り大きな鳥が自分達を囲むように飛び回りこちらの様子を伺うように見ている

 

鳥「・・・・・・・・・・」

 

源道(あれは、いや考え過ぎか)

 

源道「いい加減起きろ、行くぞ」

 

ル「誰のせいだと思ってんのよ」

 

源道「自業自得だ」

 

源道達はその場から去っていくが鳥は眺め続けている

 

主に源道を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

????side

 

♪♪♪♪~♪~♪♪~♪~♪♪♪

パチパチパチパチパチパチパチパチ

 

会場に響き渡る弦の音色

 

湧き起こる拍手

 

一点へと集中する視線

 

目の前の人間達に一礼し退場する

 

それでも歓声は止まなかった

 

いつからだろうか、かつて忌み嫌っていた人間達の歓声が今では愉楽に感じるようになったのは

 

いつからだろうか、この世界の生活に満足してしまっているのは

 

 

 

 

 

 

 

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

 

 

 

 

 

シカゴの決戦、俺はオートボット戦士バンブルビーの手によって破壊された

 

だが目を覚ますと宇宙空間にいた

 

????「何がどうなっている。俺は死んだ筈では無かったのか?」

 

自分の体を確認すると破壊された跡がない。無傷のようだ

 

????(誰かにリペアでもされたか?)

 

???「おーい」

 

自分が置かれている状況を探っていると聞き覚えのある声がこちらに届く

 

銀色の鳥と一つ目の猫の姿をしたロボットがそこにいた

 

????「ホログラムではないなレーザービーク」

 

レーザービーク「俺がそんな機能を持っていないことなんざ知ってるはずだぜサウンドウェーブ」

 

サウンドウェーブ「当然だ。だが今は疑問に残ることが二つある。一つ目は何故我々は生きているか。二つ目はこの状況だ」

 

レ「俺にも分からんよ、目が覚めたらコレだからなぁ。なんか知ってるかラヴィッジ?」

 

ラヴィッジ「・・・」フルフル

 

ラヴィッジは首を横に振る

 

レ「まあ、俺達より先に死んでるしな。エジプトで」

 

ラヴィッジはサウンドウェーブの部下である。

 

かつてエジプトでの戦いでバンブルビーに立ち向かうも敢えなく敗れたのだった

 

目覚めた時にはサウンドウェーブと同じく宇宙空間にいたのでなにも知らない

 

それはレーザービークも同じであった

 

レ「ていうか俺らが死んだのはバンブルビーのせいじゃねぇかよ」

 

 

 

サ「そんなことはどうでもいい。今すべきことはこの状況をどう対処するかだ。もしメガトロン様が健在ならば一刻も早く戻らねばならない」

 

レ「とはいってもこの状況はどうしようもないだろ。俺達何処かも分からない宇宙に放り込まれてんだぜ?サウンドウェーブのことだからとっくに救助要請してんだろうけどもし来なかったらこのまま俺達のエネルギーが尽きて御陀仏だ」

 

サ「分かっているが他に方法はない。とにかくコレに賭けるしか・・・っ!!何か来るぞ」

 

レ「お?もう救助に来たのか?・・・ってなんだあれ」

 

ラ「?」

 

三体の前に現れたのはディセプティコンではなく白く光る結晶体だった

 

レ「おい、これマトリクスじゃねえか!?」

 

ラ「ガウガウ!!」

 

サ(・・・おかしい、マトリクスはオプティマス・プライムが所持しているはずだ)

 

二匹が狼狽える中、サウンドウェーブは一人冷静に思索していた

 

調べる必要があると考えたサウンドウェーブはマトリクスを手に取った瞬間マトリクスが三体を包み込むようにひかりだす

 

レ「うおっ!?」

 

ラ「ガウ!?」

 

サ「なんだ!?」

 

三体は光に溶け込むように消えたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び目覚めたサウンドウェーブは自分の体に異常があることに気付いた

 

顔もない、脚もない、腕もない、身動き一つできない

 

サ(・・・なんだこれは。どうなっている?)

 

自分の体は鋼の姿をしていなかった

 

人間が使っているのを見たことがある楽器

 

三味線だった

 

 




・・・どうも、相変わらず文章力のない愚作者の米握りです

源道「随分と間が空いたな」

はい、最近リアルの方で忙しくて書く余裕がない

源道「燃え尽きて失踪するよりはマシか」

真っ白にならないようしないとね、もしかしたら次も遅くなるかも 

源道「失踪するなよ?」

わかってます
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