ハーイ。どもどもアライでーす。実は今私の目の前に二等身の何かが目の前をふわふわと浮いているんだが...。
「初めまして。私は副艦長の副長妖精です。」
「...妖精?」
「はい。」
「...いつから居たの?」
「私達は先ほどまでこの世界に適応するためにいなかったんです。」
...んんん?つまり、さっきまで居なかったけどそれはこの世界に適応するためであって本来ならいるのか?まぁ確かに艦これには妖精がいるけどさ。
「それと、先程までは艦長が自分の意志で艦を動かせていましたが、これからは私達に連絡を入れないと動けないのでよろしくお願いしますね。」
...何となく分かった。しかも
「取り敢えず言いたいことは分かった。それじゃあ俺が考えていた作戦も言っておいた方がいいな。」
「作戦...ですか?」
「あぁ、まだ世界を見て回りたいからな。今護衛をしている奴らを安全な場所の近くまで届けてから一度逃げる。」
「なるほど...分かりました。ん?ちょっと待ってください。」
副長妖精はモニターをじっと見る。少しした後にこちらを見る。
「ソナーに反応あり。数は5です。」
「距離は?」
「およそ...14500。どうしますか?」
「泳がせろ。そいつらを利用する。他の艦のソナーも妨害しておいてくれ」
「了解しました。」
俺は発光信号の準備をする。そしてこの後の作戦のために副長妖精にいろいろと準備してもらわないとな。
私は突然出現した大和を観察していた。外見は確かに大和そのものだが中身はまるで違う。百発百中の主砲、そして対空火器から放たれた『光る棒』。
「あれはいったい...。」
私が知っている大和ではない。しかし、私たちを助けてくれたのは確実。でもなぜ...。
そう考えていた時でした。
ドォォォォン!!
「!?」
突如爆音が鳴り響く。音がする方を向くと。
「...大和。」
大和が炎上していた。それと同時に後方にいた雷から発光信号が送られる。
『ソナー二ハンノウアリ。カズハゴ。』
「潜水艦...。」
大和はいまだ炎上している。しかし、大和は旋回行動をしない。そして、大和から発光信号が送られてきた。
『ワレヒガイケイビ。ワガカンヲオトリニシテキカンラハタイヒセヨ。』
私達はすぐに援護しようとしたが現状を見てハッとした。大破の曙ちゃんに中破の私。ここはどうした方がいいかは私でもわかる。
「発光信号を、『ゲンカイイキヲリダツスル。』」
私は仲間を守るために逃げることを選んだ。
「...どうか、ご無事で。」