「ふぅ...何とかなったな。」
「えぇ。正直冷や汗をかきそうでしたよ。」
「...妖精って汗かくの?」
「分かりやすいように比喩しただけです。」
「さいですか。」
漁船を助けた後にすぐ近くの鎮守府が動き出したので接触しようと思ったのだが、
『そう言えばイージス艦で接触したら不明艦として攻撃されるんじゃね?』
と思ったのでまたまた海に潜りました。こらそこ、チキンとか言わない。俺はチキンじゃなくて慎重なだけだ。
「取り敢えずイージス艦から変えますか。」
「次は何にするんですか?」
「そうだね...空母とか?」
「...どうやって接触するんですか。」
「俺が艦載機に乗って向こうの空母にGO!最高じゃね?」
「却下です。万が一撃ち落されたらどうするんですか。」
「頑丈にさえすれば大丈夫だろ。」
「そもそも操縦できるんですか?」
「......。」
「目をそらさないでください。」
結局空母にはなったが艦載機での接触は禁止になった。ちくせう。
「取り敢えずイージス艦から変えますか。」
~武装~
艦載機:艦上戦闘機「烈風」18機+補用2機、艦上攻撃機「流星」18機+補用2機
高速偵察機「彩雲」6機+補用1機 (全て強化済み。)
烈風:九九式20mm二号陽子機銃4挺・九九式六番通常爆弾一型或いは九九式六番二号爆弾
流星:20mm陽子機銃2挺・13mm旋回陽子機銃1挺
二式八〇番五号爆弾一発或いは九九式二五番通常爆弾二発
彩雲:一式旋回陽子機銃1艇(焼夷弾使用可)
対空兵器:12.7cm連装高角陽子砲8基16門、25mm3連装陽子機銃 37基
12cm28連装誘導噴進砲12基
機関部:量子機関P型二基
全長:266m
幅:38.9m
最大速力:50knot
装甲:一応戦艦の徹甲弾は貫通できるYO☆
特殊兵装:電磁障壁・特殊潜航装置・大型演算装置・霧発生装置
「こんな感じだな。」
「空母にしては大きいですね。」
「そりゃモデルは元大和型戦艦の空母だからな。」
そろそろ俺もどこかにお世話になろうかね。
~大本営~
「それでは会議を始める。早速だが、最近横須賀鎮守府付近で目撃されている不明艦のことだが。」
「それは深海棲艦ではないんですか?」
「...そう言えばここにいるほとんどの者はどんな船か知らないんだったな。それでは、この映像を見て欲しい。」
そういうとスクリーンにある映像が映し出される。そこに映ったのは右に戦艦長門、左に戦艦陸奥。そして中央にとてつもなく巨大な軍艦が映っている。
「これが不明艦との初の接触だ。」
そして不明艦はこちらに主砲を向ける。すぐに撮影者がカメラを置き窓から脱いだ軍服をたなびかせる。すると不明艦は突然信じられない速度で沈んでいく。そしてその余波でカメラは下に落ち映像が切れる。映像なのに巨大な主砲を向けられた時の緊張感は部屋にも伝わった。
「次は映像はないが、証言者に来てもらっている。入ってくれ。」
部屋のドアが開くと、榛名が入ってくる。
「彼女が二回目に不明艦に接触した子だ。それでは頼む。」
「はい。先ず私はその日は海域解放のために海域へ向かっていました。しかし、その道中で運悪く敵主力と思われる艦隊に遭遇しました。そして、私たちが沈みそうになっている時に突然霧が発生しました。そして、」
ここでいったん榛名は言葉を区切る。
「海中から戦艦大和が出現したんです。しかし、中身は全く別物でした。前から話を聞いていた不明艦だと気づいたのは帰還してからでした。」
「それで、大和はその後どうなったんだね?」
榛名は少し俯き答える。
「...鎮守府付近の海域の潜水艦によって構成された主力部隊らしき艦隊によって轟沈しました。」
「...と言うことだ。」
この話に一人の男が手を挙げる。
「しかし、轟沈したならば今その大和は関係ないのでは?」
「いや、実はその轟沈した海域の付近に漁船が近づいたときに深海棲艦に遭遇したそうなんだが、突然筒のような何かによって轟沈したらしい。」
「それは噴進弾ではないのですか?」
「墳進弾にしては報告に上がったものと長さが一致しない。更にその墳進弾らしき物は一度上昇したのちに深海棲艦に突っ込んだようだ。」
ここまで聞いた男は何かに気がづいた顔をする。
「上昇...それって!」
「気づいたようだな。恐らくだが、まだもう一隻不明艦がいるようだ。しかも『ミサイル』を搭載したな。」
「...どうされますか?」
「当然だが、接触を図る。今ある衛星を使い横須賀周辺の海域の調査をしろ!」
「了解!」
転生軍艦と大本営の接触する未来はそう遠くない。
クトゥルフTRPGをプレイしてみたい...。